2026年1月の記事一覧
思わず唸った「うまそ~」(1年生美術選択者作品展示)
現在、本校管理棟3階西側の美術室から渡り廊下に通じるスペースに、芸術科目で美術を選択した1年生の生徒たちが作成した粘土細工の作品が展示されています。
作品は、それぞれの生徒が選んだ好きな食べ物を模したもので、ファストフードからデザート系、丼物や汁物などのガッツリ系まで、和・洋・中、様々な食べ物が実に美味しそうに並んでいます。
生徒たちは、授業の早い段階で作品を制作する上で重要な手順や注意点などを学んだ後、自分が食べたいと思う食べ物を1つ決め、タブレット端末を活用してネット上から見本となる食べ物の画像を選び、その画像を拡大して、細部にも拘りながら少しずつ粘土を形にしていきます。
私が高校生だったころは、見本は教科書の小さな写真か偶然にも実物を手に入れた場合に限って見られるもので、殆どの場合は頭の中で記憶を頼りにイメージして創作するしかなかったのですが、現代は芸術科目でもネット上に無数に存在する実物の写真を簡単に閲覧することができ、よりリアルなイメージを膨らませながら、創作活動に取り組むことができるようになりました。
まさに、コロナ禍が生んだプラスの産物で、スマホやタブレットを使いこなす今の生徒たちにとっては、もはや当たり前となった情報収集の方法となっています。
一方で、生徒たちの手によって形作られる作品は、映し出された画像と違ってイメージどおりの形にならないことが多く、初めのうち生徒たちはもれなく悪戦苦闘するのですが、何度か授業を重ねるうちにコツを掴んで徐々にそれっぽい形になっていきます。
最初は真っ白な粘土の塊なので、なんとなくの形だけで、上手な作品であってもリアルな雰囲気があまり出てこないのですが、色を塗り始めると見る見るリアルさが増していき、最終的には某界隈の問屋街で陳列されている食品サンプルのような見事な出来栄えの作品に仕上がりました。
どの作品も見応えがあり、今にも匂いがしてきそうで美味しそうな雰囲気が出ていますが、その中でも筆者(校長)の目に留まったいくつかの作品をピックアップしてみました。(※下記写真をご参照ください)
どうですか?
形といい、色艶といい、食器とのバランスなどのリアリティーといい、今すぐに手を伸ばして食べたくなるようなリアルな出来栄えではありませんか?
生徒たちが作成した作品は、どれも豊かな個性と感性が感じられ、芸術科目の持つ「自分の感性を表現する」という特性がしっかりと見られる魅力的な作品ばかりでした。
恐らく生徒たちは、作品を制作しながら思ったとおりの形にならないジレンマを感じつつ、お気に入りの器に作品を乗せ、色を付けることで少しずつイメージに近づき、仕上がっていく作品に克服感や達成感を感じることができたのではないでしょうか。
言うまでもなく、自己実現のためには多様な学問を身に付けることが重要である一方で、こうして実技を経験しながら知識や技能を習得し、自身の感性を磨きながら表現する力を身に付けていくことは、豊かな人間性を育む上で欠かせない学びでもあります。今回の作品は、どの作品もホームルーム教室や部活動の場面では見られない、普段とは一味違った生徒たちの一面を見せてくれたような気がします。
今回作品が展示されている場所は、残念ながら、すべての生徒が日常の生活の中で必ず通る場所ではありません。故に、未だその存在にすら気付いていない生徒もたくさんいるのだと思います。全校生徒の皆さんには、撤収されてしまう前に1度は南の風の仲間たちが作ったリアルで美味しそうな作品を見に行って、皆さんの目と心で味わってみてほしいと願います。少しでも時間に余裕が出来たら、友達誘って美術室前にLet’s go!
頑張れ、越南生!頑張れ、1年生!
南の風が君を待っている(入学者選抜出願スタート)
受検生の皆さん。おはようございます。
本日1月27日(火)から、いよいよ本県公立高等学校入学者選抜の出願が始まりました。昨年度から出願手続きはインターネット上から行うこととなっていますが、順調に進んでいるでしょうか。もし、少しでもわからないことや不安なこと、疑問な点などがある場合は、中学校の先生に確認しながら、慌てずに落ち着いて手続きを進めてほしいと思います。
皆さんは、これまで公立・私立を問わず、様々な高校の説明会に参加したり、ネットで情報を収集したり、実際に学校に足を運んでみたりしながら、春から始まる自分の高校3年間の生活と青春の日々を賭すべき意中の1校を決めたのだと思います。この道のりは、皆さんにとって決して簡単ではない特別な時間であったのだと思います。もしかしたら、今現在も出願校を決めかねている人もいるのかもしれません。
でも、大丈夫です。今回の決断は、皆さんにとって自分の人生を左右する大きな決断であったと思いますが、それと同時に、そうした大切な決断をしたという経験が皆さんの今後の人生を切り拓き、これから始まる高校3年間を誰よりも有意義なものにしようという決意と覚悟をもたらしてくれたはずです。
この決意と覚悟がある限り、どの高校に入学したとしても、皆さんの未来は間違いなく明るいものとなるはずであり、私たち教職員は、そうした皆さんの未来を少しでも有意義なものとするために全力を尽くして支える覚悟で皆さんをお迎えするのです。だからこそ、自分の意思で決断できた自分自身を肯定し、安心して本校に出願してほしいと思っています。
本校を希望していただいた皆さん。本校の学校生活の特徴でもある「南の風」の仲間たちが、皆さんの入学を待っています。皆さんが本校に入学した暁には、現在進行形で「なりたい自分」の実現に全力で挑戦し、青春を謳歌しながらキラキラと輝いている先輩たちのように、学校生活を思い切り楽しみ、充実した日々を送る「南の風」の仲間たちと、かけがえのない高校3年間を送ってほしいと願っています。「南の風」は、いつでも皆さんの背中を力強く押してくれるはずです。
校長としては、本校に出願を決めてくれた受検生をはじめ、すべての受検生の皆さんが、これまで準備してきた力を十分に発揮して入学者選抜に臨めることを願っています。
今後は、中学校の先生方の助言や県教育委員会の資料などを確認しながら、出願の手続きを確実に行うとともに、約1か月後に迫った学力検査に向けて、しっかりと準備を重ねてほしいと思います。とりわけ、先週から急激に寒さが厳しくなり、まさに冬本番を迎える気候の中で、体調管理には十分に気を使い、心身ともに万全の状態で学力検査に臨めるように過ごしてほしいと願います。
入試当日の皆さんの健闘を願うとともに、桜の花が満開に咲く頃、最高の笑顔で未来に向かう皆さんとお会いできることを、心から楽しみにしています。
頑張れ、受検生!頑張れ、未来の南の風たち!
埼玉県立越谷南高等学校長 相原 博和
西関東の舞台で金賞を獲得(吹奏楽部:西関東アンサンブルコンテスト)
本日1月25日(日)久喜総合文化会館にて第31回西関東アンサンブルコンテストが開催され、本校吹奏楽部が出場しました。
このアンサンブルコンテストは、第41回全日本アンサンブルコンテストの西関東地区(埼玉、群馬、山梨、新潟)予選を兼ねており、本校は昨年12月に行われた埼玉県大会で打楽器パートが8重奏で見事金賞を獲得し、埼玉県代表としての出場を推薦されていたものです。
西関東大会には、金管、木管、打楽器などすべての部門の出場チームの中から新潟県、群馬県、山梨県がそれぞれ5チームずつ、他県に比べてレベルが高いとされる埼玉県からは10チームの合計25チームが出場しました。
大会は2日間にわたり、昨日は中学校と大学、本日は高等学校と一般部門の審査が行われ、本日は午前10時から高等学校部門の演奏が始まりました。
本校は全体の19番目、2度の休憩を挟んで午後の部3番目の登場となりました。直前に同じ打楽器8重奏で出場した学校の演奏が終わって楽器の片付けが始まると、舞台に立つ8人のサポートのために駆けつけた本校部員たちが下手から一斉に現れ、迅速に本校の楽器をセットすると同時に演奏する8人の精鋭たちが自分たちの演奏する楽器の細かな配置を入念に確認していました。
楽器のセッティングが完了し、司会者が学校名を告げると、12時46分の定刻丁度に本校チーム打楽器8重奏の演奏が始まりました。演奏した楽曲は、12月のサンクスコンサートでも披露した「打楽器アンサンブルのための協奏曲」で、本校のチームは他校に比べて演奏する楽器の種類と数が圧倒的に多く、演者が演奏中にランダムに入れ替わり、1人が2役も3役もこなしながら厚みのあるアンサンブルを完成させるのが特徴です。
最前列にスタンバイしたパートリーダーが周囲を見渡し、目を合わせて合図を送ると鉄琴が奏でる心地よい高音でリズミカルなメロディーから演奏がスタートしました。その後、木琴のあたたかな音色が主旋律となり、徐々に曲調がアップテンポになっていきました。やがて2つの木琴を4人で演奏したり、1人で4本のバチを操って演奏したり、バチの種類を変えて音色を変えたりしながら、全員が眼にも止まらぬ超高速なバチさばきで多種多様な楽器を器用に操り、様々な音が幾重にも重なる迫力ある曲調を見事に奏でていました。あまりの演奏スピードと迫力ある音色に会場を埋めた観客たちは、只々聴き入ってしまいました。
終盤は木琴の優しい音色に移り変わり、最後はティンパニの力強い連打とともにエンディングを迎えると、会場からは一斉に拍手の渦が沸き起こり、部員たちはやりきった感のある満足気な表情とともに深々と一礼して楽器を撤収していました。
吹奏楽のコンクールでは、限られた客席数に対して多くの観客が訪れることから、一般的に審査員を除いて休憩時間ごとに観客を入れ替えることが慣例となっており、私自身もすべての学校の演奏を鑑賞したわけではありませんが、音楽素人の私の感覚でも、他県の学校の演奏に比して、贔屓目であることを差し引いても本校の演奏はワンランク上のレベルだと確信することができました。
審査結果が発表されたのは、一般の部の演奏が終了した17時以降となりましたが、本校打楽器チームは見事に金賞を獲得するという素晴らしい評価を受けることができました。実際金賞を獲得したチームは8チームありましたが、そのすべてが埼玉県のチームで、ここでも埼玉県のレベルが他県に比べて圧倒的に高いことが証明される結果となりました。3月下旬に広島県で行われる全日本大会に出場できるのは金賞を受賞したチームのうち2チームのみでしたが、残念ながら本校は一歩及ばず、金賞はいただいたものの、いわゆる「ダメ金」で全国大会の出場権を逃す悔しい結果となりました。
しかし、昨夏の吹奏楽コンクールで味わった悔しさを、このアンサンブルコンテストでリベンジすることができ、新チームとして活動してきた1,2年生たちにとっては、幸先の良いスタートが切れたのだと思います。今回いただいた西関東大会での金賞という素晴らしい結果を自信にするとともに、他の部員たちに対して良い刺激として還元する好循環を部内で生み出し、更に鍛錬と切磋琢磨を重ねながら来夏のコンクールに向かってほしいと思います。そして、夏のコンクールでは、部訓のごとく最高の音楽を全員で奏で、必ずや西関東大会の切符を手にしてほしいと願います。
本日は、ご多忙にも関わらず、多数の保護者の皆さまにご来場いただくとともにご声援を賜り、誠にありがとうございました。また、受験を終えた3年生の部員たちも休日を返上して応援に駆けつけてくれて、部員たちも心強かったと思います。今後とも、あたたかく見守るとともに変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!
越谷市&イオンレイクタウンと2年目のコラボ(Basketball 3×3 u18 ripple’s challenge)
本日1月24日(土)イオンレイクタウンKAZE光の広場にてバスケットボール3×3 U-18(18才以下) Ripple’s Challenge2026の1日目予選リーグが開催され、本校女子バスケットボール部が出場しました。
Ripple’s Challenge2026は、一昨年度行われた本校生徒と越谷市長との対談の中で、本校女子バスケットボール部員たちの発案を越谷市長に受け止めていただき、プロバスケットボールチーム越谷アルファーズのホームタウンでもある越谷市が国内最大級の規模と集客力を誇るイオンレイクタウン様とタッグを組んでバスケットボールを応援しようと、昨年度から企画・実現していただいているバスケットボール応援・普及イベントで、市内の高校で頑張る女子バスケットボール部員たちにスポットを当てて活躍の場を提供し、その様子を広く一般の方々に知っていただく狙いで実現したもので、本年度は昨年に続き2回目の開催となります。
また、開催にあたり、イオンレイクタウンKAZEのご担当者様には、昨年度から事前の打ち合わせで幾度となく本校にご来校いただくとともに、イオンレイクタウンを訪れるすべてのお客様のアプローチ導線上で多くの人の目に留まる一等地であるKAZEの光の広場に会場を設定していただくなど、格別のご配慮をいただき、本年度も同様のシチュエーションで開催していただいたものでもあります。
大会には、本校のほか市内に所在する高校で大会の趣旨に賛同していただいた越ヶ谷高校、越谷北高校、越谷西高校、越谷総合技術高校、叡明高校の6校が参加し、各校複数のチームを作ってリーグ戦を戦いました。
3×3(スリーエックススリー)は、ストリートから派生してローカルルールで行われる3on3(スリーオンスリー)とは異なり、FIBA(国際バスケットボール連盟)による世界基準のルールが存在する競技で、パリオリンピックに採用された3人制バスケットボールの正式競技です。
部活動などの大会で通常行われるゲームの¼の時間である10分間1ゲーム制で勝敗を争い、得点も通常の1ゴールが1点、スリーポイントが2点で換算されます。4人1組のチームで、そのうち3人が出場し交代は自由、ショットクロックは12秒、相手からボールを奪ったら一度スリーポイントラインの外側にボールを運ばなければシュートできないルールとなっています。
更に今年は、3×3の試合に加えて新たなイベントとして、各校選抜選手によるスリーポイントシュートコンテストが開催され、シュート技術の巧みさを競いました。
本校からは4チーム(2年生チームのMountain Down山下、きのこの山下、1年生チームのやましタンタンメン、山火事山下)が参加し、3チームずつ4ブロックに分けられたリーグ戦に1チームずつ出場し3チーム総当たり戦の予選リーグに臨みました。
その一方で、本校選手たちは、大会ホスト校としてすべてのゲームでオフィシャルやボールパーソンなどを担当して大会を主体的に運営するとともに、本年度は写真部の生徒が記録として各校選手たちのプレーや大会の様子を撮影し、放送部の生徒が特設の放送ブースからすべての試合を実況中継して会場を盛り上げるなど、女子バスケットボール部員たちだけでなく、南の風の仲間たちが協力してオール越南で大会運営をサポートしました。
午前10時に全チームの選手が整列して開会式を行い、その後多くのギャラリーが見守る中、熱戦の火蓋が切られました。
試合は、通常のゲームと違ってどのゲームも目まぐるしく攻守が入れ替わり、シュート合戦のごとく数秒単位でシュート場面の応酬となるスピーディーな展開が随所に見られ、見る側からすると手に汗握りっぱなしのとてもエキサイティングなシーンの連続でした。
また、どの高校の選手たちもフェアプレーであるとともに常に全力で戦うその姿は、高校生らしく爽やかでもあり、プレーする選手たちを見つめる多くのギャラリーたちは、その直向きさに知らず知らずのうちに引き込まれて、ワンプレーごとに一喜一憂し、大きな歓声をあげ、手を叩きながら応援する人たちで会場が埋め尽くされていました。
各校の選手たちも、普段応援していただくのは学校関係者や保護者の方々に限られていますが、本日はこの大会の見学を目的とせずに、他の目的でイオンレイクタウンにお越しいただいた多くのお客様たちの前でプレーをお見せすることができ、更には見ず知らずの方々から声援までいただくという経験に、さながらスター選手にでもなったかような気分でプレーできたことだと思います。会場で足を止めて熱い視線を送っていただいた皆さまが作り上げる経験したことのない雰囲気が選手たちの背中を力強く後押しし、学校の看板を背負った選手たちは、気を抜いたプレーができない真剣勝負の連続となるとともに、そうした雰囲気に上手に乗れた選手の中には、ハードワークに肩で息をしながらも神業のように高確率でシュートを決める選手が現れるなど素晴らしいプレーが随所に見られ、会場は大盛り上がりでした。
本校から出場した4チームは、2年生チームのMountain Down山下が予選ラウンド1位通過、きのこの山下が3位通過、1年生チームのやましタンタンメンが2位通過、山火事山下が1位通過といずれも好成績を残し、明日のトーナメント戦では複数チームが上位枠に配される見込みとなりました。明日はノックアウト方式で順位が決まる痺れる試合が続きますが、1試合1試合全力で戦って頂点を目指すとともに、普段経験できない貴重な「見ていただける場」の雰囲気を存分に味わってほしいと願います。
また、午前中の試合が終盤を迎えた頃、本日の試合でも活躍した本校2年生の選手1名が東部地区選抜に選出されるという嬉しいニュースも飛び込んできて、こうして地道な努力を重ねる姿が報われる結果となりました。
この大会に参加した高校生たちにとっては、日常の部活動のシーンとは異なり、一般公開され多くの見ず知らずの方々が見守る夢のような舞台でプレーするとともに、あたたかな歓声で応援していただけたことは、日ごろから自分たちが情熱を持って取り組んでいることを肯定することができる貴重な機会であり、生徒たちにとっては掛け替えのない特別なシーンとして心に刻まれるとともに、人としても大きな成長につながる素晴らしい機会となりました。
こうした経験は、学校の力だけでは決して成し遂げられないことでもあり、青春をバスケットボールに捧げる市内の高校生たちに対して他の地域の学校では決して味わうことのできない貴重な機会をご提供いただきました越谷市長様をはじめとする越谷市関係の皆さま、イオンレイクタウンKAZEスタッフの皆さま、そして本事業に賛同し、ご協力・ご協賛いただきました関係企業等の皆さまに心より深く感謝申し上げます。
また、本日は多くの保護者の皆さまや本校生徒たちにご来場いただくとともに、あたたかなご声援をいただき、心より感謝申し上げます。明日の試合は負けたら終わりのノックアウトラウンドとなります。更に白熱した好ゲームが展開されると思いますので、お時間の許す限りイオンレイクタウンKAZE光の広場にお越しいただき、ご声援をいただけますと幸甚に存じます。
頑張れ、越南生!頑張れ、女子バスケットボール部!
世界に飛び出せ prologue(オーストラリア海外研修渡航者説明会)
本日1月24日(土)外国語科棟3階の語学学習室(通称LL3)にて、来年度の夏季休業期間を利用して実施を予定しているオーストラリア短期海外研修の第1回渡航者説明会を開催しました。
この事業は、県内で僅か6校しかない外国語科を設置する本校における異文化理解教育の代表的なプログラムのひとつで、ブリティッシュヒルズやTGG(Tokyo Global Gateway)など国内研修施設等での疑似海外生活の体験を足掛かりとして、実際に海外に飛び出してホームステイをしながら、現地の学生やホストファミリーなどネイティブな方々との交流や現地校での学習活動等のリアルな体験を通じて実践的な英語力を磨くとともに、海外への視野を広げ、将来グローバルな社会で活躍しうる人材を育成しようとするものです
本校では、以前からこうした海外研修を積極的に実施してきましたが、コロナ禍により数年にわたり中断を余儀なくされていました。そうした中、英語圏かつ親日国であり比較的治安も安定しているオーストラリアにおける海外研修を昨年度から再開し、現3年生世代、2年生世代と2年間にわたり疑似体験ではない本物の海外生活の機会を体験させてきました。
物価の変動や為替レートの急激な変化により近年は渡航費が高騰していますが、それでも生徒たちの学習意欲と保護者の皆さまのご支援により毎年20名以上の生徒が豪州シドニーの地へ降り立ち、約2週間にわたる海外でのリアルな生活を体験し、帰国時には見違えるように逞しくなって帰ってきています。また、そうした生徒の中には、自分の未来を海外のフィールドに目を向けて描く生徒もおり、そうした意味でも、生徒たちにとって人生を変えると言っても過言ではない大きな刺激であり、生きた学びの機会となっています。
この事業に参加する生徒の募集は1年生の2学期に校内説明会に参加することから始まります。参加を希望する生徒は外国語科の生徒が中心ではありますが、普通科の生徒にも対象を広げて希望を募り、語学力などの校内選考試験を経て派遣される生徒が決定します。現1年生からは普通科生徒6名を含む20名が選考試験をクリアして本日の渡航者説明会に保護者の方とともに参加しました。
説明会では、私から渡航に向けた心構えや渡航に至るまでのプロセスを大切にして、より有意義な時間が過ごせるよう「よい準備」を重ねてほしいと伝えました。
その後、本研修事業の添乗業務を担う旅行会社の担当者から、概要と渡航に向けた事務手続きの準備や留意事項等についての説明をしていただきました。
更に、今年度の引率教諭から本年度の事業における現地での様子を収めた動画をハイライトで視聴していただくとともに実際に参加した2年生の生徒2名に協力してもらい経験者及び生徒目線での体験談を語ってもらいました。その後の質疑応答では、旅行会社様に対しても、そして経験者である2年生の生徒たちに対してもたくさんの質問が寄せられ、その応答を全体で共有できたことにより、参加予定の生徒たちや保護者の皆さまには、よりイメージしやすいリアルな情報としてご理解を深めていただけたのではないかと考えています。
実際の渡航まではまだ半年余りありますが、飛び立つ日まで期待に胸を膨らませつつ、現地でのコミュニケーションや様々な体験を円滑かつ有意義に行えるよう、少しずつ、そして着実に準備を重ねてほしいと願います。シドニーの地は、両手を大きく広げて皆さんの勇気ある挑戦を待っているはずです。
頑張れ、越南生!飛び出せ、世界へ!
よもやの…(サッカー部東部地区新人大会)
本日1月17日(土)県内各地で新人大会地区大会が開催され、本校サッカー部が初陣に臨みました。
サッカー部は、各地区2位までが県大会に進出できる昨年度のこの大会で持ち前の粘り強さとチームの一体感で準決勝まで勝ち上がり、東部地区3位という実績を残す中、本年はそれを上回る結果を目指して新チーム公式戦の初戦に臨むこととなりました。
本日行われた初戦は本校が会場校となり、ハードワークを信条に近年めっきり力をつけてきた獨協埼玉高校を迎えて午前10時にキックオフとなりました。
レフェリーのホイッスルとともに試合が始まると、両チームとも士気が高く、開始直後から球際の攻防が激しい力対力のぶつかり合いとなり、ピッチの至るところで体をぶつけた激しいボールの奪い合いが見られました。序盤は勢いそのままに攻勢を仕掛ける相手に対して本校イレブンは受けに回り、劣勢の展開が続きましたが、開始6分にミドルゾーンでのセカンドボール回収から初めて本校が敵陣深くにボールを運ぶと、右サイドから右ポケット(ペナルティエリア内左右の深い位置)の味方にグラウンダーのきれいな横パスが入り、縦に仕掛けたのちに同サイドゴールエリアに走り込んだ味方に細かく繋ぎ、ワントラップした後に、最後はゴールキーパーをよく見て冷静に流し込んで幸先よく先制点を挙げました。
ここで勢いに乗り、展開をひっくり返したかったところでしたが、序盤の早い時間であったため相手も全くひるまず、激しいチェックでゲームの主導権を逃しません。本校は自陣まで攻め込まれる時間が続くディフェンシブな展開の中で、堪えきれず13分に失点をしてしまいます。
ミドルゾーン中央でボールを持った相手選手のアウトサイドにかけた見事なパスから左サイドを破られ、クロス気味に上がった低めのセンタリングをニアサイドでキャッチに行ったゴールキーパーの前に飛び込まれ同点弾を許してしまいました。
これに気を良くした相手は、球際の攻防と展開力で上回りゲームを支配します。本校は21分に左サイドを突破してセンタリングからゴール前でシュートに繋げる惜しい場面もありましたが、相手ゴールキーパーのファインプレーで得点できず、流れは相手に傾いていきました。自陣での防戦の時間が続く苦しい展開の中で、33分に突破しようとした相手エースをペナルティアーク付近のゴール正面で倒してしまい、直接フリーキックを与えてしまいます。これを相手が直接狙うと、本校選手が形成する壁に当たり一旦は防ぎますが、こぼれ球を拾われて追加点を許します。
試合のスコアがひっくり返ると更に相手の士気は高まり、一気に畳みかけられて38分、42分と立て続けに失点を喫し、前半を1-4のスコアで折り返すこととなりました。
幸先よく先制したもののゲームを支配され劣勢が続く本校は、ハーフタイムに監督やコーチからの細かな指示を仰ぎ、3人のフレッシュな選手を投入して新たなゲームプランとともにリセットして後半に臨みました。
すると後半1分に中央で前を向いた本校選手が単独で相手の寄せを跳ねのけながら左足を一閃、見事なミドルシュートを放ちます。しかし僅かに左に反れてゴールポスト左に抜けて追加点の奪うことができませんでした。
これに冷や汗をかいた相手は目の色を変えて一気に攻勢を仕掛け、後半3分、7分と少ない手数で豪快に本校ゴールに迫り、フィニッシュシーンでは滅多にお目にかかれない起死回生のスーパーシュートが連発します。本校は僅か2本のシュートで立て続けに失点を重ねてしまいました。
これで試合の流れは完全に相手にわたり、本校がフレッシュな選手をピッチに送り出すも攻撃は分断され、チャンスらしいチャンスを作れなくなってしまいます。
無情にも時間だけが過ぎていき、勝利が厳しくなるにつれて双方にミスが目立つようになりましたが、本校選手たちは決して諦めずにボールに喰らいつき、足を止めることなく走り続けます。そうした闘志をむき出しにしたチャレンジの連続が功を奏し、後半31分に右サイドに展開した本校は、アーリークロスから中央に繋ぎ、個のスキルで相手を振り切ってゴール前に迫ると、キーパーの動きを冷静に見極めてゴール右上にループシュートを決めて一矢を報います。
しかし、直後の後半32分、37分とシンプルにバイタルエリアに侵入され、中央からミドルシュートを決められて万事休す。アディショナルタイムまで諦めずに攻め続けるも無情のホイッスルを聞くこととなりました。
終わってみれば2-8とよもやの大敗を喫することとなった本校イレブンですが、同時に多くの課題を自覚することとなりました。選手たちは敗戦の悔しさに包まれながらも、その眼はしっかりと課題を直視し、リベンジに向けた決意を固めているようにも見えました。もちろん満足できる結果であったわけではないことは明らかですが、本日の試合で自分たちの現在位置を突きつけられ、これまでの積み重ねが足りていなかったことを肌で理解できたのだと思います。
新人戦は新チームにとって初陣であり、1年間の戦いの中では通過点に過ぎません。今回はっきりと自覚できた課題にしっかりと向き合い、これまで以上の厳しさと強い信念を持って次のチャレンジに向かってほしいと願います。次の戦いは5月のインターハイ予選となります。じっくりと力を蓄えてリベンジしてくれるその日を楽しみにしたいと思います。
本日はご多忙の中、たくさんの保護者の皆さまにご来校いただくとともに、熱いご声援を賜り、心より感謝申し上げます。ご覧のとおり皆さまのご期待に応えることができず大変申し訳ない思いでありますが、最も悔しい想いをしているのは間違いなく選手たちであるはずです。監督・コーチを中心に真摯に結果を受け止め、選手たちとともに次なる戦いに向けてリスタートしていきたいと思います。そして、必ずやリベンジを果たす姿をお見せできることを、皆さまとともに待ちたいと思います。ご家庭におかれましても、お子さまに一声お声掛けいただけますと幸甚に存じます。今後とも変わらず、あたたかく見守るとともにご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、サッカー部!
The Road to Victory(2026初陣)
1月も半ばとなり、部活動では2026年最初の公式戦が始まりました。例年この時期、運動部においては新人戦が、文化部においては関東レベルの発表会が行われており、3学期が始まったばかりではありますが、部活動は一気に戦闘モードに入って真剣勝負が始まっています。
まず、先週末の1月9日(金)から男女バスケットボール部の新人大会県大会が始まりました。本校は男女とも昨年行われた地区大会を勝ち抜き順当に県大会に進出しましたが、男子は武南高校、女子は叡明高校との対戦で私立高校相手にともに一歩及ばず、惜しくも敗れるという悔しい結果となりました。
1月10日(土)からは男女テニス部の東部地区新人大会が各学校会場にて行われました。本校も会場校となりましたが、男子は5校で構成される1部リーグを3勝1敗で勝ち抜き、見事に優勝して東部地区制覇を達成、女子は2部リーグを2勝2敗の成績で戦い抜き2部第3位となりました。
今週末の1月16日(金)からは男女バドミントンの東部支部大会団体戦と個人戦がアスカル幸手(男子)、毎日興行アリーナ久喜(女子)にて行われます。団体戦初戦の相手は、男子が開智未来高校、女子が草加高校となっています。
1月17日(土)からは、サッカー部と男女バレーボール部の東部地区新人大会が開催されます。サッカー部は本校会場にて獨協埼玉高校と、男子バレーボール部は越谷北高校にて春日部東高校・草加東高校の勝者と、女子バレーボール部は越谷東高校にて杉戸高校との初戦に臨みます。更に、1月19日(月)からは剣道部男女の新人大会県大会団体戦が、1月26日(月)には男女卓球部の東部地区新人大会個人戦、2月2日(月)には団体戦が行われます。
一方文化部では、2学期末に壮行会を実施した吹奏楽部と写真部がいよいよ関東の舞台に挑みます。
1月25日(日)には、本年度埼玉開催となり久喜総合文化会館にて行われる第31回西関東アンサンブルコンテストに県大会で見事金賞に輝いた吹奏楽部打楽器パートの8名が打楽器八重奏で金賞に挑みます。
また、2月2日(月)からは東京都の東京工芸大学中野キャンパス6号館にて第32回関東地区高等学校写真展東京大会が開催され、本校からは県最優秀賞受賞作品を含む県高校写真連盟の推薦を受けた2名の部員の作品が出展されます。
本日までに既に大会が行われ結果が出た部活動もありますが、今週末以降様々な部活動で2026年最初の公式戦が始まります。どの部活動の生徒たちにも、現3年生からの世代交代後ここまで積み重ねてきた努力の成果を遺憾なく発揮し、自信を持って戦いや発表に臨んでほしいと思います。どこまでの結果が残せるのかは未知数ですが、少なくとも現在持てる力を全て発揮した結果がどのようなものであったかを手応えとして感じることが、自分たちの現在位置を客観的に把握し、次なる成長のステップへとつなげる鍵となるのであり、持っている力を出しきれないまま終焉を迎えたのでは得るべきものも得られずに終わることとなってしまいます。
今回の挑戦を自分たちの夢の実現に向けた第1歩として捉え、決してビビることなく、そして臆することなく思い切りチャレンジしてほしいと願います。日頃から切磋琢磨し、努力を積み重ねてきている皆さんなら、必ず手応えを感じることができるはずです。大丈夫、南の風の力がついています。皆さんの健闘を祈っています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
人はなぜ学ぶのか(第3学期始業式)
本日1月8日(木)2026年を迎えて最初の登校日となり、朝から凍えそうな寒さの中、厚手の防寒具を羽織り、手には手袋、首にはマフラーを巻いて元気に生徒たちが登校してきました。昨年12月24日以来2週間ぶりの登校日となりましたが、年末年始を大切な人と思いおもいに過ごし、自己実現に向けた新たな決意とともに笑顔で登校する生徒たちの姿が印象的でした。
本日は登校後すぐに体育館に全校生徒を集めて始業式を実施しました。冒頭で行った校長講話では、各々が心に秘めた新たな決意を確認する意味合いを込めて、「人はなぜ学ぶのか?」という問についてスライドを活用しながら一緒に考えました。
生徒たちは、日々当たり前のように机に向かい、多様な学問の修得に取り組んでいますが、自分自身が「なぜ学ぶのか?」という理由については深く考えたことがない様子で、友達同士で改めて考えてさせてみると様々な意見があったようでした。
生徒たちを含め私たちは現在、衣食住をはじめあらゆる生活の場面で最先端の暮らしをあたりまえのように享受しています。もはや必需品となったスマホやパソコンはもとより、安全で快適な暮らしのすべては先人たちによる「未知への挑戦」によってもたらされたものであり、何世代にもわたる先人たちの学びの積み重ねによって生み出された産物であることを理解した上で、生徒たちには、一人ひとりが最先端の学びに挑み、新たなモノや思考、技術などを生み出すことによって、今後生まれ来る子や孫の世代のためにより良い暮らしを担保する「未来への責任」が自分たち一人ひとりに課されているのだと伝えました。
また、驚異的なスピードで変わりゆく情報化社会に生きる若者たちには、世の中に溢れる情報の一つひとつについてその真偽を正しく判断するスキルが求められており、多様な知識や経験に基づく根拠ある判断力と決断力こそが物事の真偽を見極め、人生を逞しくしなやかに、そして有意義に生き抜くために必要なスキルとなるのであり、「人が学ぶ理由」とは、テストで良い点を取るためでも、希望の進学や就職を実現するためでも、地位や名声を手に入れるためでもなく、目の前に迫りくる様々な人生の困難を適切に乗り越え、自分自身を含めた大切な人を守り、満足できる快適な生活を手に入れるために学ぶのだと伝えました。
更に、だからこそ学ぶ内容は多岐にわたるとともに一生涯学び続ける必要があり、好き嫌いや得手不得手といった個人の趣向ではなく、分け隔てのない幅広い知識や多様な経験こそが「生きるスキル」となるのであり、一度身に付けた知識や経験は、誰かに奪われることのない自分だけの財産となるのだと伝えました。
生徒たちは2026年に向けて新たな目標を掲げ、決意を固めてスタートを切ったはずです。しかし、その多くは部活動での成長や飛躍を中心とする自己実現に向けたものであり、「学問の修得」に対することは疎かになりがちです。
本校が目指す「文武両道」とは、どちらかに軸足を傾けたものではなく、あくまでも部活動と勉学のどちらも手を抜かずに2兎を追うことを意味しています。部活動で身に付けたスキルは、当該の活動で高みを目指すための武器となるとともに、豊かな人格の形成には大きな成果をもたらす素晴らしいものですが、その活動を離れた先の人生では獲得したスキルを有効に活用できる機会に限りがあるのが実情です。ましてや、今後の長い人生で自分を助けてくれるのは「生きるスキル」なのであり、それはまさに多様な知識と経験、そして論理的に深く思考し困難を乗り越えるプロセスの積み重ねに裏付けられた「学問の修得」によってもたらされるものなのです。
だからこそ、部活動に情熱を捧げ青春を賭す本校生徒たちには、1兎ではなく2兎を追う困難に勇気と信念を持って挑戦してほしいと願います。
人生最後に勝つのは「良い準備をした者」と「想いの強い者」です。数十年の時が過ぎたのちに自分の人生を振り返って、「あの時頑張っておいて良かった」と思える人生を歩んでほしいと願っています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
新たな挑戦の幕開け(2026始動)
今年は暦の関係から通常の仕事始めである1月4日が日曜日であったため、昨日1月5日(月)から教職員の仕事始めとなり、多くの先生方が出勤し、部活動の指導とともに第3学期の準備に取り組んでいます。1月中に大会や発表会などを予定する部活動は、ほとんどの部がこれに先駆けて1月4日(日)から活動を開始しました。
私もここ数日新年を迎えた校内の様子を見て回っていますが、一昨日の1月4日は校舎のいたるところから吹奏楽部の楽器の音が響き、男女ハンドボール部はロータリーでトレーニングを、サッカー部がたくさんの卒業生や保護者の皆さんを招いて初蹴り&OB会を実施していました。昨日1月5日はテニスコートで男子テニス部が、体育館では女子バスケットボール部が他校を招いて令和8年最初の練習試合を実施していました。そして本日1月6日は体育館で男子バレーボール部が練習試合を、吹奏楽部は越谷サンシティーホールで越谷北高校との合同コンサートを行っています。
また、体育館脇のウェイトトレーニングエリアでは野球部や陸上部の部員たちがトレーニングを行っていたり、体育館ではバドミントン部、男女卓球部、男子バスケットボール部などが熱心に練習に取り組んでいました。どの部活動も精力的に活動している姿が見られ、正月明け早々から校内のいたるところで生徒たちの声が響き渡り、活気ある雰囲気に溢れています。
そうした生徒たちの活動の様子を見て回っている際に、生徒たちが私の姿を見つけると一様に立ち止まって元気に挨拶してくれます。驚くのは、新年を迎えたことで、いつもの「こんにちは」に加えて「今年もよろしくお願いします」と会釈しながら挨拶してくる生徒が多く、「大人の感覚を持ち合わせているんだな」と感じています。こうした思考で行動できる高校生は決して多くなく、本校生徒たちの「人」としての魅力を強く感じます。また、こうした思考や行動は、学校の教育活動だけで身につくものではなく、如何に保護者の皆さまがご家庭でお子さまに対して礼儀やマナーといった基本的な生活習慣を丁寧に学ばせてこられたのかを垣間見ることができています。こうした場面に遭遇すると、本校の安定と飛躍は紛れもなく家庭教育に支えられているのだと強く感じています。保護者の皆さまには、改めて感謝申し上げる次第でございます。
そうした生徒たちの元気な声に囲まれながら、いよいよ明後日1月8日(木)には第3学期が始まります。始業式に先立ち、明日1月7日(水)には、1年外国語科の生徒たちがTGG(Tokyo Global Gateway)にて1日英語漬けの語学研修に臨みます。
生徒たちは、新たに心に刻んだ目標のもとに良いスタートを切った様子ですが、更なる高みを目指し、「なりたい自分」を手にするために、覚悟と決意を持って3学期を迎えてほしいと願います。
第3学期の始業式となる明後日1月8日(木)の朝、すべての生徒が笑顔で元気に登校してくることを楽しみに待ちたいと思います。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
2026年も皆さまとともに(新年のご挨拶)
本日1月1日(木)新たな年2026年を迎えました。
日頃より、本校の教育諸活動に対しまして、格別のご理解、ご協力、そしてご支援を賜っております皆さまに、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本校は、開校以来これまで50年以上にわたり「文武両道、知・徳・体」を校訓に掲げ、学習活動及び部活動の両面に高い志を持って、全力で挑戦することを通じて自己実現を果たすことを目指す生徒の育成に取り組んでまいりました。
開校当時はレイクタウンという地名も駅もなく、学校の周辺には畑と線路しかなかった昭和の時代から、平成、令和へと移り行く中で、それぞれの時代を支えた生徒たちや保護者の方々、そして教職員の皆さまが、校訓の実現のために想いを一つにして、ブレずに地道な努力を積み重ねてきたこと、そして、そうした学校づくりにご理解とご協力をいただき、あたたかく見守り続けていただいた地域の皆さまのご支援があったことが50年余りの時を経て本校の素晴らしい文化と伝統となり、生徒たちを惹きつける魅力ある校風となって、現在の姿があるのだと考えております。
そして、そうした皆さまが、長きにわたり妥協せずに高みを目指し続けてきたからこそ、「文武両道」を高いレベルで実現することを可能とする県内でも屈指の学校として、様々な方面から確固たる評価や称賛をいただくことができているのだと強く感じています。
新たな年を迎えるにあたり、校長といたしましては、これまで本校の伝統を築き支えてこられた皆さまの意思をしっかりと引き継ぎ、この素晴らしい伝統を更に輝かせ、他校にはない輝きを放つ特色ある学校づくりに邁進してまいります。
また、現在の在校生はもとより、今後入学してくる未来の越南生たちが、青春を賭して全力で「夢」の実現に向かい、自己肯定感を高めながら充実した学校生活を過ごし、「なりたい自分」を手にすることができるよう、教職員一丸となって全力で支えていかなければならないと決意を新たにしたところでございます。
この年末には、国により学校の教育活動から部活動を切り離し、地域クラブを母体とした参加希望型の任意活動に移行する動きを加速させる政策指針が改めて示され、義務教育諸学校では、既に日常の活動のみならず各種大会などの在り方が全国規模で大きく見直されている現状があります。高等学校においてもこうした動きは例外ではなく、近い将来そうした風潮が高等学校教育にも強まっていくことが予想されます。
しかし一方で、部活動は学校における「教育活動の一環としての部活動」であるからこそ意義があることでもあり、単に「興味ある活動に取り組む場」ではなく、「活動を通じた豊かな人間形成の場」なのであることも事実です。更には、上位の成果を目指すことを主たる目的とする地域クラブ活動とは一線を画した、学校の教育活動全般を踏まえた上での教育活動だからこそ、偏りのない真の人格形成につながっていることも忘れてはならない部活動の持つ重要な意義であると言えます。
本校では、生徒や保護者の皆さまのニーズや地域の皆さまの想いを十分に受け止めた上で、世の中の流れを理解しつつも、社会の変化に柔軟に対応しながら、本校が大切にしてきた教育理念(文武両道を通じた豊かな人間形成)をブレることなく貫き通してまいります。
そうした環境の中で、生徒たちには「なりたい自分」の姿を明確にイメージし、その実現のために全力で挑戦してほしいと願います。高校年代という大切な時間を賭して挑む自己実現の道だからこそ、昨年までの自分を振り返り、心に秘めた新たな目標や決意のもとに「努力と挑戦を積み重ねる」という経験を通して自分自身の成長を実感するとともに、そうした成長の過程の中でしっかりと自己肯定感を高め、逞しく且つしなやかに社会を生き抜くことができる大人へと飛躍してほしいと願います。
保護者の皆さま並びに地域の皆さまにおかれましては、改めてこれまでのご理解、ご協力に深く感謝申し上げますとともに、本年も変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
本年が、皆さまにとって幸多き年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。
令和8年1月1日(木)
埼玉県立越谷南高等学校長 相原 博和