2025年1月の記事一覧
素敵なお兄さん、お姉さんになりました(明正小学校との交流事業)
本日1月27日(月)越谷市立明正小学校体育館において、本校3年生29人が明正小学校6年生の児童157人と英語を活用した交流事業を行いました。
明正小学校との交流事業は以前も実施していましたが、コロナ禍によりここ数年中止となっていました。明正小学校と光陽中学校の校長先生に本校の学校評議員を務めていただいており、昨年6月の会議の際にお二人から交流事業についてご要望をいただいたことから、本日の実施となりました。
光陽中学校との交流事業は先方の要望に応える形で、昨年12月以降に部活動同士の交流として実施しており、今回は明正小学校との交流事業を実施することとなりました。
本事業実施に当たり、外国語科を中心に3年生に希望者を募ったところ、多くの生徒が手を挙げてくれ、そのうち本日の参加が可能な29名が小学生との交流事業に臨みました。
今回の交流事業は、小学校からの要望もあり、小学校でも導入が始まった英語教育の一環として高校生とともに小学生が楽しく英語を学ぶというコンセプトのもと、本校ALTの派遣元であるハートコーポレーション様のご協力をいただき、4名のALTとともにゲームやダンスなどを通じて英語によるコミュニケーションを図りました。
陽気で気さくなALTの進行のもと、8名から10名前後の小学生グループに本校生徒が2名ずつ配置され、それぞれがTeacher役となって小学生に対応しました。初めての先生役に最初は戸惑いを見せていた本校生徒たちですが、小学生の元気さや積極性に刺激を受け、アッという間にお兄さんお姉さんらしい頼もしい振る舞いになっていきました。
最初は、小学生がタブレットで3枚のスライドを作って名前と好きなものなどの自己紹介をし、本校生徒がコメントすることから始まり、打ち解けてきたところで英語の曲に合わせてみんなでペンギンダンスを踊って盛り上がりました。そして、本日のメインであるスリーヒントクイズでは、高校生が答えにまつわる3つのヒントを英語で表現し、小学生が答えてポイントを競うというゲームで、どのグループも楽しそうに小学生との交流の時間を過ごしていました。小学校の4時間目の授業を活用して実施したため、45分間という限られた時間の中での交流となり、両者が楽しそうに過ごす時間もアッという間にエンディングとなってしまいました。
今回明正小学校にお邪魔して感じたのは、小学生の英語理解力と想像力の高さで、高校生たちが話す英語をほとんどの小学生が理解しており、更に高校生が何を伝えようとしているのかを想像して答えるという場面が頻繁に見られました。明正小学校での英語教育の成果と小学生の学びに対する意欲的な姿勢を目の当たりにし、多忙を極める小学校の先生方のご指導の質の高さに頭の下がる思いでした。
また、市内義務教育を所管する越谷市教育委員会の方も視察に訪れており、本校生徒たちの取組の様子を見ていただくことができました。
普段接することの少ない小学生と過ごした時間は、本校生徒たちにとってもとても心温まる時間であり、人に対して優しい気持ちになれる時間でもあったのだと思います。また、「英語」というツールが高校生に年長者としての自覚を深め、本日の立派な対応につながったのだと思います。同時に、人を導くことの難しさも感じることができたのではないでしょうか。
授業終了後は、先方の校長先生からもお褒めの言葉をいただき、生徒たちはちょっとした充実感や達成感を得られたようです。こうした経験は、本日参加してくれた皆さんにとって確実に豊かな心を育む財産となったはずです。やさしい気持ちで人のために何かをできる人間は、やがて多くの人から愛され、どんな人よりも多くの幸せを感じることができるのだと思います。本日の経験がまた一歩皆さんを成長させてくれたはずです。
今後皆さんは、高校を卒業して、新たなステージで新たな挑戦を続けていくことになります。どのような道に進むにせよ、人と接するスキルがこの後の人生を大きく左右することは言うまでもありません。いつまでも本日のような優しい気持ちと笑顔で過ごしていける、そんな人生を送れることを心から願っています。
頑張れ、越南生!
打楽器8重奏、吹奏楽部の挑戦(アンサンブルコンテスト西関東大会)
本日1月26日(日)山梨県甲府市のYCC県民文化ホールにて第30回西関東アンサンブルコンテストが開催され、本校吹奏楽部の打楽器パートの部員8名が打楽器8重奏で出場しました。
アンサンブルコンテストは通常の吹奏楽の大会とは異なり、同じ種別の楽器を奏でる数名の演奏スキルと織りなすアンサンブルの美しさを競うもので、いわば吹奏楽のベースとも言うべきパートごとの大会とされています。西関東大会は、埼玉県、群馬県、山梨県、新潟県の4県から推薦された精鋭25チームが参加し、金賞を受賞したチームのうち最も高評価を受けた2チームが3月に福井県で行われる第48回全日本アンサンブルコンテストへの出場権を獲得する規定となっています。
本校吹奏楽部は11月に行われた県大会に金管楽器パートと打楽器パートの2チームが出場し、そのうち打楽器パートが金賞を受賞して埼玉県から10チームのみが出場できる西関東大会へと駒を進めていました。
打楽器パート(パーカッション)は奏でる楽器の種類も多く、重低音から高音まで様々な音色を奏でることができますが、それ故にアンサンブルで美しい音色を奏でるのが非常に難しいパートでもあります。そんな打楽器パートで本校は難度が最も高い8重奏にチャレンジしました。
年末のインフルエンザによる学級閉鎖やウィンターコンサートなどがあったため限られた練習時間の中で、部訓である「最高の音楽を全員で」を体現すべく8名が個々の演奏スキルを磨き、気持ちを合わせて美しいアンサンブルを作り上げてきました。
本日の演奏順が午前中の早い時間であったため、前日から現地入りして調整し、早朝から音合わせをして会場入りしました。また、サポートメンバーたちが本日現地入りし、演奏メンバーと会場で合流して楽器の運搬など演奏メンバーがベストな演奏ができるようサポートしました。
午前10時すぎに演奏順9番で本校打楽器8重奏の演奏が始まり、年末のウィンターコンサートで披露した「Gate to Heaven」を披露しました。この楽曲は、演奏の冒頭が重低音の大迫力から始まり、木琴と鉄琴の目にも止まらぬスピードのバチさばきが見どころで、パーカッション特有の体の芯まで響く音の波動が次々と迫りくる楽曲となっています。演奏のリズムが速いため8人がピッタリと息を合わせなければ美しいアンサンブルとならない難しい楽曲ですが、本校部員たちはものともせずに日頃の練習の成果を存分に発揮し、渾身の演奏を披露しました。
午後からは職場・一般の部の演奏も行われ、すべてのチームの演奏が終了した後に結果が発表されましたが、本校打楽器8重奏はベストを尽くしたものの銀賞の受賞にとどまり、夢の全日本大会への出場は叶いませんでした。今大会では、金賞を獲得したチームがすべて埼玉県のチームであったこともあり、生徒たちは悔しい想いを感じていることと思います。しかし、結果が物語っているとおり、埼玉県のレベルは他県に比べて圧倒的に高く、そうした強豪ひしめく中で西関東大会のステージに立ったこと自体が素晴らしい成果であり、誇れるものでもあると言えます。もちろん生徒たちが目指しているのはその先にある全国大会の景色を見ることであり、決して満足することはできないのだと思いますが、このステージに立ったことを自信にして、悔しさを糧に次なる目標に向かってほしいと願います。
本大会への出場にあたり、保護者の皆さまをはじめ、多くの関係の皆さまに格別のご支援を賜り、心より感謝申し上げます。今後とも、本校吹奏楽部の活動をあたたかく見守っていただくとともに、変わらぬご支援をいただければ幸甚に存じます。
頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!
イオンレイクタウンで3×3大会開催(女子バスケットボール部)
本日1月25日(土)イオンレイクタウンKAZE光の広場にてバスケットボール3×3 U-18(18才以下) Ripple’s Challenge2025の1日目予選リーグが開催され、本校女子バスケットボール部が出場しました。
Ripple’s Challenge2025は、昨年度行われた本校生徒と越谷市長との対談の中で、本校女子バスケットボール部員たちの想いを越谷市長に受け止めていただき、プロバスケットボールチーム越谷アルファーズの拠点でもある越谷市が国内最大級の集客力を誇るイオンレイクタウンKAZEとタッグを組んでバスケットを盛り上げようと企画していただいたイベントで、市内の高校で頑張る女子バスケットボール部員たちに活躍の場を提供し、その様子を広く一般の方々に知ってもらう狙いで開催が実現したものです。
また、開催にあたり、イオンレイクタウンKAZEのご担当者様には、事前の打ち合わせで幾度となく本校にご来校いただくとともに、イオンレイクタウンを訪れる一般のお客様が最も多く通る一等地である光の広場に会場を設定していただくなど、格別のご配慮をいただき本日の開催となったものでもあります。
大会には、本校のほか、市内に所在する高校にお声掛けし、趣旨に賛同いただいた越ヶ谷高校、越谷北高校、越谷西高校、越谷総合技術高校、叡明高校の6校が参加し、各校複数のチームを作ってリーグ戦を戦いました。
3×3(スリーエックススリー)は、ストリートから派生してローカルルールで行われる3on3(スリーオンスリー)とは異なり、FIBA(国際バスケットボール連盟)による世界基準のルールが存在する競技で、パリオリンピックに採用された3人制バスケットボールの正式競技です。通常ゲームの1/4である10分1ゲームで勝敗を争い、得点も通常の1ゴールが1点、スリーポイントが2点で換算されます。4人1組のチームで、そのうち3人が出場し交代は自由、ショットクロックは12秒、相手からボールを奪ったら一度スリーポイントラインの外側にボールを運ばなければシュートできないルールとなっています。
本校からは4チーム(越谷南TAKADO JAPAN、越谷南ワンダーランド石川、越谷南Grand Finale、越谷南Phoenix)が参加し、4チームずつ4ブロックに分けられたリーグ戦に1チームずつ出場しました。
午前10時に始まった開会式では、多くのギャラリーが見守る中、本校キャプテンがこの大会の立役者である越谷市長に向かって力強く選手宣誓をして熱戦の火蓋が切られました。
試合は、どのゲームも目まぐるしく攻守が入れ替わり、シュート場面も多く、スピーディーな展開が随所に見られ、見る側からすると手に汗握りっぱなしのとてもエキサイティングなシーンの連続でした。また、どの高校の選手たちもフェアプレーであるとともに常に全力で戦うその姿は、高校生らしく爽やかでもあり、選手たちを見つめる多くのギャラリーたちは、その直向きさに知らず知らずのうちに引き込まれて、ワンプレーごとに一喜一憂し、大きな歓声をあげ、手を叩きながら応援する人たちで会場が埋め尽くされていました。
各校の選手たちも、普段の試合で応援していただくのは保護者の方々に限られていますが、本日はこの大会を目的とせずにたまたまイオンレイクタウンにお越しいただいた多くのお客様たちの前でプレーすることができ、更には声援までいただくという経験に、さながらプロ選手になったような気分でプレーできたことだと思います。会場で足を止めていただいた皆さまが作り上げるそうした雰囲気が選手たちを力強く後押しし、神業のように高確率でシュートを決める選手が現れるなど素晴らしいプレーが随所に見られ、会場は大盛り上がりでした。
本校から出場した4チームは、大会ホスト校としてすべてのゲームでオフィシャルやボールパーソンなどを担当して大会運営に貢献するとともに、それぞれ出場したリーグ戦で好成績を残し、明日のトーナメント戦では上位枠に配される見込みとなりました。明日はノックアウト方式で順位が決まる痺れる試合が続きますが、1試合1試合全力で戦って頂点を目指すとともに、普段経験できない貴重な「見ていただける場」の雰囲気を存分に味わってほしいと願います。
高校生たちにとっては、日常の部活動とは異なり、一般公開され多くの見ず知らずの方々が見守る中でプレーし、応援していただけたことは、日ごろから自分たちが情熱を持って取り組んでいることを自己肯定できる貴重な機会であり、掛け替えのない特別なシーンとして心に刻まれるとともに、人としても大きな成長につながる素晴らしい機会であるはずです。こうしたことは、学校の力だけでは成し遂げられないことでもあり、今回、頑張る高校生たちに対して他の高校では味わえない貴重な機会をご提供いただきました越谷市長様をはじめとする越谷市関係の皆さま、イオンレイクタウンKAZEスタッフの皆さま、そして本事業に賛同しご協力・ご協賛いただきました関係企業等の皆さまに心より深く感謝申し上げます。
また、本日は多くの保護者の皆さまや本校生徒たちにご来場いただくとともに、ご声援いただき、感謝申し上げます。試合は明日がノックアウトラウンドとなります。更に白熱した好ゲームが展開されると思いますので、お時間の許す限りイオンレイクタウンKAZE光の広場にお越しいただき、ご声援をいただけますと幸甚に存じます。
頑張れ、越南生!頑張れ、女子バスケットボール部!
保護者の皆さまと野球部の応援に感謝(サッカー部新人大会ベスト4進出)
本日1月25日(土)本校第2グラウンドにて、サッカー東部地区新人大会の準々決勝が行われ、先週までに支部ベスト8に進出していた本校サッカー部がベスト4進出と関東大会県予選の出場権獲得を賭けて鷲宮高校と対戦しました。
鷲宮高校は、本年度から越谷西高校サッカー部を県内強豪校として育て一時代を作り上げた東部地区を代表する名将を監督として配し、わずか半年足らずで戦う集団になってきたチームで、核となる選手のスキルは高く、チーム全員が労を惜しまず献身的にプレーするとても素晴らしいチームでした。
試合は、本校野球部員が大声で校歌を歌ってピッチに立つ選手たちを鼓舞する中、午前10時に相手のキックオフで始まり、開始直後から積極性に勝る本校が相手陣内に押し込み、本校が先にペースを握る展開となりました。相手は、よく走り球際に厳しく、シンプルに跳ね返すスタイルで、本校は優勢にゲームを進めながらも、なかなかチャンスを作れない展開が続きました。
試合が動いたのは前半10分頃で、ミドルゾーンでボールを不用意に失ったところからショートカウンターを受け、ペナルティエリア左を縦に抜け出されてシュートを打たれ、本校GK(ゴールキーパー)が一度はセービングしたものの、逆サイドにこぼれたボールに詰められて、ワンタッチで強烈なシュートを叩き込まれてしまいました。
本校にとっては、今大会で初めてリードを許す形となり、追う展開から冷静さを欠いたミスが頻発し、相手の勢いを止められないまま時間ばかりが過ぎて、強いストレスを感じながら前半を終えることとなりました。
ハーフタイムには、コーチや監督から様々な指摘や助言を受けるとともに、監督の「想定内だから慌てるな。ここからが勝負。漢になってこい」と檄を飛ばされ、再び闘志を漲らせてピッチに向かいました。
後半は、開始直後から気持ちを前面に出す本校イレブンが次々と気迫のプレーでボールを奪って怒涛の攻撃を繰り返し、相手は堪らずクリアに徹する展開となりました。波状攻撃を見せる本校は、ファーサイドまで深く入れた右コーナーキックのこぼれ球を、ゴール正面から左隅に豪快に叩き込み、ついに同点に追いつきました。
ゲームを振り出しに戻すこの同点ゴールでチームが一気に活気づき、野球部員たちの大声援にも背中を押され、完全にゲームを支配する展開の中から、同点弾同様に右コーナーキックから連続して奇麗にヘディングを合わせて2点を追加して、すがる相手を意気消沈させました。更に畳みかけるように攻撃は続き、敵陣でルーズボールを拾った直後に見事なスルーパスで本校エースが抜け出したところを、相手が背後からのタックルで倒してPK(ペナルティキック)を獲得しました。これを本校の精神的支柱でもあるディフェンスリーダーが冷静に決めてアッという間に4点目を奪って試合を決めました。
その後、諦めずに粘る相手にミドルゾーンでボールを奪われ、縦1本のスルーパスから2点目を失いましたが、5分間確保されたアディショナルタイムも含めて最後まで闘志を持って闘い続けた本校イレブンが4対2で勝利を手にしました。
本日手にした勝利の意味は大きく、春先に行われる関東大会県予選(県内上位32校のみが出場)に東部支部代表として出場を確定させるものとなりました。併せて、本日の勝利の結果、来週2月1日(土)にしらこばと運動公園陸上競技場で行われる準決勝への進出も決まりました。
準決勝の舞台は夢に見た天然芝の競技場となります。対戦相手は、本日久喜北陽高校との激闘をPK戦で制した越谷西高校となりました。本日から1週間、戦術面での再確認とともにリカバリーやコンディショニングなどの「良い準備」を重ねて、素晴らしい環境で思い切り「南の風」を吹かしてほしいと願います。次の準決勝を制することができれば、東部支部から2チームしか出場することができない新人大会県大会への出場が決まります。強い想いを持って戦った先には、新人大会県大会が待っています。
また、先週に続き、本日もたくさんの保護者の皆さまにご来校いただきますとともに、あたたかいご声援を賜り、心より感謝申し上げます。先制された前半はハラハラドキドキの連続でしたが、皆さまのご声援の力で、なんとか勝ち切り、関東大会予選の出場権を獲得することができました。次戦は2月1日(土)しらこばと運動公園会場で午前10時キックオフとなります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、サッカー部!
貫禄の地区優勝(男女バレーボール部東部地区新人大会)
先週末の1月18日(土)と19日(日)の2日間にわたり、県民総合スポーツ大会兼高等学校男女バレーボール新人大会東部地区予選会が越谷北高校など複数の学校会場で開催されました。
この大会は、地区予選を免除される全日本高等学校選手権大会県ベスト4進出チームを除くすべてのチームが参加する県新人大会の地区予選であり、東部地区からは男子9校、女子8校が県大会への出場権を獲得するレギュレーションとなっています。
本校男子バレーボール部は、昨年行われたインターハイ予選で県3位と好成績を収めましたが、新チームで臨んだ全日本高等学校選手権大会では県ベスト4進出を逃してベスト8止まりであったため、今大会は第1シードとして地区大会に出場することとなりました。
試合は1月18日(土)に越谷北高校体育館にて2回戦が行われ、その日の第1試合でフルセットの末に1回戦を勝ち上がった八潮南高校と対戦しました。本校は昨年のチームのような絶対エースはいないものの、その分チーム全員で拾って、繋いで、攻撃に転じる総合力を武器とするとともに、昨年から試合に出場していた2年生を中心に高レベルのスキルも強豪校としてのプライドも備えており、ミスはありながらも順当にストレートで勝利して準々決勝にコマを進めました。
翌日の1月19日(日)に行われた準々決勝では、会場校である越谷北高校と対戦し、完全アウェーの洗礼を受ける中、雰囲気に呑まれずに着実にポイントを重ね、追いすがる相手を振り切ってストレート勝ちを収めました。
2試合挟んで行われた準決勝は、第4シード校の春日部高校との対戦となりました。技術的には本校がやや有利ではあるものの、春日部高校は集中力も予測力も高く、粘り強いチームカラーが特徴の好チームで、白熱した試合展開となりましたが、最後は本校の地力が勝り25-21、25-23の僅差ではありましたがストレートで勝利して無事に決勝にコマを進めました。
迎えた決勝戦では、近年バレーボールに力を入れる草加高校との対戦となりましたが、準決勝で厳しい試合を制したことから本校選手たちの心も整理され、気負うことなく実力を十分に発揮して25-15で第1セットを奪うと、続く第2セットも勢いそのままに25-21で制し、全試合失セットなしの完全制覇で見事に東部地区の頂点に立ち、優勝を果たしました。
第1シードとして今大会に臨んだことを考えれば、チームにとって優勝は最低目標であったのかもしれませんが、公式戦の場で持てる力を発揮しながら勝利を重ねることは決して簡単なことではありません。そうした意味では、大会に臨むに当たり昨年のチームで手にした県3位チームとしてのプライドを持って「良い準備」を重ね、そのプライドに違わない「強い想い」をプレーに反映できたことが、結果として優勝に結びついたのだと思います。そうした強豪校が代々伝承する好循環を県大会でも発揮して、快進撃してくれることを期待したいと思います。
一方、女子バレーボール部は、男子と同様に全日本高等学校選手権大会で県大会に進出しましたが、残念ながら1回戦で強豪の国際学院高校に惜敗し、地区予選からの出直しとなりました。女子の初戦は1月18日(土)に八潮高校で行われ、八潮高校と八潮南高校の合同チームとの対戦となりました。
相手は合同チームながらも、指導者の情熱ある指導のもと、運動能力や技能の高い選手が揃っており、粘り強く拾って繋ぐバレーが身上の好チームでした。
試合は第1セットから一進一退のゲームとなり、互いにミスした方がセットを失う流れの中で、本校選手たちはキャプテンを中心に声を出し合って戦いましたが、苦しい場面でのミスや相手の闘志あふれるプレーに押され、相手の粘りに屈する形で20-25で第1セットを奪われてしまいました。
後がなくなった本校は、監督の指示をしっかりと共有し、気を引き締め直して第2セットに臨み、何とか試合の流れを引き戻そうと懸命にボールに喰らいつきましたが、最後まで相手のリズムを攻略することができず、22-25で第2セットも失ってゲームセットとなりました。
今回の試合では、自分たちの積み上げてきた力を十分に発揮することができず、コートに立ったメンバーもバックアップメンバーも悔しい気持ちでいっぱいなのだと思いますが、敗れた試合には必ず修正すべき反省点があるはずで、そうした視点では学べることも多いはずです。
また、皆さんがこれまで積み重ねてきた努力は決して間違ったものではなかったはずです。実際、私自身は、皆さんが日々必死な努力を重ねて真剣な表情で練習に取り組んでいる姿を幾度となく見てきました。今回は残念ながら望む結果を手にすることはできませんでしたが、積み重ねてきたことに対する成果を手にすることができる日が必ず来るはずです。この悔しさを糧にして、今まで以上に自分たちに厳しい目を向けながら、チーム全員で精進を重ね、次の大会で思い切り悔しさをぶつけてリベンジできれば良いのではないでしょうか。女子バレーボール部の皆さんには、いつもの明るい笑顔を忘れずに、次に向かってチャレンジしてほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、男女バレーボール部!
タフなゲームを制したイレブン(サッカー部新人大会2回戦)
2日連続サッカー部の記事となりますが、本日1月19日(日)八潮南高校グラウンドにて、サッカー部の東部地区新人大会2回戦が行われ、応援に行ってきました。
相手は、昨日行われた1回戦を1対0の完封で勝ち上がってきた八潮南高校となりました。八潮南高校は部員数こそ少ないものの、監督の熱心な指導のもとで、チーム全員で体を張って粘り強く守り、奪ったボールを丁寧につないでゴールを目指すシンプルなスタイルで、着実に力をつけているチームです。
試合は午前10時に本校のキックオフで始まり、予想通りミドルゾーンでのボールの奪い合いとなりました。どちらのチームもボールをつなごうという意識は見られるものの、相手との距離が近く、1人剝がしたところで次の相手につかまってはね返されるというシーンの連続で、双方ともになかなか背後のスペースをつくことができない苦しい展開となりました。
運動量の面で本校がやや優勢に試合を進めるものの、相手はGK(ゴールキーパー)の広い守備範囲や素晴らしいセービングと密集した守備陣形でのチャレンジ&カバーが的確で、シュートシーンまで持ち込めないまま試合が進む中、相手はシンプルにカウンターを狙って縦1本のロングフィードから、あわや失点というケースが何度かあり、ヒヤヒヤの展開となりました。
本校選手たちも多くの時間を敵陣でプレーしながらも、状況判断ミスや雑なコントロールによって奪われるシーンが目立ち、攻めながらも決め手を欠く攻撃にストレスを感じたまま前半が終了しました。
ハーフタイムには、コーチから「焦らずにもっとゲームを楽しもう」と助言があり、監督からは、優しくも厳しい檄とともに「GK以外の縦へのロングボールを恐れずに前に出よう」と具体的な指示があり、選手たちも気を引き締め直して後半のピッチに飛び出していきました。
後半は開始直後から本校選手が指示通り前に出るプレーでゲームを支配し、怒涛の攻撃を仕掛けて幾度となくビッグチャンスを迎えますが、フィニッシュに精度を欠き、時間ばかりが過ぎていきました。相手もGKを中心に体を張った気迫のプレーを見せながら徐々に守りのリズムを掴んでいったためシンプルにはね返され、両者得点に至らないまま後半が終了して、延長戦にもつれ込む緊迫したゲームとなりました。
一度ベンチサイドに戻った選手たちは、疲労回復のためのマッサージを受けながら、再度監督からの熱いメッセージを受け、憔悴しかけていたハートに再び炎を燃やし、ギラギラした目でピッチに出ていきました。
延長戦に入っても、勝ちたい気持ちに勝る本校イレブンの攻撃の手は止まず、延長前半5分にミドルゾーンで奪ったボールを左サイドから展開し、逆サイドまで幅を使ったサイドチェンジで攻め上がり、最後はペナルティエリア右サイドからの折り返しにゴール正面からワンタッチで奇麗に合わせて待望の先制点を奪いました。
その後も本校イレブンは守勢に回ることなく闘志を持って前に出て、相手の捨て身の反撃を着実にはね返し続けて試合終了のホイッスルを聞き、ウノゼロ(1対0)の僅差のゲームを制しました。
試合は戦前の予想通りタフなゲームとなりましたが、ミスは目立ちながらも集中力を切らさずに走り切った本校イレブンが薄氷の想いの中で見事に勝利を収め、1月25日(土)に本校会場にて行われる準々決勝への挑戦権を獲得することができました。本日対戦した八潮南高校もGKを中心に個人スキルの高い選手も複数いて、集中を切らさずにチーム全員で戦う素晴らしいチームでした。
選手たちは、縦へのパスをことごとくはね返され、スペースを取ることができなかった悔しさや、パスの繋ぎや守備のブロックが上手く機能しなかったことにストレスを感じていることだと思います。ただ、やはり公式戦とはそう言うもので、必死な者同士の対戦では思い通りにいかないことの方が圧倒的に多いのがサッカーというものなのです。
大いに反省することは必要であると思いますが、凹む必要は微塵もありません。ベンチメンバーを含めた選手同士でポジショニングや距離感、タイミングやコーチングの仕方などについて意見をぶつけ合って、チームメイト全員で次のゲームに向けた「良い準備」を重ねてほしいと願います。
次は目標の関東大会予選出場権を賭けた大一番となります。相手もこれまで以上に手ごわい相手となるはずです。臆することなく全力で立ち向かえば、きっと道は拓けると信じています。
また、昨日に引き続き、本日もたくさんの保護者の皆さまに会場にてご声援を賜り、心より感謝申し上げます。準々決勝は1月25日(土)本校グラウンドにて10時キックオフ、対戦相手は開智未来高校と鷲宮高校の勝者となります。ピッチに立った選手はもとより、ベンチメンバーも含めすべての部員が心を一つにして次なる戦いに挑みますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、サッカー部!
チーム力で手にした勝利(サッカー部新人大会)
本日1月18日(土)本校グラウンドにてサッカー部の東部支部新人大会1回戦が開催されました。
サッカーの新人大会は東西南北の各支部ごとに予選が行われ、各支部の上位校が本年度新人大会県大会及び令和7年度関東大会県予選の出場権を獲得するレギュレーションとなっています。東部支部では、上位2チームに新人大会県大会への、上位6チームに関東大会予選への出場権が与えられることとなっています。
我が国では、戦後の復興に伴う高度経済成長やテレビの普及により様々なスポーツの裾野が広がる中、昭和の時代のスポーツといえば野球1強で、ほとんどの子供がプロ野球選手に憧れて野球に勤しんでいましたが、1993年にJリーグが開幕してサッカーがプロ化すると徐々にサッカー人気が高まり、程なくして競技人口では野球を抜きサッカーが最も多くなりました。
世界の多くの国でサッカーが国民的スポーツとして位置付けられていることを考えれば、ボールひとつあればいつでもどこでも楽しめるサッカーの普及は自然なことであったのかもしれません。
ただ、どのスポーツにおいても真の意味での普及のためにはトップカテゴリーの「プロ化」が最大の要因であり、将来的にスポーツを生業として人生を設計できる希望こそが、子供たちに「夢」を与え、競技人口の裾野を拡大することにつながることは必須の条件であると言えます。近年ではサッカーのプロ化を手本として、バスケットボールやバレーボール、ラグビー、卓球などがプロ化したことで爆発的な人気となっているのがその好事例であると言えます。
一方で、加速度的に進む少子化と幼少期世代のスポーツ離れに加え、人工芝などのプレー環境やリーグ戦導入に伴うレベルカテゴリーの分断、公式戦へのシードの優遇などにより、高校年代では国内どの地域においても各校の部員数が二極化していることが大きな影となっていることも事実です。
その結果、財力や柔軟な入試制度により部活動に力を入れる私立高校に部員が集中して公立高校では部員が集まりにくい状況が顕著となり、競技人口が最も多いサッカーにおいても部員不足により他校との合同チームを構成して出場せざるを得ない学校が急激に増加している現状があります。他の競技においては更に顕著な傾向が強く、どの競技においても大会への参加校数は年々減少の一途を辿っており、スポーツに情熱を持って「夢」を追いかける中高生世代が希望を持って挑戦できる「活躍の場」が減少している実情があります。そうした厳しい環境の中で、本校はサッカー部に限らずほとんどの部活動で情熱を持った生徒たちが多く集い、「夢」を追いかける生徒たちの「活躍の場」が確保されているのが「文武両道」を高いレベルで実現している本校の強みです。
本校入学までのカテゴリーでサッカーと出会い、サッカーの魅力に夢中になっている本校サッカー部員たちの初戦は午前10時キックオフで吉川美南高校と松栄学園高校の合同チームとの対戦となりました。
相手は合同チームながらも個々のポテンシャルは十分に備えており、指導者の指示のもと熱いハートを持って真摯に戦う好チームでした。試合は本校のキックオフで始まり、開始直後から激しいボールの奪い合いとなりましたが、やや優勢にゲームを進めた本校が、前半5分に左サイドから展開してゴール前に折り返し、こぼれ球を押し込んで先制しました。その後は双方譲らない展開が続きましたが、前半35分に再び左サイドを突破して入れたクロスをバイタルエリアで繋ぎ、ゴール正面から豪快に蹴り込んで2点目を奪いました。
ハーフタイムには、監督やコーチからポジショニングや状況判断について細かく指示があり、気持ちを引き締め直して後半に臨みましたが、迎えた後半5分に不用意なミスからボールを失い30mのミドルシュートを豪快に決められて1点差に迫られました。
ここから相手が一気に勢い付く中で本校の選手たちの冷静さを欠いたミスも重なり、互角の展開となりましたが、走力や集中力に勝る本校が徐々に落ち着きを取り戻すと、サイドに展開しながら敵陣に攻め込む展開が増えてきました。
迎えた後半25分に左サイドからの折り返しをゴール正面から豪快に突き刺し3点目を奪うと、勢いそのままに、その直後にも左右に大きく展開する中でペナルティエリア内の混戦で体を張ってボールを拾い、最後はゴール正面からネットを揺らして4点目をゲットしました。
その後は、双方選手交代を重ねてフレッシュなメンバーを投入しながら局面の打開を目指しますが、落ち着いてポゼッションする場面が減少して大味な展開となり、両者決め手を欠いたままタイムアップの笛を聞きました。
結果的には4対1での勝利を掴みましたが、選手たちは日頃の成果を出し切れなかった悔しさが残った様子で、勝利の喜びを感じながらもゲームを振り返り反省を口にする姿がありました。
ピッチに立った選手としては十分な満足感は得られなかったのかもしれませんが、そもそも公式戦とはそう言うもので、相手も普段とは違った必死な気持ちで挑んでくるため、練習やトレーニングマッチでできたことのうち、公式戦でできることはほんの一部であることが当たり前なのです。公式戦で通用した技術や戦術が本物の実力なのであり、だからこそ普段から公式戦と同じような意識や強度でトレーニングすることが求められるのです。先日の全国高校サッカー選手権大会で決勝に進んだ流通経済大学付属柏高校の選手が「どんな試合より部内の紅白戦が一番激しい」とコメントしていましたが、常勝軍団となるためには、そうした日常の熾烈な切磋琢磨が重要であることは、今も昔も変わらない普遍的なセオリーであると言えます。
反省点はありつつも、1回戦を無事に勝利した本校イレブンは、明日1月19日(日)東部地区ベスト8を賭けて2回戦に臨みます。24時間後にはピッチに立つことを意識し、リカバリーとコンディショニングに努めて心身ともにリフレッシュして明日のゲームに臨んでほしいと願います。
明日の試合は八潮南高校の会場で本日と同じ10時キックオフとなります。対戦相手は本日行われている八潮南高校と合同③(白岡、幸手桜、蓮田松韻)の勝者となります。
また、本日は多くの保護者の皆さまにご来校いただくとともに、選手たちに熱いご声援を賜り、誠にありがとうございました。皆さまの後押しのお陰で無事勝利を収め、明日の試合に臨むことができました。重ねて感謝申し上げますとともに、明日以降も、ぜひ会場にてご声援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、サッカー部!
自分を信じろ。結果は必ずついてくる。(共通テストに挑む3年生諸君へ)
今週末の1月18日(土)と19日(日)の2日間にわたり、大学一般受験の本番となる大学入学共通テストが全国各地で一斉に行われます。これに伴い、本校3年生は本日1月14日(火)から午前授業となり、午後は入試に向けた準備に集中する時間となりました。きっと、多くの3年生が共テや個別入試に向けてラストスパートをかけていることでしょう。
本年度の高校3年生は高校で学ぶ学習指導要領においても新課程が施行された年代であり、これまで知識力中心であった出題傾向から、読解力、分析力、思考力、表現力など多様な観点を踏まえた出題へと大きな変更がなされました。加えて教科情報が出題科目に追加され、5教科7科目から6教科8科目へと受験生の負担が増す改革元年となります。
こうした学習指導要領の改訂や大学共通テストの変更は、本校が読解力向上のために「PISAタイム」に取り組んでいるのと同じように、OECD(経済協力開発機構)の示す学習到達度調査の結果をもとにした日本の児童生徒の学力における国際競争力の向上を目的としています。
実際に生徒が受験する科目数は、受験する大学や学部・学科等によって差があるとともに、2月以降には各大学の個別試験も課されることとなりますが、ほとんどの大学が共通テスト受験を課していることを踏まえれば、やはり受験生にとっては最初の難関であり、このテストの出来によって受験先の再検討が迫られることになるのだと言えます。
3年生の皆さんは、共通テスト本番を今週末に控え、言いようのない不安と恐怖を感じている生徒がたくさんいるのではないでしょうか。人生を賭けた一発勝負となる大学入試の合否でこの先の人生の方向性が決まると捉えれば、当然そうした不安や恐怖に押しつぶされそうになるのは無理もありません。
でも、大丈夫です。そう思っているのは決してあなただけではありません。目指す大学の学部・学科や難易度等に関わらず、試験当日に会場で顔を合わすであろうすべての受験生が、今、あなたと同じように大きな不安と恐怖を感じているはずです。
条件は、みな同じです。戦うのは周りの誰かではなく、自分自身。あとは持てる力をすべて出し切れた者が、望む結果を手にすることができるのだということです。
共通テストは、皆さんにとっては今後の人生を左右する大きな勝負なのでしょう。だとすれば、勝負事は昔から、「『良い準備をした者』と『想いの強い者』が最後に勝つ」と決まっているのです。皆さんは、今日まで自分ができる最善の準備はしてきたはずです。これからできる準備は、心と身体のコンディションを整えて、試験会場に無事に辿りつくこと。そして、座席に座ったら「最後に勝つのは俺だ!」と信じて、熱い心で、そして冷静に問題に向き合うこと。
大丈夫、今まで頑張ってきた皆さんなら、きっとベストを尽くせるはず。そして「南の風」がそっと皆さんの背中を押してくれるはずです。
全力でチェレンジした先には、きっと素晴らしい結果が待っています。自分の力を信じ、自信を持って、持てる力を存分に発揮してきてください。
なお、1,2年生は、共通テストの日を1年後2年後に控え、1月18日(土)にプレ共通テストとなる総合学力模試を受験します。1,2年生も来るべき勝負の日に備えて、自分の現在位置をしっかりと確認し、良い準備を重ねてほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、3年生!
「良い準備」と「想いの強さ」(サッカー部トレーニングマッチ)
本日1月12日(日)雲に覆われ寒さの厳しい本校グラウンドでは、東部支部新人大会を1週間後に控えたサッカー部が、大会前最後のトレーニングマッチを実施しました。
サッカー部の公式戦は、年間を通じて行われるリーグ戦の他に、インターハイ予選、全国高校サッカー選手権大会予選、そして新人大会の3つの大会で構成されています。この他、新人大会支部予選のシード校を決めるための支部大会と新人大会の上位校のみが出場できる関東大会予選の2つの大会が公式戦として位置付けられています。
本校は、新チームとなって初めての大会となる11月の東部支部大会で3戦全勝したことで、今回行われる東部支部新人大会はシード権を持って出場することとなります。
昨今の高等学校スポーツは、教職員の働き方改革に伴う部活動の在り方の見直しや地域移行に加え、コロナ禍による活動制限が重くのしかかり、特に公立高校ではそうした国の意向が大きな影響を及ぼしている現状があります。一方で、公立高校に比べると国や県の制約を受けにくい私立高校が、充実した施設設備や柔軟な入試制度を活用して台頭し、あらゆる競技で優位な立場にいる傾向が強くなっています。
こうした中で、本校をはじめとする公立高等学校の役割は、チャンピオンシップスポーツであるからこそ勝利を追求することはもちろんですが、同時にスポーツの本質である競技の特性に触れながらスキルアップを目指し、生涯にわたって楽しむ素地を育むことや、スポーツを通じて自己肯定感を高め、健全で豊かな人格の育成を目指すことであると言えます。
本校の目指す「高いレベルでの文武両道」による自己実現は、まさにそうした公立高等学校の在り方を具現化するものであり、引退後の人生を豊かなものにするためにも、部活動だけに偏らない全人教育を目指すものでもあります。
本日は、大会前の最後のチーム戦術の確認の場として、南部地区の川口北高校とのトレーニングマッチに臨みました。対戦相手となった川口北高校は本校と創立年度を共にし、同じように「文武両道」による人格の育成を軸とする学校で、校風や生徒たちの様子など本校と似たような傾向が強く、どちらの選手も素直で真面目であり、直向きに努力するチームカラーが特徴のチーム同士の対戦となりました。
試合は、前述のとおり同じようなチームカラーであるが故に、目指している戦い方も重なるものがあり、お互いに気持ちのこもった気迫あるプレーの連続となりました。ただ、グループ戦術の浸透レベルや個々の技術レベルでは、僅かに相手が上回っており、セカンドボールの回収率や各エリアでのポゼッション率は相手に一日の長があり、本校にとっては劣勢な試合展開となりました。
相手が大切にボールを保持し、ショートパスをシンプルにつないで打開を図る展開が多くみられる中、本校は守備のブロックを形成してボールの奪いどころを絞って対応を試みましたが、相手の推進力を止めることができずに2失点し、大会前最後の試合を勝利で飾ることはできませんでした。
試合後には、公式戦を想定してPK戦(ペナルティ・キック)を行いました。PK戦は相手の心理に読み勝つ力と、平常心で正確にコントロールする力の戦いですが、実戦さながらの緊張感の中、本校のGK(ゴールキーパー)が2本のスーパーセーブを見せ、見事に6-5で勝利しました。
第2試合では、分析班の生徒を中心に戦術の確認を行い、第1試合でのビハインドを取り返すべく試合に臨みましたが、相手も集中力の高いクレバーなチームで、1試合目同様に一進一退の攻防となりました。前半左サイドの展開からボールがつながり、ペナルティアリア付近の左45度からのミドルシュートが決まり先制しましたが、自陣ペナルティーエリア内でのGKと相手との交錯からのこぼれ球を押し込まれ、同点のままハーフタイムを迎えました。
トップチーム同士のゲームでは、残念ながら勝利を手にして気持ちよく大会に向かうというプランは崩れたものの、逆に自分たちの修正すべき点や戦術面での綻びなどを再確認する良い機会となったのではないでしょうか。また、PK戦ではGKの大活躍など、プレッシャーのかかる実戦の中で結果を残したことは、多くの選手の自信につながったのではないでしょうか。
東部支部新人大会では、上位2チームに県大会への、上位6チームに関東大会予選への出場権が与えられます。まずは1戦1戦集中してチーム全員が一つとなって勝利を目指すことを大切にし、結果的に関東大会予選出場権の獲得につながれば良いのではないかと思います。そうした積み重ねの先に県大会出場などの未来が待っているのだと思います。
部員たちには、日頃から自分たちが熱い想いを持って取り組んでいることにプライドを持ち、そして監督やコーチからどのようなことを求められているのかを再確認して、大会までのあと1週間「良い準備」を重ね、「強い想い」を持って大会に臨んで大きな「南の風」を吹かしてきてほしいと願います。
本校の1回戦は1月18日(土)の本校第2グラウンドにおいて午前10時にキックオフとなります。対戦相手は吉川美南高校と松栄学園高校の合同チームとなっています。保護者の皆さまをはじめ、お時間の許す方は、ぜひ会場にて部員たちに熱い声援をいただけますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、サッカー部!
受検生と保護者の皆さまへ
昨日1月9日(木)に県内中学3年生の12月15日時点での進路希望状況調査の結果が発表され、本日1月10日(金)の新聞紙面にて報道がなされました。
校長といたしましては、本校を第1志望校とする受検生の状況は、とても気になっておりましたが、おかげさまで多くの受検生の皆さんから第1志望校として希望していただき、安堵するとともに、希望していただいた受検生の皆さんの未来を充実したものにするべく、より一層学びの環境を整えなければならないと、決意を新たにしたところでございます。
併せて、本校を希望される受検生はもとより、すべての受検生の皆さんには、それぞれの希望が叶うよう応援していますので、最後まで諦めることなく、自分の力を信じてベストを尽くしてほしいと願っています。
また、今回発表となった各校の倍率などを見て、不安な気持ちを抱いている受検生もたくさんいるのではないでしょうか。特に本校の場合は、多くの皆さんに希望していただいたおかげで高い倍率をいただくこととなりました。例年の状況を踏まえると、実際の出願時には、もう少し落ち着いた状況となることが見込まれますが、自分の人生を賭した高校受検ですから、誰もが不安な気持ちになることは当たり前のことであると思います。
ただ、一つはっきりしていることは、「最終的に皆さんが決断して入学した学校で皆さんは高校3年間を過ごすことになる」ということです。
学校説明会の場でもお話ししましたが、高等学校は中学校と違い、それぞれが特色ある教育活動に取り組んでいます。言い換えれば、学校によって、生徒に対して提供される教育内容や求められる理想像が異なるということです。だからこそ、自身が考える「夢」や「目標」に情熱を持ってチャレンジするためには、皆さんが抱く未来への想いと、入学する高校の校風や教育方針、学びの環境などがマッチしていることが大切な条件となるのではないでしょうか。
本校の校長としては、すべての受検生が希望する進路を実現できることを心から願っていますが、一方で各受検生にはそれぞれが抱える様々な事情があることも十分承知しています。だからこそ、保護者の方やご家族の皆さん、中学校の先生方などと十分に検討を重ねた上で、最終的には自分自身が納得できる志望校を選んでほしいと願っています。
今後、志望校の最終決定の時期を迎えますが、どの高校を志望校とするにせよ、春から新生活をスタートさせる学校が、可能な限り皆さんが「夢」や「目標」の実現にチャレンジできる環境であることを願っています。そして、越谷南高校は、そうした環境をしっかりと整え、本校を第1志望校とする皆さんの高校生活を全力で支えていく準備ができています。最終的に皆さんが決断した志望校が越谷南高校であることを心から期待しています。
「南の風」の一員として、一緒に「夢」の実現に挑戦しましょう。
頑張れ、受検生!