敗けられない闘いへの挑戦(男子バレーボール部関東大会県予選)
昨日4月30日(水)関東高等学校バレーボール大会県予選の抽選会があり、5月7日(水)及び9日(金)に行われる県大会の組み合わせが決まりました。
この大会は5月30日(金)から6月1日(日)にかけて男子は茨城県、女子は埼玉県で行われる高等学校バレーボール2025春季関東大会に出場する県代表校を決定するトーナメント戦で、埼玉県からは上位6校が関東大会への出場権を獲得するレギュレーションとなっています。
本校男子バレーボール部は、昨年、一昨年と2年連続で春季関東大会に出場しており、今年は3年連続6回目の出場を目指しています。過日行われた東部地区予選では、苦戦する場面はありつつも、昨年度県3位の貫禄を見せつけ、順当に大会を制覇して東部地区優勝校として県大会に臨むことになりました。
36校が出場する県大会の組み合わせは、シード校の配置の他は厳正な抽選となりましたが、本校を含め、強豪校とされるチームの多くがAゾーンに抽選された印象があり、同じくAゾーンとなった本校は1回戦の伊奈学園総合高校戦から代表権を獲得するまで、「毎日が決勝戦」のように、すべての試合が厳しい試合となることが予想される結果となりました。
本校男子バレーボール部は、昨年度までチームを牽引していた絶対的エースが卒業したため、本年度は個の力で相手をねじ伏せるというよりも、チーム全体のコンビネーションと集中した守備でボールを拾って多彩な攻撃に繋げるチームスタイルとなり、その分選手同士の共通理解と正確なボールコントロール、タイミングなどがより重要性を増し、勝利の方程式を解くための生命線となっています。新チーム発足以降、こうしたコンビネーションを高めるために基礎から徹底的に取り組み、地道にトレーニングを積み重ねることにより闘うチームを作り上げてきました。
そうした先輩たちの姿に憧れて、多くの新入部員たちも入部し50名の大所帯になった現在も、1つのコートで全員が一緒にトレーニングに取り組むことは、こうした選手同士のつながりを深め、相互に刺激を与えあって切磋琢磨できる集団作りにつながっています。
本校の1回戦は彩の国くまがやドーム体育館にて5月7日(水)第5試合で行われます。目指すところは勿論関東大会出場権の獲得ではありますが、まずは初戦から1戦1戦全力で闘い、最終的にいばらの道を制して関東大会という舞台に辿り着いてほしいと願います。
本校選手たちには、そこに辿り着くための自信とプライド、そしてこれまでの経験という大きなアドバンテージがあります。必ずや負けられない戦いを制し、関東の舞台に立ってくれると信じています。これまで皆さんを支えてきた「南の風」の誇りを忘れずに、越南旋風を吹かしてきてください。
保護者の皆さまや本校を応援していただいている皆さまにおかれましては、日頃からご支援を賜り感謝申し上げます。大会はGW明けの平日開催となりますが、お時間の許す方は、ぜひ会場にお運びいただき、直接選手たちにご声援を賜ることができれば幸甚に存じます。今後とも、ご理解とご協力、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、男子バレーボール部!