校長室より
【校長室】可能性を感じた関東大会(陸上部)
本日10月20日(日)栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎにて関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会が開催され、本校からは9月末に行われた県大会で2位に入賞し、関東大会への出場権を獲得していた長尾謙君(2年)が男子800mに出場しました。
長尾君は県大会の決勝でわずか5/100秒差で優勝を逃しており、関東大会はリベンジの場でもありました。
レースは午前11時45分から予選が始まり、各県の代表27人が3組に分かれ、各組の上位2着に加えて3着以下の選手の中でタイム順に上位2人が午後に行われる決勝に進むレギュレーションとなっています。
ウォーミングアップを終えて待機場所に戻って来た長尾君は、県大会以上の大会には初出場にも関わらずリラックスした表情で「こんにちは」と元気に挨拶してくれるとともに、笑顔で「すごく楽しみです」と言って招集所に向かって行ったので、きっと良いレースができる予感がしました。
長尾君は第3組にエントリーしましたが、第1組の4人がいきなり長尾君のパーソナルベストを大きく上回る記録を出し、第2組は平凡な記録であったものの、長尾君は第3組で2着以内が決勝進出の条件となりました。
もともと長尾君にとっては、今大会をチャレンジの舞台と位置づけ、つわ者たちの中で前半から積極的にレースを引っ張り、後半どこまで勝負できるかを試すプランであったため、他の組の結果に関わらずレースプラン自体は変わりませんでした。
迎えた第3組、スタートとともに飛び出した長尾君は、1周目のバックストレートで2位に付け、プランどおり良い展開でレースを進め、1周目のラップもベストより1秒ほど速いペースで積極的に仕掛けました。
しかし、2周目に入っていきなりペースを上げた後方の2選手に抜かれ、2周目バックストレートでは前3人に囲まれる厳しい展開となり、なんとか抜け出すチャンスを伺うものの前に出られない中で残り200mの勝負となりました。
そのまま最終コーナーまで団子状態で進み、ラスト100mのストレート勝負となったところで、ようやく外に持ち出してスパートをしましたが、1人をかわすに留まり、2着と0.17秒差の3着となりました。
結果は、各組3着以下のタイムでも3番目で全体の9位となり、残念ながら決勝に進むことはできませんでした。
ただ、タイムだけで見れば全体の7番目のタイムであり、パーソナルベストを更新したことを考えれば、長尾君にとっては関東でも十分に戦える手応えを感じられるベストに近いレースだったのだと思います。
しかも、今大会は東京、神奈川、千葉など強豪ひしめく1都7県すべてが集まる関東大会であり、来年のインターハイ予選を兼ねる北関東大会(埼玉、栃木、群馬、山梨の4県)なら十分に全国が狙える位置にいるはずです。
長尾君は、レース後素直に「後方の選手の動きが見えていなかった」と反省していました。また、レース中盤のスタミナも課題にあげていました。本人的には悔しさの方が大きいのだと思いますが、この結果を糧に新たに見つかった課題の克服に取り組んでほしいと思います。
長尾君は、初めて挑んだ関東大会で確実に足跡を残し、南の風を吹かしてくれました。ベストを尽くした自身の結果に胸を張って帰校してほしいと思います。
会場には長尾君の応援のためにたくさんの陸上部の仲間たちが駆け付けてくれました。こうした仲間意識がチームを強くし、個人を成長させるのです。皆さんの声援は長尾君にとって間違いなく大きな力となったはずです。そして次は皆さんの番です。長尾君とともに切磋琢磨しながら共に高みを目指してほしいと願います。
また、長尾君のご両親にも遠方まで応援に駆け付けていただき、誠にありがとうございました。指導者の声に素直に耳を傾け、尊敬の念を持って実直に取り組む長尾君の姿勢は、アスリートに関わらず勝者となるために必要不可欠なスキルであり、これまでのご両親のご指導の賜物であると強く感じています。今後とも変わらずあたたかく見守っていただけますようお願い申し上げます。
頑張れ越南生!頑張れ陸上部!
【校長室】保護者と学校の共通理解(第2学年保護者対象修学旅行説明会、進路講演会)
本日10月12日(土)、さわやかな秋晴れの空のもと、本校体育館において第2学年の保護者の皆さまを対象とした修学旅行説明会並びに進路講演会を開催しました。
保護者の皆さまにおかれましては、ご多忙の中、またお休みの日にもかかわらず300名余りの皆さまにご参加いただき、心より感謝申し上げます。
第2学年の修学旅行もいよいよ2か月後に迫ってまいりましたが、現在の2年生は中学校時代にコロナによる様々な制限のもとでの学校生活を強いられ、本来経験できるはずの学校生活を十分に送ることができなかった世代であると認識しています。生徒たちの中には、部活動や学校行事だけでなく、中学校で最も楽しみにしていた修学旅行に行くことが叶わなかった生徒もいるのではないでしょうか。
本校入学後は徐々に制限も緩和され、現在は特段の制約もない教育活動を展開することができていますが、その中でも修学旅行は生徒たちにとって特別の想いのある行事だと捉えています。学校といたしましても、生徒たちに可能な限り良い環境を提供し、有意義な経験をしてほしいと考えています。
前半に行いました修学旅行説明会では、引率団の紹介に加え、担当教諭より訪問地及び学習内容、日程及び行程、宿泊施設、交通手段、所持金や服装、食事や健康に関する事項、その他留意事項などについてご説明いたしました。
学校からの説明に続いて、修学旅行の企画運営をご担当いただく株式会社JTBの本校担当者様より、旅行会社の視点からの留意事項として、各種保険の適用範囲や不参加の場合のキャンセル料、配送対応となる荷物の取り扱いなどについてご説明いただきました。
保護者の方々からは、様々な角度からご質問もいただき、細かな点についても確認し、共通理解を図ることができました。
後半は、進路説明会として、フィナンシャルプランナーであるT&Rコンサルティング有限会社CFPの新見昌也様をお迎えして、大学や専門学校などへの進学に係る費用や各種奨学金の手続きの流れなど、主に経済的視点からの今後の見通しについて、プロのお立場から約1時間にわたり具体的なご講演をいただきました。
保護者の皆さまも、配布された資料に目を通しつつ、時折ペンを走らせながら説明に聞き入っている姿が印象的でした。
本日の保護者会を振り返り、保護者の皆さまのニーズにすべてお応えするにはまだまだ十分ではない部分があるものの、一定程度の情報提供と共通理解が図れたのではないかと考えております。また、学校における教育活動やお子様の将来に対する保護者の皆さまの関心の強さを改めて再確認させていただきました。
本日感じた課題や反省点を踏まえ、学校といたしましては、生徒たちにより良い学習環境を提供するため、更なる努力に邁進してまいりたいと存じます。保護者の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
本日は、誠にありがとうございました。
【校長室】新たな星が関東の舞台へ!(陸上部)
本日10月10日(木)6限にオンラインにて表彰式と壮行会を行い、関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会に出場する長尾謙君(2年)を全校で応援しました。
長尾君は、9月27日(金)から29日(日)の期間に熊谷スポーツ文化公園で行われた令和6年度県民総合体育大会兼埼玉県高等学校陸上競技新人大会兼関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会県予選の男子800mに出場し、予選、準決勝をともに全体の2位で通過し、迎えた決勝では最後までトップを争うデッドヒートを繰り広げ、惜しくも5/100秒、わずか数cmの差で優勝を手にすることはできませんでしたが、それでも見事に埼玉県第2位に輝き、関東選抜大会の出場権を獲得していました。
陸上競技は、どの種目も他の選手と記録を競い合う競技ですが、一方で自分自身の限界と記録に挑戦するという側面を持った競技でもあります。長尾君は、中距離種目を得意とし、すべての種目の中で最も苦しく過酷であるとの呼び声も高い800mで関東の頂点に挑みます。
長尾君をはじめ陸上部の皆さんは、3年生の木戸君や岩崎君が同じように自分の限界に挑み、見事に全国の舞台で輝いている姿を間近に見ていて、自分たちも輝くことができるはずだと思えたはずです。そして、輝くために何をすべきかも感じられたはずです。
そうした意識と想いがチームに継承されることが、強いチームの伝統の力なのだと思います。陸上部のTシャツの胸に刻まれた「南風」はそうしたことを意味するのだと思います。
関東選抜大会は、10月20日(日)に栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われます。長尾君には、本校の代表として、そして埼玉県の代表として自信とプライドを持って自分の力で手にした関東という大舞台で「南の風」を思い切り吹かしてきてほしいと願います。そこでの経験が、きっとまた一歩、長尾君を、そして陸上部全体を成長させてくれるはずです。健闘を祈ります。
頑張れ、越南生!頑張れ、陸上部!
【校長室】お詫びと御礼(第6回学校説明会)
本日10月5日(土)本校体育館において本年度6回目の学校説明会を開催いたしました。
昨日の天気とは打って変わり、あいにくの雨模様の中、また、この時期多くの学校が説明会を実施する中、本校の説明会にご参加いただき、心より感謝申し上げます。
本日ご来校いただきました皆さまの中には、夏季休業期間中に実施した説明会への参加が叶わなかった方も多数いらっしゃったことと拝察いたします。本校を含め、県立学校には体育館に空調設備が設置されていないことから、本校では、猛暑の時期に開催する説明会についてはご来校いただく皆さまの健康管理を最優先事項と考え、冷房の効いた部屋での実施としたため、各回の募集定員は100名前後が上限となりました。そこで、1日複数回の実施や他校より多く夏季休業期間中合計5回の開催などの工夫はしたものの、受付開始からわずかな時間で申込み定員に達してしまいましたため、申込みが叶わなかった皆さまには本日までお待ちいただくこととなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
さて、本日は気候も落ち着き、過ごしやすい時期となってきたことから、説明会の会場を体育館に移して実施いたしました。今回は、ご希望されるすべての方に参加していただくことができるよう、当初予定しておりました募集定員を拡大して、第1部、第2部ともに定員を450組900名とし、合計900組1800人の皆さまにご参加いただきました。
説明会では、教頭から本校の学校概要や教育方針、生徒の様子や進路実績、入試関連情報などの全般的な説明を、国際部担当教諭からは外国語科特有の教育活動について具体的にご説明いたしました。併せて、約1時間の限られた時間での説明であったため、その後個別相談を行い、個々の疑問や質問にお答えすることとして対応いたしました。
また、説明会の前後で多くの皆さまに校内の施設設備などをご見学いただくとともに、校内で実施していた部活動などもご覧いただき、本校生徒の学校生活をよりリアルに感じていただくことができたものと考えております。
本日ご参加いただいた中学生及び保護者の皆さんには、本校に限らず多くの高校をご覧いただいた上で、本校の校訓や教育方針の軸である「高いレベルでの文武両道の実現」に共感し、本校で高校生活を送ることで現在の在校生や卒業生たちのように輝く自分を手に入れたいと考えてくださる皆さんに1人でも多く第1志望校として選んでいただければ幸甚に存じます。
本校教職員一同、皆さんの入学を心よりお待ちしております。
頑張れ、中学3年生!
【校長室】「Last Olive」に込めた3年生の想い(衣替えの儀)
本校では、近年の気候変動を考慮して制服移行期間1ヵ月を含むものの、基本的には9月30日(月)をもって衣替えとなり、10月1日(火)から多くの生徒たちは夏場に着用した越南伝統のOlive カラーの制服を脱ぎ、紺色の冬服を身に纏って登校してきます。
衣替えは、四季折々の季節によって気候が大きく変化する我が国の特徴的な文化で、古くは平安時代の宮中行事から始まったとされています。当時の衣替えの時期は旧暦の4月1日と10月1日とされていましたが、明治時代に政府が役人などの制服を定め、夏服を6月1日から9月30日まで着用することと制定したことから、以降広く一般的に6月1日と10月1日が衣替えの時期とされ、制服を導入した現在の教育現場でも運用されています。
教育の現場では、衣替えに関わらず、日本古来の季節行事や農産物など、四季折々の歴史や文化を身近に感じる教育活動はとても重要であり、日本人の持つ心の豊かさもこうした教育活動によるところが大きいと感じています。
一方で近年、地球温暖化が進み、夏は体温を超える酷暑の日々が、冬は氷点下の極寒の日々が多くなるとともに、豪雨や突風、竜巻や自然火災などが多発するなど、異常な気象状況が年々拡大しています。私が高校生の頃と比べると単純に5度以上平均気温が上昇しており、生徒たちが親となり老後を迎える時代には、どのような生活が強いられるのか本当に心配でなりません。
そうした中、本校生徒たちも衣替えの時期を迎え、10月1日より紺色の冬服にチェンジした姿で学校生活を送ることになります。本校の制服は夏服・冬服ともに日本を代表するデザイナーである森英恵氏のデザインによるもので、特に夏服は純白とOliveカラーを採用していることで、良くも悪くも一目で本校の生徒と分かる特徴ある制服となっています。
生徒からすると、このOliveカラーの制服には賛否両論があるようですが、確かに見た目のインパクトは大きいものの、全校生徒が着用しているのを日常的に見ていると、男子はとても爽やかに、女子はとてもキュートに見えることから、大人の感覚としてはとても素敵な制服であると認識しています。
生徒たちも、初めてOliveカラーの制服に袖を通すときは戸惑いがあるようですが、みんなで着ているうちにだんだんと愛着がわくようで、女子のセーラーの襟部分にあしらわれた格子柄を「メロンパン」などと称して楽しんでいるようです。
そんな生徒たちの中でも3年生にとっては、この衣替えで3年間着用した夏服を着ることが最後となり、複雑な思いに駆られているようです。3年生界隈では一部の女子生徒を中心に「Last Olive」なる言葉が飛び交い、Oliveカラーの制服を着ることが最後となったことに対して寂しい気持ちを表現しているようです。
制服に限らず、生徒たちが自分の母校の様々なアイテムに誇りや愛着を持つことはとても重要なことであり、言い換えれば自分自身の学校生活に対してポジティブな想いを持っている証であると考えています。
はじめは戸惑いのあったOliveカラーも、やがては当たり前となり、そして失うことへの寂しさを感じる。まさに制服を含めた自身の3年間の歩みを肯定できた結果であるのではないでしょうか。そうした意味では、本校での教育活動が皆さんにとって有意義なものであったということであり、皆さんに寄り添ってきた我々教職員にとっては、何より嬉しいことでもあります。
先日イオンレイクタウンで行った吹奏楽部のイベントで、たまたま私の横に立った女性が本校の卒業生だったらしく、部員たちがOliveカラーの制服で演奏する姿を見て「懐かしい~、私も着てた~」と喜んでいたのを思い出しました。皆さんも、やがてきっと、そんな日がやってくるのだと思います。
3年生にとっては、もうOliveカラーの制服を纏って登校することはなくなりますが、皆さんには、まだ卒業まであと半年間の高校生活が残っています。現在は「なりたい自分」を実現するための最終章を迎え、楽しいことよりも大変なことの方が多い時期ではあると思いますが、そうした中でも、ともに過ごし友情を育んできた仲間たちとの関係を大切にし、卒業してからも本校での高校生活を「大切な記憶」と思えるよう、日々噛みしめながら過ごしてほしいと願います。
大丈夫、皆さんなら「なりたい自分」を実現し、次のステップで、また新たな喜びや楽しみを手にすることができると信じています。
頑張れ、越南生!頑張れ、3年生!
【校長室】ありのままの…(学校公開ご来校の御礼)
本日9月28日(土)本校では、中学生やその保護者の皆さま及び本校在校生徒の保護者の皆さまを対象とした授業公開並びに個別相談対応、部活動見学会を実施しました。
このところ、めっきり秋らしい気温の日が続き、長袖を身に付ける姿も多く見かけるようになってきましたが、本日は朝から思い出したかのように強い日差しが照り付け、未だに汗ばむような厳しい残暑を感じる中での開催となりました。
本日は、在校生の保護者の皆さまも含めて750名を超える皆さまにご来校いただき、心より御礼申し上げます。本日生徒たちは、午前中に4時間の平常授業を実施し、午後の5限目の授業を公開対象としたため、お昼前後から正門前の列にお並びいただきました皆さまには、開門まで日陰の少ない校外にてお待ちいただくこととなり、心よりお詫び申し上げます。
また、在校生の保護者の皆さまを含め、多くの皆さまにご来校いただきましたことで、各教室前の廊下が大変混雑し、ご希望クラスの授業を見学しにくい状況がございましたことや、空調設備は稼働させたものの校舎内の室温が上がり、快適な空間をご提供することができなかったことを重ねてお詫び申し上げます。
本日ご覧いただいた授業に関しましては、公開のための特別な授業は企画せず、通常実施している授業をそのままの形で公開いたしました。生徒たちも、皆さまに見られていることでほど良い緊張感はあったようですが、そうした意味では、良いこともそうでないことも含めて普段行われているありのままの授業の様子や生徒たちの様子をご覧いただけたのではないかと考えております。
また、放課後までお残りいただいた皆さまには、授業や部活動の見学を通じて、本校の生徒が普段どのような学校生活を送っているかにつきましても、よりリアルに感じていただけたのではないでしょうか。
本校は、開校以来50年以上にわたり「高いレベルでの文武両道」を志向し、多くの生徒たちがその実現のために青春を賭けて真摯に取り組んでいます。文武両道を志向する学校は他にもたくさんありますが、近年学校の特色を強く打ち出す私学の台頭も相まって、学内での生徒の住み分けも含め「進学実績」か「部活動実績」のいずれかに軸足を強く傾ける学校が多くなる中、本校に入学した多くの生徒たちが運動部・文化部を問わず様々な部活動で思い切り青春を謳歌しながら輝かしい成果を上げるとともに、希望する進路を実現し、なりたい自分を手に入れている姿は、どこの学校にでも実現できることではない本校の最も大きな魅力であり特色であると自負しております。
本日は、そうした生徒たちの日常の姿をご覧いただくことで、皆さまにも「本校で輝く自分やお子様の姿」を想像していただき、やがては、チーム越南「南の風」の一員として大きな風を吹かすとともに、保護者の皆さまとともに生徒の成長に寄り添っていくことができれば幸甚でございます。
また、本校在校生の保護者の皆さまにおかれましては、ご多忙にもかかわらずご来校いただき、心より感謝申し上げます。本日は、普段お子様がどのような学校生活を送っているのかを身近に感じていただくことができたのではないかと考えております。こうして生徒たちがなりたい自分の実現に全力で取り組めるのも、保護者の皆さまをはじめとしたご家族の皆さまのご理解とご協力があればこそ実現できることであり、心より感謝申し上げます。今後とも、あたたかく見守っていただきますとともに、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
なお、本校では今後、10月5日(土)、11月16日(土)、12月13日(金)に本校にて学校説明会を予定しております。詳細は、本ホームページのトップページにご案内しておりますので、ご希望の皆さまはご確認いただけますようお願い申し上げます。
本日は、ご来校いただき誠にありがとうございました。
【校長室】世界に挑むためのアイテム(外国語科英語スピーチコンテスト)
本日9月26日(木)午後2コマの授業を使って外国語科恒例の英語スピーチコンテストが開催されました。
今年度は外部施設ではなく外国語科棟3階のLL3教室に1年生から3年生まですべての外国語科の生徒が集まり、120名余りの生徒や教職員の前で各学年の代表者合計13名によるスピーチが行われました。
1年生は6つの課題文の中から自分で選んだ英文を暗唱するレシテーション部門に挑み、5名の代表者がそれぞれ選択した文章の内容や場面、文章に込められた想いなどを汲み取り、自分なりの表現で発表しました。
同じ文章を選んだスピーチも話す人によって雰囲気や表現に違いがあると同時に、正しい英文をよりネイティブに近い発音で表現しようと一生懸命挑戦する姿に感心しました。
また、2年生からは5名、3年生からは3名の代表者がスピーチ部門に出場しました。2,3年生は、日常生活で感じている様々な経験からスピーチするテーマを決め、選んだテーマに対する想いをどのような英語で表現するのかなど発表のすべてを自分で考え作り上げるとともに、それぞれが流暢なスピーチと豊かな表情、身体全体を使ったアクションで自身の考えや想いを伝えました。そのスピーチには、それぞれの発表者が聴く人に訴えかけるメッセージ性が強く、高校生らしい視点から感じているのであろうトピックに対する意識や想いがしっかりと込められていました。
総じて感じたのは、100名を超える聴衆の前に立っても、どの生徒も堂々とした姿でスピーチに臨んでいたことで、苦手意識があると羞恥心も相まってどうしても消極的になりがちな若者たちの殻を破って、勇気と自信を持って自分自身をオープンに表現する姿に感銘を受けました。
中には、目を閉じるともはやネイティブじゃないかと思うほど流暢な英語でスピーチする生徒もみられ、スピーチした皆さんの英語力の高さと現代の若者たちの持つエネルギーに感心するとともに、聴いていたこちらが勇気と感動をもらった気がしました。
今回のスピーチコンテストでは、レシテーション部門、スピーチ部門それぞれ皆さんの優秀なパフォーマンスを讃えて表彰を行いました。その中でスピーチ部門に出場し、最も優秀なパフォーマンスを見せた2年生の伊藤笑理菜さんが最優秀賞を獲得し、11月に行われる埼玉県高等学校英語スピーチコンテストに出場することとなりました。伊藤さんには、本校の代表として自信を持ってコンテストに臨み「南の風」を吹かしてきてほしいと思います。
近年は人生100年時代と言われます。高校生の皆さんからすると、この先80年以上の人生が待っていることになります。皆さんが大人になり社会に出ていくこれからの世の中では、AIの台頭で様々な職業がテクノロジーに奪われ、やがては人間にしかできない限られた職業に世界中の人々が自身の身の置き場を求めることになります。そうした社会ではOnly Japaneseの狭小な考えでは満足する生活を維持することが難しくなる未来が必ずやってきます。グローバル化が加速度的に進む未来においては、日本国内にとどまらず外国の方々と外国語で対等なコミュニケーションを取り、意思疎通を図りながら協働する力が必ず求められることになります。
私は学生時代から英語が得意ではなく、上手く話せない羞恥心もあって英会話の熟達を疎かにしてきました。日本で教師を職としていくには大きな支障はないだろうと高を括っていましたが、実際に社会人となり大人になってから外国の方々と接する機会が思いのほかたくさんあり、そのたびに英語が喋れないことに大きなコンプレックスと不便さを感じています。そんな思いから、本日は私も勇気を出して英語でのあいさつや表彰に挑戦してみましたが、やはり本日素晴らしいスピーチをした皆さんのように上手くはいかず、「英語が喋れるカッコいい校長」は演じられなかったとともに、改めて修業が必要だと強く感じました。
皆さんには、せっかく本校に入学し、外国語科の生徒になったのだからこそ、学ぶ力の大きい学生のうちに、臆せず気軽に英語に触れ、親しみ、グローバルな視点を持って世界中に見聞を広め、勇気をもって外国の方々と積極的に交流しながら、Only Japaneseの世界では味わえない未知なる体験に身を賭してほしいと願います。必死になって学んで身に付けた力は、どのような力やレベルであっても実際に活用しなければ身に付けていないことに等しく何の意味も生み出しません。失敗やうまくいかないことを恐れずに勇気をもって自分の力を試し、活用してみることで初めてその力に価値が宿るのだと思います。近い将来皆さんが世界に飛び出し様々な困難に直面した時には、皆さんが現在学んでいる語学力が皆さんを成功に導く大きなアドバンテージとなるはずです。そしてその先には、本日特別講師としてお越しいただいた本校外国語科42期生OGの石黒さんがおっしゃっていたように、世界の舞台で活躍するチャンスを手にできる可能性が高まるとともに、皆さんが求める「満足できる未来」が必ず待っているはずだと思います。
大丈夫、皆さんなら、それが実現できると信じています。
頑張れ、越南生!頑張れ、外国語科諸君!
【校内審査結果】
レシテーション部門(1年生) 1位:内館英里佳 2位:只野結菜 3位:持田那音
スピーチ部門(2,3年生) 1位:伊藤笑理菜 2位:高田真愛 3位:高橋琉奈
レシテーション部門に挑戦した1年生
スピーチ部門に出場した2年生
スピーチ部門に出場した3年生と企画を運営してくれた3年生
【校長室】越南サウンド継承の儀式(吹奏楽部サンクスコンサート)
本日9月23日(月)越谷サンシティホール大ホールにて本校吹奏楽部による第38回サンクスコンサート~青春の1ページ~が開催されました。
このサンクスコンサートは、本校吹奏楽部員たちにとって特別な意味を持っています。何故なら3年間ともに過ごし切磋琢磨しながら越南サウンドを磨いてきた3年生たちが3年間の活動の集大成として演奏するラストステージであり、3年生にとっては一般的な高校生が謳歌するであろう様々な楽しみを犠牲にして、聴く人の心に響く美しい音楽を追求し続けるために高校生活の大半を費やし、自分たちにとって最も居心地の良い居場所であった部活動から引退することを意味します。
同時に下級生にとっては、高校生活を吹奏楽に捧げる覚悟と美しいハーモニーを追求し続ける姿を背中で示し、尊敬し追い続けてきた偉大な先輩から伝統の越南サウンドを引き継ぐ大切なセレモニーであるからです。
コンサートは本日の主役である3年生の進行で幕を開け、第1部はこれまで数々のコンクールで演奏してきた勝負曲などを次々と演奏してくれました。
中には今夏の西関東大会で演奏した課題曲「メルヘン」や自由曲「幻想交響曲より V.サバトの夜の夢」などの今年のチームにとって渾身の勝負曲の他、32人の3年生全員が心を一つにして奏でた「さくらのうた」など多彩なアレンジで、会場を埋め尽くした観客の心をしっかりと掴みました。
第2部は、打って変わって明るく賑やかなポップスステージで、入学当初に1年生全員で初めて演奏した思い出の曲「100%勇気」など会場の誰もが1度は耳にしたことがある曲をメドレーで披露しました。
中でも圧巻だったのは、演奏される曲に合わせて仮装した3年生が次々と舞台中央に登場して、キュートな踊りと笑顔で会場を盛り上げてくれたステージで、普段慣れ親しんだ楽器を持たずに全身で音楽を表現し、楽しそうに踊る姿にくぎ付けになりました。
およそ2時間半に及ぶステージもアッという間にエンディングを迎え、部員を代表して柴田部長がマイクを握ると、仲間とともに3年間音楽に向き合い続けた想いといつもあたたかく支えてくださったご家族の皆さまや関係の方々への感謝の気持ちを伝えました。
その姿は、まさに118人の部員を束ねるリーダーに相応しく、春の定期演奏会の時と同様にメモも見ずに流暢な言葉で、今その瞬間に心の中で感じていることを素直に話しているようで、彼ら彼女たちが奏でる数々の楽曲とともに、私をはじめ会場を埋め尽くした観客の心をグラつかせ涙腺が緩むほど心に響き、高校生が同じ目標に向かって同じ価値観を持ち、同じ時をともに重ねることで一歩一歩着実に成長していくことの素晴らしさ、そして本校が高いレベルでの文武両道の実現を生徒たちに求め続ける意義を改めて実感しました。
ステージのフィナーレは越南吹奏楽部十八番の「宝島」をパートごとにカラフルな衣装を纏った118人の部員全員が笑顔で踊りながら演奏し、部員たちとともに会場が一体となって盛り上がったところで幕を閉じました。
本日をもって引退する3年生たちには、これまで大切にしてきた「目標に向かってやり切る姿勢」に自信と誇りを持って残りの高校生活を自己実現のために全力で取り組み、なりたい自分の実現に一歩でも近づいてほしいと願います。
また、願わくば卒業後も何らかの形で音楽に関わり、青春の日々を回顧しながら、またいつか、どこかで誰かの心に響く音楽を奏でてほしいと願います。
本日はたくさんの保護者の皆さま、ご家族の皆さま、OBOGの皆さま、そして本校吹奏楽部を応援してくださる皆さまにご来場いただき心より深く御礼申し上げます。また、これまで3年生をはじめとした部員たちの活動をあたたかく見守りながら格別のご支援をいただき、重ねて感謝申し上げます。
3年生の部員たちが誇りを持って守り続けた越南サウンドは、今日から下級生たちが覚悟と決意を持って継承してまいります。今後とも、本校吹奏楽部に変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!
【校長室】レイクタウンに響き渡る越南サウンド(吹奏楽部)
本日9月21日(土)13時から本校の地元であるイオンレイクタウンKaze翼の広場にて越谷警察署秋の交通安全運動出発式が行われ、本校吹奏楽部の1,2年生86名が生演奏を披露しました。
式典には、越谷市長や越谷警察署長らが出席し、1日警察署長に任命されたプロバスケットボールBリーグ越谷アルファーズ専属チアリーダーALPHAVENUSの3名とともに交通安全を呼びかけました。
本校吹奏楽部はセレモニーのあとに登場し、1,2年生とは思えぬ堂々とした姿でポップな楽曲を演奏し始めると、その音色は多くのショップが立ち並ぶKazeのモール全体に響き渡り、部員たちが奏でる越南サウンドに誘われるように人が集まり、翼の広場を囲んで1階から3階までたくさんの観客で埋め尽くされました。
日本一の大きさと集客を誇るショッピングモールというオープンなステージで、大観衆を前にしても緊張することなく約30分にわたり会場を盛り上げた部員たちはとてもカッコよかったです。
最後は越南吹奏楽部の十八番「宝島」をノリノリで演奏し、集まった観客に「南の風」を届けると喝采の拍手を受けていたのが印象的でした。
演奏終了後には、市長や警察署長から直接ご挨拶いただき、お礼とお褒めの言葉をいただきました。お話を伺いながら皆さんの活動がたくさんの方々に認められている証しであると感じました。
皆さんが日頃頑張っていることは、自分が頑張ったと思うだけでは意味がなく、誰かに見てもらって、認めてもらって、そして応援してもらって初めてその価値が高まるのだと言えます。
こうして地域の皆さまに必要とされ、本校とは縁のない方々からも越南生が頑張っている姿を見ていただき、あたたかく応援していただけることは、部員たちにとっても、そして越南生全体にとっても本当に意味のあることであり、幸せなことでもあります。
本日演奏に臨んだ部員たちには、シチュエーションの違う様々な場数を踏むことで少しずつ自分たちのサウンドを磨き、来年の夏には3年生たちが果たせなかった西関東制覇と全国大会出場を成し遂げてほしいと願います。
併せて、交通安全の啓発イベントに主催者側の立場で参加したことを契機に、自分たちの交通安全意識もしっかりと高めて、イベント関係者として率先してその責務を果たすことも忘れないでほしいと思います。
保護者の皆さまをはじめ、ご鑑賞いただきました皆さまには心より感謝申し上げます。皆さまからいただいたたくさんの拍手は、生徒たちにとって自己肯定感を高める大きな後押しとなったはずです。今後ともあたたかく見守っていただければ幸いでございます。
吹奏楽部は明後日9月23日(月・祝)に越谷サンシティホールにて3年生最後となるサンクスコンサート(15時開演)を開催します。お時間の許す方は、ここまで部を牽引しこのコンサートで引退となる3年生の勇姿と伝統の越南サウンドを引き継ぐ下級生たちの姿をご覧いただくとともに魅惑の越南サウンドをご堪能いただければ幸甚に存じます。多くの皆さまのご来場を部員一同心よりお待ちしております。
頑張れ越南生!頑張れ吹奏楽部!
【校長室】国民スポーツ大会本大会出場(少年女子サッカー)
本日9月18日(水)埼玉会館大ホールで第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」及び第23回全国障害者スポーツ大会埼玉県選手団の結団式・壮行会が開催されました。
国民スポーツ大会は、昨年度まで国民体育大会(国体)と呼ばれ、広く国民の間にスポーツを普及し国民の体力向上を図るとともに,地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与することを目的に1946年から全国の都道府県が開催地を持ち回りながら開催されてきました。
大会は各都道府県が選抜チームを構成し、各競技ごとの成績のほか、すべての競技の成績をポイント換算して総合得点を争う形式で、埼玉県は例年男女総合(天皇杯)3位以内を目指しています。
その中でも、埼玉県のサッカーは昔から静岡県と並んで「サッカー王国」と呼ばれ、本県にとって目標を達成するための大きな得点源として活躍が期待される重要な競技種目とされています。
本校からは、日本女子プロサッカーリーグWEリーグ大宮アルディージャVENTUSのU-18に所属する内山わか菜選手(1年:MF)が埼玉県少年女子チームの選抜選手15人に選ばれ、埼玉県代表の一員として佐賀県で行われる第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」本大会に出場します。
サッカー競技は会期前2回目実施競技に指定され、10月上旬の中心会期に先立って9月21日(土)からSAGAサンライズパークで行われます。
本日9月18日が開催地となる佐賀県への移動日と重なったため団結式・壮行会には欠席となりましたが、結団式では大ホールのスクリーンにしっかりと名前が紹介されました。
少年女子のカテゴリーは、地方ブロック大会を勝ち抜いた16都道府県チームが出場して頂点を目指します。埼玉県は9月21日(土)に福井県と1回戦を戦います。順当に勝ち抜けば、24日(火)に行われる4回戦が決勝となります。
内山選手には、郷土埼玉県の代表として誇りを持って大会に臨み、万全のコンディションを維持しながら、埼玉県のためにも、そして自分自身のためにも日頃鍛え上げたパフォーマンスを存分に発揮してほしいと願います。
頑張れ越南生!