【校長室】お詫びと御礼(第7回学校説明会)
昨日11月16日(土)本校外国語科棟及び生徒ホール食堂にて第7回学校説明会を開催しました。
この時期、多くの高校で盛んに学校説明会が行われる中、本校の説明会に200組400名を超える中学生及び保護者の皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。
当初の予定では、外国語科棟において2部制で実施する予定でございましたが、受付開始後に多数の皆さまからのお申し込みがあり、短期間で定員に達する状況がございました。
中学3年生にとっては、この時期は志望校を決定する上で最も重要な時期でもあり、10月末に発表された各校の志願倍率などを参考にしながら、候補となる学校を絞り込んでいく最終段階となる時期でもあります。こうした状況を踏まえ、本校への受検をご検討いただいているすべての受検生に参加していただけるよう、急遽会場を増やし、3部制での実施といたしました。これに伴い、生徒ホール(食堂)での実施となり、快適な環境を十分にご提供することができない状況がございましたことを心よりお詫び申し上げます。
一方で、高校入学後にお弁当ではなく食堂で昼食を摂らせたいとお考えの保護者の皆さまには、食堂の提供メニューや金額などもご確認いただけたのではないかと考えております。他校では、業者の撤退等により食堂の営業がない学校が増加している中、本校の食堂は、本校卒業生である経営者が母校の生徒たちに対する熱い想いを持って営業していただいており、定期考査期間を除いて毎日営業し、ボリューム満点で美味しいメニューが提供されており、食欲旺盛な成長期の生徒たちの胃袋を満足させています。私をはじめ、多くの教職員も毎日利用しています。
本日参加された皆さまには、冒頭のご挨拶の中で、受検生自身やご家族が納得できる志望校選びをしていただきたいとお話しさせていただきました。高等学校は義務教育と違い、学習指導要領に則った教育内容を担保しつつ、各校が特色ある教育活動に取り組むことが求められており、同じ普通科の学校でも、提供されている教育方針や教育内容は全く異なるものであり、その学校の教育方針や教育内容に納得して入学することが、生徒にとって有意義で満足できる3年間を送ることにつながると考えており、受検される皆さんには、どの高校に入学するにせよ、入学後に有意義な高校生活を送ってほしいと願っているからです。そうした意味では、納得できる学校が本校ではないと考える方がいても、本校としては残念ではありますが、それはやむを得ないことであるとも考えています。
本校は、「文武両道」を校訓に掲げ、自己実現に向けた勉学に励みつつ、部活動に青春を賭け、自主自立を促しながら人間的な成長を強く求める教育活動に取り組んでいます。高校3年間、勉強も部活動も決して諦めない高い志と日々の地道な努力の積み重ねが生徒を大人へと成長させ、やがては心に描く自己実現を達成することにつながると信じて、ほとんどの生徒が「自走」しながら勉学にも部活動にも熱心に取り組んでいます。
また、本校の生徒は、学校のキャッチフレーズである「南の風」にプライドを持っています。「南の風」とは、主体的に勉学や部活動に取り組むとともに、共助の精神を持って、ともに高め合い、助け合い、誰一人欠けることなく全員で高いレベルのゴールを目指す精神を表したもので、本校の生徒と教職員の一体感を具現化した言葉です。どの部活動の生徒たちも、この「南の風」を吹かせるべく、強い一体感を意識しながら活動しているのが本校の大きな特徴の一つです。
本校では、「勉強だけ」とか「部活動だけ」でなく、どちらも諦めずにチャレンジすることを強く生徒に求めており、こうした校風に共感できる生徒の皆さんの入学を期待しています。
本日の説明会に参加し、本校の校風や教育活動への理解を深めていただいたことで、今後、様々な学校の特色と比較検討しつつ、最終的には、本校の校風にご納得いただき、皆さんが大切な高校3年間を「南の風」の一員として過ごすために本校を志望校に選んでいただくことにつながれば、本校としてはこの上ないことであると考えています。
なお、本日の説明会は1時間程度の短時間でのご対応となりましたため、理解を十分に深めていただくことができなかった方もいらっしゃると拝察いたします。ご不明な点等ございましたら、遠慮なく本校教頭あてにお問合せいただければ幸甚に存じます。
本校では、教職員生徒一同、皆さまのご入学をお待ちしています。
頑張れ、受検生!