校長室より

こしがやエフエム「Hi! Hi! school Life~卒業アルバム~」レイクタウンで公開収録(放送部)

 本日3月23日(日)午後6時より午後8時までの2時間、越谷レイクタウンKaze木の広場にて、地元越谷市のコミュニティFM放送局「ハローハッピーこしがやエフエム(FM86.8MHz)」の高校生番組「Hi! Hi! School Life」公開収録が行われました。

 「ハローハッピーこしがやエフエム」では、年間を通じて毎週金曜日の午後9時30分からの30分間(再放送は日曜日の午後9時00分からの30分間)、高校生放送部員による自主制作のラジオ番組として、本校をはじめとした越谷市周辺の4校に本年度から2校が加わり6校の放送部がローテーションを組んで「Hi! Hi! School Life」という番組を放送しており、今回の収録は、「Hi! Hi! School Life~卒業アルバム~」と題して、この番組を担当してきた高校生たちの1年間の締めくくりとして、今年度をもって卒業となった高校3年生にスポットを当てた特別企画となりました。

 更に今回は越谷レイクタウンKaze様とコラボした特別公開収録ということで、番組を担当する越谷西高校、越谷南高校、草加東高校、草加西高校、三郷工業技術高校、私立叡明高校の今年度卒業生放送部員たちが集結して番組を盛り上げました。

 木の広場には、越谷レイクタウンKaze様のご協力により特設ステージと大画面のモニター、音響セット、観客席なども用意され、さながらプロのアナウンサーやタレントを招いたイベントを行うかのようなシチュエーションが用意されていました。

 会場には、今回出演した高校生のご家族の方々をはじめ、たまたま越谷レイクタウンKazeを訪れた皆さまも足を止め、3階まで吹き抜けになった広場周辺は1階から3階まで多くのギャラリーの皆さんが観覧していました。

 出演する高校生放送部員たちは、普段は自分たちしかいない手狭で防音の施された放送室内で活動しているためか、国内最大規模を誇る商業施設の中の豪華なオープンセットで、しかも360度上下左右どこを見ても自分たちに視線を向ける観覧者を前にしたフルオープンの公開収録に緊張感が隠せない様子でしたが、そうした環境にもかかわらず笑顔で無邪気にはしゃぐ姿も見られ、純情で素直な感情を見せる高校生たちの強心臓ぶりに感心しました。

 後6時を過ぎ、公開収録に先立ってMCの進行で本日の出演者が紹介され、続いてこしがやエフエムの紹介、今回の収録番組であるHi! Hi! School Lifeの紹介がありました。

 公開収録が始まると「これだけは言わせて!卒業生スペシャル」と題して、越谷市内小中学校の今年度卒業生アンケート「学校生活★想い出ランキング」の集計結果に合わせて、楽しかったこと、感動したこと、学校自慢をテーマにトークがあり、前半は各校の修学旅行の話題で盛り上がりました。本校部員は沖縄での思い出を楽しそうに語りました。

 後半では、感動したことをテーマに各校の部員が思い出を語り、本校の2人は共に卒業式で退場する際に吹奏楽部の演奏を聴いて3年間の思い出がフラッシュバックしたと語りました。

 最後は6校すべての卒業生がステージに立ちエンディングかと思ったところ、こしがやエフエム様からのサプライズで、本年度末をもって生徒とともに本校を卒業する放送部顧問の岩崎先生のお疲れさま会が開催され、本校部員から花束とプレゼントが贈呈されました。

 その後、音楽系パフォーマンス芸人のパーマ大佐の飛び入りステージがあり、ひとしきり盛り上がったところで、最後は全員で記念撮影をしてエンディングとなりました。

 卒業生部員の皆さん、高校や放送部、Hi! Hi! School Lifeからの卒業、おめでとうございます。そしてお疲れさまでした。これからは、それぞれ自分の選んだ道で更なる高みを目指して頑張ってください。

 下級生の放送部員たちには、卒業生たちのように地道な努力を重ねてHi! Hi! School Lifeをブラッシュアップするとともに、本校放送部の伝統を継承していってほしいと願います。

 本日は、夕食時の遅い時間にもかかわらず、多くの保護者の皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。出演した卒業生放送部員たちはもとより下級生たちも、多数の方々の前での公開収録という非日常の体験に学びの大きな時間を過ごし、大切な財産となったことだと感じています。

 こうして部員たちが、日々貴重な経験を積み重ねられるのも、保護者の皆さまのご理解、ご協力とご支援があるからこそのことであると常々感じています。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 また、本校生徒をはじめとした地元の高校生たちのために、今回のような貴重な経験の機会をご提供いただくとともに、企画・運営にご尽力いただきましたハローハッピーこしがやエフエム様、越谷レイクタウンKaze様ほか、関係の皆さまに心より感謝申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、放送部!

★追伸

 本校放送部が活動の一環として行っている地域の歴史や文化に関する情報を発信するために、五穀豊穣を願って昨夏行われた松伏神社例大祭の様子や地域の方々の伝統文化の継承に対する願いなどを動画として編集したYouTube動画2本が埼玉県文化振興課が所管する県内の伝統芸能等を紹介する特設ホームページ「埼玉わびさび伝統文化を応援」に掲載されています。

 こちらは、本校放送部員たちが地域貢献を兼ねた地域情報の発信と自分たちの放送技術の向上のために、取材交渉や関係者との各種調整、撮影活動、インタビュー、撮影した動画の編集など、すべての業務を自分たちの力で行った活動の記録でもあります。アナウンスや朗読など大会に向けた普段と活動とは一味違った部員たちの奮闘の姿が描かれています。各種SNSでも閲覧できますので、是非ご覧いただけると幸いでございます。

埼玉県ホームページ:https://www.pref.saitama.lg.jp/wabunka/kyodogeino/toubu/matsubushi-sasarashishimai.html

Facebook:https://www.facebook.com/saitamawabisabi

Instagram:https://www.instagram.com/saitama_wabisabi/

X:https://x.com/https://x.com/s_wabisabis_wabisabi