時事英語の授業でCLILに挑戦
3年外国語科「時事英語」の授業では、ディベートを行うことが多いのですが、今回はCLILの形態を用いてディスカッション、グループプレゼン、エッセイライティングを行いました。CLILとはContent and Language Integrated Learningの略で、主に英語を通して、何かのテーマや他教科を学ぶ学習形態のことです。
今回のテーマは「富の一極集中」で、政経の担当教員に協力してもらいました。英語の授業に先立ち、生徒たちは政経の授業で経済に関する予備知識を得て、さらに富の集中についての問題を提示されました。その後アフリカ出身のALTたちによる自国の「富の一極集中」に関するプレゼンを聞き、世界で最も貧富の格差がある南アフリカの現実や、近代的な施設とスラムが隣り合わせに存在するナイジェリアの現状を知り、考えさせられました。
その後自分たちで調べたことについてディスカッションし、日本、またはある国についてのプレゼンを行い、最後に各自でエッセイにまとめました。他の生徒が調べたことを知り、また他の意見を聞き、見聞を広げました。
今後も他教科で学んだ様々な問題について、英語で考え発表する活動を取り入れていきたいと思います。