【校長室】進取果敢、取り戻せ無制限の青春を!(文化祭)
9月6日(金)、7日(土)の2日間、第51回南校祭を実施しました。相変わらず気温は高いものの天候にも恵まれ爽快な気分のもと、生徒たちはクラスや部活動、有志団体などそれぞれの所属ごとに思い思いの企画に参加し、パッションを爆発させていました。
今年はスローガンに「進取果敢、取り戻せ無制限の青春を!」を掲げ、固定観念にとらわれずに柔軟な発想で思い切り楽しむことを目指しました。
開会式では、盛り上げ上手な文化祭実行委員長と生徒会長が体育館に設置された特設ステージに立ち、全校生徒に向けて文化祭にかけた熱いメッセージをぶつけ、一気に会場はボルテージMAXとなる中でステージ発表がスタートし、色とりどりのサイリウムが振られ、揺れんばかりの盛り上がりで、さながらライブ会場に居るかのような錯覚すら感じるほどの熱量を感じました。
教室を会場としたクラス企画では、クラスメイトと協力して室内外の装飾を手掛け、日常とはかけ離れた異空間を作り出し、脱出ゲームやおばけ屋敷、クイズなど趣向を凝らした内容で来場者を迎えました。どのクラスの企画にも若者ならではの斬新な工夫と楽しませるための周到な準備が見られ、それぞれのカラーを表現するエネルギーが感じられました。
訪れた保護者の方々やお子さまにも丁寧に説明しながら楽しめるように臨機応変に設定を変えて、まるでサポーターかのように場を盛り上げながら応援するなど、優しさ溢れる来場者ファーストの対応があちこちで見られ、生徒たちの様子を見ながら校内を見て回った私も心がほっこりとしました。
生徒たちは、この文化祭を通じて協調することで絆を深め、楽しみ楽しませることでひと回り成長できたのではないかと思います。また、生徒たちが見せた仲間たちや来場者とともに素敵な時間を共有し良い思い出を心に刻もうとする姿勢や同じ方向を見て同じ価値観を共有して高め合える一体感は、まさに本校が求める「南の風」そのものであったと感じています。
正確な来場者数の発表は週明けとなりますが、各階の廊下を埋め尽くさんばかりの皆さまにご来場いただき、心より感謝申し上げます。残暑厳しい日陰の無い校外で朝から長蛇の列に並び開場時間までお待たせすることとなり、心よりお詫び申し上げます。
生徒たちがこうして情熱を傾け青春を謳歌できるのも、普段からのご家族の皆さまのご理解とご協力があるからこそのことと考えております。今後とも、変わらずご支援を賜りますようお願い申し上げます。
生徒たちには、素晴らしい思い出を胸に、気持ちを切り替えて次なる目標に向かってほしいと願います。
頑張れ越南生!