着任式・第1学期始業式(校長講話)
昨夜来の風がまだ収まらないながらも、気持ちの良い晴天に恵まれました。いよいよ令和8年度の本格的なスタートです。元気そうな2・3年生の皆さんの顔を見て、ほっとする一方で気が引き締まる思いです。
着任式では、私も含め新着任者一同、「南の風」の一員となり、生徒の皆さんの学校生活を支えていけるよう努めていきたいと改めて心に誓いました。
始業式では、この一年、成長し続けてほしいとの思いを込めて話をしました。失敗を恐れず挑戦し続けてほしいと思います。
初対面の生徒の皆さんの印象は「素敵な高校生」でした。姿勢を正して話に聞き入る姿、一方で担任団発表で一喜一憂する姿、胸を張って大きな声で校歌を歌う姿。なんと素直で規律正しく爽やかなことか。校長としてとても幸せなひと時でした。
(以下、始業式の校長講話を掲載します。)
皆さん改めましておはようございます。
相原校長先生の後任として、4月1日付で越谷南高校の校長として着任しました福島聡です。今日このように皆さんとお会いできるのを楽しみにしていました。よろしくお願いします。
さて、新年度のスタートの第1学期の始業式にあたり、まず私から、皆さんに次の問いを投げかけます。
それは、「あなたは、なぜ今、ここにいるのでしょうか。」という問いです。
皆さんはそれぞれ越谷南高校の2年生あるいは3年生として、今ここにいます。
「なぜここにいるのか。」おそらく皆さんは1年前あるいは2年前、「文武両道」を理念とする越谷南高校で、「こんなことをやってみたい、あんなこともやってみたい」という様々な希望を抱いて入学をしました。だから、今ここにいるのだと思います。
皆さんは「ここでやりたかったこと」があるので、今、ここにいます。では、その「やりたかったこと」を精一杯やれていますか。思い描いていた越谷南高校での高校生活、思い通りに過ごせていますか。万事すべて順調、と言い切ることができますか。
もし、不安にさせてしまったならば申し訳ないです。なかなか思い通りにいかないことが多いのが現実でしょう。でも、考えてみてください。なかなか思い通りにいかないことが多いからこそ、人間は成長することができるのではないでしょうか。思いをかなえるため、できなかったことができるようになるために人間は、目標を持ち、努力をするからこそ、思いをかなえ、できるようになることが増えていくのです。
新年度のスタートの第1学期の始業式の今、入学したころを思い出し、やりたかったけどできていないことをすべて洗い出しましょう。そして、できるようになるための目標を立てて直ちに実行しましょう。そして、できることをどんどん増やしましょう。
「できなかったことが多いな」という人も絶対にあきらめないでください。どんな小さなことでもいいです、まず、今日から実行できることを毎日一つ一つ積み上げていきましょう。あきらめさえしなければ必ず成長できます。逆にあきらめて何もしなければいつまでもこのままです。もしも今、壁にぶつかっている人には、本田宗一郎が残した「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。」という言葉を送ります。
「万事すべて順調」と言い切れる人は、今の自分で満足するのはもったいないです。もっともっと上を目指しましょう。自分の可能性を信じて一回りも二回りも大きく成長していきましょう。
「南の風」は皆さんの明日に向かって吹き続けています。これからの1年間、その「南の風」に乗って、晴れ渡った大空をどこまでも高く羽ばたいていってくれることを期待しています。