2025年4月の記事一覧
1年越しのリベンジ(ハンドボール部関東大会県予選)
本日、4月29日(火)熊谷スポーツ文化公園体育館において、関東高等学校ハンドボール大会埼玉県予選が行われ、本校男女ハンドボール部が出場しました。
この大会は、県内の男子46チーム、女子33チーム(ともに合同チームを含む)が出場し、男子は上位4チームが、女子は上位3チームが群馬県内で行われる関東大会への出場権を獲得するレギュレーションとなっています。県内高校ハンドボール界の現在の勢力図では、男子は浦和学院と浦和実業が、女子は埼玉栄と浦和実業が2強体制を形成しており、本校はこの2強に続く位置にいます。女子はこれまで5年連続で関東大会に出場、男子は昨年度の代表決定戦で敗れて連続出場を逃しているので、今年は何としても男女アベックで関東大会への出場権を獲得すべく気合十分で大会に臨んでいました。
大会は、既に準決勝までが終了し、本校は男女とも順当に準決勝に進出したものの、4月27日に行われた準決勝でともに第2シードの浦和実業の前に屈し、敗者復活の代表決定トーナメントに出場していました。
先に試合があったのは女子で、会場に着くとちょうど女子チームがウォーミングアップを終え、試合に向かうところでした。選手たちは肩の力が抜け、リラックスした雰囲気で、いつもどおり元気な笑顔で準備をしていました。
試合の相手は本校選手たちを誰よりもよく知る前本校監督率いる宿敵三郷北高校で、相手に不足はありません。全力で戦って、成長を見せつけるとともに、関東大会につながる代表決定戦の権利をGETするのみです。選手たちは、新人戦以降ここまでポジションの変更や新たな戦術の落とし込みなど、打倒2強を目指して練習を積み重ねてきており、自信とプライドも相応に高まってきました。
試合は開始早々から立て続けに本校が3点を取り、一方的な展開となりました。直後に不用意に打たれたシュートで1点を失いましたが、その後は相手のエースがでていなかったこともあり、鉄壁のディフェンスとGK(ゴールキーパー)のファインセーブなどで得点を与えず、前半終了時には12-1の大差となりました。
この上ない展開で前半を終えた本校ですが、ハーフタイムには廊下に出て気を引き締め直すとともに、練習してきたセットプレーなどの指示を確認して、コートに散っていきました。
後半開始早々のメンバーチェンジのミスから戦術がハマらずにバタバタしてしまい、隙をつかれて2失点しましたが、その後落ち着いて点を重ね、流れを引き戻しました。相手はたまらずにエースを登場させ打開を図りますが、本校もマンマークするなど対策を講じ、流れを渡しません。両者点を重ねる展開も、やがて相手は疲労が見えはじめてミスが多くなり、逆に本校は主力を温存してバックアップメンバーをコートに送り出す中、バックアップメンバーたちも臆することなくのびのびとプレーし、6連続得点で試合を締めくくりました。
終わってみれば23-7の完勝といえる試合でしたが、後半チャレンジしたセットプレーでは改善の余地が感じられました。2強の牙城を崩したり、関東大会で結果を残すためには、こうした小さな隙も修正することが求められます。点差だけで試合を振り返るのではなく、更なる高みを目指してほしいと願います。女子は関東大会出場権が3チームとなっているため、5月3日(土)に行われる代表決定戦に勝利する必要があります。本日の結果に満足することなく、気を引き締め直して決戦に臨んでほしいと願います。
続いて行われた男子の試合は、勝ったチームが関東大会出場を決める代表決定戦となりました。女子が作ってくれた最高の雰囲気の中で、女子に続いて勝利を獲得し、関東大会出場を決めるのみです。対戦相手は、敗者復活戦を勝ち上がってきた浦和西高校との対戦となりました。戦前の予想では、本校がやや有利とされていましたが、相手は士気も高く侮れません。ただ、試合前の選手の顔つきを見る限り、女子と同様に気負いすぎず適度なリラックスムードがあり、こちらも良いゲームができる予感がしました。
試合開始のブザーとともに本校の選手たちが相手ゴールに迫り、幸先よく先制点をGETすることに成功しました。その後2点を返され、相手が一気に盛り上がりを見せますが、本校選手たちは全く動じず自分たちのプレーに徹していました。本校はフローターの2枚エースが華麗なステップと身のこなしで次々と得点を重ね、あっという間に6-2とリードを広げます。序盤は相手も勢いがあり3点を返されますが、その後は終始本校のペースで展開し、6人のフィールドプレーヤーが見事なフォーメーションを見せて得点を重ねます。時折強烈なロングシュートやトリックからのポストプレーなどで崩されますが、GKのファインセーブもあり前半を17-9で折り返します。
ハーフタイムに監督の指示を確認し意思統一を図った本校チームは、後半も手を緩めることなく多彩な攻撃を繰り返し、あっという間に10点以上の差が開きました。相手も闘志を剥き出しにして本校のゴールに襲いかかりますが、途中出場したGKが神がかったセーブを連発して相手の攻撃を阻止し、本校の勝利を決定付ける大活躍を見せました。この活躍でチームはさらに活気付き、その後は選手交代をしながら得点を重ね、終わってみれば36-22のセイフティリードを保ったまま関東大会出場を決めました。
男子は、昨年のこの大会で敗れ、関東大会への連続出場を逃していたため、1年越しのリベンジを果たすことができました。また、本日の大切な1戦を男女とも完勝できたことは、本校選手たちの日頃の鍛錬の証であったと思います。更に、本校の強みは、男女とも素晴らしいGKがゴールを守っていることです。昨年も感じましたが、大事な場面でGKのファインセーブが見られ、試合の流れを維持することに大きく貢献していると感じます。
見事に関東大会出場を決めた男子部員の皆さん、おめでとうございます。女子部員の皆さんは、男子に続いて次戦で関東大会出場権を獲得できることを願っています。
次戦は男女とも3位決定戦に出場することとなります。試合は5月3日(土)三郷市総合体育館において女子が10時から、男子が11時30分からの開始となります。GW期間真っ只中の大切な休日となりますが、お時間の許す方は、ぜひ会場にてご声援を賜れれば幸甚に存じます。
本日は、遠方にも関わらず多数の保護者の皆さまにご来場いただき誠にありがとうございました。皆さんの大声援のお陰で選手たちも自身を持って試合に望むことができました。女子は次戦が大一番となりますが、男子も女子も確実に3位の座を獲得して関東大会に向かってほしいと願います。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、ハンドボール部!
第1シードに惜敗(男子バスケットボール部関東大会地区予選)
本日4月29日(火)蓮田松韻高校にて関東高等学校バスケットボール大会東部地区予選の代表決定戦が行われ、本校男子バスケットボール部が出場しました。
この大会は、県大会に直接出場する昌平高校を除く東部地区の39チームが6ブロックに別れ、それぞれのブロックの勝者が東部地区代表として県大会への出場権を獲得するというレギュレーションとなっており、本校は昨年度の総体予選で県ベスト8に進出したものの、その後行われた新人大会で敗れ、シード権を失っていたため、今回は地区第1シードの春日部高校と対戦することとなりました。
試合前に会場につくと、ウォーミングアップ中の生徒たちが丁寧に挨拶してくれましたが、その顔つきはにこやかな中にも秘めたる闘志が感じられ、良い試合ができそうな予感がしました。
両軍のウォーミングアップを見る限り、本校の選手たちの動きは軽くコンディションは良さそうでしたが、身長はあまり変わらないものの、相手選手は一回り体格が良く、パワーがありそうで、シュート精度も高く感じました。
試合開始のブザーとともにトスアップされたボールをキープした本校は、開始早々挨拶代わりに右45度からのスリーポイントを決め、幸先よくスタートを切りました。直後に相手にインサイドから2ゴールを許したものの、本校も小気味よいパス回しから2ゴールを返すなど序盤は終始リードする展開となりました。しかし、そこから立て続けに3ポイントを決められ一気に7点差まで広げられ、形勢逆転かと思われましたが、絶妙なタイミングでのタイムアウトからリズムを取り戻し、25-22と再逆転に成功。その後2ゴールを許すも、第1Q(クウォーター)は31-26で5点のリードを保ったまま終了する絶好の試合運びとなりました。
2分の休憩後に始まった第2Qは、相手のゴールから始まりましたが、本校も直後に3ポイントを沈めて応戦します。その後相手に2ゴールを許し34-32に迫られたところでタイムアウトを要求して悪い流れを断ち切ります。しかし、タイムアウト明けに立て続けに3ポイントを決められるなど、一気に相手ペースの展開となり、あっという間に12点のビハインドまで離されてしまいました。その後、本校選手も果敢にゴールを狙うもことごとくリングに嫌われ、相手に渡った流れを取り戻すことができずに第2Q終了時点で46-67と21点のビハインドを背負うこととなりました。
10分間のハーフタイムには、切り替えを図るために屋外の風で体を冷やしながら監督の指示を全員で確認しました。コートに戻ってきた選手たちの目には闘志が見られ、後半の巻き返しを誓って声を掛け合いながらコートに出ていきました。
迎えた第3Qは、早く追いつきたい焦りからか前半はシュートが入らず、更に点差を広げられましたが、後半になると見違えるように3本の3ポイントをはじめ一気に11点を重ね、点差は68-90と21点差ではあるものの、第3Qだけでは22-23のイーブンの戦いを見せてくれました。
運命の第4Qは、それまでほぼスタートメンバーが出ずっぱりであったため疲れが見え始め、フレッシュな選手をローテーションで出場させる相手のスピードについていけなくなる場面が増えたことに加え、5ファールで交代を余儀なくされるなど、終始苦しい展開の中で、再び点差を広げられてしまいました。本校選手たちも必死に喰らいつき、体を張ったプレーで応戦するも、相手のスピードが上回り、最後は84-131で試合終了のブザーを聞きました。
十分な闘志とプライドを持って試合に臨んだ本校選手たちでしたが、残念ながら第1シードの前に屈するという結果となりました。それでも最後まで果敢に相手に立ち向かい、勝利を信じて戦い続けた選手たちは立派でした。また、ギャラリーから大きな声で選手たちに檄を飛ばし続けた応援部隊の部員たちも素晴らしかったと感じました。ただ、本日の試合を見る限り、判断スピード、プレースピード、シュートの精度などの面では、相手が勝っていたことも否めませんでした。
関東予選では、残念ながら臨んだ結果につなげることはできませんでしたが、期間を開けずにすぐに総体予選が始まります。本日の敗戦とその理由をしっかりと受け止めるとともに、気持ちを切り替えて総体予選に向かってほしいと思います。そして、次こそはチームの目標を達成できるよう頑張ってほしいと願います。
本日は、多数の保護者の皆さまに会場にてご声援を賜り、心より深く感謝申し上げます。本日は残念な結果となりましたが、チームは総体予選で必ずやリベンジを果たしてくれると思いますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、男子バスケットボール部!
引き込まれる没入感(演劇部春季演劇祭)
本日4月27日(日)三郷市鷹野文化センターにて、東部南地区春季三郷演劇祭が開催され、本校演劇部が出演しました。
この演劇祭は、県東南部の高校演劇部15校に加え、市民劇団のOASISさんを加えた16団体が出演し、3日間の公演期間のスケジュールで日頃の活動の成果を相互に発表、鑑賞するものです。
本校演劇部は公演最終日となった本日の午後にスケジュールが組まれており、会場には各校の演劇部の生徒たちと顧問や施設スタッフに加え、保護者の皆さまなどが鑑賞する中での公演となりました。
舞台入りする直前に大道具を舞台袖に運ぶ部員たちに廊下ですれ違った際に部員たちが私に気付いて明るく「こんにちは!、見に来てくれたんですね!」と声をかけてくれたので、「頑張れよ」と月並みな言葉をかけたものの、部員たちは万遍の笑顔で「はい!」と返してくれたので、不安なく舞台に立てそうだと感じました。
その後私と同様に公演を見に来た本校の教頭と教員の3人で揃って座席につくと、程なくしてブザーが鳴り、開演予定時刻ちょうどに緞帳が上がりました。
今回の演目はこさべあきひろ氏の「ダイイング・レッスン」という演目で、これまで多くの演劇部によって演じられてきた高校演劇部界隈では知られた演目に挑戦することとなりました。
ストーリーは、彼女にふられたことにこの世の絶望感を感じる本田が、自分の最後の場所として人気のない廃屋を選び、手製の爆弾で死のうとしたとき、売れない作家がやってきて、作品の構想に合わせて本田の自殺の気をそいだり、富豪の娘と勘違いされて誘拐された女性とともに誘拐犯が廃屋にやってきて、誘拐の一部始終を目撃した本田が誘拐犯から殺されそうになったりする中で、いつしか登場人物4名に共通する自分たちの心の闇の原因が、思い通りに日常生活が送れないことに対する不満であることに気づき、その不満から逃れるために4人が知恵を出し合って乗り越えてゆくという不思議なストーリーとなっています。
ストーリーの軸は原作を忠実に描いているものの、細かなセリフや立ち回りはアドリブも含めオリジナリティーを豊富に盛り込んだ作品となっており、緞帳が上がってすぐに本田役の男子生徒が語り始める場面から、シリアスな演技の中の随所にボケやツッコミ的な要素が散りばめられ、会場からは自然と大きな笑い声が上がり、部員たちの絶妙な間合いやセリフなどの工夫が観客の心をしっかりと掴んでいました。
前回の作品も異世界を舞台にした自然と引き込まれる作品でしたが、今回は新たなキャストを迎えながらも前回作以上に完成度の高い演技構成で、知らず知らずのうちに部員たちの演技に没入していくことができました。
こうした完成度の高さは、演者だけでなく舞台監督や照明、音響などの裏方役の生徒も含め、部員全員が何度も練習を重ねてきた証だと思います。そうした意味では、演劇はスポーツで言うところの個人競技ではなくチーム競技なのだと強く感じます。たった一つのセリフや照明、音響の間合いのズレが演技全体の完成度に大きく影響するため、作品を仕上げるために繰り返し確認しながら息を合わせてきたのだと思います。
演劇部の舞台を見ていつも感心するのは、約1時間に及ぶ舞台上でのセリフと演技をすべて記憶して演じきっていることです。やり直しの効かない緊張した舞台の上で役柄になりきって長時間の演技を演じきることは決して簡単ではありません。それを難なくこなす演劇部の生徒たちは、おそらく想像しがたい努力を積み重ねているのだと感じており、見るたびに感心します。
終演後に会場を出ると部員たちがロビーに待っていてくれて声をかけることができました。どの部員たちにも笑顔が溢れ、満足できる舞台を作り上げられたという安堵感と達成感が感じられる表情が印象的でした。
部員たちには、こうして好きなことに没頭できる喜びと、その中で仲間とともに試行錯誤しながら困難を克服していく達成感を感じながら自己肯定感を高めていってほしいと願います。
本日は、ご多忙の中、多数の保護者の皆さまにご鑑賞いただき、心より感謝申し上げます。生徒たちが情熱を傾けて取り組む様々な部活動は、こうして保護者の皆さまをはじめとした誰かに見ていただけて、そして応援していただけて、初めて本物になっていくのだと感じています。本日のような舞台は、生徒たちにとって貴重な発表の場であり、鑑賞していただけたことが何よりの喜びとなったはずです。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、演劇部!
県ベスト8まであと一歩(バドミントン部関東大会県予選)
本日4月26日(土)上尾運動公園体育館において関東高等学校バドミントン大会の県予選が行われ、本校男子バドミントン部が出場しました。
この大会は、県大会へのシード校4校(男女とも埼玉栄、叡明、浦和北、鴻巣)に加え、各地区の代表8校の合計36校で争われ、上位5校が関東大会の出場権を獲得するレギュレーションとなっています。
東部地区予選を6位で通過した本校は、抽選の結果2回戦からの登場となり、対戦相手は北部地区2位通過の桶川高校との対戦となりました。試合順が18番目の試合であったため、他校の試合が長引いたことで開始時刻が大幅にずれ込み、コンディション作りが難しい流れの中、午後1時すぎにやっとコールがかかり、第3コートで試合を迎えました。
スタンドには団体戦で登録外となった部員たちが集結し、大きな声援を送る中で試合が始まりました。試合は2複1単制(ダブルス2組、シングルス1組)で複・単・複の順で試合が行われ2試合先勝で勝敗が決まります。また、1つの試合は21点先取の3セットマッチで2セット先取で勝敗が決する規定となっています。
初戦の桶川高校戦に臨んだ本校は、先陣のダブルスで序盤こそミスから相手にリードを許したものの、ゲームが進むにつれて落ち着きを取り戻して第1ゲームを先取し、幸先の良い滑り出しを見せました。第2ゲームではミスから相手にペースを握られ、終始追いかける展開の中でゲームを失い、ゲームカウント1-1のタイで最終ゲームにもつれ込む緊迫した試合となりましたが、第3ゲームは劣勢から見事な反撃を見せて勝利し、チーム全体に良い流れ引き寄せました。
続くシングルスでは、本校のエースが登場し、第1ゲーム、第2ゲームともに終始リードを奪う危なげない展開で勝利し、見事2-0のストレートで北部の強豪を撃破して県大会ベスト16進出を果たしました。
準々決勝進出をかけた3回戦では、東部地区予選を1位で通過した強豪久喜北陽高校との対戦となりました。本校は、東部地区大会では久喜北陽高校の後塵を拝しており、リベンジを果たすべく気合十分で試合に望みました。
第1試合のダブルスでは、初戦で出場機会のなかったペアが先陣を切りました。試合の序盤はミスの目立つ相手に対して、冷静に戦う本校ペアが着実に得点を重ね、リードを奪うシーンが続きましたが、中盤以降は徐々に流れを掴まれて逆転を許し、第1ゲームはそのまま押し切られてしまいました。続く第2ゲームでも流れは変わらず、終始追いかける展開の中で奮闘するも、終盤突き放されて第1試合のダブルスを落としてしまいました。
後のない本校は、続くシングルスで再びエースが登場し、巻き返しを図りました。試合は序盤から一気に本校のペースとなり、相手が戦意を喪失するような素晴らしい展開で第1ゲームを先取しました。第2ゲームも勢いそのままに終始リードする展開となりましたが、試合終盤に相手の粘りにあい、19-19のもつれた中で、最後は実力の差を見せつけて2点を連取して試合カウント1-1のタイに持ち込みました。
シングルスで良い波に乗った本校は、最後に登場したダブルスでも、勢いそのまま序盤からリードを重ねて第1ゲームを先取しました。このまま押し切れるかと思われましたが、流石に相手も東部地区チャンピオンだけあって簡単には崩れません。逆に本校の僅かな綻びを突いて反撃を繰り出し、畳みかけられるように逆転を許すと、その後は流れを引き戻すことができずに2ゲームを連取されゲームセット。健闘虚しく惜しくも準々決勝進出を逃す結果となりました。
残念ながら、県ベスト8進出は果たせませんでしたが、試合内容としては決して技術的な部分で相手に劣っていたわけではなく、流れを読む力や苦しい展開のときに我慢する力に差があったように感じました。相手は東部地区チャンピオンとしての自覚や自信、プライドがあり、そうした精神的な強さがここ一番の厳しい状況の中でもピンチを跳ね返すエネルギーとなっていたように感じました。本校選手たちもこうした部分での成長ができれば、東部地区のチャンピオンを倒すことも、そして県のベスト8に進出することも決して夢ではないと感じられる試合でした。
部員たちには、今回の敗戦の悔しさを忘れずにインターハイ予選でリベンジを果たしてほしいと思います。スポーツの世界では試合で感じた悔しさの受け止め方こそが次なる成長のエネルギーとなり、レベルアップするための必要条件であると言われます。今日の試合を見る限り、決して手の届かないことではないとその肌で感じられたはずです。今日の敗戦を糧に今後のさらなる飛躍を期待します。
また本日は、お忙しい中、多数の保護者の皆さまに会場にてご声援を賜り、誠にありがとうございました。皆さまのご声援のおかげで、選手たちは全力で戦うことができました。今後とも、変わらぬご支援とご声援を賜わりますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、バドミントン部!
もう一つの世代交代(PTA・後援会新旧理事会)
本日4月19日(土)本校食堂においてPTA・後援会の新旧理事会が行われました。
今回は、この春入学された52期生の新理事の皆さまを新たにお迎えし、3月に卒業した49期生の理事の皆さんからの世代交代となる令和7年度の理事会組織(案)などについて議論が行われました。
新理事となりました1年生の保護者の皆さまにおかれましては、各ご家庭において様々なご事情がある中、本校PTAの理事をご受諾いただき、心より感謝申し上げます。上級生の理事の皆さまとともに、可能な限りPTA活動を楽しみながら、無理のない範囲で本校の教育活動にご協力いただければ幸いでございます。
理事会に先立って行われた本部会においても新旧の本部役員の皆さまにお集まりいただき、理事会における議事進行等について確認しました。
理事会では、約100名の保護者等の皆さまにご出席いただき、5月10日(土)に開催を予定している総会の議案についてご審議いただきました。
議事では、旧理事から令和6年度の事業報告がなされたあと事務長から決算報告があり、続いて令和7年度役員改選(案)が示され、PTA及び後援会の新会長をはじめ役員の皆さまの案が承認されました。その後は、令和7年度の事業計画及び予算案などについてご審議いただき、無事にすべての議案が承認され、本日の審議結果のとおり総会に提案される運びとなりました。
理事会に続いて学年委員会と専門委員会が行われ、それぞれ委員会ごとに本年度の活動について情報共有と意見交換がなされました。
校長といたしましては、大切なお子様をお預かりするに当たり、どの年代においても、保護者やご家族の皆さまのご理解とご支援無くしては決して満足できる教育環境を提供することはできないと考えています。そうした意味でも、こうして理事の皆さまと学校の教育活動の様子を情報共有し、ご理解を深めていただくことは、生徒たちを自己実現に導く上で、学校とご家庭において多角的な支援を行い、より効果的に学びに向かわせるために大変大きな意味合いを持っていると考えています。
学校といたしましては、こうした機を捉え、保護者の皆さまと連携・協力しながら、校訓である「文武両道」の理念のもと、すべての生徒が良き学習者へと成長し、自己の夢や目標を実現することができるよう、教職員一同全力で支援してまいります。
本日は大切な休日にもかかわらずご出席いただき、心より感謝申し上げます。今後とも、本校の教育活動に対しましてご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ツバメの飛来とともに(野球部東部地区代表権獲得)
今年は久しぶりに見ごろが長く続いた桜の花も徐々に新緑の葉となりつつあり、春の温かさが本格的になってきました。本校も始業式や入学式といった本年度のスタートを切ってから1週間余りが過ぎ、年度当初の行事や授業が始まるとともに、部活動にも1年生の姿が見られ始めるなど、活気あふれる日々が戻ってきました。
そうした中、本年度も一味違った形での春の訪れを感じています。
実は、本校の職員玄関のひさしの裏側には以前から燕の巣があり、毎年春の訪れとともに、何処からともなくつがいの燕が子育てにやってくるのです。今年も4月になった頃から姿が見られるようになり、新たに迎えた358名の1年生たちとともに、つがいの燕2羽が「南の風」の一員として本校への入学を果たしました。
この巣にやってくる燕は大分人間になれており、巣の下を通っても逃げ出すことはありません。現在は、日中を中心に精力的に飛び回り、愛らしい姿を見せてくれています。近いうちに子が生まれ、やがてはその子たちとともに卒業していく(巣立っていく)日が来るのだと思いますが、その日まではあたたかい目で見守りたいと思います。
また、昨日4月15日(火)には、もう一つ嬉しい知らせが届きました。過日行われた初戦で越谷北高校に勝利した野球部が、本日春日部東高校との東部地区代表決定戦に臨み、戦前の予想通り打撃戦となった試合をチームワークと気力で制し、見事久方ぶりに県大会への出場権を獲得しました。本校野球部が春季大会で県大会に進出するのは、現監督で本校野球部OBでもある永山教諭が現役部員であった時以来とのことで、本当に嬉しい知らせとなりました。
試合は初回から打撃戦となる中、常に本校がリードする展開で試合は進みましたが、2点リードで迎えた8回裏に同点に追いつかれ、10対10の延長戦へと突入する苦しい試合となりました。延長タイブレークの末、10回表に相手のミスに乗じて打者一巡の猛攻を仕掛け、一挙8点を奪って再びリードすると、その裏の相手の攻撃を2失点に抑えてゲームセットとなりました。終わってみれば18対12の大味な試合となりましたが、試合を戦った選手やスタッフも、応援に駆けつけていただいた保護者の皆さまも、劇的な勝利に歓喜の輪が広がりました。
この勝利は、これまで地道なトレーニングを、部員たちが意識高く取り組んできた積み重ねの賜物であり、努力が報われた瞬間であったのだと思います。厳しい試合こそ、そのチームの真価が問われるのがスポーツ界の常であり、部員たちにはこの勝利を自信にするとともに、自分たちの取組を更にブラッシュアップし、強豪校がひしめく県大会に向けて、挑戦者として「越南魂」をぶつけ、「南の風」旋風を吹き荒らしてきてほしいと願います。
職員玄関に訪れた燕とともに、心温まる知らせの連続に、これから本格化する各部活動の関東大会予選やインターハイ予選などでも「南の風」を吹かせ、良い連鎖を生み出すことができればと感じています。
頑張れ、越南生!頑張れ、運動部!
会心の勝利(野球部春季地区大会1回戦)
本日4月12日(土)越谷市民球場において令和7年度春季高等学校野球大会地区予選の1回戦が行われ、本校野球部が越谷北高校と対戦しました。この大会は5月下旬に行われる関東高等学校野球大会の予選となる県大会への出場権をかけた地区大会の位置付けで、東部地区は3~4校が9ブロックに分かれてトーナメント戦を行って県大会への出場校を決定するレギュレーションとなっており、本校は春日部東高校、開智未来高校、越谷北高校との4校のブロックとなりました。
この1週間局地的な豪雨が降ったり、強風が吹いたりと天気が安定せず、十分な準備が難しい状況であったとともに、本日の試合日程も危ぶまれましたが、本日は朝から好天に恵まれ絶好の野球日和となりました。しかも、会場が越谷市民球場ということで、まさにホームゲームの勢いで本日を迎えることができました。ただ、本日の試合は地元越谷市内の南北高校対決となり、対戦相手となった越谷北高校もまた同様に良い環境で本日のゲームを迎えられたので、まさに同じ条件での実力勝負の一戦となりました。
本校野球部は、新チーム発足直後の昨秋の試合で越谷北高校に敗れており、本日は連敗の許されない大切なリベンジマッチとなりました。
主審の合図で両軍選手がベンチから一斉に飛び出して挨拶を終えたのち、先攻が越谷北高校、本校は後攻で試合が始まり、本校は制球力が光る2年生左腕がマウンドに立ちました。試合開始のサイレンとともに始まった1回表は、本校左腕の丁寧なピッチングで2者連続三振、3人目はセカンドゴロに仕留め、三者凡退の幸先の良いスタートを切りました。
1回裏の本校の攻撃は、この日は応援部隊となった部員とスタンドの駆け付けたたくさんの保護者の皆さまがメガホンを叩いて盛り上げたものの、四球1つを挟んで、三振と凡打で得点できず、チェンジとなりました。
迎えた2回表は先頭打者をショートゴロに打ち取り、初回のような良いリズムで進むのかと思われた矢先、1アウトから打ち取ったかに思われたセカンドフライが、雲の混じった白い空に飛球がのみ込まれて落球し、初の走者を出してしまいました。このエラーでリズムが崩れ、その後センター前ヒット2本を喫して先制点を許す苦しい展開となりました。
早い回で同点に追いつきたい本校は、スタンドの応援に応えるべく2回裏の攻撃で相手のエラーに乗じて反撃の狼煙を上げ、内野安打やスクイズ、犠牲フライなど多彩な攻めで一挙4点を挙げ、試合をひっくり返して本校のリズムに引き戻すことに成功しました。
3回表、4回表はいくつかのミスはあったものの落ち着いた守備を見せ、無失点に切り抜け、迎えた4回裏にレフトへの強打を相手が補給できずに1塁に走者が出たところから、わずか2球で2つの盗塁を決め、1アウト3塁の得点機を迎えました。ここで続く打者がセンターオーバーのタイムリー3塁打で1点を加え、5対1とリードを広げました。
また、5回裏には右中間へのヒットの後、代打で出場した選手が左中間にタイムリー、更に2度のワイルドピッチで2点の追加点を奪って7対1とし、7回コールドまであと1点と迫りました。
つづく6回裏の攻撃は、打ち取られたかに見えたセカンドゴロを相手がエラーし1塁に走者が出て、その後盗塁と犠牲フライによるタッチアップという機動力を生かした攻撃で1アウト3塁に走者を進め、スクイズで1点を追加して待望の7点差をつけ、7回表の相手の攻撃を無失点に抑えれば7回コールド勝ちの権利を手にしました。
迎えた7回表の相手の攻撃では6回からマウンドに立ったエースが、勝利を目前にして肩に力が入り、甘く入ったストレートをセンター前に運ばれるヒットを1本打たれたものの、その他の打者を見事に3者三振に打ち取り、会心の締めくくりでゲームセットのサイレンを聴きました。
試合前の予想では、やや本校が優勢ではあるものの、両軍にミスがなければ拮抗した試合展開も想定されましたが、終わってみれば8対1、7回コールド勝利となり、選手たちにも会心の笑顔が見られるとともに、初戦を制してほっとしつつ自信にも繋がった一戦だったのではないでしょうか。試合後には多数駆けつけてくださった保護者会の皆さまを代表して会長様からも激励のお言葉を頂戴し、選手たちの視線は既に次戦に向いていました。
野球部の部員たちは、時や場所や相手を選ばずに、私をはじめとした大人に対して、出会ったその瞬間に一旦立ち止まり、体の向きと姿勢を整えて元気な声で挨拶をしてくれる姿が普段からとても印象的です。
また、決して突出したスキルのある選手ばかりではないものの、日々の鍛錬に対しても急がずに目標を定め、スモールステップを積み重ねながら地道にコツコツと取り組むことをチーム全体で切磋琢磨しながら実践しており、まさに本校の生徒たちの姿を象徴する模範的な存在となっています。
次戦は4月15日(火)岩槻川通球場において、本校と同じく本日の1回戦を制した春日部東高校との対戦となりました。春日部東高校は、本校同様に「文武両道」を校風とし、伝統的に部活動を中心とした学校づくりに取り組むライバル校です。野球においてもそれは同じであり、相手に不足はありません。部員たちには、次戦の代表決定戦を制して県大会へとコマを進めるべく、また、大事な試合で練習の成果を十分に発揮できるよう、油断せずに気を引き締めて決戦に臨んでほしいと思います。
本日は、年度初めの大切な休日にもかかわらず、多数の保護者の皆さま、そしてOB・OGの皆さまに会場にて直接ご声援を賜り、誠にありがとうございました。皆さまの熱いご声援のおかげで、「南の風」がスタンドからグラウンドへとパワーを伝え、選手たちが持てる力を発揮できる結果となりました。本日の勝利は、皆さまのご声援のおかげであると感じています。
次戦は残念ながら平日の開催となりますが、お時間の許す方は、是非球場にお運びいただき、本日と同様にご声援を賜ることができれば幸甚に存じます。
頑張れ、越南生!頑張れ、野球部!
「南の風」参画の儀(対面式)
本日4月10日(木)本校体育館において対面式が行われました。この行事は、本年度入学した1年生を上級生に当たる2,3年生が本校の仲間として迎え入れ、全校生徒で新たなスタートを切る今年度最初の学校行事であり、2日前に入学式を終えたばかりの初々しい358名の1年生が「南の風」の一員となりました。
緊張した面持ちで肩に力が入った1年生に対し、どこか先輩風を吹かせながらリラックスした表情で1年生を見つめる上級生。体育館内は中央のわずか3mほどのスペースを境に、全く異なる雰囲気の中で開式を迎えましたが、プログラムが進み、実際に顔を合わせ、上級生たちが本校の特色の一部である様々な学校行事をコミカルに紹介してくれたおかげで、徐々に緊張感も解け和やかな雰囲気に包まれていきました。
毎年3月には「卒業」という別れの時があり、4月にはこうして新たな出会いがあることで、学校は常に世代の異なる3学年の生徒で構成されることになります。そして、この出会いによって仲間となり、青春のひと時を共に過ごすことで様々な経験から得られる人間的な成長と強固な人間関係が生まれ、そうした財産が生徒たちの未来を広げていくのです。
地球上には現在81億人以上の人々が存在しています。つまり、今日の出会いは81億分の1,000の奇跡なのであり、「越谷南高校」という共通点を持つ者のみが得られた貴重な出会いなのです。そして、今日の出会いを含め、これまで「越谷南高校」の名のもとに集まったあまたの出会いが、これまでの本校の輝かしい歴史を積み重ねてきたのです。だからこそ、今日の出会いは、きっとこれからの本校の歴史をこれまで以上に素晴らしいものに塗り替えてくれるものと信じています。
1年生には、この貴重な出会いを大切にし、身近な存在となった上級生たちから様々な刺激を受け、少しずつ越南生らしさである「南の風」の精神を身に付けていってほしいと願います。
また上級生の皆さんには、「越南生」とは何ぞや、「南の風」とは何ぞや、ということを威厳と風格を持ってその背中で語り、強く、優しく、逞しく導いてほしいと願います。
そして、すべての生徒がそれぞれ自分の選んだ場所で輝き、これまで以上に力強く「南の風2025」を吹かせてくれることを期待しています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
令和7年度「南の風」新たなスタート(令和7年度始業式、第52回入学式)
本日4月8日(火)、グラウンド脇に咲き並ぶ満開の桜を横目に見ながら、久しぶりに生徒たちが登校し、賑やかな学校が戻ってきました。
午前中は、新2,3年生が体育館に集まって着任式と始業式が行われたのち、クラス担任と生徒たちのクラス発表があり、一喜一憂の賑やかな雰囲気の中で令和7年度のスタートを切りました。
わずか数日前まで1,2年生であった生徒たちが、新年度を迎え1学年アップグレードしたことで、心なしか少し大人になって、逞しく見えたのは私だけでしょうか。
冒頭で行われた着任式では、令和6年度末で異動となられた教職員23名(非常勤等を含む)を紹介したのち、本年度新たにお迎えした19名(非常勤等を含む)の教職員に登壇してもらい、一人ひとりお名前をお呼びしながら紹介しました。
生徒たちは私語もなく、体育館内は静けさに包まれていましたが、目の前に立った初めて会う先生方や事務職員たちに鋭い視線を向けて観察しているようで、「どんな先生なんだろう」と、興味が湧いている様子でした。そして最後に、新転入者を代表して寺岡教頭が挨拶をして着任式を終えました。
続けて令和7年度1学期の始業式を実施しました。毎回最初に行う校長講話では、これまでの慣例に沿ってスライドを用いて、本日のテーマ「有用」について話をしました。
「有用」とは、「用がある」つまり「役に立つ」という意味であり、1300年前の時代に生きた漢詩の仙人李白の詩の一節や83年前に書かれた小説が人生のバイブルのように重版を重ね、宮崎駿監督によって映画化された「君たちはどう生きるか」を紹介しながら、すべての人には一人ひとり必ず役割があり、そして誰かの役に立っているのだということを伝えました。そして、新たなスタートを切るに当たり、そうした考えに立った上で、より多くの人に対して、より有用な、そして必要とされる存在になることを目指すべきなのだと伝えました。
生徒の皆さんには、いま情熱を傾け日々努力を重ねていることがやがて実を結び、誰からも必要とされる「有用」な人材となって、輝く未来を手にできることを期待しています。
また、気温も上がり春の温かさが感じられる天気となった午後には第52回入学式を挙行しました。本日入学式を迎えた新入生の皆さん、保護者の皆さま、ご入学誠におめでとうございます。そして、ようこそ越谷南高校へ。今日から皆さんも「南の風」の一員となりました。「南の風」とは何かということをしっかりと理解し、プライドを持って生活してほしいと願います。
式の前後では、真新しい制服に身を包み、緊張した表情で保護者とともに入学式の看板の前や桜の木の下で記念写真を撮る姿が印象的でした。
入学式では、「担任の後に続いて入場し、クラスの席に1列に並んで、担任に合わせて一礼して座る」という初めての共同作業に挑戦したり、実際に担任から氏名を呼名されるなど、越南生になったのだという実感が、少しは味わえたのではないでしょうか。
式辞では、本校での高校3年間をスタートするに当たり、覚えておいてほしいこととして、「夢を持ち、その実現に向かって努力を重ねてほしい」ということ。「他者に求められる人物を目指せ」ということ。「苦手から逃げずに学び続けよ」ということの3つをお話しました。
いずれの話も、高校3年間だけでなく、この後の長い人生の道標となることであり、新入生の皆さんには、3年後をステップとして人生のどこかで自分の目指す姿を手に入れ、社会の様々な舞台で眩しい輝きを放つ人物となってほしいと願います。
保護者の皆さまにおかれましては、本日は年度初めのご多忙の中、また平日にもかかわらずご臨席を賜り、心より感謝申し上げます。本校が目指す教育活動は、皆さまのご理解とご協力、そしてご支援によって生徒たちに有意義な学びの場を提供できているのだと考えています。
本校は、生徒の皆さんが目指すそれぞれの夢の実現のために、教職員一丸となって支援してまいります。本日の入学式を機に、保護者の皆さまも本校並びに生徒たちの良きサポーターとして、力強く背中を押していただけますと幸甚に存じます。
頑張れ、越南生!頑張れ、新入生!