校長ブログ

国内留学 in Fukushima(外国語科1年生サマーセミナー)

 昨夜遅く2学年の希望者25名がオーストラリア・シドニーでの海外研修のため羽田空港を飛び立っていったことは昨日のブログでお知らせしましたが、これに続き本日7月24日(木)の朝には、外国語科1学年の生徒40名がサマーセミナーのため大型バスで福島県内の研修施設に向けて学校を出発しました。

 生徒たちは、朝早くからスーツケースを転がしながら学校に集合し、強烈な日差しが照り付ける中、爽やかな笑顔を振りまきながら楽しそうに挨拶をしてくれ、さながら遠足にでも行くかような高揚感と期待感に包まれていました。

 サマーセミナーは、海外研修と同様に日本語を使えない生活環境の中で、外国人講師やスタッフの方々の指導のもとで学習活動や日常生活に取り組むことにより英語運用能力の向上を目指すとともに異文化に触れながら国際人としての教養や社会性を向上する宿泊研修型の国内留学事業で、外国語科の生徒は1年次に福島県天栄村にあるBritish Hillsでの研修に臨むことが必須となっています。

 British Hillsは国内に居ながらにして英国に留学したかのような体験型の英語学習ができる語学研修専用施設として30年ほど前に神田外語大学を経営する学校法人佐野学園が羽鳥湖高原に建設したテーマパークで、建物も庭も働く人々も、標識や看板に至るまですべてが英国様式で統一されており、一歩敷地内に入るとまさにそこはイギリスの街並そのものの模擬海外体験の世界が広がっています。

 こうした特色から、British Hillsは異文化理解や国際理解教育に力を入れる学校が全国各地から訪れる特別な施設であり、ここでの宿泊研修はTGG(Tokyo Global Gateway)とともに本校外国語科生徒に用意された特別な研修プログラムとなっています。

 生徒たちは、バスに乗り込んだ瞬間から本校に帰着するまで、自由時間であっても一切の日本語を禁止され、2泊3日の間、まさに英語漬けの生活を送ります。現地では、学校の授業と同様に様々なレッスンが用意されており、外国人講師の方々の指導を受けながら体験型の学習活動に取り組みます。また、学習活動のほかにも複数のアクティビティが用意されており、チームで楽しみながら英語での日常に慣れていく機会も用意されているので、生徒同士の距離感が縮まり結束力も高まります。こうした副次的な成果は、3年間クラス替えがない外国語科の生徒たちにとって、卒業まで居心地の良い関係を維持するためには、とても重要なファクターであると言えます。

 例年の様子を見ていると、生徒たちは「日本語禁止」の制約に、はじめのうちは不便さとストレスを感じながら研修に取り組み始めますが、次第に英語での会話や生活に慣れ、帰校する頃には英語でコミュニケーションすることに対する精神的ハードルが大きく下がり、英語活用に対する自己肯定感や自信が一気に向上するようです。

 本日出発した1年生諸君も、初日である本日は「日本語禁止」に戸惑いつつも、明後日の夕刻に帰校する頃には、一回り逞しい姿になって帰ってきてくれることでしょう。また、こうした経験を通して、1人でも多くの生徒がグローバルな舞台での活躍を目指してほしいと願います。

 頑張れ、越南生!頑張れ、外国語科!