校長ブログ
ツバメの飛来とともに(野球部東部地区代表権獲得)
今年は久しぶりに見ごろが長く続いた桜の花も徐々に新緑の葉となりつつあり、春の温かさが本格的になってきました。本校も始業式や入学式といった本年度のスタートを切ってから1週間余りが過ぎ、年度当初の行事や授業が始まるとともに、部活動にも1年生の姿が見られ始めるなど、活気あふれる日々が戻ってきました。
そうした中、本年度も一味違った形での春の訪れを感じています。
実は、本校の職員玄関のひさしの裏側には以前から燕の巣があり、毎年春の訪れとともに、何処からともなくつがいの燕が子育てにやってくるのです。今年も4月になった頃から姿が見られるようになり、新たに迎えた358名の1年生たちとともに、つがいの燕2羽が「南の風」の一員として本校への入学を果たしました。
この巣にやってくる燕は大分人間になれており、巣の下を通っても逃げ出すことはありません。現在は、日中を中心に精力的に飛び回り、愛らしい姿を見せてくれています。近いうちに子が生まれ、やがてはその子たちとともに卒業していく(巣立っていく)日が来るのだと思いますが、その日まではあたたかい目で見守りたいと思います。
また、昨日4月15日(火)には、もう一つ嬉しい知らせが届きました。過日行われた初戦で越谷北高校に勝利した野球部が、本日春日部東高校との東部地区代表決定戦に臨み、戦前の予想通り打撃戦となった試合をチームワークと気力で制し、見事久方ぶりに県大会への出場権を獲得しました。本校野球部が春季大会で県大会に進出するのは、現監督で本校野球部OBでもある永山教諭が現役部員であった時以来とのことで、本当に嬉しい知らせとなりました。
試合は初回から打撃戦となる中、常に本校がリードする展開で試合は進みましたが、2点リードで迎えた8回裏に同点に追いつかれ、10対10の延長戦へと突入する苦しい試合となりました。延長タイブレークの末、10回表に相手のミスに乗じて打者一巡の猛攻を仕掛け、一挙8点を奪って再びリードすると、その裏の相手の攻撃を2失点に抑えてゲームセットとなりました。終わってみれば18対12の大味な試合となりましたが、試合を戦った選手やスタッフも、応援に駆けつけていただいた保護者の皆さまも、劇的な勝利に歓喜の輪が広がりました。
この勝利は、これまで地道なトレーニングを、部員たちが意識高く取り組んできた積み重ねの賜物であり、努力が報われた瞬間であったのだと思います。厳しい試合こそ、そのチームの真価が問われるのがスポーツ界の常であり、部員たちにはこの勝利を自信にするとともに、自分たちの取組を更にブラッシュアップし、強豪校がひしめく県大会に向けて、挑戦者として「越南魂」をぶつけ、「南の風」旋風を吹き荒らしてきてほしいと願います。
職員玄関に訪れた燕とともに、心温まる知らせの連続に、これから本格化する各部活動の関東大会予選やインターハイ予選などでも「南の風」を吹かせ、良い連鎖を生み出すことができればと感じています。
頑張れ、越南生!頑張れ、運動部!
会心の勝利(野球部春季地区大会1回戦)
本日4月12日(土)越谷市民球場において令和7年度春季高等学校野球大会地区予選の1回戦が行われ、本校野球部が越谷北高校と対戦しました。この大会は5月下旬に行われる関東高等学校野球大会の予選となる県大会への出場権をかけた地区大会の位置付けで、東部地区は3~4校が9ブロックに分かれてトーナメント戦を行って県大会への出場校を決定するレギュレーションとなっており、本校は春日部東高校、開智未来高校、越谷北高校との4校のブロックとなりました。
この1週間局地的な豪雨が降ったり、強風が吹いたりと天気が安定せず、十分な準備が難しい状況であったとともに、本日の試合日程も危ぶまれましたが、本日は朝から好天に恵まれ絶好の野球日和となりました。しかも、会場が越谷市民球場ということで、まさにホームゲームの勢いで本日を迎えることができました。ただ、本日の試合は地元越谷市内の南北高校対決となり、対戦相手となった越谷北高校もまた同様に良い環境で本日のゲームを迎えられたので、まさに同じ条件での実力勝負の一戦となりました。
本校野球部は、新チーム発足直後の昨秋の試合で越谷北高校に敗れており、本日は連敗の許されない大切なリベンジマッチとなりました。
主審の合図で両軍選手がベンチから一斉に飛び出して挨拶を終えたのち、先攻が越谷北高校、本校は後攻で試合が始まり、本校は制球力が光る2年生左腕がマウンドに立ちました。試合開始のサイレンとともに始まった1回表は、本校左腕の丁寧なピッチングで2者連続三振、3人目はセカンドゴロに仕留め、三者凡退の幸先の良いスタートを切りました。
1回裏の本校の攻撃は、この日は応援部隊となった部員とスタンドの駆け付けたたくさんの保護者の皆さまがメガホンを叩いて盛り上げたものの、四球1つを挟んで、三振と凡打で得点できず、チェンジとなりました。
迎えた2回表は先頭打者をショートゴロに打ち取り、初回のような良いリズムで進むのかと思われた矢先、1アウトから打ち取ったかに思われたセカンドフライが、雲の混じった白い空に飛球がのみ込まれて落球し、初の走者を出してしまいました。このエラーでリズムが崩れ、その後センター前ヒット2本を喫して先制点を許す苦しい展開となりました。
早い回で同点に追いつきたい本校は、スタンドの応援に応えるべく2回裏の攻撃で相手のエラーに乗じて反撃の狼煙を上げ、内野安打やスクイズ、犠牲フライなど多彩な攻めで一挙4点を挙げ、試合をひっくり返して本校のリズムに引き戻すことに成功しました。
3回表、4回表はいくつかのミスはあったものの落ち着いた守備を見せ、無失点に切り抜け、迎えた4回裏にレフトへの強打を相手が補給できずに1塁に走者が出たところから、わずか2球で2つの盗塁を決め、1アウト3塁の得点機を迎えました。ここで続く打者がセンターオーバーのタイムリー3塁打で1点を加え、5対1とリードを広げました。
また、5回裏には右中間へのヒットの後、代打で出場した選手が左中間にタイムリー、更に2度のワイルドピッチで2点の追加点を奪って7対1とし、7回コールドまであと1点と迫りました。
つづく6回裏の攻撃は、打ち取られたかに見えたセカンドゴロを相手がエラーし1塁に走者が出て、その後盗塁と犠牲フライによるタッチアップという機動力を生かした攻撃で1アウト3塁に走者を進め、スクイズで1点を追加して待望の7点差をつけ、7回表の相手の攻撃を無失点に抑えれば7回コールド勝ちの権利を手にしました。
迎えた7回表の相手の攻撃では6回からマウンドに立ったエースが、勝利を目前にして肩に力が入り、甘く入ったストレートをセンター前に運ばれるヒットを1本打たれたものの、その他の打者を見事に3者三振に打ち取り、会心の締めくくりでゲームセットのサイレンを聴きました。
試合前の予想では、やや本校が優勢ではあるものの、両軍にミスがなければ拮抗した試合展開も想定されましたが、終わってみれば8対1、7回コールド勝利となり、選手たちにも会心の笑顔が見られるとともに、初戦を制してほっとしつつ自信にも繋がった一戦だったのではないでしょうか。試合後には多数駆けつけてくださった保護者会の皆さまを代表して会長様からも激励のお言葉を頂戴し、選手たちの視線は既に次戦に向いていました。
野球部の部員たちは、時や場所や相手を選ばずに、私をはじめとした大人に対して、出会ったその瞬間に一旦立ち止まり、体の向きと姿勢を整えて元気な声で挨拶をしてくれる姿が普段からとても印象的です。
また、決して突出したスキルのある選手ばかりではないものの、日々の鍛錬に対しても急がずに目標を定め、スモールステップを積み重ねながら地道にコツコツと取り組むことをチーム全体で切磋琢磨しながら実践しており、まさに本校の生徒たちの姿を象徴する模範的な存在となっています。
次戦は4月15日(火)岩槻川通球場において、本校と同じく本日の1回戦を制した春日部東高校との対戦となりました。春日部東高校は、本校同様に「文武両道」を校風とし、伝統的に部活動を中心とした学校づくりに取り組むライバル校です。野球においてもそれは同じであり、相手に不足はありません。部員たちには、次戦の代表決定戦を制して県大会へとコマを進めるべく、また、大事な試合で練習の成果を十分に発揮できるよう、油断せずに気を引き締めて決戦に臨んでほしいと思います。
本日は、年度初めの大切な休日にもかかわらず、多数の保護者の皆さま、そしてOB・OGの皆さまに会場にて直接ご声援を賜り、誠にありがとうございました。皆さまの熱いご声援のおかげで、「南の風」がスタンドからグラウンドへとパワーを伝え、選手たちが持てる力を発揮できる結果となりました。本日の勝利は、皆さまのご声援のおかげであると感じています。
次戦は残念ながら平日の開催となりますが、お時間の許す方は、是非球場にお運びいただき、本日と同様にご声援を賜ることができれば幸甚に存じます。
頑張れ、越南生!頑張れ、野球部!
「南の風」参画の儀(対面式)
本日4月10日(木)本校体育館において対面式が行われました。この行事は、本年度入学した1年生を上級生に当たる2,3年生が本校の仲間として迎え入れ、全校生徒で新たなスタートを切る今年度最初の学校行事であり、2日前に入学式を終えたばかりの初々しい358名の1年生が「南の風」の一員となりました。
緊張した面持ちで肩に力が入った1年生に対し、どこか先輩風を吹かせながらリラックスした表情で1年生を見つめる上級生。体育館内は中央のわずか3mほどのスペースを境に、全く異なる雰囲気の中で開式を迎えましたが、プログラムが進み、実際に顔を合わせ、上級生たちが本校の特色の一部である様々な学校行事をコミカルに紹介してくれたおかげで、徐々に緊張感も解け和やかな雰囲気に包まれていきました。
毎年3月には「卒業」という別れの時があり、4月にはこうして新たな出会いがあることで、学校は常に世代の異なる3学年の生徒で構成されることになります。そして、この出会いによって仲間となり、青春のひと時を共に過ごすことで様々な経験から得られる人間的な成長と強固な人間関係が生まれ、そうした財産が生徒たちの未来を広げていくのです。
地球上には現在81億人以上の人々が存在しています。つまり、今日の出会いは81億分の1,000の奇跡なのであり、「越谷南高校」という共通点を持つ者のみが得られた貴重な出会いなのです。そして、今日の出会いを含め、これまで「越谷南高校」の名のもとに集まったあまたの出会いが、これまでの本校の輝かしい歴史を積み重ねてきたのです。だからこそ、今日の出会いは、きっとこれからの本校の歴史をこれまで以上に素晴らしいものに塗り替えてくれるものと信じています。
1年生には、この貴重な出会いを大切にし、身近な存在となった上級生たちから様々な刺激を受け、少しずつ越南生らしさである「南の風」の精神を身に付けていってほしいと願います。
また上級生の皆さんには、「越南生」とは何ぞや、「南の風」とは何ぞや、ということを威厳と風格を持ってその背中で語り、強く、優しく、逞しく導いてほしいと願います。
そして、すべての生徒がそれぞれ自分の選んだ場所で輝き、これまで以上に力強く「南の風2025」を吹かせてくれることを期待しています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
令和7年度「南の風」新たなスタート(令和7年度始業式、第52回入学式)
本日4月8日(火)、グラウンド脇に咲き並ぶ満開の桜を横目に見ながら、久しぶりに生徒たちが登校し、賑やかな学校が戻ってきました。
午前中は、新2,3年生が体育館に集まって着任式と始業式が行われたのち、クラス担任と生徒たちのクラス発表があり、一喜一憂の賑やかな雰囲気の中で令和7年度のスタートを切りました。
わずか数日前まで1,2年生であった生徒たちが、新年度を迎え1学年アップグレードしたことで、心なしか少し大人になって、逞しく見えたのは私だけでしょうか。
冒頭で行われた着任式では、令和6年度末で異動となられた教職員23名(非常勤等を含む)を紹介したのち、本年度新たにお迎えした19名(非常勤等を含む)の教職員に登壇してもらい、一人ひとりお名前をお呼びしながら紹介しました。
生徒たちは私語もなく、体育館内は静けさに包まれていましたが、目の前に立った初めて会う先生方や事務職員たちに鋭い視線を向けて観察しているようで、「どんな先生なんだろう」と、興味が湧いている様子でした。そして最後に、新転入者を代表して寺岡教頭が挨拶をして着任式を終えました。
続けて令和7年度1学期の始業式を実施しました。毎回最初に行う校長講話では、これまでの慣例に沿ってスライドを用いて、本日のテーマ「有用」について話をしました。
「有用」とは、「用がある」つまり「役に立つ」という意味であり、1300年前の時代に生きた漢詩の仙人李白の詩の一節や83年前に書かれた小説が人生のバイブルのように重版を重ね、宮崎駿監督によって映画化された「君たちはどう生きるか」を紹介しながら、すべての人には一人ひとり必ず役割があり、そして誰かの役に立っているのだということを伝えました。そして、新たなスタートを切るに当たり、そうした考えに立った上で、より多くの人に対して、より有用な、そして必要とされる存在になることを目指すべきなのだと伝えました。
生徒の皆さんには、いま情熱を傾け日々努力を重ねていることがやがて実を結び、誰からも必要とされる「有用」な人材となって、輝く未来を手にできることを期待しています。
また、気温も上がり春の温かさが感じられる天気となった午後には第52回入学式を挙行しました。本日入学式を迎えた新入生の皆さん、保護者の皆さま、ご入学誠におめでとうございます。そして、ようこそ越谷南高校へ。今日から皆さんも「南の風」の一員となりました。「南の風」とは何かということをしっかりと理解し、プライドを持って生活してほしいと願います。
式の前後では、真新しい制服に身を包み、緊張した表情で保護者とともに入学式の看板の前や桜の木の下で記念写真を撮る姿が印象的でした。
入学式では、「担任の後に続いて入場し、クラスの席に1列に並んで、担任に合わせて一礼して座る」という初めての共同作業に挑戦したり、実際に担任から氏名を呼名されるなど、越南生になったのだという実感が、少しは味わえたのではないでしょうか。
式辞では、本校での高校3年間をスタートするに当たり、覚えておいてほしいこととして、「夢を持ち、その実現に向かって努力を重ねてほしい」ということ。「他者に求められる人物を目指せ」ということ。「苦手から逃げずに学び続けよ」ということの3つをお話しました。
いずれの話も、高校3年間だけでなく、この後の長い人生の道標となることであり、新入生の皆さんには、3年後をステップとして人生のどこかで自分の目指す姿を手に入れ、社会の様々な舞台で眩しい輝きを放つ人物となってほしいと願います。
保護者の皆さまにおかれましては、本日は年度初めのご多忙の中、また平日にもかかわらずご臨席を賜り、心より感謝申し上げます。本校が目指す教育活動は、皆さまのご理解とご協力、そしてご支援によって生徒たちに有意義な学びの場を提供できているのだと考えています。
本校は、生徒の皆さんが目指すそれぞれの夢の実現のために、教職員一丸となって支援してまいります。本日の入学式を機に、保護者の皆さまも本校並びに生徒たちの良きサポーターとして、力強く背中を押していただけますと幸甚に存じます。
頑張れ、越南生!頑張れ、新入生!
地元産官学のコラボ第2弾「3x3 Koshigaya Soka High School Championships」(女子バスケットボール部)
本日、3月29日(土)私立叡明高等学校体育館において「3x3 Koshigaya Soka High School Championships」が開催されました。
この大会は、プロバスケットボールチーム「越谷アルファーズ」の地元越谷市が本校女子バスケットボール部との連携の中で、バスケットボールの普及と地域の活性化を目的としてイオンレイクタウンとコラボして1月25日に開催した3×3 U-18(18才以下) Ripple’s Challenge2025の第2弾で、今回は越谷市内の高校だけでなく、近隣の草加市や三郷市の高校にも参加を呼びかけて開催が実現したものです。
しかも今回は、女子の本戦に加え、男女のエキシビションマッチも開催されるとともに、プロのDJやMCがリアルタイムで会場を盛り上げ、スポンサーによる協賛ブースが設置されるなど、大会の規模そのものが飛躍的に拡大しています。これも大会を主催する越谷市とイオンレイクタウン様、J:COM様のご協力のおかげであると感じました。
本来であれば、本日はイオンレイクタウンアウトレットの空の広場を会場として、買い物に訪れた一般来場者を巻き込んで、青空のもとでプレーする高校生たちの青春の姿を通じてバスケットボールを「する人」「見る人」「支える人」を増やし、普及につなげるという目的があったのですが、あいにく前夜からの雨によって、やむなく会場を叡明高校の体育館に移して開催されたものです。
会場につくと既にエキシビションマッチが始まっており、本戦に出場しない本校のチームが戦っていました。残念ながら敗れはしたものの、必死に戦う姿が印象的でした。
エキシビションマッチに続いて9時45分から本戦1回戦が始まり、本校Aチーム「マッスルクラッシャーズ越谷南」が第2試合に登場しました。相手は県大会上位常連の強豪校草加南高校「梅」との対戦となり、初戦から緊張感MAXのビッグマッチとなりました。
試合は、開始直後から高身長な上にアジリティー(俊敏性)もボールテクニックもある相手に一気に主導権を握られ、スピード感あるパス回しから次々とシュートを決められて、本校マッスルクラッシャーズは攻守にわたって後手を踏む展開となりました。
必死に喰らいついてボールを奪おうと奮闘するも、自分たちのペースがつかめないまま無情にも時間だけが過ぎ、10点以上ついた差を縮めることができないまま無念の初戦敗退となりました。
Aチームの敗戦を目の前で眼に焼き付けたBチーム「パーク清水越谷南」は5試合目に登場し、Aチームのリベンジを誓って草加西高校「おぱんちゅうさぎ」と対戦しました。
試合は、両チームともボックス内のディフェンスが固く、ゴール下への侵入ができずに外からの2ポイントシュートが目立ちましたが、シュートの精度が低くリバウンド合戦の様相となりました。
拮抗した展開の中で、リバウンドを拾いパスのリズムとドライブに活路を見出す相手チームにリードを許し、終始追いかける苦しい展開の中、本校選手の2ポイントや高身長を生かしたセンターへの攻撃から一時は同点に追いつき、会場のボルテージが一気に上がる白熱した試合展開となりました。
しかし、試合の終盤残り1分を切ったところで、相手に2ポイントシュートを決められて突き放され、本校はブザービーターを狙って反撃に転じるもゴールは遠く、ボールロストから最後は相手にボールをキープされて試合終了のブザーを聴きました。
結果的に本校は出場した2チームともに初戦敗退となり、試合後は悔しい表情を見せつつも、常に全力で戦う姿はそれだけでも高校生らしく心を動かされるものがありました。
また、試合に出場しない部員たちが一体感を持って応援したり、1月に続き大会ホスト校としてオフィシャル活動全般を担当するなど、本大会を盛り上げ、支える活躍はとても素晴らしいものがありました。
更には、裏方の仕事に従事しながらも試合の合間に多くの部員が笑顔で挨拶に来てくれるなど、いつもながらプレーヤーである前に人としての爽やかさや素晴らしさも感じました。こうした人としての魅力が部員たちを取り巻く人たちの心を惹きつけ、応援される選手やチームへと成長していくのだと思います。
部員たちには、プレーヤーとしての成長や大会での活躍はもちろんですが、こうした素直さや誠実さ、真面目さや優しさなど、人としての成長を忘れずに精進を続けてほしいと願います。
本日は足元の悪い中、たくさんの保護者の皆さまに応援に駆けつけていただき誠にありがとうございました。素直で明るい部員たちの成長は、こうした保護者の皆さまのご支援のおかげであると強く感じています。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、1月に続き大会を企画運営し、高校生たちに素晴らしい活躍の場をご提供いただきました越谷市様、イオンレイクタウン様、J:COM様ほか関係の皆さまに心より感謝申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、女子バスケットボール部!
1年の締めくくり(令和6年度修了式)
5日遅れとなってしまいましたが、去る3月24日(月)、本年度1年間の教育活動の締めくくりとして、本校体育館において令和6年度修了式を実施しました。
卒業式後初めて1,2年生全員が集合した体育館は、それまで3年生が居た分だけスペースができ、ステージ上から見た印象は「一気に少なくなったな」という寂しさにも似た感覚を感じました。
各学期の節目である始業式や終業式などでは、生徒たちが夢や希望に力強く向かってほしいとの思いを込めて、様々な角度から話をしてきましたが、1年の締めくくりである学年末の修了式では、自分自身を俯瞰した視点で見つめ直すことを目的に「物事の価値」について、次のようなお話しをしました。※以下概略(内容の要点のみで原文とは異なります)
人はみな、自分自身の目の前の物事に対してそれぞれの価値観を持っており、自分の趣味嗜好や生活環境、性格や性別など、自身を取り巻く様々な要因によってその価値観が変化します。そして、そうした個人の価値観で物事の良し悪しや、要不要、優先度などを評価して取捨選択を繰り返しています。
一方で、この世の中に存在するあらゆる物は、それぞれに一定の価値を有しているからこそ存在しているのであり、価値のないものなど何一つないこともまた事実であります。
しかし、一定の価値を持つはずの「もの」自体を評価し、価値という値札をつけるのは評価する側の人間であり、価値を持っているはずの「もの」自体ではないのです。
更に、人は何に価値を感じ、また感じないかは人それぞれである一方で、すべての人が価値を感じるものに共通していることは、その価値を評価する側の人にとって「満足を与えるもの」であり「必要とされるもの」であるということです。
これを、私たち人間に置き換えると、言うまでもなくすべての人はみなそれぞれに価値を持っており、価値のない人間などこの世の中に存在しないのであり、本校に在籍する全ての生徒たちもまた、それぞれに日々研鑽を積み、光り輝く価値を持っていることは紛れもない事実であります。
しかし、自分の価値は自分が決めるものではなく、自分に関わるすべての他者が決めるのであり、「自分はこんなに頑張っています」とか「自分にはこんな素晴らしい力があります」などと言っても社会ではその価値を認めてくれることにはつながらないのです。
真に価値ある人間になるためには、自分の価値を評価する側の人間である他者にとって「満足を与える存在」であり「必要とされる存在」であることが重要であり、だからこそ、今現在皆さんが情熱を持って努力を重ねている勉学や部活動、そしてこの先の人生に描く夢や希望は、何のためにそれを目指すのかという「目的」が、自分の自己満足のためではなく、大切な誰かにとって「満足を与えること」であり「必要とされること」である必要があるのです。
自分が満足することを目的としている人は、どんなに地位や権力、財産があろうとも、振り向いたら誰もいないような寂しい人生を送ることになるのです。
生徒の皆さんは、皆それぞれに価値があり、個性があり、無限大の可能性があるのだからこそ、また日々直向きに努力を積み重ねているのだからこそ、その目的を「誰かのため」という視点をもって定め、真の価値を高めていってほしいと願います。
皆さんの努力がやがて実を結び、心に描いた夢をその手に掴んだとき、それは同時に皆さんにとって大切な誰かの夢が叶うときであって、その大切な誰かに喜びや幸せをもたらすことこそが、やがて自分自身の価値を高め、自分自身の喜びや幸せにつながるのです。
越南生の皆さんなら、そんな生き方が必ずできると信じています。
頑張れ、越南生!
こしがやエフエム「Hi! Hi! school Life~卒業アルバム~」レイクタウンで公開収録(放送部)
本日3月23日(日)午後6時より午後8時までの2時間、越谷レイクタウンKaze木の広場にて、地元越谷市のコミュニティFM放送局「ハローハッピーこしがやエフエム(FM86.8MHz)」の高校生番組「Hi! Hi! School Life」公開収録が行われました。
「ハローハッピーこしがやエフエム」では、年間を通じて毎週金曜日の午後9時30分からの30分間(再放送は日曜日の午後9時00分からの30分間)、高校生放送部員による自主制作のラジオ番組として、本校をはじめとした越谷市周辺の4校に本年度から2校が加わり6校の放送部がローテーションを組んで「Hi! Hi! School Life」という番組を放送しており、今回の収録は、「Hi! Hi! School Life~卒業アルバム~」と題して、この番組を担当してきた高校生たちの1年間の締めくくりとして、今年度をもって卒業となった高校3年生にスポットを当てた特別企画となりました。
更に今回は越谷レイクタウンKaze様とコラボした特別公開収録ということで、番組を担当する越谷西高校、越谷南高校、草加東高校、草加西高校、三郷工業技術高校、私立叡明高校の今年度卒業生放送部員たちが集結して番組を盛り上げました。
木の広場には、越谷レイクタウンKaze様のご協力により特設ステージと大画面のモニター、音響セット、観客席なども用意され、さながらプロのアナウンサーやタレントを招いたイベントを行うかのようなシチュエーションが用意されていました。
会場には、今回出演した高校生のご家族の方々をはじめ、たまたま越谷レイクタウンKazeを訪れた皆さまも足を止め、3階まで吹き抜けになった広場周辺は1階から3階まで多くのギャラリーの皆さんが観覧していました。
出演する高校生放送部員たちは、普段は自分たちしかいない手狭で防音の施された放送室内で活動しているためか、国内最大規模を誇る商業施設の中の豪華なオープンセットで、しかも360度上下左右どこを見ても自分たちに視線を向ける観覧者を前にしたフルオープンの公開収録に緊張感が隠せない様子でしたが、そうした環境にもかかわらず笑顔で無邪気にはしゃぐ姿も見られ、純情で素直な感情を見せる高校生たちの強心臓ぶりに感心しました。
後6時を過ぎ、公開収録に先立ってMCの進行で本日の出演者が紹介され、続いてこしがやエフエムの紹介、今回の収録番組であるHi! Hi! School Lifeの紹介がありました。
公開収録が始まると「これだけは言わせて!卒業生スペシャル」と題して、越谷市内小中学校の今年度卒業生アンケート「学校生活★想い出ランキング」の集計結果に合わせて、楽しかったこと、感動したこと、学校自慢をテーマにトークがあり、前半は各校の修学旅行の話題で盛り上がりました。本校部員は沖縄での思い出を楽しそうに語りました。
後半では、感動したことをテーマに各校の部員が思い出を語り、本校の2人は共に卒業式で退場する際に吹奏楽部の演奏を聴いて3年間の思い出がフラッシュバックしたと語りました。
最後は6校すべての卒業生がステージに立ちエンディングかと思ったところ、こしがやエフエム様からのサプライズで、本年度末をもって生徒とともに本校を卒業する放送部顧問の岩崎先生のお疲れさま会が開催され、本校部員から花束とプレゼントが贈呈されました。
その後、音楽系パフォーマンス芸人のパーマ大佐の飛び入りステージがあり、ひとしきり盛り上がったところで、最後は全員で記念撮影をしてエンディングとなりました。
卒業生部員の皆さん、高校や放送部、Hi! Hi! School Lifeからの卒業、おめでとうございます。そしてお疲れさまでした。これからは、それぞれ自分の選んだ道で更なる高みを目指して頑張ってください。
下級生の放送部員たちには、卒業生たちのように地道な努力を重ねてHi! Hi! School Lifeをブラッシュアップするとともに、本校放送部の伝統を継承していってほしいと願います。
本日は、夕食時の遅い時間にもかかわらず、多くの保護者の皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。出演した卒業生放送部員たちはもとより下級生たちも、多数の方々の前での公開収録という非日常の体験に学びの大きな時間を過ごし、大切な財産となったことだと感じています。
こうして部員たちが、日々貴重な経験を積み重ねられるのも、保護者の皆さまのご理解、ご協力とご支援があるからこそのことであると常々感じています。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、本校生徒をはじめとした地元の高校生たちのために、今回のような貴重な経験の機会をご提供いただくとともに、企画・運営にご尽力いただきましたハローハッピーこしがやエフエム様、越谷レイクタウンKaze様ほか、関係の皆さまに心より感謝申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、放送部!
★追伸
本校放送部が活動の一環として行っている地域の歴史や文化に関する情報を発信するために、五穀豊穣を願って昨夏行われた松伏神社例大祭の様子や地域の方々の伝統文化の継承に対する願いなどを動画として編集したYouTube動画2本が埼玉県文化振興課が所管する県内の伝統芸能等を紹介する特設ホームページ「埼玉わびさび伝統文化を応援」に掲載されています。
こちらは、本校放送部員たちが地域貢献を兼ねた地域情報の発信と自分たちの放送技術の向上のために、取材交渉や関係者との各種調整、撮影活動、インタビュー、撮影した動画の編集など、すべての業務を自分たちの力で行った活動の記録でもあります。アナウンスや朗読など大会に向けた普段と活動とは一味違った部員たちの奮闘の姿が描かれています。各種SNSでも閲覧できますので、是非ご覧いただけると幸いでございます。
埼玉県ホームページ:https://www.pref.saitama.lg.jp/wabunka/kyodogeino/toubu/matsubushi-sasarashishimai.html
Facebook:https://www.facebook.com/saitamawabisabi
新たなスタートラインへの旅立ち(卒業式)
本日3月12日(水)本校体育館に於いて令和6年度第49回卒業証書授与式を挙行し、普通科304名、外国語科34名、総計339名が無事に卒業証書を手にし、本校から新たなステージへと巣立っていきました。
あいにく朝から小雨まじりの天候にも関わらず、PTA会長様をはじめ6名の御来賓の御臨席と多数の保護者の皆さまの御列席を賜り、700名を超える在校生と500席の保護者席を埋め尽くした関係の皆さまが見守る中、吹奏楽部の奏でるファンファーレとともに、1組から担任を先頭にして卒業生が入場し、厳格な雰囲気の中、卒業式が始まりました。
式のメインとなる卒業証書授与では、担任の呼名に生徒たちが大きな声で返事をし、保護者の皆さまにもお子様の様子が感じられたのではないかと思います。証書授与では、どのクラスの代表も堂々と、そして凛とした振る舞いであり、証書を読み上げて授与する私にもこの日を迎える生徒たちの想いが伝わってきました。
無事に339名すべての生徒の卒業を認定したのちに行った校長式辞では、AIの出現により物事の真偽すら判断が困難となった先行き不透明な未来を生きる卒業生たちに向け、「学ぶ」ことの意義を説きながら、一生涯学び続けることによって、困難な場面においても接する情報に対して科学的視点を持って分析し、論理的に思考して、正しい判断と決断を導き出すことができる人間であれ。とお話ししました。
また、利他の精神を持って「学び」で得た判断力や決断力を活用し、他者の役に立つことを目指すことが他者から必要とされる人材となりうる道なのであり、そうした生き方こそが自分の価値や評価を高め、自身の幸福感や達成感を得ることにつながるのだということをお話しました。
PTA会長様よりいただいた祝辞では、PTA全国大会の講演会で聴いた甲子園優勝を成し遂げた高校野球部監督の言葉を引用し、「頑張って取り組んでも結果が出ない、ダメだった、失敗したということには経験と学びがある」「努力すれば結果が出ることは望ましいですが、ひょっとすると成功するより失敗した方が大切な何かを学べるかもしれない」とのお話をいただきました。子供には失敗してほしくないと願う私たち親世代も、自身の子育ての在り方について考えさせられる内容でした。
その後、学業優秀で他の模範となる生徒に送られる埼玉県教育委員会児童生徒表彰、スポーツ分野で優れた功績を残し他の模範となる生徒に送られる埼玉県スポーツ協会体育優良生徒表彰、文化的活動の分野で優れた功績を残し他の模範となる生徒に送られる埼玉県高等学校文化連盟賞の表彰を行い、併せて3年間欠席、遅刻、早退なく高校生活を全うした生徒に送られる皆勤者の表彰を行いました。どの表彰も、本校に在籍した3年間を自身の目的や目標に向かって努力を怠らず、一歩ずつ歩みを重ねてきた成果が大きく花開いたものであり、まさに本校生徒の模範となる高校生活を体現してくれた生徒たちでした。
送辞では、現生徒会長が、自分たちに寄り添い導いてくれた先輩である卒業生に対して感謝の気持ちを伝え、答辞では、元生徒会長が、3年間の高校生活で得たものや、感じたこと、そして大切にしてきた高校生活が本日をもって終わることへの想いを素直に表現するとともに、保護者の方々や友人たちなど、自分の成長を支えてくれた方々への感謝の気持ちを語りました。その話があまりにも秀逸で、壇上で対面して聞いていた私の心にグラグラと音を立てるほどに強く刺さる内容で、高校生活最後の日を迎えた卒業生全員の想いを代弁する答辞となりました。
また、卒業生から学校に送られる卒業記念品として、司会用演台と学校行事などで利用するテント3張が目録として贈呈されました。
クライマックスとなった校歌や式歌の斉唱では、卒業生はもとより会場にいた者すべてが、それぞれの思いを胸に秘めながら大きな歌声を披露し、最後の退場シーンではクラス全員による最後のタスクとして、全員が揃って「パパ、ママ、ありがとう!」などと叫び、在校生や保護者の皆さまが大きな拍手とともに見送る中、会場の外へと去っていきました。
クラスごとに生徒たちが考えた退場場面での一言が、すべてのクラスで保護者の方への感謝を示すものであったことは、生徒たちが普段口にはしていなくても、その心の中には、しっかりと保護者の皆さまに対する強い感謝の想いを持っており、良好な親子関係が感じられる心温まる時間となりました。
卒業式を挙行するにあたり、私自身も1年の節目として大切な人たちとの別れと新たな出会いの時期を迎えたことを実感しつつ、巣立ってゆく卒業生の未来が明るいものであることを願って止まない気持ちで臨みましたが、それ以上に改めて感じたのは、どんな時も生徒の味方となって寄り添ってくれた保護者の皆さまの存在が、高校生たちにとって何よりも大きな存在であり、保護者の皆さまの御理解や御協力、御支援無くして学校運営は成り立たないことを再確認させていただいた貴重な時間となりました。
本日は平日にも関わらず、またお足元の悪い中、多数の保護者の皆さまに御列席を賜り、無事卒業式を挙行できましたこと、心より深く感謝申し上げます。皆さまが御来校される様子を拝見し、御夫婦揃ってお越しいただいた御家庭の多さに、御家庭での子育てに対する関心の高さを拝察することができました。
1年の節目を迎え、4月からは本校も、そして生徒や卒業生たちも新たなスタートを切ることとなりますが、今後とも変わらぬ御理解、御協力そして御支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、49期生!
僅か0.5ポイント先の全国大会…(チアダンス部USA地区大会)
本日2月24日(月)アイル・アリーナウイング・ハット春日部(春日部市総合体育館)にて開催された「All Japan Cheerleading & Dance Championship」埼玉大会に本校チアダンス部が出場しました。
この大会は、毎年12月から2月にかけて全国14カ所の都市での地区大会と、Virtual大会、Nationals進出判定会を加えた16のリージョナルス(地区大会)を開催し、各大会で基準点を超えたチームが3月末に幕張メッセで行われるUSA School&College Nationals 2025(全国選手権大会)の出場権を獲得するレギュレーションとなっている、まさにチアリーディング・ダンスの頂点を決める最大級のチアリーディング&ダンス選手権大会です。
大会は、SC School&College Cheer(学校団体対象/チアリーディング部門)、SD School&College Song&Dance(学校団体対象/ダンス部門)、AC All Star Cheer(クラブチーム対象/チアリーディング部門)、AD All Star Dance(クラブチーム対象/ダンス部門)の4つの部門に分かれ、埼玉大会ではSDとAD部門での開催となりました。
今大会には子供から大学・一般まで93チームがエントリーし、本校が出場するSD(高等学校編成)Song/Pom部門には18チームが出場、本校は全体の28番目に登場しました。
SD部門は演技時間が1分45秒~2分15秒と規定されており、2分あまりのわずかな時間の中で、演技のダイナミックさやシンクロの美しさ、音楽に合わせた表現力、表情やダンスそのものの美しさなどを表現しなくてはなりません。
演技時間が迫り、演技エリア脇で待機する部員たちの表情は、緊張感に包まれながらも、精一杯楽しんで踊ろうという覚悟も感じられ、良い演技ができそうな気がしました。
入場ゲートに4列に整列した後の一瞬の静寂の中、リーダーの掛け声に合わせてゲートから演技エリアに入場した部員たちは、背筋が伸び、凛々しい表情で配置につき、会場に響き渡る音楽に合わせて一気にボルテージMAX。25人全員が弾ける笑顔で一斉に踊り出し、手の先からつま先までしっかりと意識した見事な演技を披露しました。その様子はまるでたくさんの花が一斉に咲き誇るようで、部員たちの美しいパフォーマンスに一気に引き込まれてしまいました。
定番のラインダンスも複雑なフォーメーションチェンジも見事に決まり、2分余りの演技があっという間にエンディングを迎え、最後はポンポンを使ってキュートな締めくくりとなりました。
演技が終わり、背筋を伸ばして演技会場を後にする部員たちの姿を見ながら、一つひとつの演技を合わせるために、厳しい練習環境の中でも弱音を見せず、互いに声を掛け合い、心を一つにして努力を積み重ねてきた姿を思い出し、心が熱くなる思いでした。
第1部に出場したすべてのチームの演技が終了して行われた結果発表では、高等学校編成Song/Pom部門のLarge(16~24人)/Super Large(25人以上)の部で第2位を獲得することができましたが、100点満点中77点以上の得点のチームに与えられるNationals(全国大会)出場権獲得には僅か0.5ポイント足りず、残念ながら全国大会進出を逃す結果となりました。
終了後、会場から出てきた部員たちは、全国大会出場を逃した悔しさを滲ませながらも、あと0.5ポイントまで迫った自分たちの演技に対する評価の高さに一定の手応えと達成感も感じていたようで、6月に開催される夏季大会では、本気で全国を狙えるという自信がわいてきたようでした。
事実、全国に進出する少人数編成のチームの中には、本校の演技の方がレベルが高かったのではと思えるチームもありました。ただ一方で、全国に進んだ強豪校とは明らかな差があったことも事実です。部員たちには、今回のパフォーマンスに満足することなく、夏の大会で更なる高みを目指して、日々地道に精進してほしいと願います。
また、本日は貴重な休日にも関わらず、たくさんの保護者やご家族の皆さまにご声援をいただき、心から感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、チアダンス部!
個性と感性が爆発…(東部地区写真展)
昨日2月14日(金)から明日2月16日(日)まで春日部市中央公民館2階ギャラリーで開催されている第39回埼玉県高等学校写真連盟東部地区写真展に行ってきました。
この写真展は、同連盟が主催する6月展や11月展など、全国高等学校総合文化祭(文化部のインターハイ)や関東高校写真展などの上位大会の選考展覧会とは別に、日頃から撮影スキルを磨く高校生写真部員たちの発表機会を確保し、上位大会にはつながらないものの、すべての部員に広く活躍の場を提供するために同連盟が主催して東西南北の地区ごとに開催される展覧会で、運動部で言う新人大会に当たる展覧会となっています。
東部地区展覧会は、東部地区に属する高校から、「高校生活」と題されたテーマ別部門に56点、自由テーマ部門に206点、合計262点の作品が出品され、その中から約1割程度の特に優秀な作品に最優秀賞、優秀賞、優良賞が与えられる規定となっています。
今展覧会では、最優秀賞3点(テーマ別部門1点、自由部門2点)、優秀賞6点(テーマ別部門1点、自由部門5点)、優良賞20点(テーマ別部門4点、自由部門16点)が選ばれました。
本校からも留学生のレニさん(1年)を含め写真部に所属するすべての部員が合計29点の作品を出展しました。1年生をはじめ、部員たちの中には展覧会デビューの生徒もおり、これまでの高校生活の中で撮りためた数ある作品の中から、想いの詰まった自分史上最高の作品を出展しました。
本校は、生徒の主体的な活動に愛情を持って寄り添う顧問が熱心に指導していることから、県内でも写真部の活動が盛んな学校であり、部員たちが顧問の指導を受け入れながら主体的に活動できているのが強みであり、そうした成果が本年度の全国総文祭への出展につながっているのだと感じています。
会場で展示された作品を鑑賞していると、写真部1年生の男子3人が近寄ってきて挨拶をしてくれました。今回出展した自分たちの作品と、他校生徒の作品を見に来たとのことでした。3人にそれぞれ自分の作品について説明してもらうと、その作品をどのような意図で撮影したのかがしっかりと伝わってきて、更に味わい深く鑑賞することができました。
本校部員たちの作品は、どの作品にも、切り取った一瞬に馳せる想いがあり、その1枚の写真に込めた作者のストーリーを感じるものばかりでした。そして、その中から6名7作品(最優秀賞1名1作品、優良賞6名6作品)が受賞し、全受賞作品の4分の1に本校生徒の作品が選ばれる素晴らしい結果となりました。受賞者及び受賞作品は下記のとおりとなっています。
全体の印象としては、昨今配慮の必要性が高まる肖像権や著作権など、被写体となるものの権利や個人情報保護などの観点から、高校生にとって公開の承諾を得やすい身近な人を被写体とした作品や、動物や物をテーマとする作品が多数を占めており、鉄道をモチーフとしたマニアたちの作品も一定数出展されていました。
また、本年度埼玉県代表として上位大会に出展された作品も展示されており、本校からは全国総文祭岐阜大会に出展した杉本菜花さん(3年)の「最愛」、関東高校写真展千葉大会に出展した富田陽優くん(3年)の「光陰矢の如し」も展示されていました。
今回、各校の高校生写真家たちが心を動かされた一瞬に映し出された数々の作品を見て、改めてその1枚に込めた想いの深さを感じるとともに、被写体とすべきテーマを選ぶ感性に新鮮な刺激を受けました。今を生きる高校生たちの感性に若干のジェネレーションギャップを感じつつ、若者たちから膨大なエネルギーを受け取った気がしました。
本校部員たちには、今後春に向けて地道に活動を重ね、感性や撮影スキルを磨きながら、全国大会への扉が開かれる6月展に向かって、更なる飛躍を目指してほしいと願います。
頑張れ越南生!頑張れ写真部!
【テーマ別部門】
優良賞 パスマイカさん(2年)「FOCUS ON」
鵜川紗友姫さん(1年)「トドメの一撃」
中里柚稀さん(1年)「2人だけの放課後」
【自由部門】
最優秀賞 パスマイカさん(2年)「虞(おそれ)」
優良賞 高橋快くん(2年)「異界(いかい)」
磯部結さん(2年)「静かな朝」
吹澤拓実くん(1年)「火樹銀花(かじゅぎんか)」