校長室より

【校長室】タスキで繋ぐ「南の風」(陸上部)

 本日10月30日(水)、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び周辺道路を使った特設コースにて、令和6年度男子第75回・女子第36回全国高等学校駅伝競走大会埼玉県予選会が開催され、本校陸上部の男女が出場しました。

 朝から小雨混じりで肌寒い天候でしたが、長距離ランナーにとっては、むしろ適度な湿度もあり走りやすいコンディションとなりました。

 大会には、男子が68校(77チーム)が、女子は39校(45チーム)が出場し、それぞれ優勝したチームが12月に京都市内の都大路で開催される全国高等学校駅伝競走大会への出場権を獲得するとともに、上位6校が11月に群馬県で行われる北関東大会への出場権を獲得することとなっています。

 午前10時にスタートした男子のレースは7区間42.195kmで、本校は大崎葵(1)、小若隆埜(2)、長尾謙(2)、小川槇士(1)、安岡讓伸(2)、浅井颯斗(1)、大矢陸(3)の7名が出場しました。レースは全員がベストを尽くしたものの、序盤からうまく波に乗ることができず終始60位から70位前後でタスキを繋ぐ厳しい展開となる中、アンカーの大矢君が意地の力走を見せ、総合順位57位でフィニッシュしました。

 午後1時30分にスタートした女子のレースは5区間21.0975kmで本校は前島美桜 (1)、前田笑美子 (1)、東江咲良 (1)、渡邉彩菜 (1)、若林朋佳 (2)の5人が出場し、男子チームの悔しさをリベンジすべく意気込みを持ってレースに臨みましたが、男子同様に序盤からの遅れをなかなか取り戻すことができず、唯一の2年生でアンカーの若林さんが奮闘を見せたものの、総合順位は29位という結果となりました。

 今回のレースでは、男女とも満足できる結果を手にすることはできませんでしたが、チーム全体で同じ目標を持って日々の精進に取り組むことは、スポーツの醍醐味とも言われる他者をリスペクトし共助するチームワークやスポーツマンシップを育むことにつながるものであり、上位進出を目指してベストを尽くした皆さんのレースは十分に意味があり称賛に値するものであったと考えています。

 陸上部の皆さんには、今後のトラックやフィールドでのトレーニングで更なる精進を積み重ね、次なるレースの舞台でリベンジを目指してほしいと願います。

 頑張れ越南生!頑張れ陸上部!