校長室より

校長室より

自分を信じろ。結果は必ずついてくる。(共通テストに挑む3年生諸君へ)

 今週末の1月18日(土)と19日(日)の2日間にわたり、大学一般受験の本番となる大学入学共通テストが全国各地で一斉に行われます。これに伴い、本校3年生は本日から午前授業となり、午後は入試に向けた準備に集中する時間となりました。きっと、多くの3年生が共テや個別入試に向けてラストスパートをかけていることでしょう。

 本年度の高校3年生は高校で学ぶ学習指導要領においても新課程が施行された年代であり、これまで知識力中心であった出題傾向から、読解力、分析力、思考力、表現力など多様な観点を踏まえた出題へと大きな変更がなされました。加えて教科情報が出題科目に追加され、5教科7科目から6教科8科目へと受験生の負担が増す改革元年となります。

 こうした学習指導要領の改訂や大学共通テストの変更は、本校が読解力向上のために「PISAタイム」に取り組んでいるのと同じように、OECD(経済協力開発機構)の示す学習到達度調査の結果をもとにした日本の児童生徒の学力における国際競争力の向上を目的としています。

 実際に生徒が受験する科目数は、受験する大学や学部・学科等によって差があるとともに、2月以降には各大学の個別試験も課されることとなりますが、ほとんどの大学が共通テスト受験を課していることを踏まえれば、やはり受験生にとっては最初の難関であり、このテストの出来によって受験先の再検討が迫られることになるのだと言えます。

 3年生の皆さんは、共通テスト本番を今週末に控え、言いようのない不安と恐怖を感じている生徒がたくさんいるのではないでしょうか。人生を賭けた一発勝負となる大学入試の合否でこの先の人生の方向性が決まると捉えれば、当然そうした不安や恐怖に押しつぶされそうになるのは無理もありません。

 でも、大丈夫です。そう思っているのは決してあなただけではありません。目指す大学の学部・学科や難易度等に関わらず、試験当日に会場で顔を合わすであろうすべての受験生が、今、あなたと同じように大きな不安と恐怖を感じているはずです。

 条件は、みな同じです。戦うのは周りの誰かではなく、自分自身。あとは持てる力をすべて出し切れた者が、望む結果を手にすることができるだということです。

 共通テストは、皆さんにとっては今後の人生を左右する大きな勝負なのでしょう。だとすれば、勝負事は昔から、「『良い準備をした者』と『想いの強い者』が最後に勝つ」と決まっているのです。皆さんは、今日まで自分ができる最善の準備はしてきたはずです。これからできる準備は、心と身体のコンディションを整えて、試験会場に無事に辿りつくこと。そして、座席に座ったら「最後に勝つのは俺だ!」と信じて、熱い心で、そして冷静に問題に向き合うこと。

 大丈夫、今まで頑張ってきた皆さんなら、きっとベストを尽くせるはず。そして「南の風」がそっと皆さんの背中を押してくれるはずです。

 全力でチェレンジした先には、きっと素晴らしい結果が待っています。自分の力を信じ、自信を持って、持てる力を存分に発揮してきてください。

 なお、1,2年生は、共通テストの日を1年後2年後に控え、1月18日(土)にプレ共通テストとなる総合学力模試を受験します。1,2年生も来るべき勝負の日に備えて、自分の現在位置をしっかりと確認し、良い準備を重ねてほしいと願います。

 頑張れ、越南生!頑張れ、3年生!

「良い準備」と「想いの強さ」(サッカー部トレーニングマッチ)

 本日1月12日(日)雲に覆われ寒さの厳しい本校グラウンドでは、東部地区新人大会を1週間後に控えたサッカー部が、大会前最後のトレーニングマッチを実施しました。

 サッカー部の公式戦は、年間を通じて行われるリーグ戦の他に、インターハイ予選、全国高校サッカー選手権大会予選、そして新人大会の3つの大会で構成されています。この他、新人大会地区予選のシード校を決めるための支部大会と新人大会の上位校のみが出場できる関東大会予選の2つの大会が公式戦として位置付けられています。

 本校は、新チームとなって初めての大会となる11月の東部支部大会で3戦全勝したことで、今回行われる東部地区新人大会はシード権を持って出場することとなります。

 昨今の高等学校スポーツは、教職員の働き方改革に伴う部活動の在り方の見直しや地域移行に加え、コロナ禍による活動制限が重くのしかかり、特に公立高校ではそうした国の意向が大きな影響を及ぼしている現状があります。一方で、公立高校に比べると国や県の制約を受けにくい私立高校が、充実した施設設備や柔軟な入試制度を活用して台頭し、あらゆる競技で優位な立場にいる傾向が強くなっています。

 こうした中で、本校をはじめとする公立高等学校の役割は、チャンピオンシップスポーツであるからこそ勝利を追求することはもちろんですが、同時にスポーツの本質である競技の特性に触れながらスキルアップを目指し、生涯にわたって楽しむ素地を育むことや、スポーツを通じて自己肯定感を高め、健全で豊かな人格の育成を目指すことであると言えます。

 本校の目指す「高いレベルでの文武両道」による自己実現は、まさにそうした公立高等学校の在り方を具現化するものであり、引退後の人生を豊かなものにするためにも、部活動だけに偏らない全人教育を目指すものでもあります。

 本日は、大会前の最後のチーム戦術の確認の場として、南部地区の川口北高校とのトレーニングマッチに臨みました。対戦相手となった川口北高校は本校と創立年度を共にし、同じように「文武両道」による人格の育成を軸とする学校で、校風や生徒たちの様子など本校と似たような傾向が強く、どちらの選手も素直で真面目であり、直向きに努力するチームカラーが特徴のチーム同士の対戦となりました。

 試合は、前述のとおり同じようなチームカラーであるが故に、目指している戦い方も重なるものがあり、お互いに気持ちのこもった気迫あるプレーの連続となりました。ただ、グループ戦術の浸透レベルや個々の技術レベルでは、僅かに相手が上回っており、セカンドボールの回収率や各エリアでのポゼッション率は相手に一日の長があり、本校にとっては劣勢な試合展開となりました。

 相手が大切にボールを保持し、ショートパスをシンプルにつないで打開を図る展開が多くみられる中、本校は守備のブロックを形成してボールの奪いどころを絞って対応を試みましたが、相手の推進力を止めることができずに2失点し、大会前最後の試合を勝利で飾ることはできませんでした。

 試合後には、公式戦を想定してPK戦(ペナルティ・キック)を行いました。PK戦は相手の心理に読み勝つ力と、平常心で正確にコントロールする力の戦いですが、実戦さながらの緊張感の中、本校のGK(ゴールキーパー)が2本のスーパーセーブを見せ、見事に6-5で勝利しました。

 第2試合では、分析班の生徒を中心に戦術の確認を行い、第1試合でのビハインドを取り返すべく試合に臨みましたが、相手も集中力の高いクレバーなチームで、1試合目同様に一進一退の攻防となりました。前半左サイドの展開からボールがつながり、ペナルティアリア付近の左45度からのミドルシュートが決まり先制しましたが、自陣ペナルティーエリア内でのGKと相手との交錯からのこぼれ球を押し込まれ、同点のままハーフタイムを迎えました。

 トップチーム同士のゲームでは、残念ながら勝利を手にして気持ちよく大会に向かうというプランは崩れたものの、逆に自分たちの修正すべき点や戦術面での綻びなどを再確認する良い機会となったのではないでしょうか。また、PK戦ではGKの大活躍など、プレッシャーのかかる実戦の中で結果を残したことは、多くの選手の自信につながったのではないでしょうか。

 東部地区新人大会では、上位2チームに県大会への、上位6チームに関東大会予選への出場権が与えられます。まずは1戦1戦集中してチーム全員が一つとなって勝利を目指すことを大切にし、結果的に関東大会予選出場権の獲得につながれば良いのではないかと思います。そうした積み重ねの先に県大会出場などの未来が待っているのだと思います。

 部員たちには、日頃から自分たちが熱い想いを持って取り組んでいることにプライドを持ち、そして監督やコーチからどのようなことを求められているのかを再確認して、大会までのあと1週間「良い準備」を重ね、「強い想い」を持って大会に臨んで大きな「南の風」を吹かしてきてほしいと願います。

 本校の1回戦は1月18日(土)の本校第2グラウンドにおいて午前10時にキックオフとなります。対戦相手は吉川美南高校と松栄学園高校の合同チームとなっています。保護者の皆さまをはじめ、お時間の許す方は、ぜひ会場にて部員たちに熱い声援をいただけますようお願い申し上げます。

 頑張れ、越南生!頑張れ、サッカー部!

受検生と保護者の皆さまへ

 昨日1月9日(木)に県内中学3年生の12月15日時点での進路希望状況調査の結果が発表され、本日1月10日(金)の新聞紙面にて報道がなされました。

 校長といたしましては、本校を第1志望校とする受検生の状況は、とても気になっておりましたが、おかげさまで多くの受検生の皆さんから第1志望校として希望していただき、安堵するとともに、希望していただいた受検生の皆さんの未来を充実したものにするべく、より一層学びの環境を整えなければならないと、決意を新たにしたところでございます。

 併せて、本校を希望される受検生はもとより、すべての受検生の皆さんには、それぞれの希望が叶うよう応援していますので、最後まで諦めることなく、自分の力を信じてベストを尽くしてほしいと願っています。

 また、今回発表となった各校の倍率などを見て、不安な気持ちを抱いている受検生もたくさんいるのではないでしょうか。特に本校の場合は、多くの皆さんに希望していただいたおかげで高い倍率をいただくこととなりました。例年の状況を踏まえると、実際の出願時には、もう少し落ち着いた状況となることが見込まれますが、自分の人生を賭した高校受検ですから、誰もが不安な気持ちになることは当たり前のことであると思います。

 ただ、一つはっきりしていることは、「最終的に皆さんが決断して入学した学校で皆さんは高校3年間を過ごすことになる」ということです。

 学校説明会の場でもお話ししましたが、高等学校は中学校と違い、それぞれが特色ある教育活動に取り組んでいます。言い換えれば、学校によって、生徒に対して提供される教育内容や求められる理想像が異なるということです。だからこそ、自身が考える「夢」や「目標」に情熱を持ってチャレンジするためには、皆さんが抱く未来への想いと、入学する高校の校風や教育方針、学びの環境などがマッチしていることが大切な条件となるのではないでしょうか。

 本校の校長としては、すべての受検生が希望する進路を実現できることを心から願っていますが、一方で各受検生にはそれぞれが抱える様々な事情があることも十分承知しています。だからこそ、保護者の方やご家族の皆さん、中学校の先生方などと十分に検討を重ねた上で、最終的には自分自身が納得できる志望校を選んでほしいと願っています。

 今後、志望校の最終決定の時期を迎えますが、どの高校を志望校とするにせよ、春から新生活をスタートさせる学校が、可能な限り皆さんが「夢」や「目標」の実現にチャレンジできる環境であることを願っています。そして、越谷南高校は、そうした環境をしっかりと整え、本校を第1志望校とする皆さんの高校生活を全力で支えていく準備ができています。最終的に皆さんが決断した志望校が越谷南高校であることを心から期待しています。

 「南の風」の一員として、一緒に「夢」の実現に挑戦しましょう。

 頑張れ、受検生!

年始早々の向かい風を乗り越えて(始業式)

 本日1月8日(水)2025年初の登校日となり、生徒たちが爽やかな笑顔とともに元気な姿で登校してきました。

 ところが、私が今朝出勤すると、校内が全館停電しており、原因も復旧の目途も不明であるとのことでした。急遽本日と万が一復旧しなかった場合の明日以降の日程や生徒対応などについて教職員に指示するとともに、業者への対応を依頼し、突然のアゲインスト(向かい風)の中であわただしい初日のスタートとなりました。

 生徒たちも、教室の電気もストーブも点かずチャイムも鳴らないなど異変を感じる中での始業式となりましたが、教職員以上に生徒たちは落ち着いており、当初の予定のとおり体育館において、予備バッテリーを使ってスライド投影をしながら始業式を実施しました。

 始業式の講話では、生徒たちに対して、年始に当たり自分が決意した新たな目標を達成するための「あたりまえ」の捉え方について大谷翔平選手や北口榛花選手の事例を踏まえてお話ししました。お話した内容の要点は以下のとおりです。

①   何事もスキルアップを果たし、望む結果を手にするためには、それ相応の鍛錬を可能とする環境に身を置き、それ相応の犠牲を払うことが必要であり、それを「あたりまえ」だと感じることができることが重要であること。

②   「あたりまえ」とすべき取組のレベルは、毎日のルーティンにできるレベルから始め、PDCAサイクルを回しながら徐々にレベルアップを目指すこと。

③   自己評価は、取り組んだ「時間や分量」ではなく「何ができるようになったか」にコミットすること。

④   自らに課す「あたりまえ」は、自らの意志で決めるものであるとともに、その目的は自分自身のためではなく大切な誰かのためであるべきであり、「なぜそれに取り組むのか」という目的をはっきりとさせること。

⑤   個々が「あたりまえ」とする価値観やレベルは異なるが、礼儀正しくきちんとした挨拶ができることがとても素晴らしい越南生の「あたりまえ」のレベルであるように、すべての越南生が「南の風」の一員であることにプライドを持って、越南スタンダードである「あたりまえ」のレベルを高め合い、競い合って「なりたい自分」の実現を目指すこと。

 生徒たちは、照明の点かない薄暗い体育館の中で、しっかりと顔を上げ、スライドに投影される画面と講話の内容を目と耳に焼き付けていました。そうした純粋な生徒たちの姿を目の当たりにして、改めて教職員が一丸となって全力で生徒たちの自己実現を支えていかなければならないと再確認したところでございます。

 校長講話の後には教頭から停電に関する状況と今後の見通しについての説明があり、万が一今日中に復旧のめどが立たない場合、水道が止まりトイレの確保ができないため、臨時休校の可能性もありうることと、今後の学校からの連絡を確認するよう指示しましたが、その後、業者による対応も迅速に行っていただくことができ、午前中のうちに修繕が終了し、無事に全面復旧を果たしました。

 生徒の皆さん並びに保護者の皆さまには、年始早々ご心配をおかけすることとなり心よりお詫び申し上げます。明日以降は、予定どおりの通常日程となりますので、併せてご報告いたします。

 頑張れ、越南生!

世界へ羽ばたく第一歩(外国語科1年生TGG体験)

 新春を迎え、いよいよ本校の2025年の教育活動が本格的に始動しました。

 3学期の始業式を翌日に控え、冬季休業期間の最終日となる本日1月7日(火)、本校外国語科1年生の生徒たちが、TGG(Tokyo Global Gateway)で一足早い語学研修に挑戦しました。

 TGGは、グローバル社会で活躍するための第一歩として、また海外研修の代替学習プランや国内での簡易留学体験の場として東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが設立した体験型英語学習施設で、日常から離れ、海外をイメージして作られた非日常の設定の中でグローバルな世界感を体験し、効果的に英語学習に取り組める施設です。

 近年グローバル化が加速度的に進み、国内においても外国語での対応の必要性が急激に高まる中、これまで国内で英語漬けの体験学習ができる場所は、福島県にあるBritish Hillsに限られており、気軽に英語三昧の学習プログラムを体験できる施設は他にはありませんでした。

 そうした中、東京都のお台場という好立地(多くの生徒が幼少時代に行ったであろう日本科学未来館の隣)に、日帰りで英語漬けの学習が体験できる研修施設として都内の中高生向けに設立したのがTGGで、近県の国際理解教育に力を入れる学校の多くが体験学習を実施する英語学習施設となっています。

 施設内は、アトラクションエリアとアクティブイマージョンエリアで構成され、アトラクションエリアはホテル、エアポート、トラベル、キャンパスの4つのゾーンに区分されています。また、アクティブイマージョンエリアでは専門的なスタジオやブース、多目的な部屋などが多数設置され、各エリア・ゾーンごとに多彩なシチュエーションのプログラムが用意されており、端的に表現するなら、学生向け英語版キッザニアのように、海外で遭遇するであろう様々な体験をALL ENGLISHで行うことを軸とした英語学習プログラムとなっています。

 本校の生徒たちは、定刻の午前8時40分に現地施設前への集合を完了。担任から簡単なレクチャーを受けたあと、各班に1名ずつ配置された外国人スタッフが登場し、30分程度のアイスブレイクで生徒たちと一気に打ち解け、その後班ごとに設定された様々なプログラム会場に意気揚々と散っていきました。

 午前中のプログラムはエアポートゾーンでの飛行機搭乗体験、空港ショップでの買い物体験、レストランでの食事注文体験とメディアラボでのニュース番組の制作体験となりました。ニュース番組の制作体験では、班員全員がキャスターやレポーター、制作スタッフなどの役割を持ち、チームで1つの番組を制作して実際に放送映像として鑑賞しました。

 各プログラムでは、すべての生徒に個別のミッションが与えられ、生徒たちはそのミッションのクリアを目指してゲーム感覚で楽しみながら取り組めるのが大きな特徴です。

 昼食を挟んだ午後からは、アクティブイマージョンエリアでのプログラムとなり、無人島に漂着したシチュエーションで生き延びるためのサバイバル術の体験と、英語で役を演じる演劇に挑戦しました。

 サバイバル術では火起こしや飲み水の確保、寝床や生活拠点づくりに必要な紐結びなどについて、どうすれば上手くいくのかを班で協力して考えながら最適解を探していきました。英語劇では、人前で英語で演じることへの壁を取り除き、ペアでの寸劇を全員の前で披露することにトライしました。

 こういったプログラムでは、多くの生徒が受け身な活動となってしまうケースが多いのですが、そうした心配は全く不要だったようで、さすが外国語科の生徒たちだけあって、どの生徒も積極的に活動し、一言も日本語を聞かないまますべてのプログラムが終了しました。

 特に感心したのは、殆どの生徒が笑顔に溢れ、楽しみながら積極的にプログラムに参加していたこと。劣等感や羞恥心なるものは微塵も感じさせず、皆英語でのやり取りに何の違和感もなく没入し、本当に外国に居るのではないかと錯覚するようなパフォーマンスを見せてくれたことです。

 もちろんプログラムをコーディネートし、体験活動をリードしてくださった外国人スタッフの素晴らしいサポートが生徒たちの支えとなったことは言うまでもありませんが、それ以上に生徒たちのハイレベルなパフォーマンスに改めて感心するとともに、近い将来、実際に日本を飛び出して様々な国で実体験をしてほしいと強く感じました。

 技術革新によるアナログからデジタルへの変化と同様に、近年私たちの生活を取り巻く環境は大きく変化しています。社会構造のグローバル化はその最たるものであり、インバウンドの拡大とともに、現代の若者たちは、今後どのような生活をしても外国人との対応を避けて通ることができなくなる時代が、近い将来必ずやってきます。そうしたグローバル社会の中で「なりたい自分」を実現し、有意義な人生を送るための第一歩として、本日のプログラムは、貴重な体験となったはずです。

 本日、生徒たちをサポートしてくださったTGGのスタッフの皆さまに心より感謝申し上げますとともに、生徒たちには、本日見せてくれたパフォーマンスのように「自分が将来活躍すべきステージは国内だけではない」という広い視野と意識を持って、自身の将来の姿を想像してほしいと願います。

 頑張れ、越南生!頑張れ、外国語科!