【校長室】保護者と学校の共通理解(第2学年保護者対象修学旅行説明会、進路講演会)
本日10月12日(土)、さわやかな秋晴れの空のもと、本校体育館において第2学年の保護者の皆さまを対象とした修学旅行説明会並びに進路講演会を開催しました。
保護者の皆さまにおかれましては、ご多忙の中、またお休みの日にもかかわらず300名余りの皆さまにご参加いただき、心より感謝申し上げます。
第2学年の修学旅行もいよいよ2か月後に迫ってまいりましたが、現在の2年生は中学校時代にコロナによる様々な制限のもとでの学校生活を強いられ、本来経験できるはずの学校生活を十分に送ることができなかった世代であると認識しています。生徒たちの中には、部活動や学校行事だけでなく、中学校で最も楽しみにしていた修学旅行に行くことが叶わなかった生徒もいるのではないでしょうか。
本校入学後は徐々に制限も緩和され、現在は特段の制約もない教育活動を展開することができていますが、その中でも修学旅行は生徒たちにとって特別の想いのある行事だと捉えています。学校といたしましても、生徒たちに可能な限り良い環境を提供し、有意義な経験をしてほしいと考えています。
前半に行いました修学旅行説明会では、引率団の紹介に加え、担当教諭より訪問地及び学習内容、日程及び行程、宿泊施設、交通手段、所持金や服装、食事や健康に関する事項、その他留意事項などについてご説明いたしました。
学校からの説明に続いて、修学旅行の企画運営をご担当いただく株式会社JTBの本校担当者様より、旅行会社の視点からの留意事項として、各種保険の適用範囲や不参加の場合のキャンセル料、配送対応となる荷物の取り扱いなどについてご説明いただきました。
保護者の方々からは、様々な角度からご質問もいただき、細かな点についても確認し、共通理解を図ることができました。
後半は、進路説明会として、フィナンシャルプランナーであるT&Rコンサルティング有限会社CFPの新見昌也様をお迎えして、大学や専門学校などへの進学に係る費用や各種奨学金の手続きの流れなど、主に経済的視点からの今後の見通しについて、プロのお立場から約1時間にわたり具体的なご講演をいただきました。
保護者の皆さまも、配布された資料に目を通しつつ、時折ペンを走らせながら説明に聞き入っている姿が印象的でした。
本日の保護者会を振り返り、保護者の皆さまのニーズにすべてお応えするにはまだまだ十分ではない部分があるものの、一定程度の情報提供と共通理解が図れたのではないかと考えております。また、学校における教育活動やお子様の将来に対する保護者の皆さまの関心の強さを改めて再確認させていただきました。
本日感じた課題や反省点を踏まえ、学校といたしましては、生徒たちにより良い学習環境を提供するため、更なる努力に邁進してまいりたいと存じます。保護者の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
本日は、誠にありがとうございました。