2024年8月の記事一覧
【校長室】夏の風物詩、初陣飾る(サッカー部)
本日、8月28日(水)、全国高等学校サッカー選手権大会埼玉県1次予選2回戦が開催されました。この大会は全国の高校サッカー部員にとって最も重要な大会であり、多くの高校3年生が部活動の引退を賭けて戦う、まさにサッカー人生の集大成となる大会です。
本校サッカー部員たちも同様に、3年生を中心に構成されたチームは、昨年の夏から1年間かけて個人のスキルやチーム戦術を成熟させてきており、その集大成としての成果を試す大会となりました。地道な基礎練習の反復も、難解なグループ戦術の落とし込みも、苦しいトレーニングや夏場の合宿も、すべてはこの日のために取り組んできたという自負があり、出場する全てのチーム・選手が、そうした熱い想いを持って試合に臨むのが、この大会の特徴です。
本校の試合は、本校グラウンドにおいて午前10時キックオフで開始されました。対戦相手は南部地区の浦和実業高校です。当初は台風の影響が心配されましたが、天候もグラウンド状態も万全のコンディションの中、チームメイト全員が円陣を組み、ピッチに立つ選手も、バックアップメンバーも、応援に回る部員たちも、すべての部員が心を一つにしてスターティングメンバーをピッチに送り出しました。
レフェリーのホイッスルとともに本校のキックオフで始まった試合は、開始直後からミドルゾーンでのボールの奪い合いとなりました。一進一退の攻防の中、本校の方が丁寧にボールを扱う分やや優勢に進めながらも、相手選手の身体を張ったプレーに跳ね返され、なかなか決定機が作れないまま前半を終了しました。
後半に入ると、暑さの中でスプリントを繰り返した影響が徐々に現れ、互いに消耗戦となりました。相手が少しずつ集中力を失い始め、敵陣内での被ファールが多くなり、本校はセットプレーからチャンスメイクし、次第にリズムを掴んできました。そうした中、後半のクーリングタイム(飲水及び体温低下のための休憩)を迎える直前にコーナーキックを獲得しました。本校のセットプレーは、しっかりとデザインされており、左コーナーからけられたボールは鮮やかなループを描き、ゴール前に飛び込んだ選手がタイミングよくヘディングで合わせてゴールネットを揺らし、待望の先取点を奪いました。ピッチ上の選手はもちろん、ベンチも応援団も一斉にガッツポーズをし、完全に試合の流れを掴みました。
直後に設定されたクーリングタイムでは、監督から残り20分の戦い方について、相手の立場に立った想定と、それに対する戦略が丁寧に与えられ、選手たちはしっかりとイメージを描いてピッチに出ていきました。
しかし、真夏の炎天下での試合は予想以上に選手たちの体力を奪い、本校も相手も次々と選手交代を行いながらフレッシュなメンバーをピッチに送り出す展開となりました。双方のメンバーが変わったことで、ゲーム展開も大味になり、シンプルな展開が多くなりましたが、相手の縦への攻撃をしっかりとしたチャレンジ&カバーで跳ね返し続け、最後は敵陣深く攻め込んだところでタイムアップのホイッスルを聞きました。
苦しみながらも1-0で勝利した本校イレブン、集中力を切らさない立派な戦いぶりでした。春先に行われたインターハイ予選ではまさかの苦杯をなめたものの、そこから大きく成長した姿を見ることができました。次の試合は3日後の8月31日(土)ブロック代表決定戦です。ここで勝てば約1か月後の2次予選への進出が決まります。しっかりとリカバリーをして、良いコンディションで試合に臨んでほしいと思います。
また、本日は暑さ厳しい中、平日にもかかわらず多数の保護者の皆さまにご来校いただくとともに、ご声援をいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで代表決定戦に進むことができました。今後とも変わらぬご声援をお願いいたします。
頑張れ越南生!頑張れサッカー部!
【校長室】PTAの在り方を考える(全国高P連大会参加報告)
8月22日(木)、8月23日(金)の2日間、茨城県水戸市のアダストリアみとアリーナ他で令和6年度全国高等学校PTA連合会大会2024茨城大会が開催されました。
本校からは学校の代表として校長が参加したほか、PTA後援会を代表してPTA本部役員と後援会役員の皆さまに参加していただき、PTA活動に係る諸課題に関する研修(有識者による後援会など)や全国から参加したPTAの皆さまとの情報交換を行ってまいりました。
大会初日となった8月22日(木)は、開催県が設定した5つのテーマ別の分科会会場にて研修が行われ、本校からは3つの分科会に分かれて参加しました。
水戸市民会館で行われた第3分科会では7男2女の母親として奮闘する「日本一有名な大家族のお母さん」と呼ばれる石田千惠子氏による講演会を傾聴するとともにフリートークによる情報交換などにより、家族の在り方や子育ての秘訣などについて研修しました。
ひたちなか市文化会館で行われた第4分科会ではご自身もPTA役員を歴任しながら花園大学の教授を務める炭谷将史氏による講演会とグループトークにより、PTA不要論や任意加入が声高に叫ばれる近年の単P(各校PTA組織)の課題や今後の組織運営の在り方について情報交換を行いました。
小美玉市四季文化館みの~れで行われた第5分科会では、国立教育政策研究所総括研究員の志々田まなみ氏による講演会とグループトークにより、学校とPTAだけでなく地域も巻き込んだ新たな教育支援体制の在り方として国が導入が進めるコミュニティ・スクールについて理解を深めました。
大会2日目はアダストリアみとアリーナに全国から5,500人余りの学校及びPTA関係者が集結し、文部科学副大臣のあべ俊子氏や全国高P連会長の話を傾聴するととともに、各校、支部、県、地域、全国とつながるPTA連合会の各組織で活躍された個人や団体の功績を讃えた表彰式が行われました。本校からは昨年度に東部支部長並びに埼玉県副会長を務めた神田亜希子(現後援会長)が、昨年度の活動の功績を讃えられ、個人表彰を受けました。
その後、基調講演として地元茨城県出身で第72代横綱として角界をリードした二所ノ関部屋の親方、二所ノ関寛氏(元横綱稀勢の里)による「人材育成の不易流行」というテーマでの講演会を傾聴し、常識やしきたりにとらわれない組織づくりと人材育成の考え方について考える機会を持ちました。
あっという間の2日間でしたが、分科会、総会ともに学びの多い大会で、本校におけるPTA活動の今後の在り方を考える上で大変参考となる貴重な機会となりました。ご多忙の中、平日にもかかわらずご参加いただきました役員の皆さま、誠にありがとうございました。
なお、大会の詳細は9月14日(土)に開催いたします第2回理事会でご報告する予定でございます。
【校長室】越谷地区5校による音楽の祭典(吹奏楽部:越谷ドリームコンサート)
台風7号の接近により開催が危ぶまれたものの、本日8月16日(金)越谷サンシティー大ホールにおいて、越谷地区の高等学校5校(越谷南、越谷北、越谷西、越ケ谷、松伏)の吹奏楽部による第2回越谷ドリームコンサートが開催されました。台風の影響による公共交通機関の運行や来場者の安全確保などに配慮し、開演時刻を3時間ほど繰り上げての開催となりました。開催にご尽力いただきました各校関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
荒天にもかかわらずお足元の悪い中700名余りの皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。また台風の影響とはいえ、急な開演時刻の変更により多くの皆さまにご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
越谷ドリームコンサートは、高校進学後も吹奏楽を続けたいと考えている近隣中学生の皆さんに、越谷地区各高等学校吹奏楽部の活動の様子や特色などを少しでも感じていただき、高校の進学先を考える上での一助となれるよう、昨年度から各校の顧問と部員たちが協力して開催している中学生のための演奏会です。
昨年度の第1回に参加した本校、越谷北高校、越谷西高校に本年度は越ケ谷高校と松伏高校の2校を加えて合計5校による合同演奏会となりました。
11時10分に開演した演奏会では、参加した5校がそれぞれ個性を前面に打ち出した音楽と多彩な演出でステージを盛り上げ、各校の独自の特色を十分にお伝えすることができました。ご鑑賞いただいた皆さまには、それぞれの学校の雰囲気や志向する音楽、部員数や楽器の構成など、様々なことを感じていただけたと考えています。本校の部員たちも、未来の後輩たちを意識し、自分たちの奏でられる最高の音楽と吹奏楽に対する想いの全てを演奏した楽曲に乗せて皆さまにお届けできましたことを大変満足しています。
参加した5校は、いずれも吹奏楽が盛んな学校であり県内で有数の吹奏楽強豪校でもあります。それぞれに独自のカラーは有りつつも、それを個性豊かな音楽として表現し、鑑賞される皆さまに感動していただける演奏を心を込めてお届けすることに違いはありません。
いずれの学校においても、中学生の皆さんにとって充実した部活動生活となることでしょう。こうしたことを契機に皆さんが、今回ドリームコンサートに参加した越谷地区のいずれかの高校に進学し、高校生としてコンクールなどの舞台で切磋琢磨できることを願っています。越谷南高校では、そうした皆さんの入学を大歓迎でお待ちしております。
なお、先日行われた埼玉県吹奏楽コンクールでは、今回参加した5校の中で本校と越谷北高校の2校がAの部で金賞を受賞し、埼玉県代表として9月8日(日)に新潟県で行われる西関東吹奏楽コンクールに参加することとなっています。本校吹奏楽部員たちは、自分たちの持てる力を十分に発揮し、埼玉県代表としての誇りを持って全国の舞台を目指して心を一つにして演奏してまいります。今後とも越谷地区高等学校の吹奏楽部をよろしくお願いいたします。
【校長室】「金賞」とともに西関東の舞台へ!(吹奏楽部:埼玉県吹奏楽コンクール)
昨日8月9日(金)、さいたま市文化センターで埼玉県吹奏楽コンクール高等学校Aの部が開催され、本校吹奏楽部が出場しました。
吹奏楽コンクールは、演奏者の構成人数によりABCの部門がありAの部は最も大人数の最大55人で構成される吹奏楽の世界では王道とされる部門です。
埼玉県吹奏楽コンクールは、西関東吹奏楽コンクール、全日本吹奏楽コンクールへとつながる最も権威ある大会で、全国の吹奏楽部員たちがこの大会のために活動していると言っても過言ではない、まさに各校の集大成を競い合う大会となっています。
埼玉県の吹奏楽部は西関東地区(埼玉、群馬、山梨、新潟)では非常にレベルが高く、西関東大会Aの部への出場枠21校の中で埼玉県が8校の枠を与えられており、更に西関東大会の上位3校が出場権を与えられる全国大会の切符は平成25年以後埼玉県代表の特定の3校が連続して獲得しています。それ故に県大会では、各校がその3校に挑みつつ、上位8校にしか与えられない金賞の栄誉を獲得することが目標となっています。
本校は、これまでも継続的に西関東大会出場を果たしており、今回も金賞(西関東大会出場権獲得)受賞を確実に果たすため、120名の部員が心をひとつにして大会に臨みました。
会場には、地区大会を勝ち抜いた学校とシード校(本校はシード校)の22校が集まるとともに、それぞれの保護者たちが大勢詰め掛け、ブロックごとに観覧者を入れ替えながら緊張感のある雰囲気の中で行われました。
出場した各校の演奏を見ると、全体の人数や楽器配置の微妙な違いだけでなく各パートや楽器を担当する生徒の人数にも違いがあり、個々の演奏スキルや協調したいパート、全体の音の調和など、各校が演奏曲の特徴を踏まえ、全体のバランスを考慮しながら独自のカラーを打ち出している様子を強く感じました。
全国大会常連校を含め、さすがに県大会出場校だけあって、どの学校も美しく重厚で迫力のある演奏を見せる中、本校は全体の16番目に登場しました。顧問で指揮者の岡田教諭が会場に向かって一礼するとともに部員たちの表情が一気に引き締まり、全員の視線が指揮者に集中する中で演奏が始まりました。
本校は課題曲に多くの学校が演奏した「メルヘン」を選択しました。他校の演奏を聴いていて耳に残っていた曲調でしたが、指揮者のタクトに合わせて始まった演奏は、第一音から澄んだ美しい音色で始まり、音の強弱、リズム、ハーモニーともに他校の演奏以上に洗練された美しいものでした。続いて演奏された自由曲『「幻想交響曲」よりVサバトの夜の夢』では、課題曲以上に音の重厚感があり、2階席で鑑賞していた私に向かって音の波が幾重にもなって押し寄せてくるような迫力を感じる素晴らしい演奏となりました。
22校すべての演奏終了後に行われた結果発表と表彰式は、出場校の生徒と顧問のみで行われたため、帰路につきつつ公式ホームページ上での発表を待つことにしました。本校の演奏が終了した時点で金賞受賞を確信してはいましたが、その後に演奏された強豪各校の演奏もとても素晴らしく、祈る思いで開いた画面には、すべての出場校の審査結果が掲載されており、本校の出場順16の後には「金・代表:県立越谷南高等学校」の文字が記されていました。
無事、埼玉県代表の8校に選ばれるとともに西関東大会への出場権を獲得した吹奏楽部員たちの演奏は、定期演奏会や学校行事でも頻繁に聞く機会があり、そのサウンドの美しさにいつも心を動かされる思いをしていましたが、今回の大会では、同じように吹奏楽に情熱を注ぎ、高校生活の全てを賭ける強豪校たちとの演奏の中で、改めて越南サウンドの特色である「一体感」を根拠とした美しさに感動を覚えました。日々個人の演奏スキルを磨くとともに、同じ時間、同じ空間を共に過ごし、長い時間をかけて心を一つにして作り上げた演奏に込められた想いが音の波となって次々に押し寄せてくるのを素人ながらに身体全体でしっかりと感じることができました。こうして部活動に情熱を持ち、仲間と協力して部全体の飛躍に向けた努力に邁進する姿は、高いレベルでの「文武両道」の実現を目指す本校生徒たちの模範でもあります。吹奏楽部員の皆さんには、自分たちの取組に自信をもって更なる飛躍を目指してほしいと願います。
また、会場には多数の保護者の皆さまにも鑑賞並びに応援にお越しいただき、心より感謝申し上げます。日頃から長い時間をかけて部員同士が一体感を深め、作品を作り上げる活動は、他の部活動以上に保護者の皆さまやご家族の方々のご理解とご協力がなければ実現が困難なものであり、本大会で生徒たちが手にした「金賞」と「埼玉県代表」の称号は、生徒たちの努力や鍛錬はもちろんのことですが、そうしたご家族の皆さまのご支援の賜物であると感じています。日頃から生徒の活動を温かく見守り、優しく背中を押していただいていることに重ねて感謝申し上げます。
西関東大会は9月8日(日)に新潟県新潟市民芸術文化会館にて行われます。文化祭の翌日となりますが、吹奏楽部の皆さんは西関東大会に全力を傾け、大会までの約1か月で更に一体感に磨きをかけて、全国大会への切符獲得を目指して、新潟の地で「南の風」を吹かしてきてほしいと願います。
頑張れ越南生!頑張れ吹奏楽部!
【校長室】中学生の皆さん、ようこそ本校へ!(第3回学校説明会)
本日8月7日(水)、本校LL教室において第3回学校説明会を2部構成で実施しました。
空を見上げると時折雲が日差しを遮り、連日の炎天下に比べれば若干和らいだものの、それでも厳しい暑さを感じる中、また、学校説明会シーズンで多くの高校が説明会を開催する中、たくさんの中学生と保護者の皆さまにご来校いただき、心より感謝申し上げます。
本校説明会は、生徒が進行役や受付、誘導などを担当し、少しでも生徒の様子を感じていただけるよう実施しております。冒頭の校長挨拶に続き、教頭より本校が取り組む教育方針や教育活動の様子、部活動や学校生活などの生徒の様子、進路実績や入試情報などの概要について具体的に説明させていただきました。
また、本校が力を注ぎ、本校の特色の一つでもある外国語科特有の教育内容や行事などについても具体的にお話しさせていただきました。
正味約1時間という限られた中での説明のため、皆さまからの質問に応答する時間等を確保できず、すべての皆さまのニーズにお応えすることは難しい状況がございましたが、終了後に実施しました個別相談にも多くの方にご参加いただき、より深く本校の取組についてご理解いただけたものと認識しております。
説明会終了後は、校内を自由にご見学いただき、施設設備や部活動に取り組む生徒たちの様子などについても直接ご覧いただき、ご理解を深めていただけたと感じております。一方で、活動時間帯の相違や校外での活動などによりご希望の部活動の様子を見ることが叶わなかった皆さまには、深くお詫び申し上げます。
ご不明な点や、改めての部活動見学のご希望などがある場合につきましては、本校教頭までお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。
【校長室】南の風、文化部のインターハイでも(清流の国ぎふ総文2024:書道部、写真部)
7月31日(水)から8月4日(日)までの5日間、岐阜県各所で文化部のインターハイと言われる全国高等学校総合文化祭清流の国ぎふ総文2024が開催されました。総合開会式には秋篠宮ご夫妻と悠仁さまも出席される格式高いイベントで、まさに文化部の高校生にとって国内最高峰の大会として位置づけられています。
本校からは、下呂市下呂交流会館で行われた書道部門に横山璃乃さん(3年)の作品「臨 伊都内親王願文」が、関市の関市文化会館で行われた写真部門に杉本菜花さん(3年)の作品「最愛」が出展され、ともに初めての全国大会出展となりました。
全国高等学校総合文化祭は名称こそ文化祭ですが、実際には運動部の大会や他の展覧会と同様に賞を競う性格もあり、各県の代表となった300点を超える作品の中から文部科学大臣賞を筆頭に特に優秀な作品が表彰される規定となっています。
書道部門も写真部門も8月3日(土)に表彰式が行われ、各賞が発表となりましたが、横山さんも杉本さんも残念ながら入賞することは叶いませんでした。しかし、2人とも期間中に行われた交流会では他県代表の生徒に自分の作品の想いを説明したり、他の生徒の話に耳を傾けながら積極的に交流を深め、大きな刺激を受けてきたようです。
横山さんも杉本さんも入賞を逃したことで悔しさは一杯だと思いますが、両部門とも全国でも特にレベルが高いと言われる埼玉県の代表として出展したことは、選ばれしひと握りの生徒にしか経験することができないことであり、2人にとって掛け替えのない素晴らしい経験となったはずです。
既に2人とも帰校していますが、インターハイに出場した岩崎君や木戸君同様に全国の舞台で確実に足跡を残し「南の風」を吹かしてくれました。この経験を自信にして胸を張って今後の高校生活に臨んでほしいと願います。また、それぞれの部の下級生は2人から「南の風」を引き継いで、更なる飛躍を目指してほしいと願います。
2人の作品は、このあとさいたま市のプラザノースに展示されることになっています。お時間の許す方は是非ご鑑賞いただければ幸甚に存じます。
頑張れ越南生!頑張れ書道部、写真部!
【校長室】ご来校に感謝いたします(第2回学校説明会)
昨日8月1日(木)本校において9時30分からと11時30分からの2部構成で第2回学校説明会を実施しました。
朝から30度を超える厳しい暑さの中、また、様々な学校で説明会が開催される中、多数の中学生及び保護者の皆さまにご来校いただき、誠にありがとうございました。
説明会では、生徒会生徒の進行のもと、校長挨拶に続き、教頭から教育方針や教育活動の様子、部活動や学校生活、進路実績や入試情報などの学校概要について具体的に説明させていただきました。また、本校の特色の一つでもある外国語科の学習内容や学校行事などについてもお話しすることができました。
約1時間という限られた時間の中で、すべて皆さまののニーズにお応えすることは難しい状況がございましたが、その後の個別面談を含め、より深く本校の取組についてご理解いただけたものと認識しております。
説明会終了後は、校内を自由にご見学いただき、施設設備や部活動に取り組む生徒たちの様子などについてもご理解を深めていただけたと感じております。一方で、活動時間帯の相違や校外での活動などにより希望部活動の様子を見学できなかった皆さまには、深くお詫び申し上げます。
御不明な点や、改めての部活動見学のご希望などがある場合につきましては、本校教頭までお問合せいただけますようお願い申し上げます。
【校長室】南の風、全国の舞台で輝く!(北九州インターハイ2024:陸上部)
昨日7月31日(水)福岡県博多の森陸上競技場で行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技に、北関東大会を制した木戸瑛大君(3年)が三段跳に出場しました。
会場はスタンドに屋根がほとんどなく、ギラギラと照りつける日差しに汗が止まらない猛暑でしたが、そんな過酷な状況下でも公式大会は容赦なく開催されます。猛暑の中での活動は安全管理の観点から活動内容に配慮する必要性が叫ばれる一方で、アスリートにはこうした環境下でも如何に良いコンディションを維持し、結果を出すことを求められているのが実情であることも事実です。
木戸君が出場した三段跳は午前10時30分に地方大会を勝ち抜いた63人が2組に分かれて競技が始まり、3回の試技で予選突破標準記録である14m70cmをクリアした上位12人が16時30分から行われる決勝に進出するレギュレーションとなっています。
木戸君は本年度の全国高校生ランキング18位で、大会には5mを超える記録を持つ選手がたくさん出場していましたが、尋常ではない暑さで上位選手も記録が伸びない中で1本目から14m56cmとまずまずの出だしでした。2本目は踏切オーバーで記録なしとなったものの、ラスト3本目でパーソナルベストを8cm更新する14m90cmの大ジャンプで勝負強さを見せ、見事予選5位で決勝にコマを進めました。
予選を突破して仲間のもとへ戻って来た木戸君は嬉しそうにしていたものの、至って平常心でアイシングなどのケアと食事を済ませた後はリラックスして過ごしていて、初めて出場する全国大会決勝の舞台でも気負わず挑戦できると感じさせてくれました。
そもそもこの種目(三段跳)を始めて1年足らずの選手が県大会、北関東大会で優勝してインターハイに出場し、しかも全国の選ばれし猛者たちだけが辿り付くことができる夢の決勝の舞台に進出することだけでも信じられないくらい大変な快挙と言えますが、ドラマには続きがあり、木戸君が見せた真骨頂はここからでした。
決勝は16時30分から始まり、予選上位12名が予選の記録に関係なく決勝のみの記録で3本の試技に挑戦し、上位8名のみが更に3本の試技に挑戦して最終順位が決まるレギュレーションとなっています。
木戸君は、予選の勢いそのままに、適度に力が抜けたしなやかで素晴らしい跳躍を見せ、決勝1本目に14m74cmで暫定3位につけると、2本目は低調な記録だったものの、3本目を14m68cmでまとめ、暫定6位で上位8人が争う最終ラウンド進出を決め入賞を確実としました。そして迎えた4本目でパーソナルベストを13cm更新する14m95cmの大ジャンプを見せ暫定3位につけると、ますます勢いに乗った5本目は15mを超えたような大ジャンプを見せましたが、僅かに踏切がオーバーして残念ながら記録なしとなってしまいました。
選手全体が5本目を終え最後の1本を残すのみとなった時点で木戸君は暫定4位につけ、ラスト1本に挑戦する形となりました。そして運命の最終6本目では5本目に見せたしなやかな跳躍はそのままに、踏切もピッタリと修正して見事なパフォーマンスを披露すると、ついに15m01cmと15mの大台を超えた大記録を打ち立てました。この時点でパーソナルベストを19cm更新し暫定4位にランクされましたが、その後無念にも1名の選手に上回られ、結果的に第5位入賞という素晴らしい結果となりました。
初めて全国の舞台で表彰台に立った木戸君は、最高の笑顔で大会を終えましたが、今大会合計9本の試技で自己記録更新を3度達成した姿からは大きな手応えを感じている様子で、今後の伸びしろを十分に感じさせてくれるものでした。しかもインターハイ本大会という最高の舞台で結果を残したことで、こうした成功体験が力となり、彼らにとって更なる飛躍を期待できる大きな財産になったはずだと思います。
また、会場には棒高跳に出場した岩崎君と大会に帯同した2名の練習パートナーのほか、木戸君と幼少期からの幼馴染である陸上部員2名が福岡まで応援に駆け付けるなど素晴らしい仲間たちが居て、そうした良好な人間関係が木戸君を支える原動力となっていたのだと思います。更に、木戸君のご両親やご家族の方も応援に訪れてくださっており、温かな眼差しで木戸君の一挙手一投足を見守っておられました。ご家族の存在が木戸君にとって平常心で挑戦できた大きな要因であると考えます。猛暑の中、遠方まで応援に来ていただき感謝申し上げます。
今回岩崎君と木戸君が福岡の地に残した足跡は、2人にとっても、そして本校にとっても色褪せない栄光の記憶となり、後輩たちの更なる飛躍に向けた道標となることは間違いありません。2人は全国の舞台で「南の風」をしっかりと吹かせてくれたと思います。自信をもって胸を張って帰校してほしいと願います。