新着図書ピックアップ
「世界で一番美しいフクロウの図鑑」
フクロウにはどんなイメージをもっているでしょうか。
丸い輪郭に大きなまん丸の目。
可愛く、時にはユーモラスな姿を思い出す人も多いのではないでしょうか。
でも、フクロウは鷹や鷲と同じ猛禽類。
獲物を狙う鋭い眼差しや、羽を広げた勇猛な姿をこの図鑑では見ることができます。
もちろん、フクロウのひなや、片目を閉じてウィンクするようなユーモラスな写真もありますよ。
「不思議の国の海」
優しいパステルトーンの海の写真集。
イソギンチャク、小魚、ウミウシ、アシカ、ジンベイザメ・・・
ほっと癒やされたいときに手にとって見てください。
「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」 廣嶋玲子著
大きな体に真っ白な髪、真っ赤な口紅。とても存在感のあるおかみ“紅子”が営む駄菓子屋“銭天堂”。
選ばれたお客にしかたどり着けない店。
たどり着いたお客にはそれぞれ悩みがあります。
そんな悩みを解決するのにぴったりな駄菓子を紅子は選んでお客に売るのですが・・・
児童書なので、読みやすいのですが、けっして子供だましではありません。
「JAPAN日本 とびだす国の風景」
文庫本よりもちいさなポップアップ絵本。
富士山、金閣寺、厳島神社、レインボーブリッジなどが美しい絵で描かれています。
「ようこそ!花のレストラン」
最初この題名を見た時は、花の料理を出すレストランの本だと思いました。
けれどもち違いました。
虫たちを呼ぶ花をレストランに見立ててつけられた題名でした。
呼びたい虫の種類によって花の形状が違っていたり、蜜以外のものを提供したり、レストランではなく、実は罠だったり・・・
小さな小さな世界を覗いてみませんか?
「空を飛ぶ昆虫のひみつ」
虫が空を飛ぶ姿はよく見かけますが、昆虫によってはねの使い方に違いがあることを知っていましたか?
この本では昆虫の羽の動かし方をイラストで説明し、実際に飛んでいる姿の連続写真を見ることができます。
写真がとても美しい本です。
「北斎」
誰もが知っている浮世絵師北斎の有名な絵を、ポップアップに仕立てた本。
特に有名なのは富嶽三十六景の神奈川沖浪裏です。もちろんこの絵のポップアップもあるのですが、私としては鳳凰図屏風の鳳凰が羽を広げた姿がダイナミックで素晴らしいと思いました。
「ARTIST to artist」
世界の著名な絵本作家、例えば「はらぺこあおむし」のエリック・カール、「かいじゅうたちのいるところ」のモーリス・センダックなどが、未来の芸術家たちに向けて書いたメッセージが集められています。
自画像や、子供の頃に描いた絵、スケッチなども載っています。
絵本の好きな人、絵を描くことが好きな人はぜひ手にとってみてください。
「十三世紀のハローワーク」
時代によって職業は変遷します。
ファンタジーや、中世の物語を読んでいて、あれ?と疑問に思ったことはありませんか?
著者は漫画家さんではありますが、たくさんの参考文献を見て書いたようです。
たくさんの種類の職業をわかりやすく解説しています。