校長ブログ

「あと一歩」人生の分岐点とは(3学期修了式)

 3月24日(火)朝から澄み渡るような青空が広がり、心地よい暖かな日差しが降り注ぐ中、令和7年度の教育活動の最終日を迎えました。元気よく生徒たちが登校し、朝のSHRを済ませたあと、全校生徒を体育館に集めて今年1年間の締めくくりとなる修了式を実施しました。

 校長講話では、令和8年度を迎えるに当たり、生徒たちがこれから直面するであろう「辛い」「苦しい」と感じる人生の壁を、どのように乗り越えて行くのかということについて生徒たちと一緒に考えてみました。

 講話の冒頭では、私自身が幼少のころから現在に至るまでずっと信念として大切にしてきた「今、自分に与えられた場所で花を咲かせることができなければ、どんな場所に身を置いても花を咲かすことはできない」という考えに触れ、自分を取り巻く外的要素ではなく、自分の内面に目を向けて、その時に自分がすべき最善の努力を積み重ねることによって他者から認められ、必要とされる存在となることが、やがては理想の自分の姿に近づくことに繋がるのだと伝えました。そして、辛く苦しい時こそ、視点や捉え方を変えて「あと一歩」前に進むことで、厚く大きな壁を乗り越える突破口を見い出し、その先にある喜びや幸せを手にできるのだと話しました。

 更に、松岡修造氏や平野歩夢選手、松下幸之助氏などのエピソードに触れながら、誰もが必ず遭遇するであろうネガティブな場面で感じる「辛い」「苦しい」という思いを、如何に「成長のチャンス」と置き換えるのかという、「視点を変えた物事の捉え方」ができるか否かが人生の分岐点であり、目の前に立ちはだかる困難な壁に苦しみながら向き合っているその瞬間こそが、実は人として大きく成長している瞬間なのだと伝えました。

 その上で、在校生の全員が1学年先輩となり、新たな後輩を迎えるこの4月こそ、新たな夢や目標をしっかりと見据え、着実に自己実現につなげるためにも、「あと一歩」「もう一歩」という前向きな考え方を大切にしながら、諦めることなく努力を積み重ね続けてほしいと願っています。「あと一歩」「もう一歩」を乗り越えた先には、そこで感じた「辛い」「苦しい」の大きさに見合った「喜び」や「幸せ」が必ず待っているはずです。

 皆さん一人ひとりの思考が「南の風」に新たな歴史や伝統を吹き込み、そうした「南の風」のマインドがここに居るすべての越南生の追い風となって、更に力強く皆さんを輝く舞台に導いてくれることを期待しています。

 頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!