校長ブログ

校長ブログ

第1代表のプライド(関東公立高等学校テニス大会)

 本日8月12日(火)千葉県白子町の白子町サニーコートにて第14回関東公立高等学校テニス選手権大会が開催され、過日行われた県国公立大会で見事優勝を飾った本校男子テニス部が埼玉県第1代表として出場しました。

 昨今多くの運動部活動において、充実した施設設備や部活動に特化して生徒を集める私立高校が各大会の上位を占める中で、この大会は関東各都県の公立高校テニス部のチーム力及び技術力の向上を目指すことを目的とした大会で、各都県の公立高等学校大会を勝ち抜いた精鋭16チームが、「テニスの聖地」である白子町を舞台に、大会初日は4チーム総当りのリーグ戦を戦い、2日目は順位ごとのリーグ戦を行って順位を争う大会形式となっています。

 試合はセルフジャッジで1タイブレークセットマッチとし、シングルス3組、ダブルス2組の合計5組7名が出場し、3勝したチームが勝者となるレギュレーションとなっています。また、各チーム及び選手たちの強化という目的があるため、通常の公式戦のような3勝先取ではなく5試合全てを行い、出場選手たちにハイレベルな試合経験を積ませる配慮が成されているのもこの大会の特徴となっています。

 本校は、埼玉県第1位という位置付けで、水海道一(茨城県第2位)、柏南(千葉県第2位)、松が谷(東京都第3位)と同グループの組み合わせとなり、大会初日のリーグ戦を戦うこととなりました。

 午前9時から始まった初戦の相手は水海道一高校で、第1シングルスと第1ダブルスが同時に試合開始となりました。シングルスには本校エースが登場しましたが、強風の影響もありコントロールが定まらず、ミスから流れを失う負のスパイラルに苦しみ、ゲームカウント1-6で落としてしまいました。ダブルスは逆に相手のミスを誘い、良いリズムで試合を進め、6-1の完勝となりました。続く第2シングルスでは、闘志剥き出しの本校選手が一進一退で進む拮抗したゲームをタイブレークの末7-6で勝利し、更に第2ダブルスを6-1、第3シングルスを6-1で退け、対戦成績4勝1敗でまずは1勝目を挙げました。

 続く2試合目は、関東で最もレベルが高いとされる東京都第3位の松が谷高校で、戦前の予想どおりどの試合も苦戦を強いられました。第1シングルスでは、初戦で力が出せなかった本校エースが、声を出して自身を鼓舞しながら見事なパッシングショットを決めるなど本来の力を発揮しましたが、相手も簡単には崩れず5-7で落とすこととなりました。第1ダブルスは、序盤こそ相手ペースを崩せませんでしたが、声を掛け合いサーブで崩す戦法がハマり、6-3で勝利して勝敗を1勝1敗のタイに戻しました。しかし、続く第2シングルス、第3シングルスはともに相手の厳しいショットに対応できずに連敗し、結局シングルス3敗、ダブルス2勝の対戦成績2-3で惜敗という結果となりました。

 松が谷高校との対戦で苦しい試合を勝利できず悔しい想いをした本校選手たちは、昼食を摂って気持ちを切り替え、リーグ戦最終戦の柏南高校との対戦に臨みました。すると、ここまで2連敗を喫し、フラストレーションMAXの本校エースが見違えるような素晴らしいショットの連続で相手を圧倒し、6-2で幸先よく先勝しました。同時に始まった第1ダブルスは序盤にミスが連発して2-5と絶体絶命の大ピンチとなりましたが、ここから狙いすましたサーブとベースラインへのストロークで攻め、リターンを狙ってボレーで決める戦略が見事にハマり、一気に流れを掴んで、その後は一方的に攻め立て、7-5の逆転勝利を収めました。第2シングルスは、どの試合にも高い集中力で臨み、大きな声で雰囲気を引き寄せる理想的な戦い方で6-4と押し切り、3連勝で対戦成績の勝利を確定しました。その後行われた第2ダブルスと第3シングルスでは、チームの勝利が決まったからかミスが目立ち、3-6、4-6でそれぞれ敗れ、終わってみれば対戦成績3勝2敗での辛勝となりました。

 この結果、リーグ戦の対戦成績は2勝1敗の2位となり、大会2日目の明日は各リーグ戦の2位チームと対戦することとなりました。

 明日は、甲府工業(山梨県第1位)、竹園(茨城県第1位)、八千代(千葉県第3位)との対戦となります。どのチームも本日の対戦相手よりも更に手強い相手となることが容易に想像されます。しかし、そうした強豪チームと大会を通じて本気モードで戦えることは、勝敗以上に選手たちにとって大きな経験となり大切な財産となるはずです。受け身に回らず持てる力を存分に発揮してチャレンジャーとして試合に臨んでほしいと願います。

 また、試合を見ていて強く感じたのは、技術以上にメンタル面の影響が大きいということです。どの選手も、各都県で上位になるだけの能力はあるものの、ネット競技特有の「ミス=失点」という現実から自滅し、負のスパイラルに陥る選手が多く、こうした点で強いメンタルを発揮することができる選手が優位に試合を進めることができているということです。こうしたことからも、この大会を機に、本校選手たちには更なるメンタル強化、特にミスの後のプレーに目を向けて鍛錬を重ねてほしいと願います。

 本日は、お盆のご多用の中、また遠方にも関わらず、たくさんのご家族の皆さまに会場にお運びいただくとともにご声援を賜り、深く感謝申し上げます。また、様々な差し入れなども頂戴し、選手たちも良いコンディションで試合に臨むことができましたこと、重ねて感謝申し上げます。

 本日の皆さまのご対応を拝見して、ご家族皆さまで選手たちに寄り添い、あたたかく見守っていただけていることがしっかりと伝わってきました。こうしたご支援が選手たちを技術的にも精神的にも成長させてくれているのだと強く感じているところでございます。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、男子テニス部!

「最高の音楽」を目指して(埼玉県吹奏楽コンクールAの部県大会)

 高校生演奏家たちにとってまさに集大成とも言えるこの日がついにやってきました。昨日8月10日(日)さいたま市文化センター大ホールにて、第66回埼玉県吹奏楽コンクール県大会が開催され、去る8月6日(水)の地区大会において見事金賞を獲得し県大会へと駒を進めていた本校吹奏楽部が、強豪校がしのぎを削り合うAの部(最大演奏人数55人)に出場しました。

 この大会は、第31回西関東吹奏楽コンクールの埼玉県予選を兼ねており、出場校の中でより高い評価を受けた上位9校に9月7日(日)山梨県甲府市で行われる西関東吹奏楽コンクールへの出場権が与えられる規定となっています。

 本校は、平成20年代から6年連続で埼玉県代表の座を掴み、コロナ禍を挟んだ令和5年度、6年度と2年連続で西関東の舞台へと駒を進めており、自他ともに認める吹奏楽強豪校の地位を着実に築き上げてきました。そして、現在の部員たちは本年度も西関東大会への連続出場を自分たちが達成すべき目標とし、さらにその先の全日本吹奏楽コンクールへの出場を夢見て、この1年間自覚とプライドを持って地道な練習を積み重ねてきました。

 本年度の地区予選における県大会シード校が7校であったことを鑑みると、本年度シード権なしから県大会に臨んだ本校は、残り2枠を争う過酷なサバイバルの渦中という立場でありましたが、これまでの歴史や結果を見ても、本校がそれに見合った実力を十分に備えたチームであることに疑いの余地はありません。

 本年度の県大会は、演奏順8番目で、昼食休憩明けのBブロック2番目の演奏となりました。12時50分から始まったBブロックの演奏は、1番目で同じ市内の強豪ライバル校である越谷北高校が素晴らしい演奏を披露したのち、本校55人の精鋭たちが、トレードマークである黒のセットアップに身を包み、楽譜と楽器を抱えて入場してきました。穏やかな表情の中にも適度な緊張感と集中力が感じられ、ひととおりスタンバイが完了したころには55人の視線が指揮者である岡田教諭に集まり、いよいよ1回限りの本番の準備が整いました。

 穏やかな笑顔で頷きながらゆっくりと掲げた指揮者の両手が勢いよく降られた瞬間、課題曲Ⅲのマーチ「メモリーズ・リフレイン」の演奏が始まりました。

 この曲は、明るくリズミカルで動きのあるイベントのBGMを思わせる曲調で、中盤にピッコロが際立つ穏やかで優しいメロディとなり、終盤はアップテンポなリズムで、思わず身体を動かしたくなる盛り上がりを見せながら一気にクライマックスとエンディングを迎えます。曲とともに部員たちも上半身でリズムを刻み、全身を使って演奏している姿が印象的でした。

 続く自由曲は、地区予選と同じ「交響曲第3番」のⅠ・Ⅲ・Ⅳです。前回も書きましたが、この曲は至る所にソロパートが散りばめられており、演奏する生徒にとっては緊張感MAXの曲ですが、その分他校との違いを表現できる曲でもあります。

 ティンパニとチューバの独奏から始まり、序盤は静かで穏やかな雰囲気で始まり、中盤55人の一体感が際立つ重低音が体の芯に響き渡る迫力満点の見せ場を迎えます。終盤は再びソロパートで哀愁漂う寂し気な雰囲気から徐々に穏やかであたたかさを感じるハーモニーに移り変わり、最後は目の前に光が差し、希望に満ち溢れながら未来に向かって走り出すような盛り上がりで一気にクライマックスを迎える曲調で、聴く人にとってはとてもインパクトのある曲でした。

 最後は指揮者の両腕が大きく円を描き、力強く握られるとともにすべての楽器から一斉に音が消え、次の瞬間55人の演奏家たちが立ち上がり、会場から喝采の拍手を受けながら観客に向かって一礼して演奏を終えました。

 演奏を終えた生徒たちは、無事演奏を終えた安堵感と力を出し切った達成感に満ち、穏やかな笑顔でステージを後にしました。

 23校すべての演奏が終了した後に行われた表彰の結果、本校は残念ながら金賞の受賞を逃し銀賞の受賞に留まりました。本年度の金賞は、シード権を保有していた7校に留まり、銀賞の評価を得た9校から2校が西関東大会に推薦されることとなりましたが、本校は、残念ながら推薦校となることができず、目標としていた西関東大会への出場権を獲得することは叶いませんでした。

 吹奏楽部員たちは、120人余りの部員が切磋琢磨する本校一の大所帯ですが、日常はたくさんの教室に分かれ、パートごとに刺激し合いながら基礎基本の練習を繰り返す地道な努力を積み重ねています。そうした意味では「南の風」を標榜する本校生徒たちにとって、まさに象徴的な部活動だと言えます。

 今回は、惜しくも西関東大会出場は叶いませんでしたが、部員たちの奏でる音楽は確実に聴衆の心に響き、聴く人の心を動かす実力を持っています。今回のコンクールでは、ほんの僅かな差で目標を叶えることができず、部員たちは悔しさに涙していることと思いますが、部員たちには、演奏後に会場を埋め尽くした皆さまからいただいた喝采の拍手が物語るように、これまで積み重ねてきた日々の努力と高みを目指し続ける想いの強さ、そしてそれに裏付けられた皆さんが奏でる音楽は確実に私たち聴く者を感動させ、多くの人の心に届いていることに誇りを持ってほしいと思います。

 上位大会がある以上、評価の差があるのは必然であり、目標に届かなかったということは、何かしら足らないものがあったということでもあります。しかし、それは同時に、吹奏楽という枠に留まらず、皆さんにとって更なる成長の可能性があることの証でもあります。

 ひとしきり涙を流したら、気持ちを整理して、顔を上げて、そして新たなスタートに向き合ってほしいと願います。皆さんの奏でる音楽を聴きに来てくださる方々は、そうした姿を望んでいるはずであり、だからこそ寄り添い、応援してくださるのだと思います。

 明日8月12日(火)は越谷ドリームコンサート、そして9月の文化祭、サンクスコンサートと皆さんが立つべきステージは続きます。そうした場で、皆さんが目指す「最高の音楽」を、演奏する皆さんと聴きにくる観客全員でもう一度味わえることを楽しみにしています。

 昨日は、足元の悪い中、たくさんの保護者の皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。こうして部員たちが部の合言葉である「最高の音楽を全員で」を追求し続けられるのも、ご家庭のご理解とご支援があればこそのことと重ねて感謝申し上げます。

 今回は、部員たちが目標としていた西関東大会への切符を手にすることはできませんでしたが、この悔しい想いを下級生たちが引き継ぎ、来年こそはリベンジを果たして夢を手にする瞬間が来ることを、皆さまとともに期待したいと思います。

 今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!

「最高の音楽を全員で」Aの部編(埼玉県吹奏楽コンクール地区大会)

 本日8月6日(水)さいたま市文化センターにおいて、第66回埼玉県吹奏楽コンクール高等学校部門Aの部地区大会が開催され、本校吹奏楽部が出場しました。

 埼玉県吹奏楽コンクールは西関東吹奏楽コンクールの県予選を兼ねるコンクールで、高校生吹奏楽演奏家たちにとって最も権威が高く、1年間の活動の集大成を競い合う、最も思い入れの強い大会であり、同時に3年生部員たちにとっては高校生活最後の公式演奏会となっています。

 吹奏楽の世界では、演奏する人数によってAからDの4つの部門(埼玉県以外ではAからCの3部門)に分かれており、上位大会(県大会以上)への出場権が与えられるのはAの部(31人以上55人以下)とBの部(30人以下)のみで、Cの部(20人以下)とDの部(人数制限なし)は地区大会止まりの規定となっています。本校は、先日出場したDの部に続いて、今回は各校のエースチームが集うAの部に規定上限人数となる55人のチームを編成して出場しました。

 本日の地区予選は県内上位に位置付けられた数校がシード校に指定され、演奏はするものの県大会出場が約束されている中、本校は上位数校の次点に位置付けられ、シード権なしの本番演奏となりました。出場校のうち最終Dグループにエントリーされた本校は、休憩時間を挟んで観客を入れ替えた後、グループの先陣を切って午後3時45分からの演奏となりました。

 演奏開始5分前のブザーとともに55人のメンバーたちがトレードマークの黒のセットアップを身に纏い、楽器と楽譜を抱えてステージに現れ、指揮者である岡田教諭と目を合わせながらスタンバイが完了すると同時に定刻を告げるブザーが鳴りました。次の瞬間部員たちが一斉に起立し、礼をすると、会場を埋め尽くした観客の皆さまから大きな拍手で迎えられました。

 一呼吸置いて指揮者の両腕が振り下ろされると、課題曲Ⅲのマーチ「メモリーズ・リフレイン」の演奏が始まりました。マーチと題されたとおりリズミカルな曲調で、演奏に合わせて部員たちの身体が揺れるタイミングがしっかりと揃っており、部員たちのメンタルが充実し、気持ち良く演奏できているのが伝わってきました。

 続く自由曲には、交響曲第3番からⅠ、Ⅱ、Ⅲを選びました。この曲は、静けさの中でのソロパートが散りばめられており、演奏スキルが際立つ構成で、序盤は穏やかに美しく、中盤は全体での重厚感と迫力ある曲調で、終盤は再び美しいソロパートから徐々に一体感のある演奏となり、最後は山を駆け上がるように一気に盛り上がってエンディングを迎える特徴的な曲でした。

 演奏終了後、一斉に起立した部員たちの顔は清々しく満足感に溢れ、自分たちの目指す「最高の音楽」に近づけたのだと感じました。

 午後5時45分からの結果発表と表彰に参加できるのは出演者のみに限定されているため、ネットで結果を確認すると、金賞の受賞と県大会への出場権を無事に獲得することができました。

 部員たちが最低条件としている西関東大会出場権獲得を賭けて行われる県大会は、8月10日(日)に同じさいたま市文化センターにて行われます。県大会まであと3日、悔いなく準備して万全の体制で県大会に向かってほしいと願います。

 本日は、突然の激しい雷雨となる足元の悪い中、たくさんの保護者の皆さま、OBOGの皆さんにご来場いただき、誠にありがとうございました。皆さまのあたたかなご支援のおかげで無事に県大会出場権を獲得することができました。県大会では、本日の反省を活かしてこれまでで最高の音楽を奏で、西関東大会出場を決めてくれることと信じています。今後とも変わらねご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!

未来の「南の風」の皆さん、越谷南高校へようこそ(第2回学校説明会御礼とお詫び)

 本日8月6日(水)、本校生徒ホール1階の食堂および外国語科棟3階の語学学習室(LL3)にてこの夏2回目の学校説明会を実施しました。

 平日のお忙しい中、また観測史上最高気温を更新するような災害級の暑さの中、ご参加いただきました中学3年生並びに保護者の皆さまには、心より感謝申し上げます。

 各校がこの時期に開催する学校説明会は、多数の皆さまが来校すると予想されることから、大型ファンや冷風機などを駆使した対応策を講じながらも、多くの学校では大人数を収容することができる体育館を会場として実施する中、本校では、ご来校いただいた皆さまの体調管理を最優先するとともに、暑さを気にせずにじっくりとお話を聞いていただきたいとの考えから、空調の整った会場を使用して実施しています。

 そのため、空調設備が整い収容人数の大きな会場として、やむを得ず食堂やLL3(語学学習室)を活用した開催となるとともに、1回当たりの収容人数を会場規模に合わせて制限することとなり、一部ご不便をおかけする状況がございましたことをご理解いただきたく存じます。

 一方で昨年度の反省を活かして本年度は大幅に収容人数を拡大し、1回当たり160組320名を2会場に振り分けて同時展開にて実施するとともに、同じ内容で2部制(2回転)とすることにより、1日当たり合計4回、320組640名の皆さまにご参加いただけるよう対応いたしましたが、それでもなお早期に定員超過となるなど、本校説明会への参加を希望される皆さまには、大変なご不便やご迷惑をおかけしており、心よりお詫び申し上げます。

 また、本日第1部の生徒ホールの会場では、タイミング悪く冷蔵庫からの急な水漏れがあり、対応作業のためご迷惑をおかけすることとなりました。こちらにつきましても、重ねてお詫び申し上げます。

 本校の学校説明会は、今後2学期末の12月まで実施を予定しておりますが、どの回も基本的な内容に変更はありません。今回お申し込みが叶わなかった方におかれましては、大変申し訳ありませんが、次回以降の回にお申込みいただけますようお願い申し上げます。

 本説明会では、教頭から入学者選抜を含めた学校概要を、また、国際部からは外国語科特有の教育活動についてご説明いたしました。私からは冒頭の挨拶で、出願校を決める上で大切なことについてお話ししました。

 併せて、最後に実施した個別相談では、全体会では伝えきれなかった個々の疑問や質問にお答えするとともに、退室後は校内を自由に見学していただき、施設設備や学校の雰囲気、生徒や部活動の様子などについて理解を深めていただきました。

 校長といたしましては、こうした機会を通じて本校へのご理解を深めていただくとともに、受検校選びの一助となれば幸いであると考えています。そして、本日お越しいただいた皆さんの中から、よりたくさんの受検生が本校を出願校として選び、次年度「南の風」の一員として入学してくれることを願っています。

 頑張れ、受検生!頑張れ、未来の南の風たち!

逞しさとともに帰国(オーストラリア海外研修)

 7月23日(水)からシドニー(オーストラリア)での海外研修に挑戦していた2年生25名が2週間の海外生活を終えて本日8月5日(火)夜の便で帰国し、無事羽田空港に降り立ちました。当初午後8時40分に到着予定でしたが、若干の遅れと上空での着陸調整などがあり、予定より2分遅れの午後8時42分に到着しました。

 到着後は駐機エリアから送迎バスでターミナルに移動したり、入国審査や手荷物受け取りなどのため30分ほどの時間がかかりましたが、午後9時20分頃には、胸に大きく「I ❤ SYDNEY」とプリントされた揃いのTシャツを纏って元気な笑顔で到着ゲートから出てきました。

 ゲートの周囲にはたくさんのご家族の皆さんがお迎えに駆けつけていただいており、2週間ぶりの家族との再会に笑顔が弾けていました。ご家族の皆さんにおかれましては、夜遅くの時間ではありましたが、ご対応いただき誠にありがとうございました。

 引率教諭からの報告では、生徒たちは各々現地校での学習活動やホストファミリーとの生活などに積極的にTryし、良好に研修を進めていたと聞いておりましたが、初めての海外、初めてのホームステイ、初めての英語づくしの生活、体験するすべてが刺激的だと感じるとともに、文化や風習などの違いに戸惑ったり、思っていたことと異なる反応があったりと、すべてが順調なわけではなく一定のストレスも抱えながらの生活であったに違いありません。しかし、そうした思いどおりにならない生活の中で対話によって落としどころを見つけ、相互にポジティブな生活を送ることにTryできたことは、皆さんにとって掛け替えのない経験となったはずです。ゲートで見せてくれた笑顔から、そうした困難を乗り越え、逞しく、そしてしなやかに生きる術を身に付けられたのだと感じました。

 全員がゲートを出たタイミングで最後のミーティングがあり、集合した生徒たちの顔つきは、一様に長旅の疲れはあるものの、出国前より明らかに大人へと成長し、眩しく輝いて見えました。

 私からは、せっかく英語で話すことに対する抵抗感が下がったのだから、この感覚を忘れないように英語で話す機会を確保してほしいと伝えました。また、貴重な機会を与えてくれた保護者の皆さまに感謝しようと伝えました。

 その後、引率した担任からは、この経験を今後に生かすこと、また英語科の教員からは、現地で受けたありがたい対応を、今度はみんなが外国人の誰かにしてあげることで、世界が繋がるとの話しを受け、生徒たちは胸に染みているようでした。

 最後に、今回の研修の旅を安全安心かつ有意義な旅となるようご尽力いただいた㈱JTBの添乗員さんに、参加者を代表してリーダーからお礼の言葉とささやかなプレゼントが贈られ、和やかな雰囲気で解散を迎えました。

 解散後は、参加者全員で集合写真を撮影し、名残惜しそうに仲間たちとの挨拶を交わしたあと、三々五々保護者の皆さまとともに帰路につきました。

 生徒たちには、今回の海外研修での様々な経験を忘れず、グローバルな視点で社会に目を向けて、今後一層学習に励みながら夢に見る未来の自分を手に入れてほしいと思います。

 また、久しぶりに自宅に着いたら、まずご家族の皆さんにオーストラリアでの経験を、たっぷりと話してほしいと願います。

 そして、明日以降、現実の生活にもどり、今まで以上に、元気に学校生活を送ってほしいと願います。今回のチャレンジで一回り逞しく成長した皆さんなら、必ずできると信じています。

 保護者の皆さまにおかれましては、高額な渡航費のご負担を含め、格別のご理解とご支援を賜り、深く感謝申し上げます。こうして生徒たちが貴重な経験を積むことができましたのは、保護者の皆さまのご理解とあたたかなご配慮のおかげであり、重ねて感謝申し上げます。

 今後とも、変わらず本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、南の風たち!

いざ、埼玉県の頂点へ(男女テニス部国公立大会)

 去る7月24日(木)25日(金)の2日間、熊谷さくら運動公園テニスコート他、県内各所で第12回埼玉県国公立高等学校テニス大会兼第14回関東公立高等学校テニス大会埼玉県予選会が開催され、本校男女硬式テニス部が出場しました。

 この大会は、埼玉県国公立高等学校テニス大会実行委員会が主催する大会で、公立私立の別なく参加できる一般的な高校生の主要公式大会とは異なり、国公立高等学校硬式テニス部の強化と参加校所属部員たちの技能向上及び人格の形成を目的としたもので、本県のみならず関東各都県で同様の予選会を開催した上で、上位大会として関東大会を開催する権威ある強化育成大会となっており、本校のように部活動に力を入れる部員たちにとっては高体連主催の公式大会と並んで、自分たちの現在位置を確認するための重要な大会となっています。

 大会形式は、シングルス3組、ダブルス2組の合計5組がそれぞれ1セットマッチの試合を行い、3試合先取で勝敗を競うレギュレーションとなっており、本県からは上位2チームが8月12日(月)13日(火)に千葉県白子町にて行われる関東大会への出場権を獲得する規定となっています。

 本年度の埼玉県大会には男女各64チームが出場し、県内国公立高等学校の頂点を目指して熱戦を繰り広げました。

 本校女子チームは3年生が引退したことにより部員数が減少し、本年度は同じ越谷市内の越谷西高校と合同チームを編成して大会に臨みました。大会前には、お互いの学校を行き来しながら一緒にトレーニングを重ねて切磋琢磨するとともに、チームワークを高めて大会に臨みましたが、迎えた1回戦が県内有数の強豪校である川越女子高校(今大会ベスト4進出)との対戦となり、本校選手も合同チームを組んだ越谷西高校の選手も大健闘の活躍を見せましたが、一歩及ばず試合カウント2対3で残念ながら初戦にて惜敗という悔しい結果となりました。

 本来であれば試合経験を重ねるとともに上位進出を果たし、自分たちが積み重ねてきたことに対して手応えを感じたいと考えていたはずなので、早期の敗退に不完全燃焼であったり言いようのない悔しさを感じているのだと思います。しかし、そうした悔しさを味わった先で自分たちの敗因に真摯に向き合うからこそ、再び立ち上がった時には一回りも二回りも強くなれるということもまた事実です。

 勝負事には勝者がいれば、必ず敗者もいるのであり、今回の大会では自分たちに足りないものがあったからこそ接戦の場面で勝利につなげることができなかったのだと思います。そうした敗因と今回感じた悔しさにしっかりと目を向けて新たなスタートを切るとともに、次なる公式戦である新人戦のコートでリベンジを果たしてほしいと願います。いつも直向きに努力を続けている皆さんなら、必ずできると信じています。

 対する男子チームは部員数も十分な人数を確保しており単独チームとして出場しました。男子チームはこれまでも個人戦で県大会上位進出を果たしており、今回はノーシード扱いとなりましたが、自信とプライドを持って大会に臨みました。

 1回戦は同じ東部地区の八潮南高校に試合カウント5対0と完勝し、2回戦では南部地区の県立川口高校を3対0、続く3回戦では南部地区の浦和東高校に5対0と1試合も落とさずにパーフェクトな戦績でベスト8まで勝ち上がったことによりチーム全体が自信を深め、良いムードで士気も高まりました。

 勢い付いた本校男子チームは、続く4回戦準々決勝で第4シードの所沢北高校を破って勝ち上がった東部地区の松伏高校と対戦し、粘る相手に対して今大会初めてゲームを失ったものの、試合カウント3対2で激戦を制して堂々のベスト4に勝ち名乗りを挙げました。

 勝てば関東大会出場権を獲得する大一番を迎え、緊張感MAXの中、迎えた準決勝では、第1シードの県立浦和高校を撃破して勢いに乗る東部地区の雄、春日部高校との対戦となりました。決勝進出を賭けて睨み合う本校選手の闘志は充実し、チームが一丸となって試合に臨む中、試合開始から相手を上回る熱量で試合をリードし、苦しみながらも危なげなく3対0の完全勝利につなげ、決勝進出と関東大会出場権を獲得しました。

 決勝進出を果たした本校チームは勝利の余韻に浸る間もなく気持ちを切り替え、ノーシードからの下剋上を果たす挑戦者としてトーナメントのBゾーンを危なげなく勝ち上がってきた強豪川口北高校との決勝戦に臨みました。

 川口北高校も本校同様に文武両道を志向する進学校であり、生徒の集中力も高く、決して侮れない強豪校ですが、大会の直前にトレーニングマッチで対戦し、お互いに手の内を把握した中での対戦となり、しかもトレーニングマッチで勝ち越していたこともあって、自信を持って決勝の舞台に立つことができました。

 試合は予想どおり一進一退の大接戦となり、苦しい展開が続く中、本校選手たちはこれまで積み重ねてきた自分たちの力を信じ、出場したどの選手も高い集中力を持って相手コートにボールを打ち込みました。相手も簡単に崩れずどちらが勝ってもおかしくない熱戦の中、試合の行方は最終5組目までもつれ、気力と体力、チーム力で上回った本校が最終ゲームを制して試合カウント3対2とし、悲願の優勝をもぎ取るとともに埼玉県国公立高等学校の頂点に立ちました。

 この結果、本校男子チームは、決勝戦で接戦を演じた川口北高校とともに8月12日(月)13日(火)に千葉県白子町にて行われる関東公立高等学校大会に出場することとなりました。

 男子チームが栄光を手にした一方で、女子チームは残念ながら初戦敗退となりましたが、本校の男女硬式テニス部の選手たちは、連日の猛暑など厳しい環境の中、6面あるコートを共有しながら一緒に活動することも多く、日頃から自主的に朝練に取り組んだり、根気強く基礎基本の練習を繰り返したりと、妥協せず主体的に高みを目指し続ける姿は、まさに「南の風」に違わない熱心な活動を続ける部活動のひとつと言えます。更には、部員たちの熱意に負けずに情熱を持って指導に寄り添う顧問の存在も大きな強みです。

 関東大会というハイレベルなステージでの闘いに臨む男子チームには、そうした努力を積み重ねる女子部員たちや大会へのエントリーが叶わなかった男子部員たちの想いも背負って、テニスの聖地、白子の地で、思い切り「南の風」を吹かしてきてほしいと願います。

 保護者の皆さまにおかれましては、日頃から生徒の活動に格別のご理解とご支援を賜り、深く感謝申し上げます。こうして情熱を持って部員たちが活躍できるのも、保護者の皆さまをはじめとしたご家族の皆さまの支えがあってこそのことと捉えています。今後も更なる高みを目指して邁進してまいりますので、引き続き変らぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、男女テニス部!

悔いのない高校選びのために(第1回学校説明会御礼とお詫び)

 本日7月28日(月)本校生徒ホール1階の食堂および外国語科棟3階の語学学習室(LL3)にて第1回学校説明会を実施しました。

 平日のお忙しい中、また猛暑厳しき折、ご参加いただきました中学3年生並びに保護者の皆さまには、心より感謝申し上げます。

 この時期の学校説明会と言えば、多数の中学生とその保護者の皆さまが来校すると予想されることから、多くの学校では大型ファンや冷風機などを駆使しながら大人数を収容することができる体育館を会場として実施する中、本校では、ご来校いただいた皆さまの体調管理を最優先するとともに、暑さを気にせずにじっくりとお話を聞いていただきたいとの考えから、空調の整った会場を使用して実施しているため、やむを得ず食堂やLL3での開催となるとともに、1回当たりの収容人数を会場規模に合わせて制限することとなりましたことをご容赦いただきたく存じます。

 また、昨年度はLL3教室のみでの実施を計画していたことから、申込み受付開始後わずか数分で定員超過となり、急遽会場を増やして展開数を広げることで対応いたしました。

 こうした課題を可能な限り改善すべく、本年度は1回当たり160組320名を食堂(100組200名)と語学学習室(60組120名)の2会場に振り分け、時間差で同時展開にて実施するとともに、同じ内容で2部制(2回転)とすることにより、1日当たり合計4回、320組640名の皆さまにご参加いただけるよう対応いたしましたが、それでもなお早期に定員超過となるなど、本校説明会への参加を希望される皆さまには、大変なご不便やご迷惑をおかけしており、心よりお詫び申し上げます。

 本校の学校説明会は、今後2学期末の12月まで実施を予定しておりますが、どの回も基本的な内容に変更はありません。今回お申し込みが叶わなかった方におかれましては、大変申し訳ありませんが、次回以降の回にお申込みいただけますようお願い申し上げます。

 本説明会では、教頭から入学者選抜を含めた学校概要を、また、国際部からは外国語科特有の教育活動についてご説明いたしました。私からは冒頭の挨拶で、出願校を決める上で大切なことについてお話ししました。

 併せて、各回の終了後にはご希望される方に対して個別相談を実施し、全体会では伝えきれなかった個々の疑問や質問に対応するとともに、校内を自由に見学していただき、施設設備や学校の雰囲気、生徒や部活動の様子などについて理解を深めていただきました。

 校長といたしましては、こうした機会を通じて本校へのご理解を深めていただくとともに、受検校選びの一助となれば幸いであると考えています。そして、本日お越しいただいた皆さんの中から、よりたくさんの受検生が本校を出願校として選び、次年度「南の風」の一員として入学してくれることを願っています。

 頑張れ、受検生!頑張れ、未来の南の風たち!

「最高の音楽を全員で」第1弾(埼玉県吹奏楽コンクールDの部)

 本日7月26日(土)さいたま市文化センターにおいて、第66回埼玉県吹奏楽コンクール高等学校部門Dの部が開催され、本校吹奏楽部が出場しました。

 吹奏楽コンクールは第31回西関東吹奏楽コンクール埼玉県大会の地区予選を兼ねるコンクールで、吹奏楽部員たちにとって最も権威があり、1年間の活動の集大成を競う最も重要な大会であり、同時に3年生部員たちにとっては高校生活最後の公式演奏会となっています。

 吹奏楽の世界では、演奏する人数によってAからDまで4つの部門に分かれており、上位大会(県大会以上)への出場権が与えられるのはAの部(31人以上55人以下)とBの部(30人以下)のみで、Cの部(20人以下)とDの部(人数制限なし)は地区大会止まりの規定となっています。Cの部とDの部の設定は埼玉県独自の規定となっており、Aの部やBの部に出場する学校でも、Aの部やBの部に出場していない生徒で構成したチームでCの部やDの部に出場することが可能な規定となっています。このため、Aの部にエントリーされなかった生徒たちも1年間の集大成としてAの部と同じ緊張感のあるステージに立ち、多くの観客の前で演奏することができるよう配慮されており、本校はAの部に55人のチームを編成し、Dの部には57人のチーム編成で出場することとなりました。

 午前9時30分ごろに会場に到着すると、既に本校生徒たちも会場入りしており、午前10時の開場直前には揃いのステージ衣装に着替え、緊張した面持ちでリハーサル会場に向かっていきました。ロビーですれ違う生徒たちは、私に気付いて笑顔で挨拶してくれましたが、その目は真剣そのもので、本番に向けて集中力が高まっている様子がうかがえました。また、緊張が高まる生徒たちをAの部にエントリーされた生徒たちが献身的にエスコートし、チーム全員で本番に臨む姿が印象的でした。

 午前10時50分過ぎ、演奏順3番目でステージに登場した生徒たちは、前の演奏校との人数差が大きかったことから慌ただしいセッティングとなりましたが、全員が座席につき、学校紹介のアナウンスに続いて大きな拍手で迎えられるとスイッチが切り換えられたように顔つきが変わり、指揮者である山内先生に全員の視線が集まった直後に会場が静寂に包まれ、振り下ろされた手に合わせて演奏が始まりました。

 本日披露した曲はミュージカル「レ・ミゼラブル」よりと題した曲で、前半は明るく穏やかな曲調で進みますが、中盤には重低音の響く重厚で迫力のある曲調となり、ソロパートを挟んだ終盤には、再びアップテンポの明るい曲調となる変化に富んだインパクトのある曲でした。

 ステージに立った57名の部員たちは、身体全体を使ってそれぞれが自分のパートをしっかりと演奏し、様々な楽器の音色が折り重なって美しいハーモニーを奏でていました。

 最後は、山内先生の手の動きが大きくなるとともにクライマックスを迎え、回された右手が握られた瞬間に一斉に音が消え、次の瞬間、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

 一斉に起立して一礼した生徒たちは、やり切った感のあるとても良い顔つきで、自分たちの中でも手ごたえを感じられる演奏ができたのだと感じました。

 会場を出ると、他校の顧問の先生や吹奏楽に精通する方々とお会いする機会がありましたが、どの方からも「越谷南の演奏は素晴らしいね!」とお褒めの言葉を頂戴することができ、本校部員たちの努力の積み重ねが、専門的立場の方々からもしっかりと評価されているのだと大変嬉しく誇らしい気持ちになりました。

 本年度Dの部には18チームが出場し、本校チームは銀賞の受賞となりました。出演した生徒たちは金賞を目指していたので悔しい思いがあるのだと思いますが、演奏後に会場に鳴り響いた拍手は金賞を獲得したチームにも決して劣るものではありませんでした。会場の皆さんは、本校チームの演奏の素晴らしさを分かってくれていたはずです。こうして観客の皆さんからの称賛をいただけたのは、100人を超える部員たちが日々地道な練習を積み重ねるとともに、全員が常に高みを目指して挑戦し続けてきた成果でもあると言えます。

 本校吹奏楽部は、このあと8月6日(水)にAの部のチームが地区大会の本番に臨みます。西関東大会常連校としての誇りを持つとともに、Dの部の仲間たちの想いも背負って、奢らずに全力で音楽に向き合い、8月10日(日)の県大会、そしてその先にある西関東大会へと向かってほしいと願います。

 本日は、熱さ厳しい中、たくさんの保護者の皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。こうして部員たちが部の合言葉である「最高の音楽を全員で」を追求し続けられるのも、ご家庭のご理解とご支援があればこそのことと重ねて感謝申し上げます。本校吹奏楽部は西関東、そして全国へと更なる高みを目指して参ります。今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!

国内留学 in Fukushima(外国語科1年生サマーセミナー)

 昨夜遅く2学年の希望者25名がオーストラリア・シドニーでの海外研修のため羽田空港を飛び立っていったことは昨日のブログでお知らせしましたが、これに続き本日7月24日(木)の朝には、外国語科1学年の生徒40名がサマーセミナーのため大型バスで福島県内の研修施設に向けて学校を出発しました。

 生徒たちは、朝早くからスーツケースを転がしながら学校に集合し、強烈な日差しが照り付ける中、爽やかな笑顔を振りまきながら楽しそうに挨拶をしてくれ、さながら遠足にでも行くかような高揚感と期待感に包まれていました。

 サマーセミナーは、海外研修と同様に日本語を使えない生活環境の中で、外国人講師やスタッフの方々の指導のもとで学習活動や日常生活に取り組むことにより英語運用能力の向上を目指すとともに異文化に触れながら国際人としての教養や社会性を向上する宿泊研修型の国内留学事業で、外国語科の生徒は1年次に福島県天栄村にあるBritish Hillsでの研修に臨むことが必須となっています。

 British Hillsは国内に居ながらにして英国に留学したかのような体験型の英語学習ができる語学研修専用施設として30年ほど前に神田外語大学を経営する学校法人佐野学園が羽鳥湖高原に建設したテーマパークで、建物も庭も働く人々も、標識や看板に至るまですべてが英国様式で統一されており、一歩敷地内に入るとまさにそこはイギリスの街並そのものの模擬海外体験の世界が広がっています。

 こうした特色から、British Hillsは異文化理解や国際理解教育に力を入れる学校が全国各地から訪れる特別な施設であり、ここでの宿泊研修はTGG(Tokyo Global Gateway)とともに本校外国語科生徒に用意された特別な研修プログラムとなっています。

 生徒たちは、バスに乗り込んだ瞬間から本校に帰着するまで、自由時間であっても一切の日本語を禁止され、2泊3日の間、まさに英語漬けの生活を送ります。現地では、学校の授業と同様に様々なレッスンが用意されており、外国人講師の方々の指導を受けながら体験型の学習活動に取り組みます。また、学習活動のほかにも複数のアクティビティが用意されており、チームで楽しみながら英語での日常に慣れていく機会も用意されているので、生徒同士の距離感が縮まり結束力も高まります。こうした副次的な成果は、3年間クラス替えがない外国語科の生徒たちにとって、卒業まで居心地の良い関係を維持するためには、とても重要なファクターであると言えます。

 例年の様子を見ていると、生徒たちは「日本語禁止」の制約に、はじめのうちは不便さとストレスを感じながら研修に取り組み始めますが、次第に英語での会話や生活に慣れ、帰校する頃には英語でコミュニケーションすることに対する精神的ハードルが大きく下がり、英語活用に対する自己肯定感や自信が一気に向上するようです。

 本日出発した1年生諸君も、初日である本日は「日本語禁止」に戸惑いつつも、明後日の夕刻に帰校する頃には、一回り逞しい姿になって帰ってきてくれることでしょう。また、こうした経験を通して、1人でも多くの生徒がグローバルな舞台での活躍を目指してほしいと願います。

 頑張れ、越南生!頑張れ、外国語科!

飛び出せ異国の地へ(オーストラリア海外研修)

 本日7月23日(水)羽田空港第2ターミナルから22時45分出発のANA879便にてオーストラリア海外研修に参加する2年生25名が引率教諭2名と添乗員1名とともにシドニー国際空港に向けて出発しました。

 羽田空港からシドニー国際空港までは9時間余りの長旅となりますが、機中でしっかりと睡眠をとって、明日の朝、目が覚めたころには、眩しい朝日とともにシドニーの美しい街並みが皆さんの目に飛び込んでくるはずです。

 この海外研修は、外国語科を併設し、異文化理解と国際理解教育に力を入れる本校の大きな行事の一つであり、外国語科の生徒を中心に普通科の生徒も加えた2年生の希望者が、海外でのホームステイと現地校での授業参加や国際交流事業などを通じて異文化に触れ、ネイティブな人たちとの英語での交流にチャレンジするもので、グローバルな視点を身に付け、英語活用力を向上させるための体験を通じた生きた学びの機会となっています。

 今年度は、外国語科の生徒19名と普通科の生徒6名の合計25名が参加し、シドニー西部の現地校St.Paul’s Grammer schoolでの授業参加を中心としながら、Macquarie Universityでの学習活動や、ホストファミリーとの生活などに挑戦します。また、滞在初日と最終日には、シドニー市内の観光名所であるオペラハウスやタロンガ動物園への観光、市内の自由散策時間も組み込まれ、まさにオーストラリアを満喫しながら英語での海外生活に挑戦できる貴重な体験の場となっています。

 今夜、保護者の方々に見守られながら羽田空港に集合した生徒たちは、大きなスーツケースを転がしながら一様に素晴らしい笑顔で、初めての海外生活となる生徒も多い中、その瞳はキラキラと輝いており、これから始まる未知なる経験に、ワクワクドキドキが止まらない様子でした。

 集合場所では、真っ先に何よりも大切なパスポートを確認しながら、百戦錬磨のベテラン添乗員さんから注意事項や今後のスケジュールなどの指示に耳を傾けていました。

 現地では、生徒たちが引率教員や添乗員さんと顔を合わせる機会は、全体行動となる市内観光や現地校、大学での学習時間に限られ、その他の時間は、個々に振り分けられたホストファミリーと過ごすことになります。特に期間中2度にわたって設定された週末は、ホストファミリーたちと終日行動を共にすることとなります。本校生徒のご家族やご家庭がそれぞれの生活スタイルを持つように、生徒たちを迎えるホストファミリーの皆さんも、それぞれ違った歓迎や対応の仕方があることと思います。

 そうした文化や風習の違いを肌で感じつつ、自身の英語力やコミュニケーション力を駆使して意思の疎通を図り、心が通じ合えるという経験を、可能な限りたくさん積んでほしいと願います。

 もちろん、現地校での授業など現地での学習時間には、引率教諭や添乗員も帯同しますが、日本語が通じ困ったときにアシストしてくれる大人に頼らず、自分の意志と力で海外での日常生活を重ねる経験は、皆さんの自己肯定感を高め、自分に自信を持つことができるとともに、単に語学力の向上に留まらず、視野、思考、行動など様々な面での成長をもたらしてくれるはずです。本校に毎年やってくる外国人留学生たちがそうであるように、失敗や上手くいかないことなど気にせずに、思い切り自分を表現してきてほしいと願います。

 8月5日(火)に帰国した際には、過去に同研修に参加した先輩たちと同じように、海外生活や外国人への距離感が一気に縮まり、自信に満ちて一回り大きくなった皆さんの姿に会えることを期待しています。

 本日は平日の遅い時間にもかかわらず、多数の保護者の皆さまにお見送りいただき、心より感謝申し上げます。また、今回の海外研修への参加に当たり、経済的なご負担も含め、格別のご理解とご支援を賜り、重ねて感謝申し上げます。わずか14日間の海外生活ですが、生徒たちにとっては何事にも代えがたい特別な経験となるはずです。様々な面で一回り大きくなって無事帰国することを、皆さんとともに期待したいと思います。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!