校長室より

校長室より

本校記事が県内すべての中学校に(よみうり進学メディア11月号記事掲載)

 少し前のお話になりますが、11月10日(月)に郵送で「よみうり進学メディア11月号(新聞)」が届きました。

 この新聞は、県内中学生とその保護者を対象に高校進学を支援する情報誌的な位置付けで、大手高校進学関連サイトのよみうり進学メディアが県内中学校の生徒宛てに様々な進学関連情報を記載した新聞を月1回発行(WEBでも公開)しているものです。

 中学生の受験校選びも佳境となったこの秋、「これが高校の授業だ」というタイトルで、実際に高校で行われている授業の様子を取材し、記事化して紹介する特別企画に本校が選ばれ、教育ジャーナリストの梅野弘之氏の取材をお受けしたものが、今回の11月号に掲載されました。

 特集は、県内の高校から授業に定評のある公立2校、私立2校が選ばれ、他の3校が理数系の授業を紹介する中、本校は外国語科設置校であることもあり、本校の特色の一つでもある外国語科の英語の授業を取材していただきました。

 取材対象となったのは、英語を担当し、1年外国語科の担任でもある宮本佳奈教諭の総合英語Ⅰ(普通科では英語コミュニケーションに相当)の授業で、ほぼ全編英語での授業となりました。授業の様子は、記事に掲載されていますのでそちらをご参照ください。

 重要なのは、本記事を掲載した「よみうり進学メディア11月号(新聞)」が県内すべての中学校に配布され、多くの中学生の目に留まったことです。本校は文武両道の印象が強い学校ですが、外国語科を中心に国際理解教育にも力を入れ、海外留学や海外語学研修をはじめとした様々な特別プログラムを実施してグローバルな視点で物事に対応できる人材を育成しています。特に外国語科では普通科では経験できない独自のプログラムが豊富に用意されています。そして、そうした外国語教育に特化した学科を設置する学校は県内には僅か数校しかありません。これを機に、本校で英語を学びながら部活動にも取り組みたいという生徒たちがたくさん出願してくれることを期待しています。

 中学生の皆さん、あなたも「越南スタイル」の国際理解教育に挑戦し、世界に目を向けた人生を送ってみませんか?本校でなら、あなたにも必ず実現できるはずです。

 なお、「よみうり進学メディア11月号(新聞)」はWEB版もあり、下記リンクから閲覧できますのでご参照ください。

【新聞(PDF)】

よみうり進学メディア11月号.pdf

【web】

https://ysmedia.jp/postmedia/27110/

自分に打ち勝った証(長距離大会)

 本日11月13日(木)三郷市の江戸川運動公園をスタート&ゴールとする江戸川河川敷のサイクリングロードを利用したコースにて第52回長距離大会が開催されました。

 この長距離大会は、開校当初から続く本校の伝統行事で、「文武両道」を校訓とする本校生徒たちが日常生活で経験することのない長距離を完走(歩いてもよい)することを目指すことにより、体力の向上はもとより、心身の鍛錬を図り、克服感や達成感を味わい、困難に立ち向かう力を身に付けるために開催しているものです。かつては30kmの距離を走っていたようですが、時代の流れとともに近年は距離を短縮し、男子は江戸川広域運動公園折り返しの21km、女子は吉川公園自由広場折り返しの14kmの距離となっています。

 本日は、あいにく空には朝から雲がかかり、観ている者にとっては肌寒く感じる気温でしたが、大会に参加する生徒たちにとっては適度な湿度と気温で、熱中症の心配もない絶好のコンディションとなりました。

 午前9時にスタート地点となる河川敷に集合した生徒たちは、各学年の体操着に身を包み、靴には計測用のICチップを装着し、胸に固有の番号が印字されたゼッケンを貼ってクラスごとにきれいに整列しました。

 開会式では、校長の私から「弱い自分にしっかりと向き合い、昨日までの自分を超えていくこと」が本日のミッションである旨の話をしました。もちろん大会ですから、順位やタイムを競うことになりますが、大切なのは自分自身のベスト更新に挑むこと。故に自分のペースを理解し、決して無理しすぎずにベストを尽くすことが克服感や達成感を味わうためには必要であることを伝えました。

 続いて挨拶に立ったのは体育委員長。今日は彼にとって大切な記念日であったようで、全校生徒からの大きな拍手とともに祝福を受けた後、全校生徒に檄を飛ばし、最後は恒例の一発芸で場を盛り上げていました。

 ひとしきり場が温まったところでいよいよスタート時刻が迫り、スピードもあり走る距離も長い男子生徒たちが先にスタートラインにつきました。

 列の先頭には、授業中の事前トレーニングで好記録を残した精鋭たちを集めたスーパーシード組、次いでシード組、そして一般生徒と並び、定刻の9時45分に号砲とともに一斉にスタートしました。20分後の10時5分には、男子と同様にスーパーシード選手を先頭に女子がスタートしました。スタートする生徒たちは、にこやかに手を振りながら、余裕ある表情で走り始めていきました。

 スタート後はしばらく生徒たちが帰ってこないのですが、ケガや体調不良などの理由でやむなく役員となった生徒たちは、本部テントの周辺でゴールする生徒たちへのドリンク配布や計測チップ回収の準備を着実に進めていました。そうした献身的な姿勢に感心して見ていましたが、更に感心したのは、準備が終了して生徒たちがゴールするまでの待機時間に、多くの役員生徒たちが単語帳や問題集、文庫本などを取り出して学習を始めたことです。誰に言われたわけでもありませんが、隙間時間を有効活用しようとする姿勢に、これぞ「自走」を標榜する本校生徒たちの真の姿だと心から感心しました。

 やがて男子の先頭が見え始め、ゴール付近が一気に慌ただしくなる中、トップでゴールテープを切ったのは1年生の直井琥太郎君(陸上部)で、昨年の優勝タイムを2分ほど上回る好タイムでした。2位は同じく1年生の菊地涼世君(陸上部)、3位は2年生の石神蒼太君(男子テニス部)でした。

 すると男子の上位に交じって女子のトップがやってきました。女子のトップは2年生の前島美桜さん(陸上部)、続いて2位は3年生の荘野友里愛さん(校外活動)、3位は2年生の内山わか菜さん(校外活動)が入賞しました。

 その後、「疲れた~!」とか「足がつった!」などと言いながら男子も女子も続々とゴールし、結局途中棄権者が6名いたものの、出走した生徒全員が無事に笑顔でゴールすることができました。中には励ましながら走り切った仲間と横一列になりタイミングを合わせて笑顔で一緒にゴールラインを通過するなどイベントを楽しんでいる姿も見られ、高校生らしさにほのぼのとした気持ちになりました。

 生徒たちが口にしていたとおり、本日のレースは生徒たちにとって未知の距離であり、過酷な自分との戦いであったのだと思います。走っている途中で幾度となく「もうやめたい」と思ったに違いありません。しかし、そんな自分に負けそうになった時に、気持ちを奮い立たせてゴールを目指し続けたからこそ制限時間内に全員がゴールすることができたのであり、これはまさに「自分自身としっかりと向き合えた証」なのだと感じています。

 もしかすると、「もっと頑張れた」と思った人もいるかもしれません。しかし、それも含めて自分の限界点と現在地を確認できる大切な経験となったはずです。そしてまた、折れそうになった自分の心に打ち勝ち、困難を乗り越える経験を一つ積み重ね、一回り逞しくなれたことは、皆さんにとって大切な財産となったと言えるのだと感じています。

 これから先、皆さんが経験する長い人生においては、皆さんの意思にかかわらず挫けてしまいそうな大きな困難に直面する時が必ずやってきます。皆さんには、そうした時に逃げたり、挫けたり、妥協したりするのではなく、自分の力を信じて困難の克服に果敢に挑戦し、苦しみ藻掻きながらも逞しく乗り越えていってほしいと願います。

 日頃から、切磋琢磨している「南の風」の皆さんならば、必ず困難を乗り越えた先にある素晴らしい景色を見ることができると信じています。

 頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!

※越南ブログにも関連記事がございますのでご参照ください。

共通理解の深化に感謝(PTA後援会臨時本部会)

 昨日11月8日(土)午後2時から、本校会議室において臨時のPTA後援会本部会を開催しました。

 この会議は、本年度これまでに実施した本部会や理事会の席上で、私から理事の皆さまにご相談してきたPTA会費と後援会費徴収額の按分の変更を協議することについて、これまでに行った会議では、なぜ校長がそう考えているのか、どのように変更しようとしているのか、PTAや後援会組織としてはどう考えるべきなのかなどについての説明が不十分であったこともあり、理事の皆さまに対してご理解を深めていただき、自分事として考えていただくために説明の機会を頂戴したものです。

 会議には、大変ご多用の中、また年間計画にはなかったにもかかわらず、多くの本部役員の皆さまにご出席いただき、心より感謝申し上げます。

 会議では、発案者である私から、全国的に広がるPTA組織に対する保護者の意識の変容やPTAを取り巻く全国的な実情、統括組織からの脱退や各校で直面するPTA非加入問題、義務教育諸学校(小中学校)と高等学校のPTA組織の位置付けや活動内容の違い、PTA及び後援会の各会費の使途、他校の現状や本校における対応策の検討案などについてスライドを使って丁寧に説明させていただきました。

 校長といたしましては、ご出席いただいた本部役員の皆さまには、PTAを取り巻く実情や課題、本校においての会費按分額の変更を検討した理由などについて一定のご理解をいただけたものと考えております。

 また、会議では、役員の皆さまからのご意見も踏まえ、結論として、本校PTAの置かれている実情や今後のPTAの組織運営に関する課題をご理解いただいた上で、近隣他校の状況等も鑑み、先にご提案した会費按分額の変更については、実際にPTA非加入者が出るまで見送ることとし、次年度については本年度同様の対応とすることといたしました。

 同時に、全国的に見て現在各校のPTAが直面している課題には変わりなく、今後学校とPTAの皆さまとが協力して主体的に対応していかなければならないことも確認させていただきました。

 今回の結論に至るに当たり、本部役員の皆さまからは忌憚のないご意見を頂戴し、本当に感謝しております。また、こうして共通理解を深めることができたことについても大変感謝しております。結論については2月の理事会にて理事の皆さまに簡潔にご説明させていただきます。

 また、会議ではPTA会長から、次年度以降の役員数の見直しや役員旅費の支給方法の変更、次年度行事計画における本部会・理事会の追加などについて提案がなされました。

 どの議案についても、各組織のリーダーを担う役員の皆さまからの実情の説明や役員の立場からの多くのご意見を頂戴し、有意義な議論をすることができました。役員数の見直しについては一定の理解を得たものの、2月の会議に結論は持ち越すこととなりました。また、役員旅費の支給方法の変更と本部会・理事会の追加開催については賛同多数で2月の理事会に提案する運びとなりました。

 PTA・後援会各会員の皆さまにおかれましては、今回、臨時に本部会を開催させていただいたことにより、学校としての考え方も、そして役員の皆さまからの様々なご意見なども広く皆さまと共有することができ、大変有意義な会議となりましたことをご報告させていただきます。

 学校は、PTAや後援会の皆さまのご理解やご支援なしでは、生徒たちに対して十分な教育環境を提供することはできません。日頃の皆さまのご理解とご協力、ご支援があるからこそ、生徒たちに「文武両道」の実現に全力で挑戦する環境を提供できているのです。そうした皆さまのご支援に改めて感謝申し上げるとともに、今後とも、共通理解を深めながら、変らぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

ついに頂点を見た(埼玉県高等学校写真展)

 本日11月8日(土)埼玉会館で開催されている第42回埼玉県高等学校写真展に本校生徒の作品が出展されているので見に行ってきました。

 この写真展は埼玉県高等学校総合文化祭を兼ねており、この展覧会で推薦された作品は、来年7月に秋田県秋田市で開催される文化部のインターハイ、全国高等学校総合文化祭に出展されることとなります。故に、全国の高校生写真家たちにとっては、1年間で最も思い入れのある展覧会であると言えます。

 「芸術の秋」を迎えたこの時期、文化部に所属する生徒たちにとってはまさに来夏の全国総文祭への出展権をかけたビッグイベントの時期となっており、11月5日(水)から明日9日(日)まで開催されている写真展を皮切りに、19日(水)から23日(日)までは美術展、26日(水)から30日(日)までは書道展が開催される予定となっています。

 本日の写真展には県内72校の写真部員たちの作品の中から975点の作品が出展されました。本年度は「うれしい、たのしい、しあわせ」をテーマとした作品とされ、本校からは写真部員の中から10名の作品が選ばれ展示されていました。

 写真展を見に行くといつも感じることですが、展示された作品にはどの作品にも作者が切り取った一瞬の画像の奥に作者が心を奪われたそれぞれのストーリーがあるのであり、その作品に込められた想いを観る側である私たちが感じ取ることができる作品が高い評価を受けるのだと感じています。また、それぞれの作品は作者の感性で切り取られ、その中にどれだけ観る人の心を動かすメッセージを込められるかが評価の分かれ目なのだと感じます。

 そうした中で本校生徒の作品は、一昨年度の展覧会で優秀賞を受賞して昨年度の全国総文祭に出展された「最愛」を筆頭に毎回複数名が入選を果たし、県内高校写真部の強豪として常に高評価を受けている実績がありますが、なんと今回は3年生のパスマイカさんの作品「揺れる心、揺れない心」がすべての作品の中の頂点である最優秀賞を受賞する快挙を成し遂げました。最優秀賞は全975点の作品の中でわずか3点しか選ばれないTop of topの作品であり、まさに悲願の受賞であると言えます。本写真展はプロの写真家が審査するのですが、パスマイカさんの作品は、そうしたプロの目から見ても、撮影シーンを選ぶ感性や感じた想いをメッセージとして画像に込める撮影技法、機材の機能を巧みに操る撮影技術など、すべてにおいて高い評価を得た証であると言えます。

 パスマイカさんは、生徒会と写真部の二刀流に挑戦し、どちらも中心となっていつも一生懸命に、そして笑顔で成果をあげてきた真の努力人です。本校生徒たちが目指す「文武両道」を体現し、これまでも数々の入選を果たしてきましたが、今回は持ち前の地道な努力で見事に頂点に辿り着いたと言えます。そんなパスマイカさんの栄誉に心から称賛の拍手を送りたいと思います。また、努力を積み重ねた末に頂点に辿り着いたパスマイカさんには、頂点に立った者にしか見えないこれまでとは違った「新たな景色」が見えたはずです。同時にその景色を見たことによって、今まで見えなかった新たな階段も見えたはずです。パスマイカさんにはそうした新たな気付きを糧に更なる精進に繋げてほしいと願うとともに、後輩たちにも自分が見た新たな景色や階段を共有し、南の風の仲間みんなでStep upしてほしいと願います。

 本来であれば、パスマイカさんの作品は来年度の全国総文祭に出展されるはずの素晴らしい作品なのですが、パスマイカさんが3年生であり、春には卒業を迎えてしまうことから残念ながらその権利は与えられず、代わりに2月に開催される関東高等学校写真展(関東大会)に埼玉県代表作品として出展されることとなります。

 また、この他2年生の臼倉優姫さんの「帰りを待つ」と1年生の岡本莉空くんの「灰色の巨人」が優良賞を獲得しました。臼倉さんの作品は、愛犬が主人の帰りを待ちながら、今か今かと切ない表情を見せる愛らしい場面を、岡本くんの作品は曇天の中、天に向かって伸びるたくさんのポールの背後に銀色に輝くスカイツリーが圧倒的な存在感を放つ姿を捉えた作品でした。どちらも作者が遭遇した瞬間に心を奪われたことが伝わる素晴らしい作品でした。

 この他、本校からは2年生の寺田優真くんの「蒼い奔流」、鵜川紗友姫さんの「朱炎の庭」、金子朔來さんの「朱に濡れて」、濱田輝くんの「楽園伝説、ここにあり」、吹澤拓実くんの「灯火に導かれて」、浜田琉海くんの「黎明時」、1年生の後藤匡平くんの「新たな門出」が出展されましたが、惜しくも入選することは叶いませんでした。

 展示された作品は、どの作品も迫力があり、今にも動き出しそうな瞬間をうまく切り取ったものばかりで、高校生写真家たちのレベルの高さを感じました。私が一つひとつの作品に見入っていると、突然後ろから「校長先生」と声をかけられました。そこに居たのは2年生の男子部員たちで、他の高校の生徒達の作品を見に来たとのことでした。彼らと話していると、その後次から次へと本校部員たちが現れ、声をかけてくれました。おかげで沢山の写真部員たちとともに作品を鑑賞し、直接激励することができました。彼らは、午後から部の撮影会で東京都の昭和記念公園に向かう途中で立ち寄ったとのことで、きっと様々な作品からたくさんの刺激を受けたことで、今日覗いたファインダーの先に見える景色が少し変わったのではないでしょうか。

 写真部の部員たちは、いつ見ても真面目にそして地道に研鑽を積んでいます。また、多くの生徒たちがパスマイカさんと同様に生徒会と兼部して頑張っています。そうした取組はまさに「越南スタイル」を地でゆく本校生徒の姿であると言えます。身近にいる目標であるパスマイカさんの背中を見ながらこれからも飽くなき向上心を持って、人の心に響く作品を撮影し続けてほしいと願います。

 頑張れ、越南生!頑張れ、写真部!

 

 

 

南の風たちの活躍(男女ハンドボール部、剣道部の新人大会地区大会)

 11月4日(火)朝の職員打合せにて、現在行われている運動部の新人大会東部地区予選結果に関するお知らせが2件ありました。高いレベルでの「文武両道」の実現を目指す本校生徒たちにとっては、部の中心であった3年生からチームを引き継いで以来最初の公式戦となる大会であり、同時に自分たちの現在位置を確認するための貴重な挑戦の場でもあります。

 本日報告があったのは男女ハンドボール部と剣道部です。男女ハンドボール部は中間考査翌日の10月24日(金)から大会が始まり、11月3日(月)に全日程が終了しました。本校は男女とも予選リーグを全勝で勝ち上がり順当にベスト4に進出しました。男子は準決勝で宮代高校に30対22で勝利し、決勝では宿敵三郷北高校を29対27で下して貫禄の優勝を飾りました。女子は準決勝で優勝候補筆頭の三郷北高校に気力の勝負を挑み、見事に完勝して男子とともに決勝に進出しました。迎えた決勝戦では強豪春日部女子高校との対戦となり、試合巧者の相手の前に一歩力及ばず準優勝となりました。男女とも、今週末には県大会が控えています。仕切り直して県大会で頑張ってほしいと願います。

 また、剣道部も11月2日(日)に久喜北陽高校会場にて行われた東部地区新人大会団体戦に参加しました。男子は2回戦で昌平高校を、3回戦で越谷東高校を撃破し、ベスト4に進出しました。準決勝では強豪春日部高校の前に僅差で敗れましたが、堂々の第3位入賞を果たしました。女子は1回戦で会場校の久喜北陽高校に敗れる悔しい結果となり、次回の大会に向けてリベンジを誓いました。

 本来であれば、こうした活躍を見せる生徒たちの姿を見に行きたかったのですが、残念ながら今回は校務があり会場で直接応援することが叶いませんでした。選手たちには、県大会をはじめ次なる大会で更に輝きを放つ活躍を見せてほしいと願います。次こそは、会場にて応援したいと思います。

 本日報告のあった部活動の生徒たちは、この大会に臨むにあたって、日々鍛錬を積み重ねてきました。今回の大会では、自分が積み重ねた努力の成果を肌で感じることができたと思います。結果は勝っても負けても今は新チームが始まったばかり。大切なのは、自分たちの現在位置をしっかりと把握し、客観的な視点で自分たちの取組の見直しを図ること。上手くいかなかったことはたくさんあるのだと思いますが、そうしたことを一つひとつ解決していくのが鍛錬であり成長であるのです。

 是非、自分たちの現在位置から目を逸らさず、更なる高みを目指して挑戦し続けてほしいと願います。明日の自分は、今日の自分より必ず成長しているはずです。

 頑張れ、越南生!頑張れ、南の風たち!

更なる高みを目指す授業改善(高等学校体育地区研究協議会)

 昨日10月29日(水)の午後、本校を会場として令和7年度高等学校体育地区研究協議会が開催され、県教育局保健体育課から2名の学校体育担当指導主事にご臨席を賜るとともに東部地区第1班各校代表の保健体育科教諭13名(他地区1名含む)にご出席いただき、無事終了することができました。

 この研究協議会は、高等学校の保健体育教育に特化して教師の指導力と授業の質の向上を図ることを目的としたもので、県教育局保健体育課の発案によって昭和の時代から続く権威ある研究協議会(研修の機会)であり、すべての県立高等学校を東西南北で合計13地区にエリア分けし、各地区ごとに担当校を決めて持ち回りで開催するものです。

 本校が所属する東部地区第1班には越谷市南部、草加市、三郷市、八潮市、吉川市の13校が所属しており、本校は平成25年度以来12年ぶりに会場校を担当することとなりました。

 13時から始まった開会行事では、会場校校長として挨拶したのちに、研究協議会全体の指導・助言を賜る県保健体育課の指導主事お二人にご挨拶をいただきました。その後、第5時限目に行われた授業をご覧いただき、第6時限目以降にご覧いただいた授業に関する研究協議と、保健体育課からの指導講評及び保健体育教育に関する国や県の動向や最新情報などの情報共有が行われました。

 公開した授業は1年生女子の授業で、単元は、経験のない生徒にとってはやや難しい競技である硬式テニスとなりました。本校では、テニスコートが6面確保できるなど施設設備に恵まれるとともに部活動でも硬式テニス部を設置していることから、世界共通のネット型スポーツである硬式テニスを教材としており、生徒たちは卒業までに経験する複数の球技種目の一つとして、最後はゲームで競い合い楽しむことを目標に取り組んでいます。

 授業では、フォアとバックのストロークの技能を高め、ラリーを継続することでテニス本来の楽しさを味わうことを目標として、ボールの落下点の見極めと正しいフォームの修得のためにICT機器を活用して各々のフォームを撮影し、理想のフォーム動画と比較しながら、生徒たち同士で修正すべき点を考察し、相互に助言し合いながら上達を目指すというスポーツ科学の視点を取り入れた授業に挑戦しました。

 生徒たちは、思いどおりに飛んでいかないボールにジレンマを味わいつつも、見本となる動画と自身のフォームを見比べて違いを理解しつつ、お互いに指摘し合いながらフォームの修正に取り組んでいました。

 授業後に行われた研究協議会では、授業者であった飯島教諭から、授業のねらいや工夫、反省などについて説明がなされるとともに、ご出席いただいた各校の先生方から様々な質問や意見が寄せられました。

 そうした中で、多くの先生方から一様に聞かれたのは、本校生徒たちの授業に臨む姿勢に関することでした。どの先生方からも、集合や挨拶、準備運動や補強運動などのルーティンはもとより、実際の活動においても教師の指示をしっかりと聞き、目標やねらいを理解した上で、体育委員を中心に生徒たち同士で協力し合いながら活動している姿に、「とても素晴らしい」とのお褒めの言葉をいただきました。

 これは、生徒の皆さんが部活動とともに授業においても日常的に「より高いレベルの活動」を目指して取り組んでいる努力の成果であり、皆さんの力によって越南スタンダードとして受け継がれている本校の素晴らしい伝統なのだと感じています。本校の生徒たちにとっては当たり前なことでも、他校の生徒たちにとってはそうでないことが事実として存在するのであり、指導主事の方々や他校の先生方からいただいた多くのお褒めの言葉によって、越南生のレベルの高さを再確認することができました。

 研究協議会の後半には、指導主事のお二人から、現在行われている次期学習指導要領改訂に向けた検討の中での変更点や課題など、国や県の方針について説明があり、今後各校が目指すべき保健体育教育の方向性について情報の共有を図ることができました。

 こうした教科ごとの研究協議会はすべての教科で行われているわけではなく、開催の頻度や規模などは教科ごとに大きく異なります。保健体育に関しては、古くから県教育局保健体育課によって制度化され、毎年定期的に実施されており、各校の授業力向上や教師の指導力向上の観点で大きな役割を果たしていると言えます。

 本校におきましても、会議の席上にていただいた様々なご指導やご助言などを活かし、更なる高みへと向かうべく改善を図ってまいりたいと思います。

 頑張れ、越南生!頑張れ、南の風たち!

最後に勝つのは想いの強い者と良い準備をした者(考査が終わって再開されたこと)

 中間考査も昨日10月22日(水)で終わり、放課後には、考査期間1週間前から勉学に集中するために活動を停止していた部活動が一斉に再開されました。 

 文武両道の実現を目指す本校の生徒たちには、日頃から可処分時間を有効に活用して学習活動に取り組む時間を確保することによって自分たちが情熱を注ぐ部活動に打ち込む時間を確保することを求めています。こうした考え方に意義を見出し、自らの意思で生活をコントロールしてなりたい自分に向かっていくことを、本校では「自走」と呼んでおり、生徒たちは真摯に「自走」に取り組んでいます。

 しかしながら、生徒たちにとって定期考査は、ある意味部活動の大会や発表会に匹敵する学習面での大切な自己表現の場であり、自身の実力をはかる重要な機会でもあります。普段から「自走」に取り組んではいるものの、大会や発表会の前には部活動に集中したいと考えるのと同様に、考査前は学習活動に集中するのが良い結果を手にするためには当然であると言えます。勝負事には勝者があれば敗者もあります。定期考査を勝負事とするには語弊があるかもしれませんが、果たして、生徒たちは、そうした「学習活動に集中すべき時間」を成果につなげ勝者となることができたのでしょうか。その解は、本日10月23日(木)から徐々に返却されはじめた答案用紙だけが知っているのでしょう。手にした成果を客観的に分析し、次へのステップとしてほしいと願います。

 さて、考査が終了したということで、もうひとつ再開したことがあります。それは、自己実現に向かう3年生の入試対策です。10月以降総合型選抜による入試が始まり、11月からはいよいよ学校推薦型の入試が始まります。どちらの試験も、多くの場合「小論文」や「面接」が課せられ、受験する生徒たちは対策と準備に追われています。

 そうした中、9月初旬の就職希望者を皮切りに、9月下旬以降は大学入試に向かう生徒たちが私のところに面接の練習にきています。やってくる生徒たちは、担任や学年、教科担当の先生など頼れる先生方に複数回指導を受けたのちに私のところに来るケースが多いようです。故に、ほとんどの生徒は十分に自分を表現できる状況にはなっていますが、いざ生徒を前にすると、かつて自分が担任であった頃のように「この生徒を絶対に合格させたい」という想いが沸々と湧いてきて、これまでの長い教員人生で培った知識と経験のすべてを伝授したくなるものです。

 それ故、生徒たちには「時間がかかること」を覚悟して臨んでもらい、その代わり、自信をもって試験に臨めるように丁寧に助言をしています。

 そうした「面接練習」も中間考査が終わった昨日から再開されました。昨日は1人、本日は3人の生徒が放課後校長室にやってきました。どの生徒たちも緊張感をもってやってきますが、いざ練習が始まると、礼儀作法や立ち振る舞いの考え方など、問答以外のことにもしっかりと気を配りながら、様々な助言を貪欲に吸収して、アッという間に自分のものにしてくれます。そして、練習が終わった頃には自信をもって笑顔で帰っていきます。

 もちろん「入学試験」ですから、結果は思いどおりに行くものばかりとは限りませんが、生徒たちには、「自分を出せなかった」や「想いを伝えられなかった」といった悔いが残る受験とならないことを強く願っています。

 大丈夫。昔から勝負の世界では「最後に勝つのは想いの強い者と良い準備をした者」と言われています。今まで地道に良い準備を重ねてきた皆さんなら、きっと輝く未来を手にできるはずです。

 頑張れ、越南生!頑張れ、3年生!

大切な思い出のために(第2学年修学旅行保護者説明会)

 昨日10月17日(金)午後5時から、本校生徒ホールにおいて第2学年の保護者会を開催しました。今回の保護者会は、12月に予定されている修学旅行の説明に特化した保護者会とし、修学旅行の概要や経費、留意事項等について保護者の皆さまとの共通理解を深め、生徒たちにとって学び多き有意義な修学旅行とするために、ご協力をお願いするものとして実施いたしました。

 説明会には200名を超える保護者の皆さまにお集まりいただきました。学年の生徒在籍数が350名余りであることや平日夕方の開催であることを考えればとても高い参加率で、保護者の皆さまの関心の高さを実感することとなりました。

 保護者の皆さまにおかれましては、家事や育児等でご多忙の中、お繰り合わせいただくとともに、たくさんの保護者の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございました。併せて、ご家庭を守る主婦の皆さまにとっては最も忙しいと思われる平日夕方での開催となりましたことを心よりお詫び申し上げます。

 説明会では、冒頭の校長挨拶にて、生徒たちにとって大切な思い出づくりの場となる修学旅行を円滑に行うためにご理解とご協力をお願いするとともに、引率する教職員と今回の修学旅行の添乗業務を担当していただく株式会社JTB埼玉南支店の石田様をご紹介しました。引率する教職員は2学年の担任及び副担任とし、このうち事情により参加できない安田教諭に代わり、2学年の授業を多く受け持ち、引率業務経験が豊富な国際部主任の中村教諭を引率者といたしました。これに加えて保健責任者として斧田養護教諭、引率責任者として校長の私が引率いたします。また、この他看護師1名と石田様を含むJTB埼玉南支店の添乗員4名が同行し、安全安心を担保するために万全の体制を整えて引率することとなります。

 本年度の2年生の修学旅行は福岡空港経由の航空機利用で行く長崎県を中心とした北九州の旅4日間となります。学年主任からは、目的地を長崎とした理由や、メインの学びとなる平和学習の考え方、航空機利用を経験させたかった思いや修学旅行で生徒たちに学んでほしいことなどについて話がありました。

 その後、旅行担当の宮崎教諭から修学旅行の行程や羽田空港への集合時刻、平和学習や班別自主行動の内容などの概要に加え、大型荷物の取り扱いや服装等の規定、その他の留意事項などについて説明がありました。特に羽田空港への集合時刻が早朝であるため、どのように対処する必要があるのかや、お迎えの際の到着ターミナルに関する留意点、金銭やスマートフォンなどの取り扱いなどについても共通理解を深めることができました。

 更に、JTBの石田様からは、旅行業者の立場でキャンセル発生時の取り扱いや病気・怪我等発生時の救援要請の可能性、各種保険の補償内容、航空機搭乗時の手荷物に関する留意事項などについて詳細に説明がありました。

 保護者の皆さまには、そうした説明に頷きつつご理解を深めていただけた様子でしたが、最後に実施した質疑応答では、保護者目線での疑問点についてたくさんのご質問をいただき、こちらからの説明不足であった点などについて更に共通理解を深めることができました。

 現在の2年生は、高校入学後は特段の制約もなく当たり前のように充実した高校生活を送ることができていますが、小中学校時代にはコロナの影響で、本来経験できるはずであった様々なイベント等を経験できずに悔しい思いをした生徒たちがたくさんいるのだと認識しています。中には小中学校での宿泊行事を経験できなかった生徒もいるのだと考えています。だからこそ高校生にとっては最大のイベントであり、最も楽しみにしているであろう修学旅行では、可能な限り有意義な学びの場を提供するとともに、友情を育み、思い切り楽しんで記憶に残る思い出づくりをしてほしいと願っています。そのために教職員一同、しっかりと準備を重ねて万全の体制で修学旅行に臨みたいと考えています。

 保護者の皆さまにおかれましては、日頃から格別のご理解とご協力をいただいているところでございますが、今回の修学旅行が生徒たちにとって忘れられない素晴らしい4日間になるよう、改めてご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 また、様々な理由により説明会に参加することができなかった保護者の皆さま向けに、今後、一斉配信メールを活用して説明会の様子を記録したYoutube動画を保護者の皆さま限定で配信することを予定しています。更に、生徒たちには今後順を追ってスケジュールや決まり事などの詳細について確認していくこととなっています。そうした情報をご家庭でも随時ご確認いただきますとともに、ご不明な点などございましたら、遠慮なく担任等にご連絡いただけますようお願い申し上げます。

 生徒たちにとって最高の4日間となるよう、保護者の皆さまとともに力を合わせて準備してまいりたいと思います。

 頑張れ、越南生!頑張れ、2年生!

本日の出会いに感謝(入試ファースト越谷)

 本日10月11日(土)越谷サンシティにおいてNPO法人埼玉教育ネット様が企画運営する高校進学フェア「入試ファースト越谷」が開催され、本校もブースを出展しました。

 昨年度まで本校は、校内で開催する説明会に軸足を置いていたため入試ファーストには参加していませんでしたが、地元越谷での開催であることや中学生世代の高校入学を視野に入れた情報収集の早期化などの観点から、より多くの中学生と保護者の皆さまに本校の魅力をご理解いただくために、本年度から本イベントに参加させていただきました。

 本日は、朝から冷たい小雨が振り続け、肌寒い天気となる中、たくさんの皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。

 会場は1室に越谷市内の4校が振り分けられ、各校2組4名様分の座席しか設営できない中、本校の待機列にお並びいただいた皆さまの貴重な時間を無駄にしないとの考えのもと、管理職や教諭などでスタッフを増員し、同時説明を5組に増やしてご対応いたしましたが、それでもなお長時間お待ちいただく場面がございましたこと、また、大変混雑していたため、立ったままでのご対応となりました方がいらっしゃったことを心よりお詫び申し上げます。

 本日は、校内で行う学校説明会とは異なり入試制度が変更となる下級生の皆さんも多く見受けられましたが、間を空けることなくご説明させていただいたことで、合計88組の皆さまにご対応することができました。

 本校ブースにお越しいただいた皆さまは、いずれも本校に高い関心をお持ちであることが十分に伝わってきて、対応するこちらも充実した説明ができたものと感じています。

 校長といたしましては、本日お会いすることができた皆さまの中から一人でも多くの皆さんに「南の風」の一員となっていただけることを心より願っています。

 頑張れ、中学生!

梅野弘之氏のブログに本校外国語科授業の記事が掲載されました(よみうり進学メディア取材対応)

 県内中学生の高校進学を強力に支援し、各高等学校の魅力発信に尽力されている教育ジャーナリストで著名な株式会社メディアバンクスの梅野弘之氏が、昨日10月10日(金)に本校に来校され、よみうり進学メディア埼玉版11月号に掲載される記事の取材活動に対応させていただきました。

 今回の取材は、11月号のテーマ「これが高校の授業だ」の一環として県内4校を紹介するもので、その中の1校として本校外国語科1年生の英語の授業をご紹介いただくこととなっています。よみうり進学メディア埼玉版11月号は来月WEB版が公開されるとともに、県内すべての中学校に「新聞」形式で配布され、中学生や保護者の皆さまの目に留まることとなる予定です。

 今回は、これに先立ち、梅野氏ご自身が運営するオフィシャルブログに取材の様子を掲載していただきましたのでご紹介します。閲覧を希望される方は、下記リンクからご覧ください。

《梅野弘之オフィシャルブログ》

 https://e-mediabanks.com/2025/10/10/ysmedia-37/