多様な捉え方
本日、令和6年6月6日は666のゾロ目の日ですね!
実は666はキリスト教において、あまり良い数字とはされていないようです…
聖書において、神が人類を創造した「7」が聖なる数とされているのに対して、それに1つ足りない数字として、「6」は不完全な数字とされています。また、「666」は、新約聖書の「ヨハネの黙示録」に記述されている1匹の怪物を表現するシンボルである「獣の数字」とされ、「悪魔の数字」ともいわれているそうです。なんだか怖いですね。
一方で中国の方では6という数字は縁起の良い数字とされています。
六(liù)の発音が、「中国語の商売繁盛を意味する「生意興隆(shēng yi xīng long)」の「隆(lóng)」や給料を意味する「祿(lù)」、物事がスムーズに進むというイメージの「流(liú)」などと似ていることが由来だそうです。
(ブログの担当が理系なので)理数的なことで「6」に関係することを考えてみましょう。
自然界では、蜂の巣や雪の結晶は六角形ですね。昆虫の足も6本。
時間の単位としては、1年が12ヶ月、1ヶ月は(基本的に)30日、1日が24時間、1時間は60分、1分は60秒となっていて、全て6の倍数になっていますね。
角度についても、直線が180°、一周360°と6という数字がベースとなっていますね。
こう考えてみると、6という数字はとても馴染み深く、重要な役割を持つ数字に見えてきますね。
「6」という数字一つを取ってみても、縁起が良い悪い、理数的に重要など様々な捉え方ができます。
越南生の皆さんには、どんなことでも一つの考え方にとらわれず、様々な角度から物事を見たり考えたりできる人になってもらいたいなと思います。
(来年の七夕は、令和7年7月7日で777のゾロ目ですね)
多様性の時代✋ 越南生!