学校が表彰されました(現代学生百人一首コンテスト)
ちょっと前の話になりますが、先週末の2月13日(金)の本校図書部(生徒の部活動ではなく教職員の校務分掌)あてに東洋大学から荷物が届き、開封してみたところ、賞状型の立派な盾が入っていました。
盾に記載されていた文字は「学校特別賞」で、同封されていた文書によると、本校が行っている取組に対して感謝の意を込めた表彰楯であるとのことでした。その対象となった取組とは、本校図書部が長きにわたって生徒とともに積み重ねてきたものでした。
本校図書部では、図書館事業を中心とした読書活動の推進やビブリオバトルなど、通常の図書関連事業のほかにも様々な取組を実施しています。そうした取組の一つとして、私たち日本人にとって母語である日本語の文化に触れ、理解を深め、活用力を向上することを目的に、長きにわたり全校生徒に短歌の作成を夏季休業期間中の課題として課しており、本校の伝統の一つとなっているのです。
日本語(国語)の文化といえば和歌や短歌に限らず俳句や川柳など多種多様な表現があり、昔から遊び心を持った独自の言いまわしで表現するなど、多様な楽しみ方があります。
例えば、某新聞社が主管するサラリーマン川柳や、自治体や行政機関、様々な企業や団体が主催する和歌や短歌、俳句のコンテストなどで見かける作品たちのように、その時代の世間の世相や身近な人達の近況を風刺したものなど、文学的価値を追求する正統派作品から思わず笑ってしまうユーモラスな要素を前面に出した作品まで幅広く楽しめる我が国独特の言語文化でもあります。
現代の若者たちが世界に視野を広げて活躍することを目指す中で、同世代の外国人たちと比較して圧倒的に不足していると言われる語彙力や表現力を高めるためには、こうしたアウトプットの機会を活用して自分の知識や思想を発信する経験を重ねることが重要であるとされています。
こうした観点から、本校では毎年夏季休業中の課題として全校生徒が短歌を作成し、校内で相互評価するほか、すべての作品を東洋大学が主催する「現代学生百人一首コンテスト」に応募しているのです。
今回は、本校がこうして全校生徒が作品を応募することに継続的に取り組んできたことから、主催者である東洋大学からその功績を讃える表彰を受けたというものです。
校長としては、生徒たちの作品が多くの人の目に留まり、評価されるとともに、本校の取組が認められることとなり、たいへん嬉しく感じています。これは、図書部の先生方のご指導のもと、生徒たちが真摯に取り組み続けてきた努力の賜であると改めて確認したところです。
生徒の皆さんには、今後もこれまで以上に学問に励み、様々な経験を通じて多様な感性やスキルを身に着けてほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!