越南ブログ

「普通」ってなあに?

1学年の生徒対象に、「パラリンピック講演会」が実施されました。

講演してくださったのは、5人制サッカー(ブラインドサッカー)日本代表の加藤健人さん。

 

「カトケンと呼んでくださいにっこり」という気さくなお言葉で始まった講演は、まず話しを聞く時のルール説明から。

それは、カトケンさんが質問をした時に手を挙げたり頷いたりするのではわからないので、「拍手をする」というもの。

普段とは違う話の聞き方に緊張しつつも、カトケンさんの実体験やブラインドサッカーの説明に、生徒達はすぐに夢中になっていました。

 

↑ 目に手を当てて、天井の光を感じるという体験中。

 

講演の途中、パスやドリブルの実演を見せていただいた時には、とても大きな拍手と「おおーっ」という歓声が上がりました。

 ↑ 教員2人の間をドリブルするカトケンさん。

列の後ろにいた生徒たちは立ち上がって熱心に見ていました。

 

講演の最後に、カトケンさんからこんな質問がありました。

 

「『普通』って何だと思いますか?」

 

生徒たちは、周りの人と話し合います。

「ええ~、普通って何だろう。」

「目が見えること?」「耳が聞こえること?」

「一人で生活できること?」「手助けなく電車に乗って目的地に行けること?」

 

そんな生徒たちにカトケンさんは質問します。

「じゃあ、カトケンは『普通』じゃないのかな?」

 

その時の、生徒たちのハッとした表情が印象的でした。

 

「普通の人」は、実は存在しないのではないか。

人それぞれ違うのだから、普通かそうじゃないか、比べる必要はない。

 

そうおっしゃるカトケンさんの言葉に、生徒たちは聞き入っていました。

講演の最後にお話しされた、「始めなければ、始まらない」という言葉。

ハンデがあってもなくても、得意なことがあっても苦手なことがあっても、

やってみなければ分からない。まずは挑戦すること!

生徒たちにとても必要で大切な言葉をいただきました。

 

講演会の次の時間には、代表して8組の生徒がブラインドサッカーの体験をしました。

 

↑ 説明を聞き、いざ体験!

 

 

↑  アイマスクをして、数メートル先にいる人の声を頼りに歩いていきます。

 

↑ 実際にアイマスクのままでボールを蹴ってパス!難しそうです。

 

生徒にとって有意義な時間になりました。カトケンさん、ありがとうございました!

↑全員でアイマスクのまま集合写真。素晴らしい経験をさせていただきました!