2026年も皆さまとともに(新年のご挨拶)
本日1月1日(木)新たな年2026年を迎えました。
日頃より、本校の教育諸活動に対しまして、格別のご理解、ご協力、そしてご支援を賜っております皆さまに、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本校は、開校以来これまで50年以上にわたり「文武両道、知・徳・体」を校訓に掲げ、学習活動及び部活動の両面に高い志を持って、全力で挑戦することを通じて自己実現を果たすことを目指す生徒の育成に取り組んでまいりました。
開校当時はレイクタウンという地名も駅もなく、学校の周辺には畑と線路しかなかった昭和の時代から、平成、令和へと移り行く中で、それぞれの時代を支えた生徒たちや保護者の方々、そして教職員の皆さまが、校訓の実現のために想いを一つにして、ブレずに地道な努力を積み重ねてきたこと、そして、そうした学校づくりにご理解とご協力をいただき、あたたかく見守り続けていただいた地域の皆さまのご支援があったことが50年余りの時を経て本校の素晴らしい文化と伝統となり、生徒たちを惹きつける魅力ある校風となって、現在の姿があるのだと考えております。
そして、そうした皆さまが、長きにわたり妥協せずに高みを目指し続けてきたからこそ、「文武両道」を高いレベルで実現することを可能とする県内でも屈指の学校として、様々な方面から確固たる評価や称賛をいただくことができているのだと強く感じています。
新たな年を迎えるにあたり、校長といたしましては、これまで本校の伝統を築き支えてこられた皆さまの意思をしっかりと引き継ぎ、この素晴らしい伝統を更に輝かせ、他校にはない輝きを放つ特色ある学校づくりに邁進してまいります。
また、現在の在校生はもとより、今後入学してくる未来の越南生たちが、青春を賭して全力で「夢」の実現に向かい、自己肯定感を高めながら充実した学校生活を過ごし、「なりたい自分」を手にすることができるよう、教職員一丸となって全力で支えていかなければならないと決意を新たにしたところでございます。
この年末には、国により学校の教育活動から部活動を切り離し、地域クラブを母体とした参加希望型の任意活動に移行する動きを加速させる政策指針が改めて示され、義務教育諸学校では、既に日常の活動のみならず各種大会などの在り方が全国規模で大きく見直されている現状があります。高等学校においてもこうした動きは例外ではなく、近い将来そうした風潮が高等学校教育にも強まっていくことが予想されます。
しかし一方で、部活動は学校における「教育活動の一環としての部活動」であるからこそ意義があることでもあり、単に「興味ある活動に取り組む場」ではなく、「活動を通じた豊かな人間形成の場」なのであることも事実です。更には、上位の成果を目指すことを主たる目的とする地域クラブ活動とは一線を画した、学校の教育活動全般を踏まえた上での教育活動だからこそ、偏りのない真の人格形成につながっていることも忘れてはならない部活動の持つ重要な意義であると言えます。
本校では、生徒や保護者の皆さまのニーズや地域の皆さまの想いを十分に受け止めた上で、世の中の流れを理解しつつも、社会の変化に柔軟に対応しながら、本校が大切にしてきた教育理念(文武両道を通じた豊かな人間形成)をブレることなく貫き通してまいります。
そうした環境の中で、生徒たちには「なりたい自分」の姿を明確にイメージし、その実現のために全力で挑戦してほしいと願います。高校年代という大切な時間を賭して挑む自己実現の道だからこそ、昨年までの自分を振り返り、心に秘めた新たな目標や決意のもとに「努力と挑戦を積み重ねる」という経験を通して自分自身の成長を実感するとともに、そうした成長の過程の中でしっかりと自己肯定感を高め、逞しく且つしなやかに社会を生き抜くことができる大人へと飛躍してほしいと願います。
保護者の皆さま並びに地域の皆さまにおかれましては、改めてこれまでのご理解、ご協力に深く感謝申し上げますとともに、本年も変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
本年が、皆さまにとって幸多き年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。
令和8年1月1日(木)
埼玉県立越谷南高等学校長 相原 博和