校長室より
The Road to Victory(2026初陣)
1月も半ばとなり、部活動では2026年最初の公式戦が始まりました。例年この時期、運動部においては新人戦が、文化部においては関東レベルの発表会が行われており、3学期が始まったばかりではありますが、部活動は一気に戦闘モードに入って真剣勝負が始まっています。
まず、先週末の1月9日(金)から男女バスケットボール部の新人大会県大会が始まりました。本校は男女とも昨年行われた地区大会を勝ち抜き順当に県大会に進出しましたが、男子は武南高校、女子は叡明高校との対戦で私立高校相手にともに一歩及ばず、惜しくも敗れるという悔しい結果となりました。
1月10日(土)からは男女テニス部の東部地区新人大会が各学校会場にて行われました。本校も会場校となりましたが、男子は5校で構成される1部リーグを3勝1敗で勝ち抜き、見事に優勝して東部地区制覇を達成、女子は2部リーグを2勝2敗の成績で戦い抜き2部第3位となりました。
今週末の1月16日(金)からは男女バドミントンの東部地区新人大会団体戦と個人戦がアスカル幸手(男子)、毎日興行アリーナ久喜(女子)にて行われます。団体戦初戦の相手は、男子が開智未来高校、女子が草加高校となっています。
1月17日(土)からは、サッカー部と男女バレーボール部の東部地区新人大会が開催されます。サッカー部は本校会場にて獨協埼玉高校と、男子バレーボール部は越谷北高校にて春日部東高校・草加東高校の勝者と、女子バレーボール部は越谷東高校にて杉戸高校との初戦に臨みます。更に1月26日(月)には男女卓球部の東部地区新人大会個人戦、2月2日(月)には団体戦が行われます。
一方文化部では、2学期末に壮行会を実施した吹奏楽部と写真部がいよいよ関東の舞台に挑みます。
1月25日(日)には、本年度埼玉開催となり久喜総合文化会館にて行われる第31回西関東アンサンブルコンテストに県大会で見事金賞に輝いた吹奏楽部打楽器パートの8名が打楽器八重奏で金賞に挑みます。
また、2月2日(月)からは東京都の東京工芸大学中野キャンパス6号館にて第32回関東地区高等学校写真展東京大会が開催され、本校からは県最優秀賞受賞作品を含む県高校写真連盟の推薦を受けた2名の部員の作品が出展されます。
本日までに既に大会が行われ結果が出た部活動もありますが、今週末以降様々な部活動で2026年最初の公式戦が始まります。どの部活動の生徒たちにも、現3年生からの世代交代後ここまで積み重ねてきた努力の成果を遺憾なく発揮し、自信を持って戦いや発表に臨んでほしいと思います。どこまでの結果が残せるのかは未知数ですが、少なくとも現在持てる力を全て発揮した結果がどのようなものであったかを手応えとして感じることが、自分たちの現在位置を客観的に把握し、次なる成長のステップへとつなげる鍵となるのであり、持っている力を出しきれないまま終焉を迎えたのでは得るべきものも得られずに終わることとなってしまいます。
今回の挑戦を自分たちの夢の実現に向けた第1歩として捉え、決してビビることなく、そして臆することなく思い切りチャレンジしてほしいと願います。日頃から切磋琢磨し、努力を積み重ねてきている皆さんなら、必ず手応えを感じることができるはずです。大丈夫、南の風の力がついています。皆さんの健闘を祈っています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
人はなぜ学ぶのか(第3学期始業式)
本日1月8日(木)2026年を迎えて最初の登校日となり、朝から凍えそうな寒さの中、厚手の防寒具を羽織り、手には手袋、首にはマフラーを巻いて元気に生徒たちが登校してきました。昨年12月24日以来2週間ぶりの登校日となりましたが、年末年始を大切な人と思いおもいに過ごし、自己実現に向けた新たな決意とともに笑顔で登校する生徒たちの姿が印象的でした。
本日は登校後すぐに体育館に全校生徒を集めて始業式を実施しました。冒頭で行った校長講話では、各々が心に秘めた新たな決意を確認する意味合いを込めて、「人はなぜ学ぶのか?」という問についてスライドを活用しながら一緒に考えました。
生徒たちは、日々当たり前のように机に向かい、多様な学問の修得に取り組んでいますが、自分自身が「なぜ学ぶのか?」という理由については深く考えたことがない様子で、友達同士で改めて考えてさせてみると様々な意見があったようでした。
生徒たちを含め私たちは現在、衣食住をはじめあらゆる生活の場面で最先端の暮らしをあたりまえのように享受しています。もはや必需品となったスマホやパソコンはもとより、安全で快適な暮らしのすべては先人たちによる「未知への挑戦」によってもたらされたものであり、何世代にもわたる先人たちの学びの積み重ねによって生み出された産物であることを理解した上で、生徒たちには、一人ひとりが最先端の学びに挑み、新たなモノや思考、技術などを生み出すことによって、今後生まれ来る子や孫の世代のためにより良い暮らしを担保する「未来への責任」が自分たち一人ひとりに課されているのだと伝えました。
また、驚異的なスピードで変わりゆく情報化社会に生きる若者たちには、世の中に溢れる情報の一つひとつについてその真偽を正しく判断するスキルが求められており、多様な知識や経験に基づく根拠ある判断力と決断力こそが物事の真偽を見極め、人生を逞しくしなやかに、そして有意義に生き抜くために必要なスキルとなるのであり、「人が学ぶ理由」とは、テストで良い点を取るためでも、希望の進学や就職を実現するためでも、地位や名声を手に入れるためでもなく、目の前に迫りくる様々な人生の困難を適切に乗り越え、自分自身を含めた大切な人を守り、満足できる快適な生活を手に入れるために学ぶのだと伝えました。
更に、だからこそ学ぶ内容は多岐にわたるとともに一生涯学び続ける必要があり、好き嫌いや得手不得手といった個人の趣向ではなく、分け隔てのない幅広い知識や多様な経験こそが「生きるスキル」となるのであり、一度身に付けた知識や経験は、誰かに奪われることのない自分だけの財産となるのだと伝えました。
生徒たちは2026年に向けて新たな目標を掲げ、決意を固めてスタートを切ったはずです。しかし、その多くは部活動での成長や飛躍を中心とする自己実現に向けたものであり、「学問の修得」に対することは疎かになりがちです。
本校が目指す「文武両道」とは、どちらかに軸足を傾けたものではなく、あくまでも部活動と勉学のどちらも手を抜かずに2兎を追うことを意味しています。部活動で身に付けたスキルは、当該の活動で高みを目指すための武器となるとともに、豊かな人格の形成には大きな成果をもたらす素晴らしいものですが、その活動を離れた先の人生では獲得したスキルを有効に活用できる機会に限りがあるのが実情です。ましてや、今後の長い人生で自分を助けてくれるのは「生きるスキル」なのであり、それはまさに多様な知識と経験、そして論理的に深く思考し困難を乗り越えるプロセスの積み重ねに裏付けられた「学問の修得」によってもたらされるものなのです。
だからこそ、部活動に情熱を捧げ青春を賭す本校生徒たちには、1兎ではなく2兎を追う困難に勇気と信念を持って挑戦してほしいと願います。
人生最後に勝つのは「良い準備をした者」と「想いの強い者」です。数十年の時が過ぎたのちに自分の人生を振り返って、「あの時頑張っておいて良かった」と思える人生を歩んでほしいと願っています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
新たな挑戦の幕開け(2026始動)
今年は暦の関係から通常の仕事始めである1月4日が日曜日であったため、昨日1月5日(月)から教職員の仕事始めとなり、多くの先生方が出勤し、部活動の指導とともに第3学期の準備に取り組んでいます。1月中に大会や発表会などを予定する部活動は、ほとんどの部がこれに先駆けて1月4日(日)から活動を開始しました。
私もここ数日新年を迎えた校内の様子を見て回っていますが、一昨日の1月4日は校舎のいたるところから吹奏楽部の楽器の音が響き、男女ハンドボール部はロータリーでトレーニングを、サッカー部がたくさんの卒業生や保護者の皆さんを招いて初蹴り&OB会を実施していました。昨日1月5日はテニスコートで男子テニス部が、体育館では女子バスケットボール部が他校を招いて令和8年最初の練習試合を実施していました。そして本日1月6日は体育館で男子バレーボール部が練習試合を、吹奏楽部は越谷サンシティーホールで越谷北高校との合同コンサートを行っています。
また、体育館脇のウェイトトレーニングエリアでは野球部や陸上部の部員たちがトレーニングを行っていたり、体育館ではバドミントン部、男女卓球部、男子バスケットボール部などが熱心に練習に取り組んでいました。どの部活動も精力的に活動している姿が見られ、正月明け早々から校内のいたるところで生徒たちの声が響き渡り、活気ある雰囲気に溢れています。
そうした生徒たちの活動の様子を見て回っている際に、生徒たちが私の姿を見つけると一様に立ち止まって元気に挨拶してくれます。驚くのは、新年を迎えたことで、いつもの「こんにちは」に加えて「今年もよろしくお願いします」と会釈しながら挨拶してくる生徒が多く、「大人の感覚を持ち合わせているんだな」と感じています。こうした思考で行動できる高校生は決して多くなく、本校生徒たちの「人」としての魅力を強く感じます。また、こうした思考や行動は、学校の教育活動だけで身につくものではなく、如何に保護者の皆さまがご家庭でお子さまに対して礼儀やマナーといった基本的な生活習慣を丁寧に学ばせてこられたのかを垣間見ることができています。こうした場面に遭遇すると、本校の安定と飛躍は紛れもなく家庭教育に支えられているのだと強く感じています。保護者の皆さまには、改めて感謝申し上げる次第でございます。
そうした生徒たちの元気な声に囲まれながら、いよいよ明後日1月8日(木)には第3学期が始まります。始業式に先立ち、明日1月7日(水)には、1年外国語科の生徒たちがTGG(Tokyo Global Gateway)にて1日英語漬けの語学研修に臨みます。
生徒たちは、新たに心に刻んだ目標のもとに良いスタートを切った様子ですが、更なる高みを目指し、「なりたい自分」を手にするために、覚悟と決意を持って3学期を迎えてほしいと願います。
第3学期の始業式となる明後日1月8日(木)の朝、すべての生徒が笑顔で元気に登校してくることを楽しみに待ちたいと思います。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
2026年も皆さまとともに(新年のご挨拶)
本日1月1日(木)新たな年2026年を迎えました。
日頃より、本校の教育諸活動に対しまして、格別のご理解、ご協力、そしてご支援を賜っております皆さまに、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本校は、開校以来これまで50年以上にわたり「文武両道、知・徳・体」を校訓に掲げ、学習活動及び部活動の両面に高い志を持って、全力で挑戦することを通じて自己実現を果たすことを目指す生徒の育成に取り組んでまいりました。
開校当時はレイクタウンという地名も駅もなく、学校の周辺には畑と線路しかなかった昭和の時代から、平成、令和へと移り行く中で、それぞれの時代を支えた生徒たちや保護者の方々、そして教職員の皆さまが、校訓の実現のために想いを一つにして、ブレずに地道な努力を積み重ねてきたこと、そして、そうした学校づくりにご理解とご協力をいただき、あたたかく見守り続けていただいた地域の皆さまのご支援があったことが50年余りの時を経て本校の素晴らしい文化と伝統となり、生徒たちを惹きつける魅力ある校風となって、現在の姿があるのだと考えております。
そして、そうした皆さまが、長きにわたり妥協せずに高みを目指し続けてきたからこそ、「文武両道」を高いレベルで実現することを可能とする県内でも屈指の学校として、様々な方面から確固たる評価や称賛をいただくことができているのだと強く感じています。
新たな年を迎えるにあたり、校長といたしましては、これまで本校の伝統を築き支えてこられた皆さまの意思をしっかりと引き継ぎ、この素晴らしい伝統を更に輝かせ、他校にはない輝きを放つ特色ある学校づくりに邁進してまいります。
また、現在の在校生はもとより、今後入学してくる未来の越南生たちが、青春を賭して全力で「夢」の実現に向かい、自己肯定感を高めながら充実した学校生活を過ごし、「なりたい自分」を手にすることができるよう、教職員一丸となって全力で支えていかなければならないと決意を新たにしたところでございます。
この年末には、国により学校の教育活動から部活動を切り離し、地域クラブを母体とした参加希望型の任意活動に移行する動きを加速させる政策指針が改めて示され、義務教育諸学校では、既に日常の活動のみならず各種大会などの在り方が全国規模で大きく見直されている現状があります。高等学校においてもこうした動きは例外ではなく、近い将来そうした風潮が高等学校教育にも強まっていくことが予想されます。
しかし一方で、部活動は学校における「教育活動の一環としての部活動」であるからこそ意義があることでもあり、単に「興味ある活動に取り組む場」ではなく、「活動を通じた豊かな人間形成の場」なのであることも事実です。更には、上位の成果を目指すことを主たる目的とする地域クラブ活動とは一線を画した、学校の教育活動全般を踏まえた上での教育活動だからこそ、偏りのない真の人格形成につながっていることも忘れてはならない部活動の持つ重要な意義であると言えます。
本校では、生徒や保護者の皆さまのニーズや地域の皆さまの想いを十分に受け止めた上で、世の中の流れを理解しつつも、社会の変化に柔軟に対応しながら、本校が大切にしてきた教育理念(文武両道を通じた豊かな人間形成)をブレることなく貫き通してまいります。
そうした環境の中で、生徒たちには「なりたい自分」の姿を明確にイメージし、その実現のために全力で挑戦してほしいと願います。高校年代という大切な時間を賭して挑む自己実現の道だからこそ、昨年までの自分を振り返り、心に秘めた新たな目標や決意のもとに「努力と挑戦を積み重ねる」という経験を通して自分自身の成長を実感するとともに、そうした成長の過程の中でしっかりと自己肯定感を高め、逞しく且つしなやかに社会を生き抜くことができる大人へと飛躍してほしいと願います。
保護者の皆さま並びに地域の皆さまにおかれましては、改めてこれまでのご理解、ご協力に深く感謝申し上げますとともに、本年も変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
本年が、皆さまにとって幸多き年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。
令和8年1月1日(木)
埼玉県立越谷南高等学校長 相原 博和
1年の感謝を込めて(投稿納め)
本日12月28日(日)、大人の社会では年末年始の祝賀行事のために例年本日が仕事納めとなりますが、今年は暦の関係から去る12月26日(金)が全国的に仕事納めの日となりました。本校におきましても、年末年始に行われる部活動等を除き、12月26日(金)に2025年の教育活動を締めくくりました。
年の瀬を迎えるに当たり、日頃より、本校の教育諸活動に対しまして格別のご理解、ご協力、そしてご支援を賜っております保護者の皆さま、関係の皆さまに、本年の教育活動が無事に終了しましたことをご報告いたしますとともに、今年1年のご厚情に心より深く感謝申し上げます。
また、この1年間たくさんの方々が本校ホームページや学校及び部活動が運営する公式インスタグラムなどに関心を持ち、様々なステージで躍動する生徒たちの様子をはじめ、本校が発信する様々な情報をご覧いただき、重ねて感謝申し上げます。
本校は、ご案内のとおり「文武両道」を校訓に掲げ、大学への進学を中心とした学習面での自己実現と、部活動を中心とした人格形成面での自己実現を、共に高いレベルで実現することを追求する生徒の育成に取り組んでおり、実際に、多くの生徒たちが自らの意思で「自走」しながら、「勉学」と「部活動」の「二兎を追う」学校生活に、誇りと情熱を持って取り組んでいる姿があります。
そうした生徒たちの中には、部活動に情熱を注ぎながらも難関大学への進学を実現したり、可処分時間を有効活用して勉学に励みつつ、部活動で全国大会や関東大会などのハイレベルなステージに立って輝きを見せる生徒たちも数多く見られました。
また、高いレベルでの自己実現を目指しながらも、僅かに目指す目標を手にすることが叶わなかった生徒たちも、一様に本校での学校生活や部活動においての自分自身の成長に確実な手応えを感じるとともに、高い自己肯定感を持ちながら日々の学校生活を謳歌できていると感じています。
校内の至るところで見られる生徒たちの活気ある声やエネルギッシュに活動する姿、キラキラと輝く笑顔や闘志を秘めた真剣な眼差しを見るたびに、そうした生徒たちが心の内に秘める熱い想いを垣間見ることができています。
こうした生徒たちの姿は、生徒たち自身の学校生活に対するモチベーションと自己実現に対する高い意識レベル、そして様々な助言を素直に受け入れながらも真摯に努力を積み重ねられる人柄によるところが大きいことは言うまでもありませんが、それを時に厳しく、時にあたたかく寄り添い、苦しい時や躓いた時にそっと手を差し伸べ、優しく背中を押してくださる保護者の皆さまをはじめとしたご家族の皆さま、そして、部活動や学校行事などでお世話になっている関係の皆さまや本校の教育諸活動を快く受け入れてくださる地域の皆さまの存在なしには、生徒たちがこのような充実した学校生活を送ることはできないと日々強く感じております。
校長といたしましては、そうした生徒たちの姿を見るたびに、生徒たちが心の内に秘める「なりたい自分」を実現させるべく、教職員一丸となって全力で活動を支えるとともに、より良い学びの場を提供していかなければならないと、決意を新たにしているところでございます。
一方で、生徒たちには、新年を迎えるに当たり、そうした自分たちを取り巻く様々な方々の想いや目に見えない多様な支援に感謝の心を持つとともに、現在の自分に甘んじることなく更なる高みを目指すことで一歩一歩着実に成長し、皆さまの期待に応えられるよう全力で邁進してほしいと強く願います。
皆さんが今後の人生で経験するであろう様々なことは、その到達レベルが高ければ高いほど自分自身に対するリターンも大きなものとなる一方で、当然のことながら超えるべき壁も同時に高く険しくなるはずです。しかし、その高い壁を自らの力で乗り越えた先には、大きな達成感や自己肯定感とともに、今まで見たことのない景色が待っているのだと思います。諦めずに夢を見続け、その夢の実現に挑み続けることで誰でもが経験できることでないレベルの経験を積み重ね、少しでも理想の自分に近付き豊かな人生を送るためにも、これまで以上に覚悟と決意を持って「学び」の質の向上を目指してほしいと願います。
生徒たちを支える本校のキャッチフレーズ「南の風」や共有ワードである「自走」は、そうした生徒たちと皆さまの力によって成り立ち、本校の生徒が心の拠り所としている大切な道標であると考えています。
改めて、本校に関わるすべての皆さまの今年1年のご支援に深く感謝申し上げますとともに、学校といたしましても新たな年を更なる進化と飛躍の年にするべく、生徒たちとともに全力を尽くしてまいりますので、2026年も変わらぬご支援とご厚情を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
年末の寒さ厳しき折、ご自愛されますとともに、2026年が皆さまにとって素晴らしい年となりますよう心よりご祈念申し上げます。
令和7年12月28日
埼玉県立越谷南高等学校長 相原 博和
華となれ!チアダンス部の初陣(USA Regionals埼玉大会)
昨日12月27日(土)アイルアリーナウイングハット春日部(春日部市総合体育館)にて開催されたUSA Regionals埼玉大会に本校チアダンス部が出場しました。
この大会は、毎年12月から2月にかけて全国13カ所の都市で開催される地区大会に、映像審査となるVirtual大会を加えた14のリージョナルス(地区大会)を開催し、各大会で基準点を超えたチームが3月末に幕張メッセで行われるUSA School&College Nationals 2025(全国選手権大会)の出場権を獲得するレギュレーションとなっており、まさに国内チアリーディング&ダンスの頂点を決める最高峰の選手権大会となっています。
首都圏、特に埼玉県はチアリーディングやダンスが盛んな地域であることから出場チーム数も多く、埼玉県大会は12月に行われる今回と1月下旬の2大会が設定されています。都道府県単位で2回の予選が開催されるのは全国でも埼玉県のみとなっており、埼玉県を中心とした周辺都県のレベルの高さと競技の盛んさが見て取れる結果となっています。
大会は、SC(School&College Cheer:学校団体対象/チアリーディング部門)、SD(School&College Song&Dance:学校団体対象/ダンス部門)、AC(All Star Cheer:クラブチーム対象/チアリーディング部門)、AD(All Star Dance:クラブチーム対象/ダンス部門)の4つの部門に分かれ、更に演技の趣向によって主流のSong/Pomをはじめ、Pom、Hip Hop、Jazz、Spiritleadingの5部門に分類されています。また、演技する人数区分も明確に規定されており、Small(3~9名)、Medium(10~15名)、Large(16~24名)、Super Large(25名以上)と分類されています。今回行われた埼玉大会ではすべての部門、カテゴリーのチームが参加して予選が開催されました。
エントリーしたチームを見るとチーム内のエース級の選手だけを選抜して10人前後の少人数で勝負するチームが多い中、本校は「チーム」を大切にする部の理念に基づいて毎回部員全員で参加しており、今回もSD部門のSong/Pomの部にSL(Super Large)カテゴリーでエントリーして26名の部員全員で演技に臨みました。
埼玉大会にはクラブチームを含め子供から大学まで57チームがエントリーし、午前中から演技が行われていましたが、本校は全体の45番目、午後4時前の演技順となりました。本校が出場するSong/Pom部門は演技時間が1分45秒~2分15秒と規定されており、2分あまりのわずかな時間の中で、演技のダイナミックさやシンクロの美しさ、音楽に合わせた表現力、表情やダンスそのものの美しさなどを、詳細に規定された評価基準を意識しながら正確に表現しなくてはなりません。
演技時間が迫り、演技エリア脇で待機する部員たちの表情は一様に緊張感に包まれながらも、入念に振り付けを確認しながら精一杯楽しんで踊ろうという覚悟も感じられ、良い演技ができそうな気がしました。
係員に誘導され入場ゲートに整列したあとの一瞬の静寂の中、部長の合図に合わせて一斉にゲートから演技エリアに走って入場した部員たちは、ピンと背筋を伸ばし、目には輝きのある凛々しい表情で配置につきました。部長のカウントダウンとともにスタンバイが完了すると一気にボルテージはMAXに。直後に会場全体に響き渡る音楽に合わせて26人全員が弾ける笑顔で一斉に踊り出し、手の先からつま先までしっかりと意識した見事な演技を披露しました。ひとたび演技が始まると、それまでの緊張が嘘のように生き生きとした表情で舞い、まるで冬の寒さに固く閉じた蕾が春の訪れとともに一斉に花開くかのようで、部員たちの息の合った美しいパフォーマンスに一気に引き込まれてしまいました。
見どころは26人の部員が2つのグループに分かれてフォーメーションし、異なる演技をする2つのグループが1つに融合するダイナミックな構成部分でした。少人数で勝負する他のチームとは異なり、大人数でシンクロするのは困難を極めますが、その分華やかさやダイナミックさが強調され、「チーム全員で」を大切にする本校のチームカラーがしっかりと伝わってきました。定番のラインダンスも複雑なフォーメーションチェンジも見事に決まり、2分余りの演技があっという間にエンディングを迎え、最後はポンポンを使ってキュートな笑顔でポーズを決めて締めくくりとなりました。
演技が終わり、手を振りながら笑顔で演技エリアを後にしたのち、演技エリア脇に整列して「ありがとうございました」と深々と一礼する部員たちの姿を見ながら、一つひとつの演技を合わせるために、決して恵まれているとは言い難い厳しい練習環境の中でも弱音を見せず、常に笑顔で互いに声を掛け合い、心を一つにして努力を積み重ねてきた部員たちの姿を思い出し、心が熱くなる思いでした。
出場したすべてのチームの演技が終了して行われた結果発表では、高等学校編成Song/Pom部門のLarge/Super Largeの部で第3位を獲得することができましたが、100点満点中77点以上の得点のチームに与えられるNationals(全国大会)出場権獲得には僅か5ポイント足りず、残念ながら全国大会進出を逃す結果となりました。
部員たちは会場内で私の姿を見つけたようで、演技終了後に部長と副部長の3人がスタンドの関係者席に座っていた私のところに挨拶に来てくれました。3人の口からは、個々にミスがあり、チーム全体としても思うような演技ができなかったという反省の弁が聞かれましたが、一方で他チームの演技を見て大きな刺激も受けた様子で、悔しさを滲ませながらも、自分たちの現在位置をしっかりと認識するとともに演技に対する評価を素直に受け入れ、手応えや達成感と同時に課題克服に向けた新たな決意も感じていたようでした。
スタンドから観戦していた私の目には、部員全員での演技に拘り、難しいフォーメーションやシンクロに挑戦しなければならない覚悟を持ちながら「チーム」を大切にする本校の部員たちの姿は、どのチームよりも眩しく輝いて見えました。
事実、全国に進出する少人数編成のチームの中には、本校の演技の方がレベルが高かったのではと思えるチームもありました。ただ一方で、全国に進んだ強豪校とは明らかな差があったことも事実です。部員たちには、今回のパフォーマンスに満足することなく、更なる高みを目指して、精進を積み重ねてほしいと願います。
今後は、今回得られた課題の克服に取り組み、来年3月に開催される別の大会での上位進出を目指していくこととなります。
昨日は貴重な休日にも関わらず、たくさんの保護者やご家族の皆さまにご声援をいただき、心から感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、チアダンス部!
大喝采のアンコール(吹奏楽部ウィンターコンサート)
昨日12月26日(金)越谷サンシティ大ホールにて、本校吹奏楽部による毎年恒例のウィンターコンサートが開催されました。
このコンサートは、9月に開催されたサンクスコンサートを最後に3年生部員が引退した後、1,2年生の新チームとなって初めて開催する本格的なホールコンサートで、例年年末を迎えるこの時期に1年の活動の締めくくりとして、保護者の皆さまをはじめとして日頃ご支援をいただいている皆さまや応援してくださる皆さまに対して敬意と感謝の意を込めて鍛錬の成果をご披露するとともに、巷で賑わうクリスマスムードを踏まえて、年末のひとときをお楽しみいただくために開催されるものです。
「最高の音楽を全員で」を部訓として、部員全員で高みを目指す吹奏楽部は3年生引退後の部員数が81名となり、これまでに比べてやや少なめだなと感じる状況でしたが、それでも本校の数ある部活動の中では断トツで最も多い部員数を誇る学校のトップリーダー的な存在となっています。
今年度は、部員たちにとって共通の目標である西関東や全国の舞台を目指した夏のコンクールに並々ならぬ想いを持って臨みましたが、目標の実現にあと一歩届かず悔しい想いの中で3年生の引退を迎えました。部を引き継いだ下級生たちは3年生部員たちの想いを背負い、次こそ西関東の舞台に立つのだと決意を固めて新たなチームをスタートさせました。
そうした想いから、9月以降必死に「美しい音楽」を追求し、12月に行われたアンサンブルコンテストの県大会では、打楽器八重奏が見事に金賞を獲得し西関東の舞台へ、そして金管八重奏が銀賞を獲得する成果を上げました。
部員たちは、音楽に対しては常に真剣ですが、普段は底抜けに明るく元気であり、同時に謙虚で礼儀正しく真面目な生徒たちです。そうした人物としての素晴らしさが部員たちの音楽に向き合うレベルの高さを支え、同時にプライドとなっているのだと強く感じます。
コンサートは二部構成で、第一部は部員全員によるコンクールさながらの演奏から始まりました。オープニングを飾った行進曲「希望の星」は行進曲の名のとおりトランペットの音色が光る明るくリズミカルな曲調で、思わず動き出したくなるような元気が出る演奏でした。続く2曲目は誰もが一度は聞いたことがあるジブリ作品の挿入曲のメドレーで、豪快なシンバルの音とともに始まり、ホルンの合奏、ユーフォニアム、ピアノのソロなど各楽器が奏でる音にフォーカスしたスローで雄大な構成となりました。目をつぶると思わず映画の1シーンが瞼の裏に蘇り、劇場で物語を見ているかのような錯覚すら感じる見事な演奏でした。
その後、本校吹奏楽部が本年度から取り組んでいる次世代演奏家の育成事業であるスマイルブラスアカデミーの発表がありました。このアカデミーは、ブラスバンドに興味のある小学生たちを学校に招き、部員たちとともに音楽の楽しさを味わいながら演奏スキルの向上を目指す取り組みで、今回は9名の小学生が部員とともにステージに立ちました。こうした取組は本校のいくつかの部活動が実施する「地域とともに成長を目指す」ことを目的とした取組の一つでもあり、「カエルの唄」などの曲を部員たちと一緒に奏で、華々しくステージデビューを飾った小学生たちに会場からは喝采の拍手が送られました。この中から近い将来、本校吹奏楽部を支える存在が現れてくれることを願って止みません。
その後、県アンサンブルコンテストに出場した金管チームと打楽器チームの発表がありました。金管チームの演目は「軌道共鳴」で、天体の動きや宇宙の大きさを表現し、トランペットの高音の細かな音の連続にチューバのゆったりとした低音が見事なアンサンブルとなっていました。一方の打楽器チームの演目は「打楽器アンサンブルのための協奏曲」で、4場面から構成され、演奏人数をはるかに超える数々の楽器を入れ替わりながら奏で、バランスを取りながら音を操る姿が印象的でした。複数の木琴や鉄筋を高速で叩くシンクロしたバチさばきはまさに神業で思わず見とれてしまうほどでした。
第一部の最後は1月の冬季演奏会で発表する曲で、部員全員で演奏する交響曲「ローマの祭り」でした。古代ローマの時代から現代に至るまでの時代背景を踏まえたローマの祭りの移り変わりを表現する音楽で、重厚な演奏の中で3人のトランペットがフォーカスされたり、ワルツのような優雅な曲調から目まぐるしく変わってゆく音の変化に演奏スキルの高さとこれまでの練習の積み重ねを感じました。
第二部は、これまでポップスステージと称し、流行りの曲や戦隊ものの寸劇が慣例でしたが、今年は2年生実行委員たちの発案で演出を一新し、年末のお茶の間の風物詩である某テレビ局の某番組に因んで「紅白曲合戦」なる企画が繰り広げられました。部員が白組と紅組に分かれ、3曲ずつを交互に披露して会場の皆さんの投票で勝敗を決するという演出で、紅組は人気ゲームがそのまま飛び出したスーパーマリオブラザース、We are the World、オブラディ・オブラダを披露しました。対する白組は若者たちが没入するSNSやエンタメの世界から超バズリコレクションと題して曲とダンスを披露、続いてOver the Rainbow、ザ・テンプターの3曲となりました。それぞれの曲での演出にあわせて色とりどりのサイリウムが振られるなど会場は大盛り上がりを見せ、心を癒される楽しいひとときとなりました。結果は日本野鳥の会のメンバーに扮した部員のカウントにより、僅差で紅組が勝利を飾って新たな吹奏楽部の歴史を刻みました。
エンディングは部員全員での演奏となり、保護者世代には懐かしいカーペンターズ・フォーエバー、クリスマスイベントに相応しいホワイトクリスマス、最後は吹奏楽部十八番の宝島で会場が一つになって盛り上がったところでフィナーレを迎えました。
喝采の拍手で全公演が終わったのち、本日のステージに酔いしれたのか、もっと部員たちの奏でる音楽が聴きたいと感じたのか、いつまでも会場の観客たちの拍手が鳴りやまぬばかりか徐々に大きさを増し、アンコールを願う大喝采となりました。見かねてマイクを持った顧問が「申し訳ありません、アンコールは用意しておりません」と深々と頭を下げた次の瞬間、顧問の岡田教諭が現れ、部員たちの前に立って力強く指揮棒を振ると、部員全員が嬉しそうに十八番の宝島をもう一度演奏するという粋な計らいをしてくれました。このアンコールには部員たちも感激していたようで、自分たちの音楽がご来場いただいた方々の心に響き、ご満足いただけたのだと感じることができたのだと思います。
こうして部員たちが一途に音楽に向き合い、夢の実現に向かって青春の日々を送ることができるのも、日頃から本校吹奏楽部の活動に対して格別のご理解とご協力を賜るとともに、強力なご支援をいただいている保護者の皆さまや応援してくださる関係の皆さまのおかげであると常々感じています。また、本日は県内の中学生演奏家の皆さんや他校の吹奏楽部員の皆さん、そして地域の方々など、たくさんの方々にご来場いただくことができたのも、部員たちが日頃から真摯に音楽に向き合い、直向きに目標である「最高の音楽を全員で」の実現を追求しているからこそであるとも感じています。
こうして皆さまからいただいた想いを胸に、吹奏楽部員たちはこれまで以上に鍛錬を重ね、必ずや西関東、そして全国の舞台へと駆け上がっていってくれるものと信じております。日頃の皆さまのご厚情に心より感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!
「真の挑戦」とは…(第2学期終業式)
本日12月24日(水)、期待されたホワイトクリスマスとはならず、朝から生憎の冷たい雨が降る寒い1日となりました。イオンレイクタウン界隈をはじめ巷では色鮮やかなイルミネーションが街を彩り、見るものすべてがクリスマスムード一色に包まれる中、本校では第2学期最終日を迎え、体育館に全校生徒を集めて終業式を実施しました。
学校社会では、2学期は期間が最も長く1年間の中心的な学期であり、本校においても文化祭や修学旅行などの大きな学校行事に加え、各部活動の新人大会などの大会が盛んに行われ、それぞれが情熱を注ぐ舞台で成果を上げ、笑顔とともに輝く生徒たちの姿をたくさん見ることができました。
本校の生徒たちを見ていると、本当に真面目で素直な生徒が多いと感じます。例えば、廊下ですれ違ったり、授業を見に行くと私が教室に入った途端すぐに明るく爽やかな笑顔で挨拶してくれる姿がありますが、ひとたび授業が始まれば一気に教室の雰囲気が変わり、真剣な眼差しで教師を見つめ「話を目で聴く」生徒たちの姿があります。この「人の話を目で聴く」ことは、物事に対する集中力、執着力の表れであり、学びの質の高さをはかるには欠かせないバロメーターで、本校生徒たちの学びに対する姿勢の質の高さを感じます。これはどの学校の生徒にもできることではないことであり、越南生の持つ特に素晴らしい資質の一つであると強く感じます。
一方で放課後になれば、校内の至るところで賑やかな声とともに活発に部活動に勤しむ姿があります。本校生徒の部活動加入率は93%であり、これも他校ではなかなか実現できない驚異的な姿であると言えます。しかも、その取組は学習活動以上に熱を帯び、生徒一人一人が見せるその姿は常に真剣そのものであるのも大きな特徴です。
ことさら感じるのは、生徒たちの多くは指導者である顧問を信頼し、指導者から受ける様々な助言を素直な気持ちで受け入れ、純粋な思考で目標の実現にトライしていることです。部活動に関わらずどのような場面でも、「他者の言うことを素直に受け入れる力」は、他者に認められ、成長や成功に近づくために最も重要なスキルであると言えます。
とりわけ高校生年代ともなると、ある程度身についた知識や技術、積み重ねてきた経験と自負、心身の発達に伴う精神的自立などから自我が強くなり、指導者の助言を素直に受け入れられなかったり、時には反発したりする姿が見られるものですが、本校生徒たちからは、そのような姿を見ることはほとんどありません。こうした素直で実直な姿勢が生徒たちの成長を加速させ、効率よく高みへと導いているのだと強く感じます。こうした「素直さ」や「実直さ」「謙虚さ」は多くの越南生が持つ共通のスキルであり、「南の風」を支える生徒の重要なマインドであると強く感じます。
こうした生徒たちの姿勢を見ると、これまで如何に保護者の皆さまが真摯にお子様に向き合い、厳しくも愛情豊かな教育をされてこられたのかを感じずにはいられません。本校の教育諸活動の安定と躍進は、保護者の皆さまに支えられていると改めて痛感するとともに、心より感謝と敬意を申し上げる次第でございます。
そんな生徒たちに向けて、終業式の講話では「真の挑戦とは」というテーマで、学生時代をアメリカで過ごし、現在日本で少年スポーツチームを運営しているある指導者の体験談を通じて、全力で挑戦するための考え方や挑戦することに対するリスクマネジメントの在り方について一緒に考えてみました。
アメリカの学生スポーツ界では、そもそも「文武両道」という言葉も考え方も存在せず、学習面で十分な成果を上げることができて初めてスポーツをすることができるという考え方が定着しており、夢の実現に向かって思い切って挑戦するために、挑戦が失敗に終わることを想定に入れた上で、例え失敗したとしても自分を守れるだけのスキルを身に付けることを優先して力を注ぐという考え方が多くのアスリートたちに定着しているという内容です。
これは、自分のキャリアを形成する上で、リスクマネジメントを担保することで、本来挑戦したいと考えている取組に対して、不安なく全力で挑戦することができる環境を手に入れるための必要条件であるという考え方です。
本校には、高いレベルでの文武両道の実現を目指す生徒たちにとって心の拠り所となる「自走」と「南の風」という2つの合言葉があります。この言葉は、本校生徒たちが必死になって夢の実現に挑戦する姿を現す端的でとても素晴らしい考え方であり言葉であると感じています。そしてまた、多くの生徒たちが「自走」と「南の風」を実直に体現し、着実に自身の夢に近づいているとも感じています。
しかし、一方で生徒個々に目を向けてみると「文」と「武」のバランスが崩れ、どちらかに軸足が大きく傾き、これによって全力で不安なく夢に挑戦することが難しくなっている生徒が散見されるようにも感じています。これは、生徒自身にとっても学校にとっても大きな損失であり、「文武両道」で高みを目指す本校生徒たちにとっては、初心に帰って目を向けるべき課題の一つではないかと感じています。
だからこそ、年末年始を迎え、今年1年を振り返り、新たな目標や決意を固めるのに当たり、全力で夢の実現に挑むために、多くの生徒たちにとって共通した不安材料である「失敗しても自分を守れる手段」、すなわち「勉学」に対しても、得手・不得手や好き・嫌いの隔てなく、「自分の人生を守る術」であると肝に銘じて、目を逸らすことなく一層のスキルアップを目指すとともに、愚直に「自走」し、将来に不安のない「揺るぎない自分」を手に入れることが本来目指すべき「真の挑戦」の姿なのだと伝えました。
3学期の始業式の朝、元気に登校する生徒たちの顔が、晴れやかな笑顔とともに新たな決意に満ち溢れていることを願って2026年を迎えたいと思います。
筆末となりますが、保護者の皆さまにおかれましては、日ごろから本校の教育諸活動に対しまして格別のご理解、ご協力、そしてご支援を賜り、心より深く感謝申し上げます。生徒たちが本校での高校生活を謳歌し、様々な場面で成果を上げたり素敵な笑顔が見られるのも、偏に保護者やご家族の皆さまが、生徒たちにあたたかく寄り添うとともに、本校の教育活動を力強く後押ししていただいているお陰であると強く感じています。
今年1年の皆さまのご厚情に改めて感謝申し上げますとともに、来年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆さまにとって2026年が良い年となりますことを心よりご祈念申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
積み重ねの先で掴んだ眩しい輝き(表彰式・壮行会)
本日12月23日(火)本校体育館において学期末の表彰式と壮行会を実施しました。
今回は、2学期に行われた大会や発表会等で優秀な成果を収めた生徒、長距離大会や球技大会などの学校行事で上位入賞を果たした生徒やクラスが表彰対象となり、多数の生徒たちが登壇して全校生徒からその成果を讃えられました。
去る11月20日(木)に実施した前回の表彰式・壮行会から僅か1か月余りの期間で、多くの部活動や生徒が表彰を受けるに値する成果を上げることができたのはとても驚異的なことであり、高いレベルでの文武両道の実現を目指す本校生徒たちにとって、まさに「模範」となる姿なのだと感じます。
こうして全校生徒たちとともに「南の風」の仲間の活躍を讃えることができるのは、本校生徒たちが如何に日頃から高い意識をもって努力と鍛錬を積み重ねているのかということの証であると感じます。日頃から一般的な高校生たちが経験するのであろう大切な何かを犠牲にして、それぞれが目指す夢の実現のためだけにこだわりを持って一途に高みを目指し続けているのだからこそ、そうした取組の中で得られた成果は全校生徒みんなで共有し、喜び合い讃え合うのは当然のことであると考えています。
そして、南の風の仲間たちからの称賛と激励を新たな刺激と活力に変えて、更なる高みへと向かってほしいとも感じています。南の風を標榜する皆さんなら、きっとそうした質の高い「切磋琢磨」の環境と精神を共有することができるはずです。これに留まることなく、今後の更なる飛躍を期待しています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
※本日表彰・登壇した生徒は以下のとおりとなっています。
【表彰式】
1 男子ハンドボール部
令和7年度埼玉県高等学校新人大会 第4位、同優秀選手賞 田中琥次郎(2年)
2 女子ハンドボール部
令和7年度埼玉県高等学校新人大会 第5位
3 サッカー部
第70回越谷市民大会 優勝
4 写真部
後藤匡平(1年) 第44回川の写真コンテスト「川カシャ!2025」 銀賞
5 吹奏楽部
打楽器八重奏 第49回埼玉県アンサンブルコンテスト 金賞
※第31回西関東アンサンブルコンテスト出場決定
金管八重奏 同 銀賞
6 書道部
五月女小春(2年) 第46回埼玉県高等学校書道展覧会 最優秀賞
※令和8年度全国高等学校総合文化祭あきた総文2026出展決定
8 外国語科
伊藤優近(1年) 第60回英作文コンテスト 第5位
能代川雪奈(3年) 同 奨励賞
9 長距離大会(学校行事)
男子第1位 直井琥太郎(1年)
男子第2位 菊地涼世(1年)
男子第3位 石神蒼太(3年)
女子第1位 前島美桜(2年)
女子第2位 荘野友里愛(3年)
女子第3位 内山わか菜(2年)
10 球技大会(学校行事)※省略
【壮行会】
1 吹奏楽部 第31回西関東アンサンブルコンテスト出場
打楽器八重賞(荒井夏希(2年)、原美月(2年)、小林陽琉(2年)、遠藤咲希(2年)、高岡奏良(1年)、武井菜緒(1年)、杉本聖名(1年)、若林凛緒(1年))
2 写真部 第32回関東地区高等学校写真展東京大会出展
パスマイカ(3年)、浜田琉海(2年)
3 二見勇太(2年) 海外留学(マレーシア)
学期末、年の瀬の慌ただしさの中で
昨日12月18日(木)で期末考査の答案返却もすべて終わり、第2学期もいよいよ学期末を迎えることとなりました。12月に入り第2学年の修学旅行(長崎方面)、期末考査、球技大会と目まぐるしく行事が行われてきましたが、本日以降も学期末の行事が目白押しとなっており、生徒たちも私たち教職員も慌ただしく過ごす中で一つの区切りとしての学期の終わりを肌で感じているところです。
昨日は、答案返却の後に3年生を体育館に集めて予餞会を実施しました。昨年度までは家庭研修期間に突入する直前の1月末に実施していましたが、一般受験に向かう生徒たちにとっては1月末はまさに今後の人生を占う受験対策の真っ只中であり、合格を手にするための最後の追い込み期であるため、受験に集中してベストな状態で自己実現に挑戦できるよう、本年度から実施時期を繰り上げて年内実施とすることといたしました。
これに伴い、通常の予餞会では下級生が卒業生への感謝の意を伝え、卒業へのはなむけとするのが慣例となっていますが、今回はこれに加えて受験に向かう3年生たちの心願成就を祈念するエールを込めた下級生からの想いを伝えることを目的としました。会場では、各部活動の下級生たちが3年生への応援の意を込めて工夫を凝らしたパフォーマンスを披露するとともに、3年生の教室前の廊下には、下級生たちが思いおもいに熱いメッセージを描いた模造紙大の応援ポスターが教室の窓を覆うように一面に掲示されています。3年生たちも、そうした下級生の想いをしっかりと受け止めていたようで、受験への挑戦に向かう背中を力強く押してもらえたのだと感じました。
下級生の皆さん、心のこもったパフォーマンスやメッセージなど、3年生に対する皆さんの熱い想いを私自身もしっかりと感じることができました。本当にありがとう。
本日12月19日(金)は、人権教育が行われました。今年度は過去に起こり未だ未解決とされる拉致被害をテーマとした学習活動を行い、守られるべき人の権利とは何かについて考える機会を持ちました。その後はLHRとなり各学年で進路等に関する学年行事が行われました。
今後は、22日(月)に非行防止教室や学校評価アンケートなどを実施します。23日(火)には今年最後の大掃除で1年間の埃を落とし、その後は表彰式&壮行会、学年集会等を予定しています。そして24日(水)にはいよいよ第2学期の終業式を迎え、2025年の教育活動を締めくくることとなります。
生徒たちには、慌ただしく進むこの師走の日常の中で、時の流れに身を任せるのではなく、学期末に取り組む活動一つひとつの意味や意義を嚙みしめながら、今年1年をじっくりと振り返ってほしいと願います。良いこともそうでないこともたくさんあった1年間の自分にしっかりと正対して向き合いながら、2026年の新たな年を迎える心の準備を始め、締めくくりに相応しい有意義な年末を迎えてほしいと願います。
保護者の皆さまにおかれましては、これまでの日常のご支援に深く感謝申し上げますとともに、こうした機会を捉えて、お子さまとの対話を深めていただければ幸甚に存じます。2学期終了まで、今しばらくご協力いただけますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
今日の自分を超えて行け!(2年生外国語科英語劇「Matilda」校内公演)
本日12月16日(火)第4時限目の授業を活用して本校体育館にて外国語科2年生の生徒たちがクラス全員で挑戦した英語劇「Matilda」の校内公演会が行われました。体育館には1年生から3年生まで150名前後の生徒が集まり、外国語科生徒たちのチャレンジを見守りました。
この「Matilda」という演目は、主人公である天才少女のマチルダが娘の教育に興味の薄い両親、学校でのマチルダの友人たちや個性あふれる先生たちとの人間模様を描いた作品で、全体のストーリーを8つのシーンに分け、それぞれのシーンで登場する人物の配役とナレーションをクラス全員で分担して演じるものです。
ストーリーを8つの短いシーンに分けたことで、主役のマチルダをはじめ、ほとんどの登場人物をシーンごとに変わりながら複数の生徒が演じる構成となっており、同じ役柄でも別の生徒が演じることで、その役柄の人物が醸し出す場の雰囲気や人柄に違いが見られ、とても興味深く鑑賞することができました。
また、天才的な才能を発揮するマチルダとその友人たちが見せる子供らしい悪戯や、陰の主役とも言える気性が激しく高圧的で悪名高い校長のトランチブル先生が生徒たちを力ずくで振り回して投げ飛ばすシーンを人形を使って演じるなど、一部コミカルな演出が会場全体に笑いを誘い、全編英語オンリーで進行する緊張感たっぷりの劇の中で、とても心温まるアクセントになっていました。
本日演者となった生徒たちは、これまでDD(ディベート・ディスカッション)の授業時間を活用してALTや英語科教師の指導を受けながら稽古を積み重ねてきており、11月の授業観察時にその練習の様子を見学した時には決して高いクオリティーではありませんでした。当時は、多くの生徒が役柄になり切ることはおろかオープンマインドで発声することもままならない状況でしたが、本日はどの生徒たちもステージ上で自分の役になり切り、見違えるように堂々と演じていたのが印象的で、クラス全員でカバーしながら一つの作品を演じきった皆さんの姿は、とても心に響くものがありました。そして、英語の不得手な私には、個性あふれる役柄にそれぞれが真摯に向き合う皆さんの姿がとても大きく見えました。
私は、自分の経験上、英語力は知識や活舌ではなく羞恥心や劣等感との戦いだと考えています。どうしても上手な生徒や外国の方の前では自分の英語力に自信を持って話すことができず、ついつい引っ込み思案になってしまうことが、私を含めて多くの日本人が英語力を上達することができない最も大きな要因であると捉えています。
だからこそ、こうした英語劇などを通して、人前で堂々と英語で表現する必然的な機会を持てたことは、発声や発音の上手下手に関わらず、自己表現に挑戦するという意味で外国語科すべての生徒にとってとても貴重な経験となったはずです。
これからの我が国は、インバウンドが増加し、身近な場面で外国の方々と接する機会が急激に増加していくはずです。外国の方々との共存共生が避けられない未来を生きる皆さんには、例えブロークンであっても、多少文法的に自信が持てなくても、臆することなく英語を活用した表現に挑戦し、外国の方々と対等な立場でコミュニケーションできる力を身に付けてほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、外国語科!
更なる高みへ、全国総文祭・関東地区高校写真展の舞台に(写真部)
先月行われた埼玉県高等学校写真展については、既に本ブログ10月8日版でお伝えしましたが、過日、埼玉県高等学校写真連盟において令和8年2月に東京都にて行われる第32回関東地区高等学校写真展東京大会(以下、関東大会)及び令和8年7月に秋田県秋田市にて行われる第50回全国高等学校総合文化祭あきた総文2026写真の部(以下、全国総文祭)に出展する埼玉県代表作品の選考会議が行われ、両大会への出展を推薦する候補作品が決定しました。
この選考会議の対象となる作品は、埼玉県高等学校写真展の6月展と11月展に出展した作品で、各展示会での評価を参考に、改めて県代表となる作品を選考するもので、本県の代表作品として全国総文祭に10作品(+補欠2作品)、関東大会に20作品(全国総文祭出展作品は対象外)を選ぶものです。なお、現3年生の作品は残念ながら来春には高校を卒業することが見込まれるため来夏の全国総文祭への出展権利はなく、最高位である最優秀賞受賞作品であっても関東大会のみが選考の対象大会となります。
本校生徒の作品としては、6月展で浜田琉海さん(2年)の作品「TRÄUMELAND」が優秀賞、矢島史悠君(3年)の作品「明暗な一足」が奨励賞を獲得し、11月展では、パスマイカさん(3年)の作品「揺れる心、揺れない心」が最優秀賞、臼倉優姫さん(2年)の作品「帰りを待つ」と岡本莉空君(1年)の作品「灰色の巨人」が優良賞を受賞していました。
その中で、11月展で全出展作品の中で最高位となる最優秀賞を獲得したパスマイカさん(3年)の作品「揺れる心、揺れない心」が各委員の皆さまからの高い評価をいただき、順当に本県代表作品として選ばれました。ただ、パスさんが現在3年生であるため来夏の全国総文祭ではなく、来年2月に都内で開催される関東大会に本県代表作品として出展されることとなりました。
また、全国総文祭の本県代表作品の選考では、11月展で優良賞を獲得していた岡本莉空君(1年)の作品「灰色の巨人」が見事に本県代表作品に選ばれました。岡本君は、入部直後に撮影した作品だったようで、無垢な感性でシャッターを切ったことが功を奏した形となりました。初出展でこうした成果を手にしたことはまさに快挙と言えますが、これを機に貪欲に知識や技術を学びながらスキルを磨いて更なる飛躍を果たしてほしいと願います。
更に、全国総文祭の本県代表作品10点の次点作品(補欠2作品)に6月展で優秀賞を獲得していた浜田琉海さん(2年)の作品「TRÄUMELAND」が選ばれました。
写真の世界では、被写体が人物であったり商標登録であるなど侵害してはならない権利などを有する場合、大会などに出展するためにはその都度被写体となった方などに承諾や許可を受ける必要があり、上位大会であればあるほど多くの人の目に触れる機会が増えることから慎重かつ段階的な手続きが必要となるのが写真の難しいところでもあります。そうした事情がありつつも、一方では全国総文祭への本県代表作品出展数が決まっているため、候補となった作品が何らかの事情で出展できなくなった場合に備える意味で補欠作品が事前に選ばれることとなっていました。
結果的には既に候補として選ばれた作品の中で出展を辞退する作品が出なかったため、残念ながら浜田さんの作品は全国総文祭への切符を手にすることが叶いませんでした。この結果、浜田さんの作品は、パスさんの作品とともに2月の関東大会に埼玉県代表作品として出展することとなりました。あと一歩のところで全国総文祭への出展を逃した悔しさは残りますが、それでも次点の候補作品に選ばれたということは、既に全国総文祭に出展する作品として遜色がないと評価していただいた証であると言えます。無念ではありますが、浜田さんには堂々と胸を張って関東の舞台に臨んでほしいと願います。
いずれにしても、本年度はパスさんが本県高校生写真家の頂点となる最優秀賞を獲得するとともに、全国総文祭と関東大会の上位大会に本校生徒の作品が本県代表作品として選ばれ出展することが決まりました。以前もお伝えしましたが、写真部員の多くは生徒会と兼部しながら高校生活を主体的に過ごし、文武両面においてプライドを持って取り組んでいる生徒たちがたくさん在籍しています。ここ数年、全国や関東などのハイレベルなステージへの出展が続いており、写真強豪校への階段を着実に登っていますが、同時に、こうして他者からいただく高い評価が部員たちの自己肯定感を高め、写真家としての自覚と誇りを持った大人へと成長させてくれているのだと感じます。
写真部員の皆さんには、全国総文祭や関東大会などの夢の舞台のきらびやかな景色の中で輝きながら飛躍を遂げていくライバルが身近にいるのだからこそ、仲間同士で切磋琢磨して、お互いに刺激し合いながら更なる高みを目指してほしいと願います。
頑張れ、越南生、頑張れ、写真部!
本県代表となった3名の作品は以下のとおりです。
○第50回全国高等学校総合文化祭あきた総文2026埼玉県代表作品
岡本莉空(1年)「灰色の巨人」
○第32回関東地区高等学校写真展東京大会埼玉県代表作品
パスマイカ(3年)「揺れる心、揺れない心」
浜田琉海(2年)「TRÄUMELAND」
「南の風」が君を待っている(第5回学校説明会)
本日12月12日(金)の夕刻、本校生徒ホールにて今年度最後の学校説明会を開催しました。朝から日差しには恵まれたものの気温は上がらず、肌を刺すような冷たい北風が吹き荒ぶ中、また、午後には突然公共交通機関に大幅な乱れが発生して混乱をきたす中、100組を超える皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。
本日ご説明させていただいた内容はこれまで実施した学校説明会と変わりありませんが、参加された皆さんにとっては、説明内容を受け止める状況が大きく変わってきたのだと感じています。現在の中学3年生にとっては、いよいよ来月に迫った出願に向け、自身の青春の日々を託す高校選びは、まさに佳境を迎えたと言っていいのではないでしょうか。
こうした状況に配慮して、遅れて到着されたことで聞き漏らしがあった方には、説明会終了後改めてご説明の場を設けて内容をご確認いただくなど、疑問や不明な点はすべてクリアにしてお帰りいただきました。更には、全体会終了後に個別相談ブースを設け、それぞれの疑問点にお答えさせていただきました。
冒頭の校長挨拶では、高校生にとって最も大切なものは同じ価値観や目標、思考を持った「仲間」であるとお話ししました。充実した施設設備や近代化が進んだ環境はとても魅力的ではありますが、どんなに素晴らしい環境があっても、同じ価値観をもってともに過ごす仲間が居なければ、自分一人で自己実現に挑戦することには大きな困難があります。刺激し合い切磋琢磨する仲間がいるからこそ、成長が加速されるのです。
本校は、「文武両道」を実現したいという志を持った仲間たちで溢れています。教室を見渡せば、それぞれの趣向に合わせた活動に熱中し、一途に高みを目指す「南の風」ばかりです。そして、そうした環境に身を置けば、君たちにも自然と「南の風」のマインドが宿るはずです。本校の一番の魅力は此処にあるのです。
国の主導で画一的な教育プログラムを展開する義務教育と異なり、高校は各学校によって目指す学校像、在籍生徒や保護者のニーズなど各校の特徴や地域の特色を生かした独自の教育活動が行われています。これは、学校によって提供される学びの内容が異なるということであり、言い換えれば、自分が納得できる学校を選ばなければ、皆さんが求める学びを享受することができない可能性があるということでもあります。
だからこそ、皆さんは今、自分の未来を想像し、青春の時を賭ける大切な高校選びに思い悩んでいるのだと拝察します。
でも、大丈夫です。皆さんが来春以降「南の風」の仲間になってくれるのなら、本校は、必ず皆さんにとって満足できる高校3年間を提供できるはずです。そして、皆さん自身も輝く高校生活を手にすることができるはずです。
恐らく、いつまでも心の中の葛藤は尽きないのだと思います。しかし、葛藤しているうちは前に進むことはできません。自分の人生を切り拓くためには「決断力」が必要なのです。
そして、今、まさに皆さんは「決断の時」を迎えているのです。何を最優先として決断するのかは皆さんしだいですが、本校は、どんな人にとっても「有意義だ」と思えるような学びの環境を用意して、皆さんをお待ちしています。
さあ、決断の時。あなたも「南の風」の力を感じてみませんか?
頑張れ、中3生!頑張れ、未来の「南の風」たち!
旅の終わりに(2年生修学旅行)
本日12月9日(火)楽しかった修学旅行も最終日を迎えました。本日は午前中クラス別に体験活動をし、その後来年に迫った受験の成功を祈念するために太宰府天満宮にお参りに行きました。
体験活動では、九十九島でのシーカヤックやヨットの乗船、有田での焼き物づくり、柳川での川下り、博多での明太子づくりに挑戦しました。どの体験も笑顔が溢れ楽しそうに取り組んでいた姿が印象的でした。
空港に向かうバスでは夢のような旅の終わりを名残惜しむ言葉が聞かれ、生徒たちにとって有意義な旅になったのだと感じました。
現在は手荷物検査も済ませ、搭乗を待っている状況です。間もなく2便に分乗して羽田空港に向かいます。もうしばらく夢の続きを見させたいと思います。
この旅をご提供いただいた保護者の皆さま、誠にありがとうございました。
ハウステンボスを満喫(2年生修学旅行)
本日12月8日(月)、2年生の修学旅行は3日目を迎え、いよいよ後半となりました。本日の様子につきましては、後ほど越南ブログやインスタグラムに掲載いたしますが、先んじて少しだけご報告をいたします。
本日は長崎県最大のテーマパーク、イルミネーションが美しいと評判のハウステンボスでの終日班別行動となりました。
生徒たちは朝からとても楽しみにしていたようで、時間を無駄にせずに今日の一日をどのように過ごすのか、事前にしっかりとリサーチしていたようでした。パーク内で出会う生徒たちは、とても楽しそうに様々なアトラクションに挑戦したり、思いおもいに写真を撮るなどハウステンボスを満喫していました。
早いもので、明日は3泊4日の修学旅行も最終日となり、もう帰県する日となりました。私からは、本日の一場面、入園時に撮影したクラス写真を掲載いたします。
※カメラマンさんが撮影した写真は本撮影者より高い場所から撮影しており、風車などオランダの街並が背景となっています。
九州上陸(第2学年修学旅行)
本日12月6日(土)より3泊4日の九州長崎への旅、第2学年の修学旅行が始まりました。早朝の集合だったので、多くの生徒が始発電車での移動となったにもかかわらず、生徒たちは笑顔で元気に羽田空港第2ターミナルに集合しました。
体調不良により急遽当日欠席となった生徒が2名でましたが、他は全員が予定時刻に集合し、先発組は定刻どおり8時30分に羽田空港を出発しました。9時出発予定だった後発組は機材トラブルにより搭乗する飛行機の入れ替えがあったため、約1時間の遅延となりましたが、なんとか無事に出発することができました。
生徒たちは初めて飛行機に搭乗する生徒も多く、手荷物検査やチェックインなど、添乗員やグランドスタッフの助けを借りながらも、無事に対応することができ、新たな社会経験を積むことができたようです。
離陸の瞬間には、お決まりの黄色い歓声が機内に響き、同乗された一般のお客さまにご迷惑をおかけする場面もありましたが、一方で高校生の修学旅行らしく、ほのぼのとした気持ちになりました。
先発組は予定どおり福岡空港に到着し、九州上陸。いよいよ九州の旅が始まりました。後発組も予定より1時間遅れで無事に福岡空港に到着しました。本日は福岡県筑前町の大刀洗平和記念館と長崎市の平和公園での平和学習となります。
本日から始まる4日間にワクワクドキドキが止まらない様子ですが、生徒たちにとっては何事にも代えがたい貴重な4日間となるはずです。
楽しい思い出とともに笑顔で帰って来られるよう、教職員一同しっかり対応してまいります。
なお、今後の現地での様子は可能な限り越南ブログやインスタグラムに掲載してまいりますので、保護者の皆さまにおかれましては、そちらをご確認ください。よろしくお願いいたします。
《追伸》本日のクラス集合写真を掲載します。(平和公園にて)
3年連続で全国の舞台へ(埼玉県高等学校書道展)
本日11月29日(土)北浦和の県立近代美術館にて開催されている第64回埼玉県高等学校書道展を見に行ってきました。
この展覧会は、第42回埼玉県高等学校総合文化祭と来夏に秋田県で開催される第50回全国高等学校総合文化祭2026あきた総文(文化部のインターハイ)に出展する埼玉県代表作品の選考会を兼ねており、全国の高校生書道家たちにとっては、日頃の鍛錬の成果を競う集大成的な展覧会であり、数ある展覧会の内でも最も思い入れの強い展覧会となっています。
本年度の展覧会には、県内107校の高校生書道家たちが授業や部活動で制作した漢字、仮名、漢字仮名交じりの臨書、篆刻(てんこく)、刻字に加え、創作作品など計773点の作品が出展され、すべての作品の中から専門家の厳正な審査を経て優秀であると認められた作品が表彰されるとともに、最も優秀であるとの評価を受けた14点の作品が来夏の全国総文祭に出展する埼玉県代表作品に選ばれることとなっています。
本校書道部は、ここ12年間で7度、近年では一昨年の滋賀大会、昨年の香川大会と2年連続で全国大会(全国総文祭)に出展しており、今年度は3年連続の全国大会出展を目指して2年生の精鋭8名が一筆に魂を込めた渾身の作品を出展しました。
高校書道展では、各校の代表作品が展示会場に入ってすぐの場所に展示され、その他の作品は学校ごとにまとまって展示されることになっています。
本校は上下2段組で構成された五月女小春さん(2年)の「李太白憶旧遊詩巻」を代表作品として出展し、見事に3年連続全国大会への切符を獲得しました。
五月女さんの作品は、2段組の構成で一文字のサイズを大きくしたことで、数多の優秀な作品の中にあってインパクトがあり一際目を引く輝きを放っていました。他の作品に比べて文字が大きいため、きっと一文字一文字の止めや払いなど、一筆ごとに大きな緊張感に押しつぶされそうになりながら繊細な神経で書き上げたのではないかと感じる見事な出来栄えでした。
また、このほか鈴木菜々花さん(2年)の「松風閣詩巻」、和田青依さん(2年)の「文徴明」、中村桃子さん(2年)の「九成宮醴泉銘」、大塚朱莉さん(2年)の「李嶠雑詠残巻」、伊藤耀子さん(2年)の「集字聖教序」、齊藤結さん(2年)の「伊都内親王願文」、渡辺優奈さん(2年)の「苕溪詩巻」の7点の作品は、どれも洗練された文字の美しさを感じさせる素晴らしい出来栄えでしたが、惜しくも入選を果たすことはできませんでした。
本校書道部員たちの作品もそうですが、出展されたすべての作品を鑑賞していて感じたのは、同じ書体の同じ文字でも書く人によって個性があり、微妙な違いがあることです。どの作品にもそれぞれに美しさがあり、観るものを引き付ける魅力が感じられますが、大前提として作品の大半は過去の偉人とも言える書の大家が書いたとされる文字の模写であることを考えれば、細かなディテールに拘った筆遣いや字体の再現性が評価のポイントであったような気がします。故人が書いた文字の筆遣いを忠実に再現しながら、その中に自分の個性を融合させて表現できた作品が全国への扉を開いたのではないかと感じました。
漢字やかなは、私たち自身も日常生活の中で数え切れないほど書いてきた馴染みの深いツールです。そうした生活の一部である身近な題材で、如何に美を表現し人の心を動かすことができるか、書道とは本当に奥の深い芸術なのだとつくづく感じました。
先週同じ会場で開催された高校美術展では、本校美術部の星野汐里さん(2年)の作品が僅か1票の差で全国総文祭を逃す悔しい結果となりましたが、同じ芸術系部活動である書道部の五月女さんが見事にリベンジを果たし、全国への切符を手にしてくれました。
五月女さんには、来夏の全国総文祭2026あきた総文までは約8ヶ月の月日がありますが、今後もこれまで以上に精進を積み重ね、全国の舞台で目にするハイレベルな景色を眼と心にしっかりと焼き付けるとともに、全国の猛者たちとの交流会の場でたくさんの刺激を受けて成長して帰ってきてほしいと願います。そして、その刺激を持ち帰って、部の仲間たちや南の風の仲間たちと分かち合いながら、学校全体に刺激を還元してほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、書道部!
全国まで僅か1票の涙(埼玉県高等学校美術展)
本日11月22日(土)、北浦和の近代美術館にて行われている第68回埼玉県高等学校美術展に行ってきました。
この展覧会は、県内高校生美術家たちにとって1年間の活動の集大成となる渾身の作品を出展し、その出来栄えを競う最も思い入れの強い展覧会であるとともに、来夏に秋田県で行われる第68回全国高等学校総合文化祭に出展する埼玉県代表作品を決定する選考会を兼ねており、本展覧会で優秀賞を獲得した作品のうち、平面部門11点、立体部門6点の上位作品が全国総文祭への出展権を獲得する名誉ある展覧会となっています。
本校からは、美術部の精鋭7名(2年生4名、1年生3名)が1年近い年月をかけて描き上げた力作を出展しました。
美術部の部員たちは、自分の感性に基づいて長い時間をかけて1つの作品を作り上げるという活動の特性から、普段は管理棟3階の美術室に籠ってひたすらキャンバスに向かって制作活動に没頭することが多く、その活動の様子は運動部に比べて派手さがなく、どちらかというと、自分の世界に入って物静かに黙々と取り組んでいるイメージがありますが、実際に部員たちと話してみると、どの部員もとても無邪気で明るく元気な生徒たちばかりで、ONとOFFの切り替えの上手な生徒たちが多いんだなと感じます。
もちろん、ひとたび筆を手にキャンバスに向かえば、その眼差しは真剣そのもので、相手と対峙して勝負に立ち向かう運動部員たちのそれと何ら変わりはありません。そうした意味では、趣味や嗜好は異なるものの、自分の個性を生かした活動の中で直向きに高みを目指す姿は、まさに高校生として最高の輝きを放つ純粋な姿であると感じます。
また、どちらかというと人の目に触れる機会が少ないため、なかなかその凄さ、素晴らしさが伝わりにくい部分がありますが、1本の筆で繊細に描かれた作品には、作者の感性と創造力が無限に詰め込まれており、作品を通じて自分なりの「美」を力強く語りかけているのだと思います。
故に、どの作品からも作者が何を感じたのか、何を伝えたいのかが伝わってくる作品ばかりで、そのメッセージが強い作品ほど高い評価を受けるのだと感じます。こうして、観る者の心に訴え、感情を揺さぶることができるのは、スポーツだけではなく、音楽や書道と同様に美術作品もまた、人の心を動かす素晴らしい力を持っているのだと思います。
本校部員たちの作品は、それぞれモチーフこそ異なりますが、7作品どの作品も作者の心に刻まれたワンシーンを丁寧に描いたもので、光と影のコントラストや遠近の構図を上手に描き、今にも動き出しそうな素晴らしい出来栄えの作品ばかりでした。
その中で、部長の星野汐里さん(2年)の作品「幼年期の追憶」は、幼いころ、暑い夏の日に通りかかった商店の店先に並んだ清涼飲料水の涼し気な風景を描いたもので、氷水の中で冷やされた美味しそうなサイダーに心を奪われた幼年期の気持ちが伝わる素晴らしい作品でした。特に水の描写が美しく、今にも零れ落ちそうな水の動きが繊細でとても印象的でした。
素人の私でも目に留まったこの作品は、数多ある作品の中で埼玉県教育委員会教育長賞や埼玉県芸術文化祭実行委員会会長賞を含め平面部門で31点しか選ばれない優秀賞を見事に受賞しましたが、その中でもたくさんの審査員の方々から非常に高い評価をいただいており、全国大会出展作品(11点)の最後の1作品を決める最終候補2作品のうちの1つに選ばりており、僅か1票の差で残念ながら県代表作品の栄誉と来夏の全国総文祭秋田行きが叶わなかったのだと聞きました。
県内には芸術を専門とする学科を設置する高校がいくつかあり、そうした学校の生徒たちの作品には高校生離れした凄みがある作品が多数ありますが、そうした学校の生徒の作品に劣らないインパクトのある作品で、星野さんにとっては「あと一歩で全国に行けた」という悔しさを感じたと同時に、県代表となった作品との僅かな差や自身の作品に足りなかったものも素直に感じることができたのだと思います。
僅か1票の差だっただけに、悔しさを感じることに変わりはありませんが、こうした悔しさを経験して人は強く逞しくなっていくのです。日頃から地道に努力を積み重ねてきただけに、無念の気持ちもありますが、同時に本県代表作品の最終候補となったという実績は紛れもない事実であり、多くの専門家たちからいただいた高い評価に自信を深め、堂々と胸を張ってほしいと願います。また、今後の活動では、今回感じた想いを糧に、更なる高みを目指して精進してほしいと願います。そしていつの日か、輝く栄光を手にできる日が来ることを信じています。本校の美術部員たちの作品は、以下のとおりとなっています。
頑張れ、越南生!頑張れ、美術部!
【優秀賞】
「幼年期の追憶」星野汐里(2年)
【出展作品】
「Smile Shot!」島﨑美穂(2年)
「無題」和田悠雅(2年)
「にゃんでもない日」横島朱莉(2年)
「二度と見れない景色」米沢柚花(1年)
「飛来」櫻井優月(1年)
「芽生え」中野里桜(1年)
輝きを放つ生徒たち、秋編(表彰式)
本日11月20日(木)6限のLHRの時間を活用し、全校生徒を体育館に集めて9月以降に行われた様々な大会や発表会などで優秀な成績を収めた生徒たちを対象とした表彰式を行いました。
体育館に全校生徒が集合するのは、文化祭の閉祭式以降約2か月ぶりのことで、集会という意味では1学期終業式も2学期始業式も暑熱対策のためにリモートで実施したため、1学期の表彰式以来5か月ぶりのこととなりました。
コロナ禍以降教育現場では全国的にICTの導入が急速に進み、現在では様々な場面でリモートによる集会が行われるようになりましたが、部活動などに本気で取り組んで成果に繋ぐことができたことによって表彰に値する結果を収められたのであれば、その努力は称賛に値するものであり、可能な限り全校生徒の目の前でその栄誉を称え、表彰し、全校生徒とともに喜びを分かち合うべきなのだと考えています。また、そうした祝福の場を共有することは、生徒たちにとって大きな意味があることだとも考えています。
本日は、9月以降に行われた大会や発表会などで優秀な成績を収めた生徒たちが対象となりましたが、高いレベルでの文武両道の実現を目指す南の風たちは多方面で活躍を見せ、たくさんの生徒たちの栄誉を称え、喜びを全校で共有することができました。
各受賞者にはステージ上に登壇してもらい、私から表彰状を読み上げ、記念品を授与するとともに、全校生徒に向かって成果を披露してもらいましたが、どの生徒たちも万遍の笑みを浮かべ、誇らしげな表情をしていました。生徒たちには、これに満足せずに更なる高みを目指してほしいと願うとともに、今回登壇することが叶わなかった生徒たちには、より一層の鍛錬・修練を重ね、「次こそは自分が」という気概を持って頑張ってほしいと願います。
なお、本日表彰した団体・個人は以下のとおりとなっています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
1 男子ハンドボール部
ハンドボール新人大会東部地区予選会 優勝
優秀選手賞 田中琥次郎(2年)、田中亮佑(2年)、金原快斗(2年)
2 女子ハンドボール部
ハンドボール新人大会東部地区予選会 優勝
優秀選手賞 嶽釜一花(2年)、朝倉夢結(2年)
3 男子バレーボール部
令和7年度第78回全日本高等学校選手権大会東部支部予選 優勝
優秀選手賞 成田隼翼(3年)、田島輝大(3年)、荒井佐登志(3年)
4 剣道部
東部地区剣道新人大会男子団体 第3位
5 男子テニス部
令和7年度新人大会東部地区予選
シングルス 第2位 石神蒼太(2年)
シングルス 第8位 青野史弥(2年)
ダブルス 第3位 石神蒼太(2年)、青野史弥(2年)
6 女子テニス部
令和7年度新人大会東部地区予選
ダブルス 第5位 鈴木七海(2年)、西川結唯(1年)
7 写真部
第42回埼玉県高等学校総合文化祭高校写真展自由部門
最優秀賞 パスマイカ(3年)
優良賞 臼倉優姫(2年)、岡本莉空(1年)
SEITOフォトコン'25同志社女子大学写真コンテスト
入選 鵜川紗友姫(2年)
8 放送部
第45回高校放送コンクール
アナウンス部門入選 寺島咲楽(2年)
朗読部門入選 岩渕百愛(2年)
9 吹奏楽部
第27回全日本高等学校吹奏楽大会in横浜 実行委員長賞
10 美しいハングル手書き文字コンテスト
銀賞 中川心里(3年)
11 第48回東部S地区図書委員研修交流会ビブリオバトル
チャンプ賞 岩渕百愛(2年)
お詫びと御礼(第5回学校説明会)
本日11月15日(土)本校生徒ホール(食堂)及び語学学習室(LL3)にて第5回学校説明会を開催しました。本日は、休日のお忙しい中、320組640名の中学生と保護者の皆さまに本校説明会にお越しいただき、心より感謝申し上げます。
10月に実施いたしました大規模説明会で参加を希望されるすべての中学生と保護者の皆さまが参加できるよう、会場を体育館し、定員を大幅に拡大しするとともに2部制で実施したことから、当初、本日の説明会は100組200名様程度を想定して午前9時30分から開始するよう設定しておりました。
しかし、申込みの受付開始直後から多数のお申込みをいただきましたため、急遽11時30分の会を追加設定するとともに、各回とも定員を60組120名ずつ増員し、生徒ホールと語各学習室の2会場同時展開にて実施することといたしました。そうした関係で各回の開始及び終了時刻が10分程度前後いたしましたことを心よりお詫び申し上げます。また、11時30分から語学研修室にて実施した会にご参加された皆さまにおかれましては、本来冒頭にて行うべき校長挨拶が遅れてしまいましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
本校の学校説明会は、夏季休業中から重ねてまいりましたが、説明内容はどの回でも変わらず統一した説明をさせていただいております。ですから繰り返し何度も本校の説明会に足を運ぶ必要はありませんが、毎回たくさんの皆さまにご希望いただいておりますことに心より感謝申し上げます。
本日の説明会でも、教頭より学校概要、本校教育活動の特色及び入学者選抜などについてご説明させていただきました。また、国際理解教育を推進する国際部の英語科教諭からは外国語科の教育活動の様子や特色、独自の学習プログラムなどについてもご説明させていただきました。校長の私からは、冒頭のあいさつの中で「高校選びのポイント」について皆さまと一緒に考える機会を持たせていただきました。
会の進行や受付、誘導などは生徒会の生徒たちが担当し、現役高校生として学校生活を送る様子を直接皆さまにご覧いただきました。特に司会進行役の生徒たちに対しては、ご案内に拍手をいただくなど、温かなご対応をいただき、誠にありがとうございました。
説明会の前後では、校内を全開放し、ホームルーム教室や特別教室などの施設設備、体育館やグラウンドなどの活動環境、更には、そこで部活動に勤しむ生徒たちの様子をご覧いただけたものと考えております。
過日10月1日付けで県内中学3年生の進路希望状況が報道発表され、中学3年生にとっては約100日後に迫った高校入試での受検校を決断する大切な最終段階を迎えているのだと思います。私の挨拶の中でもお伝えしたとおり、皆さんには悔いのない高校選びをしてほしいと願っています。そうした中で、本校を選んでいただければ、すべての入学生徒に満足いただける高校3年間を提供できる環境や体制が整っていると考えています。
本日皆さまにお会いできたのも「縁」。皆さまが受検校として本校を選んでいただき、来春には皆さまを新入生としてお迎えできることを願っています。
頑張れ、受検生!頑張れ、中学3年生!
本校記事が県内すべての中学校に(よみうり進学メディア11月号記事掲載)
少し前のお話になりますが、11月10日(月)に郵送で「よみうり進学メディア11月号(新聞)」が届きました。
この新聞は、県内中学生とその保護者を対象に高校進学を支援する情報誌的な位置付けで、大手高校進学関連サイトのよみうり進学メディアが県内中学校の生徒宛てに様々な進学関連情報を記載した新聞を月1回発行(WEBでも公開)しているものです。
中学生の受験校選びも佳境となったこの秋、「これが高校の授業だ」というタイトルで、実際に高校で行われている授業の様子を取材し、記事化して紹介する特別企画に本校が選ばれ、教育ジャーナリストの梅野弘之氏の取材をお受けしたものが、今回の11月号に掲載されました。
特集は、県内の高校から授業に定評のある公立2校、私立2校が選ばれ、他の3校が理数系の授業を紹介する中、本校は外国語科設置校であることもあり、本校の特色の一つでもある外国語科の英語の授業を取材していただきました。
取材対象となったのは、英語を担当し、1年外国語科の担任でもある宮本佳奈教諭の総合英語Ⅰ(普通科では英語コミュニケーションに相当)の授業で、ほぼ全編英語での授業となりました。授業の様子は、記事に掲載されていますのでそちらをご参照ください。
重要なのは、本記事を掲載した「よみうり進学メディア11月号(新聞)」が県内すべての中学校に配布され、多くの中学生の目に留まったことです。本校は文武両道の印象が強い学校ですが、外国語科を中心に国際理解教育にも力を入れ、海外留学や海外語学研修をはじめとした様々な特別プログラムを実施してグローバルな視点で物事に対応できる人材を育成しています。特に外国語科では普通科では経験できない独自のプログラムが豊富に用意されています。そして、そうした外国語教育に特化した学科を設置する学校は県内には僅か数校しかありません。これを機に、本校で英語を学びながら部活動にも取り組みたいという生徒たちがたくさん出願してくれることを期待しています。
中学生の皆さん、あなたも「越南スタイル」の国際理解教育に挑戦し、世界に目を向けた人生を送ってみませんか?本校でなら、あなたにも必ず実現できるはずです。
なお、「よみうり進学メディア11月号(新聞)」はWEB版もあり、下記リンクから閲覧できますのでご参照ください。
【新聞(PDF)】
【web】
自分に打ち勝った証(長距離大会)
本日11月13日(木)三郷市の江戸川運動公園をスタート&ゴールとする江戸川河川敷のサイクリングロードを利用したコースにて第52回長距離大会が開催されました。
この長距離大会は、開校当初から続く本校の伝統行事で、「文武両道」を校訓とする本校生徒たちが日常生活で経験することのない長距離を完走(歩いてもよい)することを目指すことにより、体力の向上はもとより、心身の鍛錬を図り、克服感や達成感を味わい、困難に立ち向かう力を身に付けるために開催しているものです。かつては30kmの距離を走っていたようですが、時代の流れとともに近年は距離を短縮し、男子は江戸川広域運動公園折り返しの21km、女子は吉川公園自由広場折り返しの14kmの距離となっています。
本日は、あいにく空には朝から雲がかかり、観ている者にとっては肌寒く感じる気温でしたが、大会に参加する生徒たちにとっては適度な湿度と気温で、熱中症の心配もない絶好のコンディションとなりました。
午前9時にスタート地点となる河川敷に集合した生徒たちは、各学年の体操着に身を包み、靴には計測用のICチップを装着し、胸に固有の番号が印字されたゼッケンを貼ってクラスごとにきれいに整列しました。
開会式では、校長の私から「弱い自分にしっかりと向き合い、昨日までの自分を超えていくこと」が本日のミッションである旨の話をしました。もちろん大会ですから、順位やタイムを競うことになりますが、大切なのは自分自身のベスト更新に挑むこと。故に自分のペースを理解し、決して無理しすぎずにベストを尽くすことが克服感や達成感を味わうためには必要であることを伝えました。
続いて挨拶に立ったのは体育委員長。今日は彼にとって大切な記念日であったようで、全校生徒からの大きな拍手とともに祝福を受けた後、全校生徒に檄を飛ばし、最後は恒例の一発芸で場を盛り上げていました。
ひとしきり場が温まったところでいよいよスタート時刻が迫り、スピードもあり走る距離も長い男子生徒たちが先にスタートラインにつきました。
列の先頭には、授業中の事前トレーニングで好記録を残した精鋭たちを集めたスーパーシード組、次いでシード組、そして一般生徒と並び、定刻の9時45分に号砲とともに一斉にスタートしました。20分後の10時5分には、男子と同様にスーパーシード選手を先頭に女子がスタートしました。スタートする生徒たちは、にこやかに手を振りながら、余裕ある表情で走り始めていきました。
スタート後はしばらく生徒たちが帰ってこないのですが、ケガや体調不良などの理由でやむなく役員となった生徒たちは、本部テントの周辺でゴールする生徒たちへのドリンク配布や計測チップ回収の準備を着実に進めていました。そうした献身的な姿勢に感心して見ていましたが、更に感心したのは、準備が終了して生徒たちがゴールするまでの待機時間に、多くの役員生徒たちが単語帳や問題集、文庫本などを取り出して学習を始めたことです。誰に言われたわけでもありませんが、隙間時間を有効活用しようとする姿勢に、これぞ「自走」を標榜する本校生徒たちの真の姿だと心から感心しました。
やがて男子の先頭が見え始め、ゴール付近が一気に慌ただしくなる中、トップでゴールテープを切ったのは1年生の直井琥太郎君(陸上部)で、昨年の優勝タイムを2分ほど上回る好タイムでした。2位は同じく1年生の菊地涼世君(陸上部)、3位は2年生の石神蒼太君(男子テニス部)でした。
すると男子の上位に交じって女子のトップがやってきました。女子のトップは2年生の前島美桜さん(陸上部)、続いて2位は3年生の荘野友里愛さん(校外活動)、3位は2年生の内山わか菜さん(校外活動)が入賞しました。
その後、「疲れた~!」とか「足がつった!」などと言いながら男子も女子も続々とゴールし、結局途中棄権者が6名いたものの、出走した生徒全員が無事に笑顔でゴールすることができました。中には励ましながら走り切った仲間と横一列になりタイミングを合わせて笑顔で一緒にゴールラインを通過するなどイベントを楽しんでいる姿も見られ、高校生らしさにほのぼのとした気持ちになりました。
生徒たちが口にしていたとおり、本日のレースは生徒たちにとって未知の距離であり、過酷な自分との戦いであったのだと思います。走っている途中で幾度となく「もうやめたい」と思ったに違いありません。しかし、そんな自分に負けそうになった時に、気持ちを奮い立たせてゴールを目指し続けたからこそ制限時間内に全員がゴールすることができたのであり、これはまさに「自分自身としっかりと向き合えた証」なのだと感じています。
もしかすると、「もっと頑張れた」と思った人もいるかもしれません。しかし、それも含めて自分の限界点と現在地を確認できる大切な経験となったはずです。そしてまた、折れそうになった自分の心に打ち勝ち、困難を乗り越える経験を一つ積み重ね、一回り逞しくなれたことは、皆さんにとって大切な財産となったと言えるのだと感じています。
これから先、皆さんが経験する長い人生においては、皆さんの意思にかかわらず挫けてしまいそうな大きな困難に直面する時が必ずやってきます。皆さんには、そうした時に逃げたり、挫けたり、妥協したりするのではなく、自分の力を信じて困難の克服に果敢に挑戦し、苦しみ藻掻きながらも逞しく乗り越えていってほしいと願います。
日頃から、切磋琢磨している「南の風」の皆さんならば、必ず困難を乗り越えた先にある素晴らしい景色を見ることができると信じています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
※越南ブログにも関連記事がございますのでご参照ください。
共通理解の深化に感謝(PTA後援会臨時本部会)
昨日11月8日(土)午後2時から、本校会議室において臨時のPTA後援会本部会を開催しました。
この会議は、本年度これまでに実施した本部会や理事会の席上で、私から理事の皆さまにご相談してきたPTA会費と後援会費徴収額の按分の変更を協議することについて、これまでに行った会議では、なぜ校長がそう考えているのか、どのように変更しようとしているのか、PTAや後援会組織としてはどう考えるべきなのかなどについての説明が不十分であったこともあり、理事の皆さまに対してご理解を深めていただき、自分事として考えていただくために説明の機会を頂戴したものです。
会議には、大変ご多用の中、また年間計画にはなかったにもかかわらず、多くの本部役員の皆さまにご出席いただき、心より感謝申し上げます。
会議では、発案者である私から、全国的に広がるPTA組織に対する保護者の意識の変容やPTAを取り巻く全国的な実情、統括組織からの脱退や各校で直面するPTA非加入問題、義務教育諸学校(小中学校)と高等学校のPTA組織の位置付けや活動内容の違い、PTA及び後援会の各会費の使途、他校の現状や本校における対応策の検討案などについてスライドを使って丁寧に説明させていただきました。
校長といたしましては、ご出席いただいた本部役員の皆さまには、PTAを取り巻く実情や課題、本校においての会費按分額の変更を検討した理由などについて一定のご理解をいただけたものと考えております。
また、会議では、役員の皆さまからのご意見も踏まえ、結論として、本校PTAの置かれている実情や今後のPTAの組織運営に関する課題をご理解いただいた上で、近隣他校の状況等も鑑み、先にご提案した会費按分額の変更については、実際にPTA非加入者が出るまで見送ることとし、次年度については本年度同様の対応とすることといたしました。
同時に、全国的に見て現在各校のPTAが直面している課題には変わりなく、今後学校とPTAの皆さまとが協力して主体的に対応していかなければならないことも確認させていただきました。
今回の結論に至るに当たり、本部役員の皆さまからは忌憚のないご意見を頂戴し、本当に感謝しております。また、こうして共通理解を深めることができたことについても大変感謝しております。結論については2月の理事会にて理事の皆さまに簡潔にご説明させていただきます。
また、会議ではPTA会長から、次年度以降の役員数の見直しや役員旅費の支給方法の変更、次年度行事計画における本部会・理事会の追加などについて提案がなされました。
どの議案についても、各組織のリーダーを担う役員の皆さまからの実情の説明や役員の立場からの多くのご意見を頂戴し、有意義な議論をすることができました。役員数の見直しについては一定の理解を得たものの、2月の会議に結論は持ち越すこととなりました。また、役員旅費の支給方法の変更と本部会・理事会の追加開催については賛同多数で2月の理事会に提案する運びとなりました。
PTA・後援会各会員の皆さまにおかれましては、今回、臨時に本部会を開催させていただいたことにより、学校としての考え方も、そして役員の皆さまからの様々なご意見なども広く皆さまと共有することができ、大変有意義な会議となりましたことをご報告させていただきます。
学校は、PTAや後援会の皆さまのご理解やご支援なしでは、生徒たちに対して十分な教育環境を提供することはできません。日頃の皆さまのご理解とご協力、ご支援があるからこそ、生徒たちに「文武両道」の実現に全力で挑戦する環境を提供できているのです。そうした皆さまのご支援に改めて感謝申し上げるとともに、今後とも、共通理解を深めながら、変らぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
ついに頂点を見た(埼玉県高等学校写真展)
本日11月8日(土)埼玉会館で開催されている第42回埼玉県高等学校写真展に本校生徒の作品が出展されているので見に行ってきました。
この写真展は埼玉県高等学校総合文化祭を兼ねており、この展覧会で推薦された作品は、来年7月に秋田県秋田市で開催される文化部のインターハイ、全国高等学校総合文化祭に出展されることとなります。故に、全国の高校生写真家たちにとっては、1年間で最も思い入れのある展覧会であると言えます。
「芸術の秋」を迎えたこの時期、文化部に所属する生徒たちにとってはまさに来夏の全国総文祭への出展権をかけたビッグイベントの時期となっており、11月5日(水)から明日9日(日)まで開催されている写真展を皮切りに、19日(水)から23日(日)までは美術展、26日(水)から30日(日)までは書道展が開催される予定となっています。
本日の写真展には県内72校の写真部員たちの作品の中から975点の作品が出展されました。本年度は「うれしい、たのしい、しあわせ」をテーマとした作品とされ、本校からは写真部員の中から10名の作品が選ばれ展示されていました。
写真展を見に行くといつも感じることですが、展示された作品にはどの作品にも作者が切り取った一瞬の画像の奥に作者が心を奪われたそれぞれのストーリーがあるのであり、その作品に込められた想いを観る側である私たちが感じ取ることができる作品が高い評価を受けるのだと感じています。また、それぞれの作品は作者の感性で切り取られ、その中にどれだけ観る人の心を動かすメッセージを込められるかが評価の分かれ目なのだと感じます。
そうした中で本校生徒の作品は、一昨年度の展覧会で優秀賞を受賞して昨年度の全国総文祭に出展された「最愛」を筆頭に毎回複数名が入選を果たし、県内高校写真部の強豪として常に高評価を受けている実績がありますが、なんと今回は3年生のパスマイカさんの作品「揺れる心、揺れない心」がすべての作品の中の頂点である最優秀賞を受賞する快挙を成し遂げました。最優秀賞は全975点の作品の中でわずか3点しか選ばれないTop of topの作品であり、まさに悲願の受賞であると言えます。本写真展はプロの写真家が審査するのですが、パスマイカさんの作品は、そうしたプロの目から見ても、撮影シーンを選ぶ感性や感じた想いをメッセージとして画像に込める撮影技法、機材の機能を巧みに操る撮影技術など、すべてにおいて高い評価を得た証であると言えます。
パスマイカさんは、生徒会と写真部の二刀流に挑戦し、どちらも中心となっていつも一生懸命に、そして笑顔で成果をあげてきた真の努力人です。本校生徒たちが目指す「文武両道」を体現し、これまでも数々の入選を果たしてきましたが、今回は持ち前の地道な努力で見事に頂点に辿り着いたと言えます。そんなパスマイカさんの栄誉に心から称賛の拍手を送りたいと思います。また、努力を積み重ねた末に頂点に辿り着いたパスマイカさんには、頂点に立った者にしか見えないこれまでとは違った「新たな景色」が見えたはずです。同時にその景色を見たことによって、今まで見えなかった新たな階段も見えたはずです。パスマイカさんにはそうした新たな気付きを糧に更なる精進に繋げてほしいと願うとともに、後輩たちにも自分が見た新たな景色や階段を共有し、南の風の仲間みんなでStep upしてほしいと願います。
本来であれば、パスマイカさんの作品は来年度の全国総文祭に出展されるはずの素晴らしい作品なのですが、パスマイカさんが3年生であり、春には卒業を迎えてしまうことから残念ながらその権利は与えられず、代わりに2月に開催される関東高等学校写真展(関東大会)に埼玉県代表作品として出展されることとなります。
また、この他2年生の臼倉優姫さんの「帰りを待つ」と1年生の岡本莉空くんの「灰色の巨人」が優良賞を獲得しました。臼倉さんの作品は、愛犬が主人の帰りを待ちながら、今か今かと切ない表情を見せる愛らしい場面を、岡本くんの作品は曇天の中、天に向かって伸びるたくさんのポールの背後に銀色に輝くスカイツリーが圧倒的な存在感を放つ姿を捉えた作品でした。どちらも作者が遭遇した瞬間に心を奪われたことが伝わる素晴らしい作品でした。
この他、本校からは2年生の寺田優真くんの「蒼い奔流」、鵜川紗友姫さんの「朱炎の庭」、金子朔來さんの「朱に濡れて」、濱田輝くんの「楽園伝説、ここにあり」、吹澤拓実くんの「灯火に導かれて」、浜田琉海くんの「黎明時」、1年生の後藤匡平くんの「新たな門出」が出展されましたが、惜しくも入選することは叶いませんでした。
展示された作品は、どの作品も迫力があり、今にも動き出しそうな瞬間をうまく切り取ったものばかりで、高校生写真家たちのレベルの高さを感じました。私が一つひとつの作品に見入っていると、突然後ろから「校長先生」と声をかけられました。そこに居たのは2年生の男子部員たちで、他の高校の生徒達の作品を見に来たとのことでした。彼らと話していると、その後次から次へと本校部員たちが現れ、声をかけてくれました。おかげで沢山の写真部員たちとともに作品を鑑賞し、直接激励することができました。彼らは、午後から部の撮影会で東京都の昭和記念公園に向かう途中で立ち寄ったとのことで、きっと様々な作品からたくさんの刺激を受けたことで、今日覗いたファインダーの先に見える景色が少し変わったのではないでしょうか。
写真部の部員たちは、いつ見ても真面目にそして地道に研鑽を積んでいます。また、多くの生徒たちがパスマイカさんと同様に生徒会と兼部して頑張っています。そうした取組はまさに「越南スタイル」を地でゆく本校生徒の姿であると言えます。身近にいる目標であるパスマイカさんの背中を見ながらこれからも飽くなき向上心を持って、人の心に響く作品を撮影し続けてほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、写真部!
南の風たちの活躍(男女ハンドボール部、剣道部の新人大会地区大会)
11月4日(火)朝の職員打合せにて、現在行われている運動部の新人大会東部地区予選結果に関するお知らせが2件ありました。高いレベルでの「文武両道」の実現を目指す本校生徒たちにとっては、部の中心であった3年生からチームを引き継いで以来最初の公式戦となる大会であり、同時に自分たちの現在位置を確認するための貴重な挑戦の場でもあります。
本日報告があったのは男女ハンドボール部と剣道部です。男女ハンドボール部は中間考査翌日の10月24日(金)から大会が始まり、11月3日(月)に全日程が終了しました。本校は男女とも予選リーグを全勝で勝ち上がり順当にベスト4に進出しました。男子は準決勝で宮代高校に30対22で勝利し、決勝では宿敵三郷北高校を29対27で下して貫禄の優勝を飾りました。女子は準決勝で優勝候補筆頭の三郷北高校に気力の勝負を挑み、見事に完勝して男子とともに決勝に進出しました。迎えた決勝戦では強豪春日部女子高校との対戦となり、試合巧者の相手の前に一歩力及ばず準優勝となりました。男女とも、今週末には県大会が控えています。仕切り直して県大会で頑張ってほしいと願います。
また、剣道部も11月2日(日)に久喜北陽高校会場にて行われた東部地区新人大会団体戦に参加しました。男子は2回戦で昌平高校を、3回戦で越谷東高校を撃破し、ベスト4に進出しました。準決勝では強豪春日部高校の前に僅差で敗れましたが、堂々の第3位入賞を果たしました。女子は1回戦で会場校の久喜北陽高校に敗れる悔しい結果となり、次回の大会に向けてリベンジを誓いました。
本来であれば、こうした活躍を見せる生徒たちの姿を見に行きたかったのですが、残念ながら今回は校務があり会場で直接応援することが叶いませんでした。選手たちには、県大会をはじめ次なる大会で更に輝きを放つ活躍を見せてほしいと願います。次こそは、会場にて応援したいと思います。
本日報告のあった部活動の生徒たちは、この大会に臨むにあたって、日々鍛錬を積み重ねてきました。今回の大会では、自分が積み重ねた努力の成果を肌で感じることができたと思います。結果は勝っても負けても今は新チームが始まったばかり。大切なのは、自分たちの現在位置をしっかりと把握し、客観的な視点で自分たちの取組の見直しを図ること。上手くいかなかったことはたくさんあるのだと思いますが、そうしたことを一つひとつ解決していくのが鍛錬であり成長であるのです。
是非、自分たちの現在位置から目を逸らさず、更なる高みを目指して挑戦し続けてほしいと願います。明日の自分は、今日の自分より必ず成長しているはずです。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風たち!
更なる高みを目指す授業改善(高等学校体育地区研究協議会)
昨日10月29日(水)の午後、本校を会場として令和7年度高等学校体育地区研究協議会が開催され、県教育局保健体育課から2名の学校体育担当指導主事にご臨席を賜るとともに東部地区第1班各校代表の保健体育科教諭13名(他地区1名含む)にご出席いただき、無事終了することができました。
この研究協議会は、高等学校の保健体育教育に特化して教師の指導力と授業の質の向上を図ることを目的としたもので、県教育局保健体育課の発案によって昭和の時代から続く権威ある研究協議会(研修の機会)であり、すべての県立高等学校を東西南北で合計13地区にエリア分けし、各地区ごとに担当校を決めて持ち回りで開催するものです。
本校が所属する東部地区第1班には越谷市南部、草加市、三郷市、八潮市、吉川市の13校が所属しており、本校は平成25年度以来12年ぶりに会場校を担当することとなりました。
13時から始まった開会行事では、会場校校長として挨拶したのちに、研究協議会全体の指導・助言を賜る県保健体育課の指導主事お二人にご挨拶をいただきました。その後、第5時限目に行われた授業をご覧いただき、第6時限目以降にご覧いただいた授業に関する研究協議と、保健体育課からの指導講評及び保健体育教育に関する国や県の動向や最新情報などの情報共有が行われました。
公開した授業は1年生女子の授業で、単元は、経験のない生徒にとってはやや難しい競技である硬式テニスとなりました。本校では、テニスコートが6面確保できるなど施設設備に恵まれるとともに部活動でも硬式テニス部を設置していることから、世界共通のネット型スポーツである硬式テニスを教材としており、生徒たちは卒業までに経験する複数の球技種目の一つとして、最後はゲームで競い合い楽しむことを目標に取り組んでいます。
授業では、フォアとバックのストロークの技能を高め、ラリーを継続することでテニス本来の楽しさを味わうことを目標として、ボールの落下点の見極めと正しいフォームの修得のためにICT機器を活用して各々のフォームを撮影し、理想のフォーム動画と比較しながら、生徒たち同士で修正すべき点を考察し、相互に助言し合いながら上達を目指すというスポーツ科学の視点を取り入れた授業に挑戦しました。
生徒たちは、思いどおりに飛んでいかないボールにジレンマを味わいつつも、見本となる動画と自身のフォームを見比べて違いを理解しつつ、お互いに指摘し合いながらフォームの修正に取り組んでいました。
授業後に行われた研究協議会では、授業者であった飯島教諭から、授業のねらいや工夫、反省などについて説明がなされるとともに、ご出席いただいた各校の先生方から様々な質問や意見が寄せられました。
そうした中で、多くの先生方から一様に聞かれたのは、本校生徒たちの授業に臨む姿勢に関することでした。どの先生方からも、集合や挨拶、準備運動や補強運動などのルーティンはもとより、実際の活動においても教師の指示をしっかりと聞き、目標やねらいを理解した上で、体育委員を中心に生徒たち同士で協力し合いながら活動している姿に、「とても素晴らしい」とのお褒めの言葉をいただきました。
これは、生徒の皆さんが部活動とともに授業においても日常的に「より高いレベルの活動」を目指して取り組んでいる努力の成果であり、皆さんの力によって越南スタンダードとして受け継がれている本校の素晴らしい伝統なのだと感じています。本校の生徒たちにとっては当たり前なことでも、他校の生徒たちにとってはそうでないことが事実として存在するのであり、指導主事の方々や他校の先生方からいただいた多くのお褒めの言葉によって、越南生のレベルの高さを再確認することができました。
研究協議会の後半には、指導主事のお二人から、現在行われている次期学習指導要領改訂に向けた検討の中での変更点や課題など、国や県の方針について説明があり、今後各校が目指すべき保健体育教育の方向性について情報の共有を図ることができました。
こうした教科ごとの研究協議会はすべての教科で行われているわけではなく、開催の頻度や規模などは教科ごとに大きく異なります。保健体育に関しては、古くから県教育局保健体育課によって制度化され、毎年定期的に実施されており、各校の授業力向上や教師の指導力向上の観点で大きな役割を果たしていると言えます。
本校におきましても、会議の席上にていただいた様々なご指導やご助言などを活かし、更なる高みへと向かうべく改善を図ってまいりたいと思います。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風たち!
最後に勝つのは想いの強い者と良い準備をした者(考査が終わって再開されたこと)
中間考査も昨日10月22日(水)で終わり、放課後には、考査期間1週間前から勉学に集中するために活動を停止していた部活動が一斉に再開されました。
文武両道の実現を目指す本校の生徒たちには、日頃から可処分時間を有効に活用して学習活動に取り組む時間を確保することによって自分たちが情熱を注ぐ部活動に打ち込む時間を確保することを求めています。こうした考え方に意義を見出し、自らの意思で生活をコントロールしてなりたい自分に向かっていくことを、本校では「自走」と呼んでおり、生徒たちは真摯に「自走」に取り組んでいます。
しかしながら、生徒たちにとって定期考査は、ある意味部活動の大会や発表会に匹敵する学習面での大切な自己表現の場であり、自身の実力をはかる重要な機会でもあります。普段から「自走」に取り組んではいるものの、大会や発表会の前には部活動に集中したいと考えるのと同様に、考査前は学習活動に集中するのが良い結果を手にするためには当然であると言えます。勝負事には勝者があれば敗者もあります。定期考査を勝負事とするには語弊があるかもしれませんが、果たして、生徒たちは、そうした「学習活動に集中すべき時間」を成果につなげ勝者となることができたのでしょうか。その解は、本日10月23日(木)から徐々に返却されはじめた答案用紙だけが知っているのでしょう。手にした成果を客観的に分析し、次へのステップとしてほしいと願います。
さて、考査が終了したということで、もうひとつ再開したことがあります。それは、自己実現に向かう3年生の入試対策です。10月以降総合型選抜による入試が始まり、11月からはいよいよ学校推薦型の入試が始まります。どちらの試験も、多くの場合「小論文」や「面接」が課せられ、受験する生徒たちは対策と準備に追われています。
そうした中、9月初旬の就職希望者を皮切りに、9月下旬以降は大学入試に向かう生徒たちが私のところに面接の練習にきています。やってくる生徒たちは、担任や学年、教科担当の先生など頼れる先生方に複数回指導を受けたのちに私のところに来るケースが多いようです。故に、ほとんどの生徒は十分に自分を表現できる状況にはなっていますが、いざ生徒を前にすると、かつて自分が担任であった頃のように「この生徒を絶対に合格させたい」という想いが沸々と湧いてきて、これまでの長い教員人生で培った知識と経験のすべてを伝授したくなるものです。
それ故、生徒たちには「時間がかかること」を覚悟して臨んでもらい、その代わり、自信をもって試験に臨めるように丁寧に助言をしています。
そうした「面接練習」も中間考査が終わった昨日から再開されました。昨日は1人、本日は3人の生徒が放課後校長室にやってきました。どの生徒たちも緊張感をもってやってきますが、いざ練習が始まると、礼儀作法や立ち振る舞いの考え方など、問答以外のことにもしっかりと気を配りながら、様々な助言を貪欲に吸収して、アッという間に自分のものにしてくれます。そして、練習が終わった頃には自信をもって笑顔で帰っていきます。
もちろん「入学試験」ですから、結果は思いどおりに行くものばかりとは限りませんが、生徒たちには、「自分を出せなかった」や「想いを伝えられなかった」といった悔いが残る受験とならないことを強く願っています。
大丈夫。昔から勝負の世界では「最後に勝つのは想いの強い者と良い準備をした者」と言われています。今まで地道に良い準備を重ねてきた皆さんなら、きっと輝く未来を手にできるはずです。
頑張れ、越南生!頑張れ、3年生!
大切な思い出のために(第2学年修学旅行保護者説明会)
昨日10月17日(金)午後5時から、本校生徒ホールにおいて第2学年の保護者会を開催しました。今回の保護者会は、12月に予定されている修学旅行の説明に特化した保護者会とし、修学旅行の概要や経費、留意事項等について保護者の皆さまとの共通理解を深め、生徒たちにとって学び多き有意義な修学旅行とするために、ご協力をお願いするものとして実施いたしました。
説明会には200名を超える保護者の皆さまにお集まりいただきました。学年の生徒在籍数が350名余りであることや平日夕方の開催であることを考えればとても高い参加率で、保護者の皆さまの関心の高さを実感することとなりました。
保護者の皆さまにおかれましては、家事や育児等でご多忙の中、お繰り合わせいただくとともに、たくさんの保護者の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございました。併せて、ご家庭を守る主婦の皆さまにとっては最も忙しいと思われる平日夕方での開催となりましたことを心よりお詫び申し上げます。
説明会では、冒頭の校長挨拶にて、生徒たちにとって大切な思い出づくりの場となる修学旅行を円滑に行うためにご理解とご協力をお願いするとともに、引率する教職員と今回の修学旅行の添乗業務を担当していただく株式会社JTB埼玉南支店の石田様をご紹介しました。引率する教職員は2学年の担任及び副担任とし、このうち事情により参加できない安田教諭に代わり、2学年の授業を多く受け持ち、引率業務経験が豊富な国際部主任の中村教諭を引率者といたしました。これに加えて保健責任者として斧田養護教諭、引率責任者として校長の私が引率いたします。また、この他看護師1名と石田様を含むJTB埼玉南支店の添乗員4名が同行し、安全安心を担保するために万全の体制を整えて引率することとなります。
本年度の2年生の修学旅行は福岡空港経由の航空機利用で行く長崎県を中心とした北九州の旅4日間となります。学年主任からは、目的地を長崎とした理由や、メインの学びとなる平和学習の考え方、航空機利用を経験させたかった思いや修学旅行で生徒たちに学んでほしいことなどについて話がありました。
その後、旅行担当の宮崎教諭から修学旅行の行程や羽田空港への集合時刻、平和学習や班別自主行動の内容などの概要に加え、大型荷物の取り扱いや服装等の規定、その他の留意事項などについて説明がありました。特に羽田空港への集合時刻が早朝であるため、どのように対処する必要があるのかや、お迎えの際の到着ターミナルに関する留意点、金銭やスマートフォンなどの取り扱いなどについても共通理解を深めることができました。
更に、JTBの石田様からは、旅行業者の立場でキャンセル発生時の取り扱いや病気・怪我等発生時の救援要請の可能性、各種保険の補償内容、航空機搭乗時の手荷物に関する留意事項などについて詳細に説明がありました。
保護者の皆さまには、そうした説明に頷きつつご理解を深めていただけた様子でしたが、最後に実施した質疑応答では、保護者目線での疑問点についてたくさんのご質問をいただき、こちらからの説明不足であった点などについて更に共通理解を深めることができました。
現在の2年生は、高校入学後は特段の制約もなく当たり前のように充実した高校生活を送ることができていますが、小中学校時代にはコロナの影響で、本来経験できるはずであった様々なイベント等を経験できずに悔しい思いをした生徒たちがたくさんいるのだと認識しています。中には小中学校での宿泊行事を経験できなかった生徒もいるのだと考えています。だからこそ高校生にとっては最大のイベントであり、最も楽しみにしているであろう修学旅行では、可能な限り有意義な学びの場を提供するとともに、友情を育み、思い切り楽しんで記憶に残る思い出づくりをしてほしいと願っています。そのために教職員一同、しっかりと準備を重ねて万全の体制で修学旅行に臨みたいと考えています。
保護者の皆さまにおかれましては、日頃から格別のご理解とご協力をいただいているところでございますが、今回の修学旅行が生徒たちにとって忘れられない素晴らしい4日間になるよう、改めてご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、様々な理由により説明会に参加することができなかった保護者の皆さま向けに、今後、一斉配信メールを活用して説明会の様子を記録したYoutube動画を保護者の皆さま限定で配信することを予定しています。更に、生徒たちには今後順を追ってスケジュールや決まり事などの詳細について確認していくこととなっています。そうした情報をご家庭でも随時ご確認いただきますとともに、ご不明な点などございましたら、遠慮なく担任等にご連絡いただけますようお願い申し上げます。
生徒たちにとって最高の4日間となるよう、保護者の皆さまとともに力を合わせて準備してまいりたいと思います。
頑張れ、越南生!頑張れ、2年生!
本日の出会いに感謝(入試ファースト越谷)
本日10月11日(土)越谷サンシティにおいてNPO法人埼玉教育ネット様が企画運営する高校進学フェア「入試ファースト越谷」が開催され、本校もブースを出展しました。
昨年度まで本校は、校内で開催する説明会に軸足を置いていたため入試ファーストには参加していませんでしたが、地元越谷での開催であることや中学生世代の高校入学を視野に入れた情報収集の早期化などの観点から、より多くの中学生と保護者の皆さまに本校の魅力をご理解いただくために、本年度から本イベントに参加させていただきました。
本日は、朝から冷たい小雨が振り続け、肌寒い天気となる中、たくさんの皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。
会場は1室に越谷市内の4校が振り分けられ、各校2組4名様分の座席しか設営できない中、本校の待機列にお並びいただいた皆さまの貴重な時間を無駄にしないとの考えのもと、管理職や教諭などでスタッフを増員し、同時説明を5組に増やしてご対応いたしましたが、それでもなお長時間お待ちいただく場面がございましたこと、また、大変混雑していたため、立ったままでのご対応となりました方がいらっしゃったことを心よりお詫び申し上げます。
本日は、校内で行う学校説明会とは異なり入試制度が変更となる下級生の皆さんも多く見受けられましたが、間を空けることなくご説明させていただいたことで、合計88組の皆さまにご対応することができました。
本校ブースにお越しいただいた皆さまは、いずれも本校に高い関心をお持ちであることが十分に伝わってきて、対応するこちらも充実した説明ができたものと感じています。
校長といたしましては、本日お会いすることができた皆さまの中から一人でも多くの皆さんに「南の風」の一員となっていただけることを心より願っています。
頑張れ、中学生!
梅野弘之氏のブログに本校外国語科授業の記事が掲載されました(よみうり進学メディア取材対応)
県内中学生の高校進学を強力に支援し、各高等学校の魅力発信に尽力されている教育ジャーナリストで著名な株式会社メディアバンクスの梅野弘之氏が、昨日10月10日(金)に本校に来校され、よみうり進学メディア埼玉版11月号に掲載される記事の取材活動に対応させていただきました。
今回の取材は、11月号のテーマ「これが高校の授業だ」の一環として県内4校を紹介するもので、その中の1校として本校外国語科1年生の英語の授業をご紹介いただくこととなっています。よみうり進学メディア埼玉版11月号は来月WEB版が公開されるとともに、県内すべての中学校に「新聞」形式で配布され、中学生や保護者の皆さまの目に留まることとなる予定です。
今回は、これに先立ち、梅野氏ご自身が運営するオフィシャルブログに取材の様子を掲載していただきましたのでご紹介します。閲覧を希望される方は、下記リンクからご覧ください。
《梅野弘之オフィシャルブログ》
教育ジャーナリスト梅野弘之氏による学校取材(よみうり進学メディア取材対応)
本日10月10日(金)、中学生とその保護者の方々に高校進学についての情報をお届けしている進学情報紙「よみうり進学メディア埼玉版11月号」への学校紹介記事掲載のための取材をお受けし、記事を提供している株式会社メディアバンクスの梅野弘之氏にご来校いただきました。
梅野氏は、元県立高校の先生で、県内の中学生や保護者の皆さまに高等学校の様々な情報を提供し、中学生の高校進学を支援するとともに、メディアの立場から県内各高等学校の魅力を積極的に発信し、中学生と高校の橋渡し的な活動に尽力されている埼玉教育界では著名な教育ジャーナリストです。
私自身は、縁あって古くからお世話になっている方ですが、今回「よみうり進学メディア埼玉版11月号」の学校紹介記事に本校の授業にフォーカスした記事を掲載するお話を頂戴したことから、外国語科を併設し、国際理解教育の推進に取り組む本校の「外国語科教育」にスポットを当てて取材していただきました。
対象となった授業は、本日の第1限目1年3組(外国語科)の総合英語Ⅰの授業です。授業担当はこのクラスの担任でもある宮本教諭で、本日の内容は教科書に記載された英語長文をいかに速く読み、内容を理解するかというところにテーマを持った授業となりました。また、本日はTT(チームティーチング)でALTのラウル先生にも授業に加わっていただき、より充実した授業を展開することができました。
題材となった英語長文は、誰もがよく知る映画「ジュラシックパーク」のストーリーを要約した文章で、実際の映画の1シーンを見ながら、語句の意味や文章の内容についてペアワークで確認していました。
授業中の指示や説明はAll Englishで行われていましたが、ほとんどの生徒たちは指示や説明をしっかりと理解し、レスポンスよくペアワークを行っていました。生徒たちが取り組むペアワークでの意見交換もすべてが英語であり、授業の中で日本語を聞くことがほぼなかったことに外国語科生徒たちの英語スキルの高さを感じました。
梅野氏は、そうした生徒たちの活動状況とともに、授業者である宮本教諭の学習指導をじっくりと観察しながら、時折動画や静止画を撮影していました。生徒たちには、事前に取材があることや撮影が行われることは周知していましたが、梅野氏の突然の質問にも気さくに対応し、和やかな雰囲気の中で進行していきました。
授業終了後に行われた宮本教諭に対するインタビューでは、授業のねらいや指導のポイント、授業者として生徒たちにどのような想いを持っているのかなどについて引き出していただきました。梅野氏は、元教諭であっただけに教師の立場や考え方を十分に理解しており、宮本教諭もすんなりとインタビューに対応できたようです。
取材終了後には、教育に関する様々なお話をさせていただく機会を頂戴しましたが、その中で、梅野氏からは、本校生徒たちが真摯に文武両道に取り組んでいることだけでなく、人間的にも素晴らしいとのお褒めの言葉を頂戴しました。
今後、本日の授業の様子が記事化され、よみうり進学メディア埼玉版11月号に掲載されて県内中学校に配布されることとなります。中学生や保護者の皆さまにおかれましては、そうした記事を通じて、更に本校の教育活動について理解を深めていただければ幸甚に存じます。
自治理念継承の儀(立会演説会&生徒会役員選挙)
昨日10月9日(木)第6時限目に生徒会の立会演説会と役員選挙が実施され、生徒自治の中枢を担う生徒会役員の世代交代の儀が執り行われました。こうした生徒会役員選挙は、生徒会が存在する学校社会ではどの学校でも行われるものですが、本校においては年度の下半期から翌年度の上半期までの1年間を任期としており、毎年10月のこの時期に新たな役員の選出が行われています。
生徒会組織において一時代を築いた役員の任期が満了するということは、部活動で言うところの3年生の引退と下級生への活動主体の継承と同義であり、言うなれば生徒会組織の世代交代ともいうべき節目の儀式でもあります。
本校は校訓に「文武両道」を掲げ、運動部・文化部を問わず、学問の習熟とともに部活動を教育の軸に据え、自身の趣味嗜好に合わせた課外活動に切磋琢磨しながら情熱を持って取り組むことによって、勉学では得られない実際の体験とその過程で育まれる豊かな人格の形成を目指し、自己肯定感や達成感を高めながら「人」としての成長を促すことに注力しています。
そうした中で生徒会活動は、生徒活動の中心である部活動と同等に位置づけられ、教育活動の理想である「生徒自身の力でより良い学びの環境づくりを目指す」自治活動の根幹であるとも言えます。
また、学校教育の中では政治的思考に基づいて自治活動を学ぶ場は、地歴公民科や家庭科など学問や知識としての学びが多く、実体験としての生きた学びの場はHR活動や部活動、生徒会活動が主なものとなります。そうした活動の中でも生徒会活動は、こうして選挙によって全校生徒の意思で自分たちのリーダーを選出し、選ばれたリーダーを中心に学校全体の自治活動に取り組むという民主主義的な政治の仕組みを体感できる貴重な場であるとも言えます。
一方で、本校の生徒会は活動の盛んな部活動と同等の人数を有し、そのメンバーたちは様々な生徒会行事を主体的に運営しています。日々の活動の様子を見ていると、行事の当日はもちろんですが、そこに至るまでの準備期間にしっかりと時間をかけ、生徒目線の様々な意見を吟味しながら周到に企画を練り、ひとつひとつのプロセスを着実に積み重ねて本番を迎える姿は、まさに高みを目指す部活動の姿と酷似しており、メンバーたちにとっては、今後身を置くことになる社会を逞しくしなやかに生き抜くための大切な財産となっていると感じます。
昨日の選挙には、会長、副会長、会計、書記に各2名の候補者が立候補し、それぞれが自身のマニフェストを掲げて全校生徒に向かって演説をしました。こうした役職に立候補することは、担うべき重責を考えれば、相当な勇気と覚悟が必要なことであり、各候補者の演説を聴きながら、それぞれが心の内に秘める確固たる覚悟と信念を感じることができました。
また、各候補者にはその候補者の魅力を第三者の立場で伝える応援演説者が付き、候補者自身が語る政策信条とは異なる視点で各候補者を力強く支援しました。
そうした中で、定数1名の会長職に2名の立候補があったことはとても重要なことで、複数の立候補者が「自分が学校のリーダーとなって越谷南高校をより良い学校にするんだ」と決意表明してくれたということであり、多くの生徒たちに社会のリーダーを目指してほしいという本校の教育理念を見事に体現してくれたものであると捉えています。
立会演説会では、各候補者の演説と推薦者の応援演説の後、全校生徒による投票が行われました。副会長以下は定数どおりの候補者数であったため信任投票となりましたが、厳正なる集計作業が終了した本日10月10日(金)の朝に開票結果が発表されました。その結果、寺田新会長を中心とする新たな生徒会組織が誕生し、全校生徒に告知されました。これから来年の秋までの1年間、自分たちの意思と行動によって、本校生徒全員が享受できる素晴らしい環境づくりに尽力してほしいと願います。
また、岩舘前会長以下旧生徒会役員の皆さんは、これまで1年間本校の生徒による自治活動の中枢を担い、様々な生徒会行事を大成功に導いてきました。岩舘前会長の常に凛とした振る舞いや、献身的に自身の役割を全うしようとする前副会長以下中心メンバーたちの愚直な姿は、確実に次世代生徒会メンバーの目と心に焼き付いており、皆さんが刻んできた足跡は、生徒自治の理念として、そしてまた本校の伝統として次世代の生徒会に継承されていくのだと思います。
そうした意味では、旧役員の皆さんは、本校の歴史に貴重な1ページを刻んだと言えます。これまでの皆さんの実直な取組に感謝の気持ちを込めて「お疲れさまでした」と伝えたいと思います。
頑張れ、越南生!頑張れ、生徒会!
【新たな生徒会役員の皆さん】
会長 寺田悠真(2年)
副会長 白石悠太朗(2年)、鈴木瑛二(1年)
会計 永森さくら(1年)、小林主磨(1年)
書記 鵜川紗友姫(2年)、髙橋一翔(1年)
次世代「南の風」の皆さんへ(第4回学校説明会)
本日10月4日(土)本校体育館において約600組1200名の中学生とその保護者の皆さまにお越しいただき第4回学校説明会を開催しました。ご参加いただきました皆さまにおかれましては、大変ご多忙の中お時間を確保してご来校いただき心より御礼申し上げます。
本日ご参加いただきました皆さまの中には、夏季休業期間中に実施した説明会への参加が叶わなかった方も多数含まれていると認識しております。本来であれば、もう少し早期にこうした機会をご提供すべきところでございましたが、本日までお待たせすることとなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
また、様々なご事情により、本日の説明会への参加が叶わなかった皆さまにおかれましては、11月15日(土)開催予定の次回説明会にご参加いただけますようお願いいたします。
今回の学校説明会は、基本的に前回までのものと内容の変更はありませんが、10月を迎え、少しずつ秋の訪れを感じられる過ごしやすい気候になってきたことから、会場を一度にたくさんの方にお集まりいただける体育館に移して開催しました。
例年10月の説明会はたくさんの方にお申込みいただいており、1人でも多くの方に参加いただきたいとの考えから本年度は定員を各回300組600人とし、2部入れ替え制(合計600組1200名)として開催しました。どちらの会も定員上限のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。
冒頭で行った校長挨拶では、「高校は中学と異なり学校によって提供される学びの内容が異なること」や「志望校を決める上で何を大切にするべきか」などについてお話ししました。
教頭からは、本校の学校概要に関する説明をはじめ、本校が目指している教育活動や生徒たちが取り組んでいる学習活動、高校生活を彩る部活動や課外活動、更には入学者選抜情報など、本校に関する様々な情報や学校全体の特色などについて具体的にお話ししました。
その後、国際部からは、本校のもう一つの特色である外国語科の学びについて詳細に説明しました。普通科とは一線を画し外国語科として取り組む独自のカリキュラムや外国語科の生徒だけが享受することができる特色ある学びのスタイル、海外に飛び出すことを視野に入れた将来設計など、外国語科ならではの魅力について理解を深めていただきました。
約1時間の説明会は各回とも生徒会生徒たちの進行で進み、終了後には希望者に対する個別相談ブースも設置して、それぞれの疑問点や相談ごとなどに丁寧に対応させていただきました。
また、説明会の前後では校内の施設設備や部活動の様子などを自由にご見学いただき、本校での高校生活に対するイメージを膨らませていただきました。本日お越しいただいた皆さまには、本校が志向する「高いレベルでの文武両道の実現による人格の形成」や実際に取り組んでいる生徒たちの様子、学校の雰囲気などについて理解を深めていただけたものと感じています。
今後、他校などとも比較しながら出願に向けて志願先を決定していく重要な時期を迎えます。校長といたしましては、冒頭でお話ししたとおり、すべての中学生の皆さんが有意義な高校生活を送るために、それぞれ自分が納得できる教育活動に取り組む学校を選んでほしいと願っています。
その上で、本日お越しいただいた皆さんの中から、1人でも多くの皆さんに本校を最終志願校として選んでいただければ大変嬉しく思います、私たち教職員は、来春皆さんが「南の風」の一員として本校での高校生活に挑戦してくれることを楽しみにしています。
頑張れ、受検生!頑張れ、未来の「南の風」!
ついにこの日が。「Last Olive」に秘めた想い(衣替えの儀)
「春夏秋冬」という四季の訪れと、それぞれの季節の風物詩が我が国の大きな魅力ですが、近年の地球温暖化の加速に伴い、我が国でも年々春と秋が短くなり、その分夏と冬が長期化しています。特に近年の夏の暑さは尋常ではなく、春であったはずの5月頃には気温が30度を超え、夏季には40度に迫る酷暑、10月になっても猛暑が続く灼熱の気候が当たり前となりつつあります。
本校では、こうした気候変動を考慮して、衣替えの時期については移行期間1ヵ月を含めたもの(5月から10月までは軽装可)としていますが、基本的には9月30日をもって衣替えとなり、本日からほとんどの生徒たちが夏場に着用した越南伝統のオリーブカラーの制服を脱ぎ、男子は黒色、女子は紺色を基調とした冬服を身に纏って登校してきました。冬服での登校初日となった本日は、朝からあいにくの雨模様で気温もさほど高くなかったため、上着を着用して登校する生徒の姿が目立ちました。
教育の現場では、衣替えに限らず、日本古来の伝統やしきたり、四季折々の歴史や文化を身近に感じる教育活動は情操教育や日本人としてのアイデンティティーの育成にとても重要な役割を果たしており、日本人の持つ心の豊かさもこうした教育活動によるところが大きいと感じています。
一方で近年、地球温暖化が加速度的に進み、夏は気温40度に迫る酷暑の日々が、冬は氷点下の極寒の日々が連日続くとともに、豪雨や雷、突風、竜巻や自然火災などが多発するなど、異常とも言える気象状況が年々拡大しています。私が今の生徒と同年代の頃と比べると単純に5度以上気温が上昇しており、現在の若者たちが親となり老後を迎える時代には、どのような生活が強いられるのか本当に心配でなりません。
そうした中、本校生徒たちも恒例の衣替えの時期を迎え、本日より紺色の冬服を纏って学校生活を送りはじめました。本校の制服は夏服・冬服ともに日本を代表するデザイナーである森英恵氏のデザインによるもので、特に夏服は純白とオリーブカラーの配色を採用していることで、良くも悪くも一目瞭然で本校の生徒と分かる独自性の強い制服となっています。
生徒からすると、他校には見られない独特の配色であることから、このオリーブカラーの制服には賛否両論があるようですが、確かに見た目のインパクトは大きいものの、着用している生徒たちの姿を見ていると、男子はとても爽やかに、女子はとてもキュートに見えることから、大人の感覚としてはとても素敵な制服であると認識しています。
生徒たちも、初めてオリーブカラーの制服に袖を通すときは戸惑いがあるようですが、みんなで着ているうちに徐々に愛着が強くなるようで、女子用セーラーの襟部分にあしらわれたオリーブカラーの格子柄を「メロンパン」と称して楽しんでいるようです。
そんな生徒たちの中でも3年生にとっては、この衣替えで3年間愛着を持って着用したオリーブカラーのセーラー服を着ることができなくなることから、切ない想いを持っている生徒がいるようです。3年生女子界隈では「Last Olive」というワードが囁かれ、オリーブカラーの制服を着ることが最後となったことに対して寂しい気持ちを表現していました。
制服に限らず校章や校歌など、生徒たちが母校の様々なアイテムに誇りや愛着を持つことはとても重要な意味を持っており、そうした姿はすなわち自分自身の学校生活に対してポジティブな想いを持つことができている証であるとも言えます。
はじめて着るときには戸惑いのあったオリーブカラーも、日を重ねるごとにやがて当たり前となり、そして最上級生となった今、失うことへの寂しさを感じる。まさに制服を含めた自分の3年間の歩みを肯定できた結果であると言えます。そうした意味では、本校での教育活動が皆さんにとって有意義なものであったということでもあり、皆さんに寄り添ってきた我々教職員にとっては、何より嬉しいことでもあります。
3年生にとっては、もうオリーブカラーの制服を纏って登校することはなくなりますが、皆さんには、まだ卒業まであと半年間の高校生活が残っています。冬服に着替えて生活するこれからの日々は、「自己実現」という人生最大の挑戦の時期に突入することになります。「なりたい自分」を手にするための最終章を迎え、楽しいことよりも苦しいことの方が多い時期であるとは思いますが、そうした中でも、ともに過ごし、友情を育んできた仲間たちとの関係を大切にし、卒業してからも本校での高校生活を「大切な記憶」と思えるよう、カウントダウンが始まった本校での高校生活を、日々噛みしめながら大切に過ごしてほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、3年生!
見て、感じて、「越南」を確かめる日(学校公開日)
本日9月27日(土)の午後を利用して学校公開を実施しました。本校では、年間を通じて基本的には土曜授業を実施しておりませんが、普段本校の教育活動をご覧いただくことができない皆さまに、実際の教育活動を直接ご覧いただくことによって本校への理解をより深めていただくために、本日を登校日として設定した上で学校公開日としたものです。
この学校公開は、在校生の保護者の皆さまはもとより、本校受検を検討されている中学生やその保護者の皆さま、更には普段からお世話になっている地域の皆さまなど、本校の教育活動に対して関心のある方々を対象とした教育活動全般に関する見学会となっています。
本日は土曜日であったためか、開門時刻前から正門前を先頭に駅方面に向けて長蛇の列ができたため、受付開始時刻や入場開始時刻を繰り上げて対応させていただきました。それでも列ができる盛況ぶりで、最終的には在校生の保護者の皆さまも含め、644人の皆さまにご来校いただきました。
公開内容のメインは、やはり誰もが関心の高い「授業」となりますが、授業だけでなく生徒の校内での生活の様子や校内施設設備等全般、放課後に行われる部活動に至るまで、すべての場面を公開し、皆さまの目で直接ご覧いただく機会といたしました。
更には、本日お越しの方の多くは本校受検を視野に入れている中学生とその保護者の皆さまであることが予想されるため、学校公開と並行して個別相談ブースを設置し、教職員が相談者の様々な疑問にお答えするだけでなく、本校の特色の一つである外国語科生徒たちによる質問コーナー(外国語科編)や、生徒会生徒たちによる質問コーナー(学校生活全般編)など、実際に本校で高校生活を送る在校生たちと接していただき、生徒たちの目線に立ったリアルな情報をGETすることができるイベントを併催し、たくさんの方々にご参加いただきました。
午後1時30分、第5時限目開始を告げるチャイムとともに始まった授業公開では、どこからでも見学しやすいよう教室のドアや窓を全開放し、全学年すべてのクラスの授業が一斉に公開されました。来校者の皆さまには、教室前の廊下だけでなく教室内にも自由にお入りいただき、たくさんの方々に授業を行う教員の様子や学習する生徒たちの様子を見学していただきました。
特に見学者が多かったのは1年生の授業でした。中学生の皆さんにとっては、より身近で親近感のある1年生がどんな高校生活を送っているのか気になったようです。中でも1年外国語科のクラスでは、外国語科の生徒たちが取り組む英語の授業ということで、教室の中も外も黒山の人だかりになっていました。
普段と違って多くの方々からの視線を浴びながらの授業であったため多少の緊張感はあったものの、先生方も生徒たちも普段どおり授業に集中して学習活動に取り組んでいたので、来校者の皆さまには、本校で行われている日常の授業の様子をしっかりとイメージしていただくことができなのではないかと考えています。
また通常時は、授業終了後に清掃活動とSHRを実施しますが、本日は放課後の課外活動も公開の対象となっているため授業終了後はすぐに放課とし、校内各所で部活動が開始されました。3年生のほとんどは既に部活動を引退しているため下校する生徒が多く見られましたが、校内に残って受験勉強に取り組んだり、10月から始まる総合型選抜や学校推薦型選抜に挑むために面接練習や小論文練習などの入試対策に取り組む生徒たちの姿もご覧いただけたことと思います。
放課後は部活動公開を行い、残念ながら本日が公式戦の開催日と重なり公欠不在となった陸上部、サッカー部、男女バレーボール部を除くほぼすべての部活動が活動の様子を公開しました。それぞれの活動場所には多くの中学生と保護者の皆さまが訪れ、部員たちが取り組む活動の様子を真剣な目で追いかけていました。吹奏楽部はミニコンサートを開催したり、科学部はブロッコリーのDNA抽出の実験を行ったり、運動部はコート脇に見学席を用意してお迎えしたり、それぞれの部活動が見学者目線に立った工夫と配慮で見学に訪れた皆さまに対応していました。
本日は、季節はずれの暑さの中、たくさんの皆さまにご来校いただき、心より感謝申し上げます。空調など快適な環境の提供という面では至らぬ点がございましたことをお詫び申し上げます。また、午後の限られた時間の中での公開となりましたため、様々な活動をゆっくりと見学したいと考えていた皆さまには、慌ただしさを感じさせる場面がございましたことを重ねてお詫び申し上げます。
一方で、授業の様子はもとより、施設設備などのハード面、生徒や部活動の様子などのソフト面など、本校が実践する教育活動については、ある程度ご理解を深めていただけたものと感じております。今後は学校説明会や学校ホームページ、学校公式インスタグラムなどのツールをご活用いただいて、本校が発信する様々な情報をご確認いただければ幸甚に存じます。
また、中学生やその保護者の皆さまにおかれましては、今後志望校を決定する上で、本日ご覧いただいた先輩たちのように、本校でハイレベルな「文武両道」の実現にチャレンジしたいと思っていただければ最高に嬉しく思います。
中学生の皆さんも、先輩たちのように「南の風」の一員となって、本校で「なりたい自分」に挑戦してみませんか?本校は、高校生活に「想い」を持って挑戦しようとする皆さんの入学を待っています。
頑張れ、受検生!頑張れ、未来の「南の風」たち!
皆さん既にバイリンガル(外国語科スピーチコンテスト)
本日9月25日(木)、1年生から3年生まですべての外国語科の生徒が一堂に会し、5,6時限目を活用して令和7年度校内スピーチコンテストが開催されました。
このコンテストは、外国語科生徒たちの英語スピーチ力はもとより、発信力、表現力、思考力の向上などに加えて人前で話すという経験を積ませる外国語科特有の学習活動であり、毎年この時期に開催されているものです。また、このコンテストは11月に開かれる県大会の校内予選を兼ねており、各学年の外国語科生徒の中から選ばれた生徒たちが日頃の学習の成果を競い合いました。
コンテストは、1年生がレシテーション部門(決められた英文の暗唱)に、2,3年生がスピーチ部門(自由なテーマで自分の思考や想いなどを語る)に挑戦しました。
冒頭で行われた開会セレモニーでは、英語が大の苦手だと自負する私も、演台に立ってスピーチする生徒たちの健闘を祈って英語での挨拶に挑戦しました。たどたどしい口調で全く美しくないスピーチとなってしまいましたが、生徒たちは優しい眼差しで見てくれ、あたたかな拍手をもらいました。
コンテストが始まり、まず最初にスピーチしたのは1年生で、“The Happy Prince”(幸福な王子)から指定されたパートの暗唱に挑みました。出場したのは鏡心葉さん、加藤李麻さん、高橋瑞希さん、戸村苺香さん、渡邊雫嬉さんの5名です。どの生徒も2分30秒の持ち時間を一杯に使って、滑らかな英語でスピーチしていました。さすがに1年生だけあって120人の生徒と多数の教員、そして撮影するカメラを前に緊張した面持ちで話す姿が印象的でした。
続いて2,3年生によるスピーチ部門が行われ、水野谷優奈さん、和田青依さん、只野結菜さん、大須賀大和君、伊藤燿子さんの2年生5名に加え、昨年度の校内チャンピオンで県大会準優勝に輝いた3年生の伊藤笑理菜さんの6名が出場しました。
スピーチ部門の持ち時間は、県大会と同様に1人4分以上5分30秒以下と定められており、「睡眠の大切さ」「思いやりを通じて成長を見つける」「小さな魔法」「『推し』の大切さ」「食について」「差別はいつなくなるのか」というテーマで、それぞれが自身の考えや想いを語りました。特にスピーチ部門に出場した生徒たちは、どの生徒も英語を流暢に操り、もう既に「外国での生活が長いのか?」と思わせるようなパフォーマンスを見せてくれました。更に、スピーチだけでなく手ぶりや表情、抑揚の付け方など、驚くほどに洗練されており、どの生徒のスピーチも甲乙付けがたい素晴らしい内容でした。
また、発表の合間には、先日文部科学省主催の海外研修に参加し韓国に派遣された2年生の金原珠里さん、昨夏から10か月間の海外留学に挑んだ3年生の中川心里さん、山口マーサさんが研修や留学の報告を行い、更に今夏本校に外国人留学生としてやってきたクレメンタイン、パトリシオ、マキシムの3名が英語で自国の紹介をしました。
今回出場した生徒たちのスピーチを聞いて、素人ながらに「僅差でジャッジが難しいな」と感じていましたが、案の定英語科の先生方とALTで構成されたジャッジたちも頭を悩ませたようで、審査時間を延長して熟慮の末、やっとのことで順位が確定しました。
結果発表の前にはALTと国際部主任からの講評があり、どの生徒もとても素晴らしい内容であったこと、差をつけるのが難しかったことなどが伝えられました。その後、審査結果が発表され、レシテーション部門では高橋瑞希さんが第1位に輝き、スピーチ部門では3年生の伊藤笑理菜さんが第1位を、僅差で2年生の和田青依さんが第2位を獲得しました。11月に行われる県大会へは2年生の和田青依さんが本校の代表として出場することとなりました。和田さんには、スピーチの内容でもある「小さな魔法」のように、楽しみながら自分の魅力を思い切りぶつけてきてほしいと願います。また、結果の発表とともに、各出場者には私から表彰状と副賞の図書券を贈呈しました。
また、本日のコンテストを見る限り、出場した・しないに関わらず、外国語科で学ぶ皆さんには明るい未来が待っているのだと確信しました。今回残念ながらクラス代表になれなかった皆さんも、外国語科特有のカリキュラムの中で皆さんのためだけに用意された特別なプログラムで日頃から実践的な英語力を身に付けていることに自信と誇りを持ってほしいと考えています。
そして、可能な限り生活の中で生きた英語に触れる機会を確保し、将来的には国内外を問わず、外国の方々とのコミュニケーションを強みにしながら、皆さんの挑戦を待っている社会のさまざまな分野でグローバルに活躍する人材を目指してほしいと願います。皆さんなら、必ず実現できると信じています。
頑張れ、越南生!頑張れ、外国語科!
大切な情報共有の場(PTA後援会第2回理事会)
昨日9月20日(土)午後より本校諸室において、PTA後援会の本部会、理事会並びに学年委員会及び専門委員会を開催しました。本部役員並びに理事の皆さまには、ご多忙の折ご出席いただき、誠にありがとうございました。
会議は13時から本部会が開催され、PTA・後援会両会長の挨拶で始まり、理事会で審議される内容について確認するとともに、進行に関する役割分担等を行いました。
本部会に続いて行われた理事会では、約100名の理事の皆さまにご出席いただき、本部及び各委員会から活動の報告や連絡などがありました。
理事会の冒頭では、7月に行われた関東高等学校PTA連合会大会2025埼玉大会及び8月に行われた全国高等学校PTA連合会大会2025三重大会について、本校PTAを代表して参加した役員の方々からスライドを使って詳細な報告がありました。
議事では、本部及び総務、生活の各委員会からは文化祭での企画や対応について報告があり、PTA企画として行った「オリ太郎・りーみん煎餅」販売の収益金約1万円が生徒会に寄付された旨の報告がありました。
また、進路委員会からは10月20日(月)に控える大学バス見学会について詳細が報告され、文系コースは成蹊大学と武蔵大学を、理系コースは千葉工業大学(もう1校は調整中)を見学することが確認されました。今後、参加の募集が行われる予定となっていますので、ふるってご参加いただけますようお願いいたします。
その後、11月13日(木)に予定されている長距離大会における給水支援の協力について説明があり、昨年の反省をもとに、保護者の皆さまからも複数のご意見を頂戴することができました。いただきましたご意見については、校内で検討した上で、改めて対応をご連絡することとなりました。
理事会の最後には、保護者の皆さまにご協力いただいたフードドライブの取組で60点を超える飲食物品が寄付され、9月17日(水)に仲介業者の手によって無事に子ども食堂に提供されたこと、11月に行われる県PTA連合会研修会で本校が発表校となること及び各研修会への参加に関すること、第3回理事会(2月開催)では次年度の役員選出が行われること、臨時の本部会を開催して本年度直面している課題について議論することなどについて連絡がありました。
理事会終了後は、学年委員会と専門委員会が行われ、それぞれ委員長さんを中心に活動を行いました。
毎回感じることですが、本日も午後の時間を一杯に使って情報共有や議論がなされたことで、学校といたしましては生徒に対する教育活動をより良いものに改善することができているとともに、こうした保護者の皆さまのご理解とご協力によって本校の教育活動が支えられていると強く感じています。
また、年に数回とはいえ、こうして会議や学校行事などのためにお時間を確保していただくことは、保護者の皆さまにとっては大きな負担でもあるとも捉えており、格別のご理解とご協力をいただいていることに改めて深く感謝申し上げます。
今後とも、生徒たちにとってより良い学びの環境を提供するために尽力してまいりますので、お力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
「最高の音楽を全員で」継承の儀(吹奏楽部第8回サンクスコンサート)
本日9月15日(月)春日部市の正和工業にじいろホールにて、満席御礼となるほどたくさんの皆さまにご来場いただき、本校吹奏楽部による第8回サンクスコンサートが開催されました。
このサンクスコンサートは、本校吹奏楽部員たちにとって特別な意味を持つコンサートとなっています。何故なら入学以来3年間をともに過ごし、同じ夢を追い求めて切磋琢磨しながら越南サウンドを磨いてきた3年生34名が3年間の活動の集大成として立つラストステージであり、3年生部員たちにとっては多くのティーンエイジャーが心を奪われる様々な楽しみを封印して、ただただ聴く人の心に響く美しい音楽を追求し続けるために高校生活の大半を費やし、自分たちにとって最も大切であり居心地の良い居場所であった吹奏楽部から引退することを意味します。
同時に下級生たちにとっては、高校生活を吹奏楽に捧げる覚悟と美しいハーモニーを追求し続ける一途な姿を背中で示し、憧れ、尊敬し、追い続けてきた偉大な先輩から歴史と伝統を刻む越南サウンドを継承し、想いの詰まったバトンを引き継ぐ大切なセレモニーであるからです。
コンサートは本日の主役である3年生の進行で幕を開け、第1部はこれまで数々のコンクールで演奏してきた勝負曲などを次々と演奏してくれました。スタンバイが完了し、指揮者の岡田教諭が登場したのちオープニングを飾ったのは過去のコンクールの課題曲で、これまで部員たちが幾度となく奏でてきた行進曲「希望の空」を118名の部員全員で演奏しました。
続く2曲目は、今夏のコンクールでDの部に出場したメンバーが勝負曲として演奏し銀賞を獲得した「レ・ミゼラブルより」が披露されました。
3曲目はラストステージとなる3年生34名による演奏で、現3年生が1年生のときに夏のコンクールのDの部で演奏し金賞を獲得した思い出の曲「ノートルダムの鐘」が披露されました。楽器の音ではなく生徒たちの歌声から始まり、重厚な曲調の中に鐘の音が響き渡る曲で、祭りの場面を思わせるメロディーが明るく元気な3年生にぴったりな曲でした。
そして第1部のクライマックスは、今夏の吹奏楽コンクールでAの部のメンバーが演奏した課題曲「メモリーズ・リフレイン」や「交響曲第3番より第1,3,4楽章」など、今年のチームにとって想い入れの強い勝負曲を演奏し、圧巻の迫力で会場を埋め尽くした観客たちの心をしっかりと掴みました。
15分間の休憩を挟んで始まった第2部は、打って変わって明るく賑やかなポップスステージで、オープニングでは全員が白シャツ、ネクタイにサングラスを着用したハードボイルドな姿で、お馴染みのディープパープルメドレーをパートごとの演奏やソロを交えて奏で、ポップなダンスで会場を盛り上げました。
続いて、3年生の思い出を振り返るメドレーでは、下級生たちによって全7曲が演奏され、曲に合わせて代るがわる3年生がステージ上でキュートなダンスを披露して観客を魅了しました。
そして、部員たちが入学当初に1年生全員で初めて演奏した思い出の曲「100%勇気」を、普段あまり一緒に演奏することのない1年生と3年生がコラボしながら見事に演奏しました。
中でも心を奪われたのは、越南吹部の顔とも言うべきビートレンジャーのステージでした。ビートレンジャーは、美しい音楽が大嫌いな悪の帝王「ボス」の様々な攻撃から越南吹部を守る正義のヒーローで、赤、青、桃、黄の4人のレンジャーが力を合わせてボスと戦う姿が見せ所で、今回は越南吹部の部員たちがボスの魔術でフリーズさせられてしまい、アカシ(レッド)とアオト(ブルー)の2人がレンジャーを辞める事と引き換えに越南吹部を守ることになってしまったのです。大切なマスクを脱いだアカシとアオトはマスクに想いを託して机の上に置くと、通りかかった2人の男子がマスクを手に…。正義の力は後輩へと託され、おそらく次回のステージでは新たなアカシとアオトが誕生し、モモ(ピンク)やキイちゃん(イエロー)とともに越南吹部をボスの魔術から守ってくれるのでしょう。
ポップスステージの後半は、Z世代に大人気のミセスの曲「青と夏」、顧問である岡田教諭ゆかりの「グッバイモーニング」が演奏され、会場中に手拍子が響き渡り、観客全員がリズムに乗って踊れるノリノリな雰囲気になりました。
そして最終盤には、3年生全員で「夜明け」を奏でると、舞台袖から2年生が現れて3年生の前に立ち、胸にコサージュを刺して演奏のバトンタッチが行われました。瞳に涙をためながら無事にバトンを受け渡した3年生は、そのまま顧問の岡田教諭の呼名で一人ひとり丁寧に紹介され、ステージ上に1列に整列しました。
クライマックスは、3年生全員が紹介されたのち、代表してマイクを持った部長の岩田さんの挨拶です。春の定期演奏会では流暢な言葉で淀みなく挨拶をしていましたが、今日は感極まる様子も見られるなか、夢を掴む事ができなかった悔しさを正直に語りつつ、その代償として得られた「越南吹部でしか見られない景色」が心に焼き付いていること。そして保護者をはじめ応援してくださった皆さまへの感謝の気持ちを、ひとつひとつ言葉を紡ぎながら伝える姿に、見ている私も心を奪われグッと来るものを感じずには居られませんでした。
無事に下級生たちへの継承の儀が終わりステージの最後を締めくくるのは、やはり越南吹部の十八番「宝島」です。色とりどりの衣装を纏い、身体全体で音楽を表現しながら演奏する姿は、観ているすべての者を幸せな気持ちにする演奏で、サンバのようなリズムで刻まれるパーカッションの音色に会場全体が一体となったところで118人による今年のチームの演奏が幕を下ろし、喝采の拍手が鳴り止まぬ中でフィナーレを迎えました。
およそ2時間半に及ぶステージもアッという間にエンディングを迎えましたが、ステージに立った部員たちの演奏を観て、高校生年代の彼らが純粋に夢を追いかけ、試行錯誤しながらも心をひとつにして一体感を感じたり、切磋琢磨しながら情熱を持って挑戦することによって得られる経験は、何事にも代えがたい貴重な財産となるはずであり、文武両道を貫く越南生の素晴らしさを再確認することができました。
本日をもって引退し、楽器を置くことになる3年生たちには、これまで大切にしてきた「目標に向かってやり切る姿勢」に自信と誇りを持って残りの高校生活を自己実現のために全力で取り組み、なりたい自分の実現に一歩でも近づいてほしいと願います。
また、願わくば来春に迎える本校卒業後も何らかの形で音楽に関わり、青春の日々を回顧しながら、またいつか、どこかで誰かの心に響く音楽を奏でてほしいと願います。
本日はたくさんの保護者の皆さま、ご家族の皆さま、OBOGの皆さま、そして本校吹奏楽部を応援してくださる皆さまにご来場いただき心より深く御礼申し上げます。また、これまで3年生をはじめとした部員たちの活動をあたたかく見守っていただくとともに、格別のご支援を賜り、重ねて感謝申し上げます。
3年生の部員たちが誇りを持って守り続けた越南サウンドと部員たちの拠り所であった「最高の音楽を全員で」の精神は、今日から下級生たちが覚悟と決意を持って継承してまいります。今後とも、本校吹奏楽部に変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!
「締め」と「備え」(文化祭閉祭式&防災訓練)
本日9月9日(火)午前中は、文化祭の片付けと閉祭式を行い、まだ興奮冷めやらぬフェスティバルもフィナーレ(締め)を迎えました。そして午後からは防災意識を高め「備え」の重要性を学ぶために防災訓練(避難訓練)と防災教育が行われました。
午前中は、祭りの余韻が残る光景であった教室を片付けつつ清掃をして、明日から再開される授業に集中できる環境づくりに全校生徒が協力して取り組みました。本日の片付けもそうでしたが、この文化祭期間中、イベントを効率的効果的に行うために生徒会が中心となって様々なルール作りをして、1000人を超える生徒たちがスムーズに活動できるよう多様な工夫がなされていました。例えば、備品移動時の廊下や階段の一方通行であったり、移動時間の割り当てであったり、生徒たちの多くの行動が生徒会の綿密な計画の下でしっかりとコントロールされていました。
感心したのは、そうした細かなルールを生徒自らの力で全校生徒に発信し周知していたことと、そのルールの趣旨や意図を理解し、確認しながら誠実に対応する生徒たちの姿がそこにあったことです。1000人を超える人が集まれば、どうしたって自分しか見えていない人が出てきて、個人の判断で勝手なことをする者が現れるのは世の常です。またそうした人が一定数集まると少なからずカオスな状態が出来上がって、コントロールが効かない場面が出てくるのもまた容易に想定できることです。
しかし本校の生徒たちを見ていると、そうした姿は皆無であり、実に見事に生徒会のコントロール下で行動している姿が見られました。これは、生徒自身はもとより、各ご家庭で保護者の皆さまが、お子様としっかりと向き合い倫理観を育んでいただけていた証であると感じています。越南生の素晴らしいところは数多ありますが、こうした倫理観の醸成は、青少年期の子供たちにとって、もっとも重要な資質の一つであると感じています。改めて保護者の皆さまに感謝申し上げる次第でございます。
当日は、どの企画も所属する生徒たちによって共助の精神で企画運営され、参加団体としての一体感を感じる一方で、来場者を楽しませようとする利他の精神もしっかりと見ることができ、本校生徒たちの「人」としての素晴らしさを改めて確認できた文化祭となりました。
本日の閉祭式では、そうした企画の中から各部門別に来場者の投票によって選ばれた参加団体の表彰が行われました。パフォーマンス、歌唱、展示、看板、部活動など様々な企画の中で最優秀賞を獲得したのは、本校一の大所帯である吹奏楽部でした。受賞の挨拶では、部訓である「最高の音楽を全員で」を実践できたことが良かったと話していました。
昼食を挟んで午後からは、いつ遭遇するかわからない災害に備えた防災訓練を実施しました。内容は地震を想定した避難訓練とビデオを視聴して防災について考える防災教育となっています。かつては、避難訓練と言えば、本番さながらに迅速に避難することを良しとしていましたが、近年は訓練時の事故やケガの防止の観点から「お・か・し・も(・ち)」(押さない、駆けない、喋らない、戻らない、(近づかない))が基本となり、淡々と避難経路を確認しながら集合する姿が主流となっています。実体験に基づく訓練という観点から見ると首をかしげたくなることもありますが、現代は「経験」よりも「知識」や「安全」を重視する方針での防災訓練となっています。
一方で、我が国は世界トップクラスの災害大国であり、特に近年発生する自然災害は地球温暖化の影響もあり、頻度も発生時の被害の大きさも確実に拡大している傾向があります。生徒たちの自治力のおかげで平穏な毎日を送れている本校でも、いつ災害に見舞われるかは全く予想ができません。
だからこそ、生徒たちには万が一の場面に遭遇した場合の「備え」に目を向けてほしいと考えます。スポーツの世界では「良い準備をしたものが勝つ」ということが常識となっています。こうした考え方は、スポーツの世界だけでなく、ビジネスや日常生活など、ありとあらゆる場面に言えることだと思います。「良い準備」こそが、いざという時に良い結果を手にする唯一かつ最良の手段なのだと強く感じます。
本日の避難訓練では「おかしも(ち)」を優先した訓練となりましたが、学んだ知識や思考を活かして、想像力を働かせ、物理的、精神的、情報的対策をそれぞれ整理して、良い準備を重ねてほしいと願います。災害は決して起こってほしいわけではありませんが、もしもの時が来たら「良い準備」の有無が皆さんの未来を左右することになるのだと思います。生徒たちには、自分の命を自分自身の力で守るとともに、自分にとって「大切な誰か」の命を守れる人であってほしいと願います。全ては、皆さんの「明るい未来」のために…。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
秋の初陣を飾る(野球部秋季大会地区予選)
本日9月8日(月)越谷市民球場において、令和7年度秋季高等学校野球大会東部地区予選が開催され、本校野球部が出場しました。本日は過日行われた文化祭の代休日であったため、部員たちの初陣を現地で見ることができました。
この大会は、夏の甲子園大会の県予選で敗退して3年生が引退した後、新チームになって最初の県大会につながる大会で、東西南北4地区でそれぞれ2回戦のブロックトーナメントを行い、勝者となったチーム(東部地区では10チーム)が秋の県大会に出場するレギュレーションとなっています。
また、秋の県大会は春の全国選抜大会出場校の選考を兼ねた関東大会の県予選を兼ねており、まだ夏が終わり新チームになったばかりでありながらも、全国の高校生球児たちが選抜大会への出場を夢見て戦う重要な真剣勝負の場でもあります。
本校は東部地区Jブロックに割り当てられ、本日の初戦は宮代高校との対戦となりました。会場が使い慣れた地元越谷市民球場であり、会場への移動も容易なことから、若干のアドバンテージはあるものの、どのチームも新チームになって僅か2か月余りしか経過しておらず、まだまだチームの完成度としては決して高くない「伸びしろしかない」チーム同士の対戦となりました。
試合は午前9時にプレートアンパイアのコールとともに開始され、後攻の本校は1回表の守備から試合に臨むことになりました。この時期のチームは、どのチームも未完成なところがある分、どちらのチームが先に試合の流れを掴むのかが勝敗のカギとなりますが、本校は先発した左腕が幸先よく三者凡退に打ち取り、絶好のスタートを切りました。
迎えた1回裏の攻撃では、先頭打者が芯で捉えるもショートライナーに倒れ、やはり簡単ではないなと感じた矢先、続く2番打者がショートへの内野安打、クリーンナップに打順が回ると3番打者が左中間を破るタイムリー三塁打で早々に先制点をGETしました。更に主砲の4番打者のセンターへの犠牲フライで追加点を奪い幸先よくリードを2点と広げました。
守備では、打たれはするものの各ポジションの選手が堅実なフィールディングを見せ、四球1つを与えながらも、1回表、2回表、3回表と3回連続でノーヒットに抑え凡退に打ち取るパーフェクトな展開で、一気に本校に流れを引き寄せました。
本校は2回裏の攻撃で、先頭打者がライトフライに打ち取られた後、8番打者が四球を選んで出塁、ツーアウトとなったあと2盗を決めてツーアウト二塁のチャンスを迎えました。このチャンスに1番打者がサードへの内野安打を放ちツーアウト1、3塁に、更に1塁走者が2盗を決めツーアウト2、3塁とチャンスを広げましたが、センターフライに打ち取られ得点することはできませんでした。しかし、1回、2回と立て続けに三塁まで進塁し、相手チームに大きなプレッシャーを与え、完全に試合の流れを掴みました。
3回裏には先頭打者がライトオーバーの二塁打で出塁し、ワンアウトを取られた後、5番打者がライト前に運んでワンアウト1、3塁のチャンスを迎えました。どうしても追加点がほしい本校は、ここでパワーヒッターの2年生を代打に送ります。相手ピッチャーは打者の体格に圧倒されている間に1塁走者が2盗を決め、ワンアウト2、3塁とビッグチャンスとなりました。そして、代打で出た打者がヒットエンドランの場面で体勢を崩されながらもサード強襲のゴロを放ち、1塁でアウトとなる間に三塁走者が生還して待望の追加点を奪いました。
4回表には、相手の3番打者に初ヒットを許し、四球もあってワンアウト1、2塁とされましたが、続く打者に対しては打者勝負に徹して凡退させ事なきを得ました。
続く4回裏本校の攻撃では、先頭打者が四球を選んで出塁すると、バントとワイルドピッチの間に三塁まで進塁し、2番打者がセーフティバントを試み内野安打となる間に三塁走者が生還し4点目を奪いました。
5回表の守備ではサード強襲の内野安打を許すも、他の打者をしっかりと打ち取り、相手に付け入る隙を与えない素晴らしい試合展開となりました。
5回裏の攻撃では、先頭打者がセンター前にクリーンヒットを放ち、すかさず盗塁してノーアウト二塁のチャンスを迎えると、2者連続で三遊間ヒットを放ち5点目を奪って、相手投手をノックアウトしました。相手投手が交代となった後も本校は攻撃の手を緩めず、スクイズで手堅く追加点を挙げ6点差としました。
しかし、6回表の守備の場面で本校選手たちは、試合の流れは些細なことで変わる怖さを知ることになります。これまで完璧に抑えていた左腕が先頭打者に四球を与えると、2盗とショートへの内野安打で無死1、2塁のピンチを迎え、続く4番打者に対する暴投の間に無死2、3塁へと進塁されます。このピンチの場面で打者をショートゴロに打ち取る間に1点を失うと、続く5番打者にセンターへの犠牲フライを打たれ2点目を献上してしまいました。
嫌なムードが漂う6回裏の攻撃では、悪い流れを断ち切るがごとく選手同士がしっかりと声を掛け合ってチームを引き締めました。すると、先頭打者がレフト前ヒットで出塁し、2番打者がセーフティバントを決めて無死1、2塁のチャンスを掴みます。続くクリーンアップの3番、4番打者がセンター前、ライト前にきれいに運び8-2とリードを広げます。更に無死1、3塁から2盗を決め無死2、3塁とすると、センターへの犠牲フライで7回コールド勝利の目安となる9点目(7点差)を奪い、試合の流れを引き戻します。
コールド勝利がかかった7回表の守備では、ここまで力投してきた左腕から球速のある左腕が継投し、試合を締めくくりに行きました。しかし、先頭打者をセンターフライに打ち取りワンアウトを奪ったものの続く打者には苦戦してしまいます。球速はあるものの、コールドゲームのプレッシャーからか制球が定まらず四球を与えワンアウト一塁と出塁を許します。続く打者は球威で抑えてファーストのファールフライに打ち取りましたが、次の打者にも四球を与えツーアウト1、2塁と一打失点の場面を迎えました。しかし、こうした緊張感MAXの場面でも大きく崩れないチーム力を発揮できるのが本校選手たちの強みで、最後はこの日初めての三振を奪ってゲームセットとなりました。
序盤は安泰かと思われた試合で一時は2点を失うなど反省の材料を残しながらも、終わってみれば9-2の7回コールド勝利となりました。選手たちは、大事な初戦を勝利で飾り、大きな自信を持ったに違いありません。次戦は本日同時刻に行われている春日部高校と杉戸高校の勝者との対戦となり、十数年ぶりの春夏連続県大会出場を目指して戦うこととなります。
私は、本校への校長就任以来、野球部の部員たちが来る日も来る日もグラウンドに立ち、仲間たちと切磋琢磨しながら青春を賭して野球に打ち込んできたことをこの目でずっと見てきました。いつでも礼儀正しく爽やかで、本校生徒たちの模範でもある選手たちには、日頃から泥だらけになりながらも直向きに技術練習に取り組み、コツコツと努力を積み重ねてきたことにプライドを持って次戦に臨んでほしいと願います。皆さんなら、必ず県大会への切符を手にすることができると信じています。
本日は、平日にもかかわらず、また季節外れの猛暑の中、たくさんの保護者の皆さまに球場にお運びいただくとともに、熱い声援を賜り、心より感謝申し上げます。スタンドからの皆さまの声が選手たちの活力となり、本日の流れを引き寄せたのだと確信しています。次戦はどちらのチームとの対戦になるにせよ、本日より更に厳しい試合となることが予想されます。しかし、最後はきっと本校の選手たちが勝ち名乗りを挙げてくれることを信じて、皆さまとともに期待して待ちたいと思います。今後とも、変らぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、野球部!
夏の終わりの死闘(サッカー部全国選手権予選)
本日9月7日(日)所沢航空公園サッカー場において第104回全国高等学校サッカー選手権大会埼玉県1次予選トーナメントが開催され、本校サッカー部が出場しました。
この大会は、全国の高校生サッカー部員たちにとってどの大会よりも思い入れの高い大会であり、同時に3年生フットボーラーにとって全国の頂点を目指して闘う最後のノックアウト形式の公式戦で、まさに高校サッカー人生の全てを賭けて魂と魂がぶつかり合う1年間で最も大事な大会でもあります。
1次予選には、前回大会であるインターハイ予選のベスト8進出校と高円宮杯U-18(18歳以下)サッカーリーグの県リーグ所属校30チームを除いた124校が出場し、全県一区のブロックトーナメントを勝ち抜いた26校が1次予選を免除されたシード校とともに10月に行われる決勝トーナメントへの出場権を獲得するレギュレーションとなっています。
本日行われた1回戦で本校は西部地区1部リーグ所属の強豪校所沢北高校との対戦となりました。しかも会場は所沢北高校のお膝元である所沢航空公園。相手にとってはホームゲームのような環境の中、適地に乗り込んでの一戦となりました。
完全アウェーの雰囲気が予想された本日の試合でしたが、開始前にはエンジ色のTシャツを纏った保護者の皆さまや卒業生の皆さんが続々と駆け付けてくださり、ベンチサイドのスタンドは埋め尽くされ、応援団の数でも盛り上がりのボルテージでも相手を凌駕していました。会場も遠方ではありましたが、他の会場の試合が学校のクレーグラウンドで行われる中、奇麗に整備された人工芝のグラウンドでプレーできるラッキーな面もあり、あとは、猛暑に負けずに相手以上に走って体を張って戦い、自分たちの力を出し尽くすのみという最高の環境が整いました。
試合は午前10時、相手のキックオフで始まり、序盤はお互いに相手の様子見的なプレーが多く見られましたが、徐々に相手が攻勢を強め、前半8分こぼれ球を拾われ、右サイドからのパスを中央でシュートされましたが、ゴール右に外れ事なきを得ました。続く15分には左CK(コーナーキック)から中央でヘディングシュートを打たれましたが、本校選手が身を挺して防ぎ、ゴールライン上でクリアしてピンチを凌ぎました。
すると17分、本校が敵陣深く攻め込み左サイドに展開、相手は苦し紛れにタッチラインにクリア。このチャンスにロングスローでゴール前にボールを運びますが相手GK(ゴールキーパー)にキャッチされ得点はなりませんでした。続く35分にも右サイドでスローインを得ると、縦のパス交換からゴール前にクロスを上げシュートシーンを迎えましたが無常にもゴール左へ外れました。
37分には、自軍の不用意な反則で、ペナルティエリア外の25mの距離からのFK(フリーキック)を与える大ピンチ。壁6枚を立たせて直接シュートを牽制すると、ボールはゴールの遥か上に飛び、前半最大のピンチを凌ぎました。
技術的にはほぼ互角の両チームでしたが、その後も相手が優勢に試合を運び、38分、39分と立て続けにFKのチャンスを迎えるも、本校選手たちの集中力も高く、中央で守備陣が体を張ったクリアで凌ぎ、前半は両者無得点で前半を終えました。
ベンチに戻った選手たちは、ミストや水分補給での体力の回復を図り、スタッフからの指示に耳を傾けていました。ベンチでは6人のマネージャーが献身的にサポートするとともに、控え選手たちからも改善点が積極的に共有されました。スタッフからは無得点でのドローは勝ちに等しいとの助言に加えて後半に向けた新たな戦略が授けられました。
迎えた後半は、本校のキックオフから始まりましたが、開始当初から相手が攻勢を強め、後半3分には右スローインからサイドバックに落とされたパスをゴール前にクロス。GKが防ぐもこぼれ球をゴール右からシュートされましたが、左ポストに当たる幸運もあり、大ピンチを凌ぎました。
その後5分にはFK(フリーキック)をゴール前にあげられ、クリアが小さくなり右CKを与えてしまいました。このCKでは体を張った守備を見せる本校がクリアして、そこから一気に攻撃に転じると、後半17分には左サイドに展開し、クロスを2本連続でゴール前に入れチャンスの場面を作りました。更に攻勢を強める本校は、右スローインからボールを保持し、ペナルティエリア内に絶妙のスルーパス。これをコントロールした本校GM(ゲームメーカー)がシュートを放つも枠を捉えられずに本日最大のビッグチャンスを得点に繋ぐことはできませんでした。
時間が経過するにつれ相手の消耗が激しくなり、ふくらはぎを痙攣する選手が散見されるようになると、スタミナに勝る本校は、その後も何度か敵陣でチャンスを広げリズムを掴んだかに見えました。しかし、相手も下馬評通り集中力の高いチームで、5人の交代枠を使い切りながらフレッシュな選手が疲弊したチームを活性化し、残り10分を切ると再び自陣に押し込まれる場面が増えてきました。
そうした中34分には左クロスから中央のストライカーにボールが繋がり、ゴール正面からシュートをされましたが、ボールはクロスバーを大きく超えました。押し込まれる展開が続く中、後半の40分を迎え、ピッチ中央で掲げられたボードには「5」の文字。アディショナルタイム5分が示されました。
攻め手の少ない本校は延長戦を想定した戦術を確認する中で、疲労困憊の相手は延長戦回避のために本校ディフェンスラインの背後にボールを集めます。スペースに出たボールは相手との奪い合いになり、本校は闘志を持ったディフェンスが裏目に出て、連続してミドルゾーンでFKを与えてしまいました。ゴール前に蹴り込まれたボールを必死にクリアする本校選手たち。その間も時計は進みます。
タイムアップ寸前に再びFKを与えてしまい、左ミドルゾーンからゴールエリア内に蹴り込まれたボールを必死にクリアするものの距離が出ず、ペナルティエリア内で相手に拾われ振り向きざまにシュートを打たれました。シュートなミートせずボテボテのキックとなりましたが、スローモーションのように本校選手の間をすり抜け本校ゴールへと吸い込まれてしまいました。
一斉に天を仰ぐ本校選手たち、一方で歓喜に湧く相手選手たち、同点に追いつこうと最後の気力を振り絞ってボールをセットしようとする本校選手を前に、キックオフを迎えることなく試合終了のホイッスルが吹かれました。この瞬間、無情にも本校の敗戦が決まり、本校選手たちはピッチに倒れ込みました。
長いサッカー人生でも稀に見る最後の1秒での決着。しかも敗者としての経験。相手に負けず劣らず善戦し、相手よりも走り、相手よりも闘志を持って闘った末の敗戦。勝負事には勝者があれば敗者もいることは痛いほどわかっているものの、頑張っていただけに受け入れられないあまりに無情で残酷な結末となりました。
わずか1秒、されどその1秒で決勝点を奪われ、勝利を逃したことは紛れもない事実です。選手たちには、勝利を手にできなかった敗因に目を向けるとともに、勝負の厳しさを心に刻んで今後の人生に活かしてほしいと願います。
ただ、試合終了後、溢れそうになる涙を必死にこらえ、気丈な姿で保護者の皆さまをはじめとした応援団に対して感謝を伝えるとともに、ここで終わらずに残り4試合となったリーグ戦でリベンジすると宣言したキャプテンの姿はとても立派で心を動かすものがありました。後輩たちには、その背中をしっかりと目に焼き付け、そうした強い想いをしっかりと継承してほしいと願います。
本日は、猛暑の中、本当に多数の保護者の皆さま、OBOGの皆さんにご来場いただくとともに熱いご声援を賜り、心より感謝申し上げます。本日は、残念ながら勝利を手にすることができませんでしたが、勝敗以上に大切な何かを選手たちは感じ取ってくれたことと感じています。3年生たちを含めたこのチームの闘いはもう少し続きます。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、サッカー部!
「一蓮托生」友と紡いだ最高の瞬間(第52回南高祭)
昨日9月5日(金)と本日9月6日(土)の2日間、生徒たちにとっては高校生活を彩る最大のイベントである第52回南高祭(文化祭)を開催しました。
昨日5日(金)は、午前中久しぶりに全校生徒が体育館に集結し、開始直後からボルテージMAXに盛り上がる中、生徒会生徒の進行によってオープニングのステージイベントが行われました。照明が落とされ、色とりどりのサイリウムが無数に振られる非日常的な雰囲気の中、書道部によるパフォーマンスを皮切りに有志による南高グランプリ(パフォーマンス大会)、チアダンス部、演劇部の発表に加え、クラス企画のダンスパフォーマンス3団体の発表があり、最後は本校一の部員数を誇る吹奏楽部による圧巻のステージで幕を閉じました。
午後から行なわれたクラス企画発表では、お化け屋敷や飲食系企画に長蛇の列ができるとともに、年齢層に関わらず楽しめるゲーム形式の企画が盛況で、どの教室からも大きな歓声が聞こえてきていました。また、多様性をという言葉が一般的となった現代の風潮を示すかのように、男子生徒が女装して観衆や来場者を楽しませる企画が多く見られ、これも現代を生きる若者世代のトレンドなのかと、私自身も楽しみながら受け止めました。
この日は、朝から降る雨の中、関東を直撃する予報であった台風の影響も心配されていましたが、午前中に強い雨が体育館の屋根に打ち付けたものの、生徒帰宅時には日差しも見られ、無事に校内公開を終えることができました。
本日9月6日(土)は台風一過となり、朝から強烈な日差しが照りつける中、雲一つない青空のごとく生徒たちのパッションは更なるグレードアップを遂げていました。一方で、午前10時に設定した開門時には、正門から敷地を取り囲むかのように長い列が作られ、保護者の皆さまや卒業生、そして多くの小中学生たちにご来校いただきました。
教室内は全開で空調を効かしていましたが、廊下や教室など至る所がご来場いただいたお客様で溢れ返り、お迎えする生徒たちの熱気も加わって、何処も彼処も大盛況な盛り上がりを見せていました。中でも、予想のとおりお化け屋敷の前には長蛇の列が形成され、身動きが取れないほどの人気ぶりでした。
また、PTAの皆さまには、童心に帰って楽しめるお菓子のお玉すくいゲームや本校のスクールキャラクターである「オリ太郎」と「りーみん」の図柄を配したオリジナル煎餅の販売を行っていただきましたが、こちらも大人気で完売となりました。
文化祭をとおして生徒たちの様子を2日間間近で見ることができましたが、どの生徒たちもクラT(クラスTシャツ)を身に纏いながら共助の精神をもってそれぞれの役割に徹し、来校された方々に対して誠意をもっておもてなしする姿が見られ、南高祭のテーマである「一蓮托生」のごとく、仲間たちとの一体感を肌で感じながら成功体験を得ることができたのだと思います。
午後3時を以て一般公開が終了し、ご来校いただいた皆さまが一斉に帰路につきましたが、それでもなお生徒たちは興奮冷めやらぬようで、簡易的な清掃や片付けをしながらも、その表情は笑顔で溢れていました。揃いのクラTを脱ぐのも名残惜しい雰囲気が漂う中、放課後には気持ちを切り替えて部活動へと向かう生徒たちの姿が見られました。
保護者の皆さまにおかれましては、ご多用の中ご来校いただき、心より深く感謝申し上げます。生徒たちが発する情熱を肌で感じるとともに、本校での学校生活の様子をご覧いただくことができ、大変嬉しく感じています。こうして生徒たちが学校行事に没頭して情熱を発散できるのは、ご家庭の皆さまの格別のご理解とあたたかなご支援のおかげであると感じています。重ねて感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
輝く生徒たち(表彰式、壮行会、国際交流事業)
本日9月2日(火)6限目の時間を活用して表彰式と壮行会及び海外研修報告会&新たに「南の風」の仲間に加わった外国人留学生の紹介を行いました。
本来表彰や壮行会は、生徒たちにとって晴れの舞台であり、校長としては全校生徒の前で紹介するべきだと考えていますが、連日の猛暑への対策と生徒たちの体調管理のため、昨日の始業式に続いて空調の効いた各ホームルームにてリモート(映像配信)で実施しました。
今回の表彰対象者は、夏季休業期間中に出場・出演した大会や発表会などで優秀な成果をおさめた生徒たちに対して行われました。対象者は以下のとおりです。
1 女子卓球部
東部支部高校卓球大会 女子学校対抗 第5位
2 野球部
埼玉県高等学校野球連盟賞 行田裕希(3年)
3 男子テニス部
令和7年度第12回埼玉県国公立高等学校テニス大会 第1位
4 吹奏楽部
第66回埼玉県吹奏楽コンクール 高等学校部門Aの部 銀賞
第66回埼玉県吹奏楽コンクール 高等学校部門Dの部 銀賞
5 チアダンス部
USAチアリーディング&ダンス学生新人大会2025EAST Novice Large部門 第1位
どの部の生徒たちも出場した大会当日だけでなく、大会に至るまでの長い期間にわたって地道な努力と鍛錬を重ね、常に「良い準備」を怠らなかったことと、「高みを目指すんだ」という「強い気持ち」で本番に臨んだことが成果につながったのだと考えています。また、そうした気質は、越南生にとって最大の武器であり、魅力であると捉えています。本日表彰を受けた生徒たちだけでなく、「南の風」の仲間である皆さんには、現状に満足することなく、ワンランク上の景色を見るために更なる高みを目指して挑戦を続けてほしいと願います。
その後、夏季休業期間中にオーストラリア(シドニー)にて実施した海外研修に参加した26名の生徒たちが紹介され、代表して外国語科2年の和田青依さんから流暢な英語も交えて報告がありました。参加した26人は出発前と帰国後では一回り逞しくなったようにも感じました。
続いて、昨日9月1日から来年6月まで約10か月の期間で予定されている本校での海外留学生活をスタートさせた2名の外国人留学生の紹介がありました。1名はメキシコから来た男子生徒で外国語科2年3組に所属します。もう1名はフランスから来た男子生徒で普通科2年6組に所属します。また、本日紹介はできませんでしたが、来週からはもう1名フランスから来る女子生徒が外国語科1年3組に加わる予定です。
本日紹介した2名からは、母国語と英語と日本語の3か国語で自己紹介と挨拶があり、大きな拍手であたたかく迎えられていました。2名とも母国語や英語の挨拶は当然のことながら流暢でしたが、日本語での挨拶にはたどたどしさがあり悪戦苦闘しているようでした。こうした姿は、私たちが異国において現地の言葉で話すことと同意であり、留学生たちの姿から挑戦することの重要性や完璧を求めなくても通用するのだというフランクな姿勢を学んでほしいと強く感じました。
更に、その後行われた壮行会では、文部科学省が青少年国際交流事業として行う日韓高校生交流事業に全国の高校から37名(本県では1名のみ)が選ばれ、9月8日(月)から12日(金)までの5日間、韓国に派遣されることになった外国語科2年の金原珠里さんを紹介し、私と生徒会長から激励をしたのち、本人からも訪韓に対する決意が力強く語られました。
本校は外国語科設置校であることから、こうして国際交流事業をはじめとした国際理解教育に力を入れていますが、外国人留学生を複数名同時に受け入れることや、自校の生徒を海外に送り出すことは、決してどの学校にでもできることではありません。英語科の先生方を中心とした教職員の多様な尽力やホストファミリーをはじめとした関係者の理解と協力があって実現していることでもあります。
だからこそ、生徒たちには、こうした「決してあたりまえではない」貴重な環境の中にリアルタイムで自分が居ることを有効に活用して、異国文化や他国の言語などに目を向け、積極的に交流を深めるとともに、自分の未来をより豊かなものにするためにもグローバルな視点を磨いてほしいと願います。皆さんの可能性は無限大であり、活躍すべき舞台は世界中に広がっているのです。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風たち!
新たなるスタートライン(2学期始業式)
本日9月1日(月)、1学期終業式以来44日ぶりに全校生徒が元気に登校し、第2学期が始まりました。
朝から容赦なく照り付ける太陽の下、登校する生徒たちはオリーブカラーの制服に身を包み、額の汗を拭いながら久々に会う友人たちに笑顔を振りまいていましたが、一方では、終わりを告げた夏休みに未練を残す生徒たちの様子も垣間見られました。生徒たちは、夏季休業期間の1,056時間(44日間)をどのように過ごしたのでしょうか。
本日は、2学期初日のため、けじめの儀式ということで始業式と学年行事(整容指導、自転車点検、LHR)が行われました。始業式は、1学期終業式に続き猛暑対策と生徒の体調管理のため、空調の効いた各ホームルームにてリモート(映像配信)で実施しました。
冒頭に行った校長講話では、新学期に向けて改めて人との関係づくりを大切にしてほしいという想いから「一期一会」というテーマで話をしました。人とのかかわりの中で、一見自分にとって都合の良くない助言をする人の中には、自分に対して正しくないと思われる部分を律することに目を向けてくれることを願って親身になってそうした助言をしてくれるなど、自分の人生に大きな影響を与えてくれる大切な人物が必ず存在するのであり、表面的な言動やその時の感情に左右されず、その人の真意を汲み取ることにフォーカスすることや、そうした人との出会いや関係の重要性に気付ける感性を磨いてほしいと伝えました。そして、そうした大切な人たちにとって、自分自身も「今後関わり続ける価値のある人物」となることを目指してほしいと伝えました。また、自分の人生に影響を与えるそうした出会いは必ず誰にでもあるものであり、生徒たちにとって「親」はその最たる存在であるとも伝えました。
講話に続いて、この夏休み中にあった教職員の人事異動について報告しました。育児休業代替教諭としてご勤務いただいていた竹村教諭が任期満了となり、坂本教諭が育児休業から復帰したことを伝え、坂本教諭から挨拶をしていただきました。
2限目以降は、学年ごとに整容指導や自転車点検を実施し、担任によるLHRを経て、2学期初日の日程を終了しました。放課後には、いつものとおり元気に部活動に取り組む姿や週末に迫った文化祭の準備に勤しむ姿があちらこちらで見られ、学校にも一気に活気が戻ってきたと感じました。
保護者の皆さまにおかれましては、44日にわたる夏季休業期間中、ご家庭でのご指導を賜り誠にありがとうございました。保護者の皆さまが各ご家庭でしっかりとお子様に寄り添っていただけたおかげで、本日無事に2学期のスタートを迎えることができましたことをご報告申し上げますとともに、重ねて感謝申し上げます。
また、夏季休業期間中も連日登校し、部活動や進学補習などに取り組む生徒たちの姿をしっかりと見させていただきました。この44日間に積み重ねた生徒たちの努力の成果は、今後の生活で少しずつ形となって体感できることだと期待しています。
一方で、2学期は生徒たちにとって学校生活に対するモチベーションや集中力に大きな差が生まれる時期であり、生活の質の低迷が生徒たちにとって今後の人生を左右することにつながりかねない大切な時期であるとも言えます。
保護者の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますとともに、可能な限りご家庭でお子様と対話する機会を確保していただき、今まで以上に注意深く、そしてあたたかく見守っていただければ幸いでございます。併せて、お子様の変化など気になることがございましたら、遠慮なく担任などにご連絡を頂戴できますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
輝く「第1位」の称号(チアダンス部USA夏の大会)
去る8月20日(水)と21日(木)の2日間、千葉ポートアリーナにおいてUSA SUMMER COMPETITION 2025 School & College(関東USAチアリーディング&ダンス学生新人大会2025EAST)が開催され、本校チアダンス部が出場しました。
この大会は、一般社団法人Cheer&Dance Educationが主催するチアダンス系競技の全国規模の大会で、関東、関西、東海の各地区でクラブチームや学生それぞれに特化して難度レベル別の部門を設定して行われる大会です。本年度の夏の大会には、関東地区の中学校、高等学校、大学のチアダンスチームが一堂に会し、2日間で合計207チームが出場しました。
本校は、高等学校編成2部のSong/Pom部門Novice Largeの部に出場し、26名の部員たちが今夏に積み重ねてきた練習の成果を自信を持って発表してきました。
結果は、見事に部門第1位を獲得することができ、賞状と盾をいただくことがきました。過日行われた春の大会では僅かに力及ばず、悔しい思いをしたメンバーたちでしたが、今回は引退した3年生の想いも背負って大会に臨み、見事にリベンジを果たしてくれました。
本校チームが出場した大会1日目の8月20日(水)は、全国高等学校PTA連合会大会2025三重大会の日程と重なっており、残念ながら応援に行くことができませんでしたが、本日8月25日(月)にチアダンス部の部長と副部長が顧問とともに校長室にやってきて、笑顔で大会の結果を報告してくれました。
手に持った盾はクリアな材質に「第1位」の文字が輝き、大きさもかなり大きく立派なものでした。報告してくれた2人の部員は、更なる高みを目指していることから反省を口にしており決して満足はしていない様子でしたが、一方では現段階での手ごたえを十分に感じられたようで、私との会話の中で見せる笑顔がよりキュートに輝いていました。
チアダンスという競技は、個人の技能以上にチームの一体感やシンクロ感が結果に大きく影響する困難度の高い競技であると言えます。だからこそ、本校生徒たちの合言葉である「南の風」を意識しながら、チームワークや人間関係を磨き、高みを目指し続けてほしいと願います。
大会には、たくさんの保護者の皆さまにご声援をいただいたと顧問から聞いております。日頃から、こうして生徒たちが情熱を注ぐ活動に寄り添うとともに、格別のご支援を賜り、心から感謝申し上げます。生徒たちが今回の結果に満足せず、更なる高みへとチャレンジし続けてくれることを皆さまとともに期待したいと思います。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、チアダンス部!
PTAの存在価値を再認識(全国高等学校PTA連合会大会2025三重大会)
去る8月21日(木)22日(金)の2日間、三重県津市において全国高等学校PTA連合会大会2025三重大会が開催され、研修のためPTA役員の3名の皆さまとともに大会に参加してきました。
会場が遠方であったため、埼玉県の参加校は埼玉県PTA連合会事務局の企画により大会前日に現地入りし、参加各校のPTA(単位PTA)同士の親睦を兼ねて宿泊施設にて情報交換会を実施しました。本校からはPTA本部役員の3名が参加し、近隣校を中心に多くの学校の役員の皆さまと積極的に情報交換を重ね、各校の活動の様子や抱えている課題などについて意見を交わしていました。
8月21日(木)は、朝から本県一団専用のバスに乗って会場に向けて出発し、津市産業・スポーツセンター(日硝ハイウエーアリーナ、メッセウイングNHW)において開会行事と分科会が行われました。この施設はオリンピックのレスリング競技で3連覇し、霊長類最強女子の異名を持つ三重県津市出身の吉田沙保里さんによって「サオリーナ」と命名されている複合型施設で、スポーツ施設と文化施設(展示場)が一体となった、とてもきれいで大きな会場でした。
開会行事に先立って、三重県を代表する高校生の活動として三重県立四日市商業高校ギター・マンドリン部による演奏アトラクションが行われました。同部は毎年全国大会で表彰の常連となる輝かしい実績を持つ部活動で、この日も高校生らしい純粋な振る舞いとともに心に染み渡る美しい音色を奏でてくれました。
開会行事では、数年に渡って準備を重ねてきた三重県実行委員会委員長の挨拶に始まり、文部科学副大臣、三重県知事、津市長の挨拶がありました。どの方も、PTA組織の重要性に触れ、生徒の有意義な高校生活を強力にバックアップしているPTA組織の存在価値と教育行政に対する多大な貢献について感謝の意を述べるとともに、PTA組織の更なる発展の重要性について言及されていました。
開会行事に続いて表彰式が行われ、全国各都道府県で顕著な活躍をされた単位PTAや都道府県事務局などの団体や、組織の中心となって尽力された個人などに対して表彰状が贈呈されました。
その後、希望する4つの分科会(①子育て・親育て、②学校・教育、③進路・キャリア、④PTA活動)に分かれ、メインとなる講演者の発表とともにパネラーを交えたディスカッション形式の情報交換が行われました。
大会2日目となった8月22日(金)は、アトラクションとして三重県立相可高等学校食物調理科の取組を紹介する映像発表がありました。同校食物調理科は70年以上の歴史を持つ伝統校で、卒業とともに調理師免許を取得できる全国で数少ない調理師養成学科を設置する学校で、生徒は卒業と同時に飲食業界で即戦力として活躍しています。学校では授業で知識と技能を磨きながら、行政が支援するレストラン「まごの店」を生徒の力だけで経営したり、地域の食材を生かした商品開発に参画するなど、地域に貢献しながら一人前の調理師を目指す姿に感動を覚えました。ちょうど本県では越谷総合技術高校と似た取組をしている学校でした。
その後の全体会では、飲食業界で我が国を代表する大企業である井村屋株式会社の代表取締役会長兼CEOである中島伸子氏の記念講演が行われ、教師を目指していた中島氏が人生を変えるターニングポイントとなった出来事を契機にアルバイトから経営責任者に登り詰めた波乱万丈な生き様と「1人の100歩より100人の1歩」を経営理念に掲げ、人を大切にする組織づくりの重要性がPTAの活動と酷似していることなどのお話がありました。
その後、閉会行事が行われ、次年度は大分県別府市で開催されることが発表され、三重県実行委員会から大分県実行委員会へとバトンが引き継がれました。
大会を通じて感じたのは、日本全国すべての学校のPTA組織が「生徒のために」という共通の思いを持って活動に励んでおり、そうした活動によって生徒たちに有意義な高校生活がもたらされているということで、昨今全国的な課題となっているPTA非加入問題やPTA不要論などの一部否定的な思想はあるものの、各校PTAの活動やそれを支える保護者の皆さまたちの思いと実践があって、はじめて教育活動が成り立っているのだと改めて再確認した次第です。もちろん時代に合わせて役員の皆さまの負担軽減やPTA関連行事等の精選・変容などは必要不可欠なことであるとは認識していますが、皆さまの活動なくして学校教育は成り立たないことは今も昔も普遍的な事実であり、今後もPTAの皆さまとともに教育活動に取り組んでいかなければならないと強く感じました。
本校においても課題は山積ではありますが、「生徒のため」という共通の思いのもと、皆さまとともに手を携えて取り組んでまいりたいと決意を新たにしました。日頃の皆さまからの格別なるご支援に改めて感謝申し上げるとともに、今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
文化部の活躍(埼玉県高等学校文化連盟ニュース)
7月下旬に香川県において令和7年度全国高等学校総合文化祭が開催され、本校書道部3年の村田優月さんの作品が本県代表として出展されたことは、以前ご報告いたしましたが、これに先立って、7月18日付けで発行された「埼玉県高等学校文化連盟ニュース」という新聞に、6月4日に行われた全国総文祭に出展・出場する生徒たちの壮行会の様子が大々的に取り上げられており、先日各学校に配布されました。
記事には、盛大に行われた壮行会の様子のほか、総文祭開催部門全24部門の記事が紹介されており、書道部門では出展者14名を代表して村田さんの記事が下記のとおり掲載されましたので紹介します。
記事の中で村田さんは、他校生徒や指導者からの助言に耳を傾けるとともに、自分とは異なる書道への向き合い方をする生徒の活動に大きな刺激を受けたと記しています。
昨今、世の中では「多様性」という言葉が注目を浴びているように、書道に限らず、自分が良いと思うことに対する趣向や思考はそれぞれであり、そうした趣向や思考の違いが個性として尊重される時代へと変わりつつあります。
他者の取組の素晴らしいところから刺激を受け、自身の感性を補完し、新たな方向性を見出していく。そうした進歩や進化を繰り返しながら、少しずつ高みへと登り詰めていくことが理想的な成長につながるのだと思います。
皆さんが「南の風」と呼び、高いレベルでの自己実現を目指す仲間たちの中では、こうして刺激し合う姿のことを「切磋琢磨」と言うのだと思います。高校3年間という年月は、必ずしも思いどおりになることばかりではないと思いますが、越南生の皆さんには、いつ、どんな時でも、そうした「高め合える仲間」であり続けてほしいと願います。
頑張れ、越南生!頑張れ、書道部!
第1代表のプライド(関東公立高等学校テニス大会)
本日8月12日(火)千葉県白子町の白子町サニーコートにて第14回関東公立高等学校テニス選手権大会が開催され、過日行われた県国公立大会で見事優勝を飾った本校男子テニス部が埼玉県第1代表として出場しました。
昨今多くの運動部活動において、充実した施設設備や部活動に特化して生徒を集める私立高校が各大会の上位を占める中で、この大会は関東各都県の公立高校テニス部のチーム力及び技術力の向上を目指すことを目的とした大会で、各都県の公立高等学校大会を勝ち抜いた精鋭16チームが、「テニスの聖地」である白子町を舞台に、大会初日は4チーム総当りのリーグ戦を戦い、2日目は順位ごとのリーグ戦を行って順位を争う大会形式となっています。
試合はセルフジャッジで1タイブレークセットマッチとし、シングルス3組、ダブルス2組の合計5組7名が出場し、3勝したチームが勝者となるレギュレーションとなっています。また、各チーム及び選手たちの強化という目的があるため、通常の公式戦のような3勝先取ではなく5試合全てを行い、出場選手たちにハイレベルな試合経験を積ませる配慮が成されているのもこの大会の特徴となっています。
本校は、埼玉県第1位という位置付けで、水海道一(茨城県第2位)、柏南(千葉県第2位)、松が谷(東京都第3位)と同グループの組み合わせとなり、大会初日のリーグ戦を戦うこととなりました。
午前9時から始まった初戦の相手は水海道一高校で、第1シングルスと第1ダブルスが同時に試合開始となりました。シングルスには本校エースが登場しましたが、強風の影響もありコントロールが定まらず、ミスから流れを失う負のスパイラルに苦しみ、ゲームカウント1-6で落としてしまいました。ダブルスは逆に相手のミスを誘い、良いリズムで試合を進め、6-1の完勝となりました。続く第2シングルスでは、闘志剥き出しの本校選手が一進一退で進む拮抗したゲームをタイブレークの末7-6で勝利し、更に第2ダブルスを6-1、第3シングルスを6-1で退け、対戦成績4勝1敗でまずは1勝目を挙げました。
続く2試合目は、関東で最もレベルが高いとされる東京都第3位の松が谷高校で、戦前の予想どおりどの試合も苦戦を強いられました。第1シングルスでは、初戦で力が出せなかった本校エースが、声を出して自身を鼓舞しながら見事なパッシングショットを決めるなど本来の力を発揮しましたが、相手も簡単には崩れず5-7で落とすこととなりました。第1ダブルスは、序盤こそ相手ペースを崩せませんでしたが、声を掛け合いサーブで崩す戦法がハマり、6-3で勝利して勝敗を1勝1敗のタイに戻しました。しかし、続く第2シングルス、第3シングルスはともに相手の厳しいショットに対応できずに連敗し、結局シングルス3敗、ダブルス2勝の対戦成績2-3で惜敗という結果となりました。
松が谷高校との対戦で苦しい試合を勝利できず悔しい想いをした本校選手たちは、昼食を摂って気持ちを切り替え、リーグ戦最終戦の柏南高校との対戦に臨みました。すると、ここまで2連敗を喫し、フラストレーションMAXの本校エースが見違えるような素晴らしいショットの連続で相手を圧倒し、6-2で幸先よく先勝しました。同時に始まった第1ダブルスは序盤にミスが連発して2-5と絶体絶命の大ピンチとなりましたが、ここから狙いすましたサーブとベースラインへのストロークで攻め、リターンを狙ってボレーで決める戦略が見事にハマり、一気に流れを掴んで、その後は一方的に攻め立て、7-5の逆転勝利を収めました。第2シングルスは、どの試合にも高い集中力で臨み、大きな声で雰囲気を引き寄せる理想的な戦い方で6-4と押し切り、3連勝で対戦成績の勝利を確定しました。その後行われた第2ダブルスと第3シングルスでは、チームの勝利が決まったからかミスが目立ち、3-6、4-6でそれぞれ敗れ、終わってみれば対戦成績3勝2敗での辛勝となりました。
この結果、リーグ戦の対戦成績は2勝1敗の2位となり、大会2日目の明日は各リーグ戦の2位チームと対戦することとなりました。
明日は、甲府工業(山梨県第1位)、竹園(茨城県第1位)、八千代(千葉県第3位)との対戦となります。どのチームも本日の対戦相手よりも更に手強い相手となることが容易に想像されます。しかし、そうした強豪チームと大会を通じて本気モードで戦えることは、勝敗以上に選手たちにとって大きな経験となり大切な財産となるはずです。受け身に回らず持てる力を存分に発揮してチャレンジャーとして試合に臨んでほしいと願います。
また、試合を見ていて強く感じたのは、技術以上にメンタル面の影響が大きいということです。どの選手も、各都県で上位になるだけの能力はあるものの、ネット競技特有の「ミス=失点」という現実から自滅し、負のスパイラルに陥る選手が多く、こうした点で強いメンタルを発揮することができる選手が優位に試合を進めることができているということです。こうしたことからも、この大会を機に、本校選手たちには更なるメンタル強化、特にミスの後のプレーに目を向けて鍛錬を重ねてほしいと願います。
本日は、お盆のご多用の中、また遠方にも関わらず、たくさんのご家族の皆さまに会場にお運びいただくとともにご声援を賜り、深く感謝申し上げます。また、様々な差し入れなども頂戴し、選手たちも良いコンディションで試合に臨むことができましたこと、重ねて感謝申し上げます。
本日の皆さまのご対応を拝見して、ご家族皆さまで選手たちに寄り添い、あたたかく見守っていただけていることがしっかりと伝わってきました。こうしたご支援が選手たちを技術的にも精神的にも成長させてくれているのだと強く感じているところでございます。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、男子テニス部!
「最高の音楽」を目指して(埼玉県吹奏楽コンクールAの部県大会)
高校生演奏家たちにとってまさに集大成とも言えるこの日がついにやってきました。昨日8月10日(日)さいたま市文化センター大ホールにて、第66回埼玉県吹奏楽コンクール県大会が開催され、去る8月6日(水)の地区大会において見事金賞を獲得し県大会へと駒を進めていた本校吹奏楽部が、強豪校がしのぎを削り合うAの部(最大演奏人数55人)に出場しました。
この大会は、第31回西関東吹奏楽コンクールの埼玉県予選を兼ねており、出場校の中でより高い評価を受けた上位9校に9月7日(日)山梨県甲府市で行われる西関東吹奏楽コンクールへの出場権が与えられる規定となっています。
本校は、平成20年代から6年連続で埼玉県代表の座を掴み、コロナ禍を挟んだ令和5年度、6年度と2年連続で西関東の舞台へと駒を進めており、自他ともに認める吹奏楽強豪校の地位を着実に築き上げてきました。そして、現在の部員たちは本年度も西関東大会への連続出場を自分たちが達成すべき目標とし、さらにその先の全日本吹奏楽コンクールへの出場を夢見て、この1年間自覚とプライドを持って地道な練習を積み重ねてきました。
本年度の地区予選における県大会シード校が7校であったことを鑑みると、本年度シード権なしから県大会に臨んだ本校は、残り2枠を争う過酷なサバイバルの渦中という立場でありましたが、これまでの歴史や結果を見ても、本校がそれに見合った実力を十分に備えたチームであることに疑いの余地はありません。
本年度の県大会は、演奏順8番目で、昼食休憩明けのBブロック2番目の演奏となりました。12時50分から始まったBブロックの演奏は、1番目で同じ市内の強豪ライバル校である越谷北高校が素晴らしい演奏を披露したのち、本校55人の精鋭たちが、トレードマークである黒のセットアップに身を包み、楽譜と楽器を抱えて入場してきました。穏やかな表情の中にも適度な緊張感と集中力が感じられ、ひととおりスタンバイが完了したころには55人の視線が指揮者である岡田教諭に集まり、いよいよ1回限りの本番の準備が整いました。
穏やかな笑顔で頷きながらゆっくりと掲げた指揮者の両手が勢いよく降られた瞬間、課題曲Ⅲのマーチ「メモリーズ・リフレイン」の演奏が始まりました。
この曲は、明るくリズミカルで動きのあるイベントのBGMを思わせる曲調で、中盤にピッコロが際立つ穏やかで優しいメロディとなり、終盤はアップテンポなリズムで、思わず身体を動かしたくなる盛り上がりを見せながら一気にクライマックスとエンディングを迎えます。曲とともに部員たちも上半身でリズムを刻み、全身を使って演奏している姿が印象的でした。
続く自由曲は、地区予選と同じ「交響曲第3番」のⅠ・Ⅲ・Ⅳです。前回も書きましたが、この曲は至る所にソロパートが散りばめられており、演奏する生徒にとっては緊張感MAXの曲ですが、その分他校との違いを表現できる曲でもあります。
ティンパニとチューバの独奏から始まり、序盤は静かで穏やかな雰囲気で始まり、中盤55人の一体感が際立つ重低音が体の芯に響き渡る迫力満点の見せ場を迎えます。終盤は再びソロパートで哀愁漂う寂し気な雰囲気から徐々に穏やかであたたかさを感じるハーモニーに移り変わり、最後は目の前に光が差し、希望に満ち溢れながら未来に向かって走り出すような盛り上がりで一気にクライマックスを迎える曲調で、聴く人にとってはとてもインパクトのある曲でした。
最後は指揮者の両腕が大きく円を描き、力強く握られるとともにすべての楽器から一斉に音が消え、次の瞬間55人の演奏家たちが立ち上がり、会場から喝采の拍手を受けながら観客に向かって一礼して演奏を終えました。
演奏を終えた生徒たちは、無事演奏を終えた安堵感と力を出し切った達成感に満ち、穏やかな笑顔でステージを後にしました。
23校すべての演奏が終了した後に行われた表彰の結果、本校は残念ながら金賞の受賞を逃し銀賞の受賞に留まりました。本年度の金賞は、シード権を保有していた7校に留まり、銀賞の評価を得た9校から2校が西関東大会に推薦されることとなりましたが、本校は、残念ながら推薦校となることができず、目標としていた西関東大会への出場権を獲得することは叶いませんでした。
吹奏楽部員たちは、120人余りの部員が切磋琢磨する本校一の大所帯ですが、日常はたくさんの教室に分かれ、パートごとに刺激し合いながら基礎基本の練習を繰り返す地道な努力を積み重ねています。そうした意味では「南の風」を標榜する本校生徒たちにとって、まさに象徴的な部活動だと言えます。
今回は、惜しくも西関東大会出場は叶いませんでしたが、部員たちの奏でる音楽は確実に聴衆の心に響き、聴く人の心を動かす実力を持っています。今回のコンクールでは、ほんの僅かな差で目標を叶えることができず、部員たちは悔しさに涙していることと思いますが、部員たちには、演奏後に会場を埋め尽くした皆さまからいただいた喝采の拍手が物語るように、これまで積み重ねてきた日々の努力と高みを目指し続ける想いの強さ、そしてそれに裏付けられた皆さんが奏でる音楽は確実に私たち聴く者を感動させ、多くの人の心に届いていることに誇りを持ってほしいと思います。
上位大会がある以上、評価の差があるのは必然であり、目標に届かなかったということは、何かしら足らないものがあったということでもあります。しかし、それは同時に、吹奏楽という枠に留まらず、皆さんにとって更なる成長の可能性があることの証でもあります。
ひとしきり涙を流したら、気持ちを整理して、顔を上げて、そして新たなスタートに向き合ってほしいと願います。皆さんの奏でる音楽を聴きに来てくださる方々は、そうした姿を望んでいるはずであり、だからこそ寄り添い、応援してくださるのだと思います。
明日8月12日(火)は越谷ドリームコンサート、そして9月の文化祭、サンクスコンサートと皆さんが立つべきステージは続きます。そうした場で、皆さんが目指す「最高の音楽」を、演奏する皆さんと聴きにくる観客全員でもう一度味わえることを楽しみにしています。
昨日は、足元の悪い中、たくさんの保護者の皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。こうして部員たちが部の合言葉である「最高の音楽を全員で」を追求し続けられるのも、ご家庭のご理解とご支援があればこそのことと重ねて感謝申し上げます。
今回は、部員たちが目標としていた西関東大会への切符を手にすることはできませんでしたが、この悔しい想いを下級生たちが引き継ぎ、来年こそはリベンジを果たして夢を手にする瞬間が来ることを、皆さまとともに期待したいと思います。
今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!
「最高の音楽を全員で」Aの部編(埼玉県吹奏楽コンクール地区大会)
本日8月6日(水)さいたま市文化センターにおいて、第66回埼玉県吹奏楽コンクール高等学校部門Aの部地区大会が開催され、本校吹奏楽部が出場しました。
埼玉県吹奏楽コンクールは西関東吹奏楽コンクールの県予選を兼ねるコンクールで、高校生吹奏楽演奏家たちにとって最も権威が高く、1年間の活動の集大成を競い合う、最も思い入れの強い大会であり、同時に3年生部員たちにとっては高校生活最後の公式演奏会となっています。
吹奏楽の世界では、演奏する人数によってAからDの4つの部門(埼玉県以外ではAからCの3部門)に分かれており、上位大会(県大会以上)への出場権が与えられるのはAの部(31人以上55人以下)とBの部(30人以下)のみで、Cの部(20人以下)とDの部(人数制限なし)は地区大会止まりの規定となっています。本校は、先日出場したDの部に続いて、今回は各校のエースチームが集うAの部に規定上限人数となる55人のチームを編成して出場しました。
本日の地区予選は県内上位に位置付けられた数校がシード校に指定され、演奏はするものの県大会出場が約束されている中、本校は上位数校の次点に位置付けられ、シード権なしの本番演奏となりました。出場校のうち最終Dグループにエントリーされた本校は、休憩時間を挟んで観客を入れ替えた後、グループの先陣を切って午後3時45分からの演奏となりました。
演奏開始5分前のブザーとともに55人のメンバーたちがトレードマークの黒のセットアップを身に纏い、楽器と楽譜を抱えてステージに現れ、指揮者である岡田教諭と目を合わせながらスタンバイが完了すると同時に定刻を告げるブザーが鳴りました。次の瞬間部員たちが一斉に起立し、礼をすると、会場を埋め尽くした観客の皆さまから大きな拍手で迎えられました。
一呼吸置いて指揮者の両腕が振り下ろされると、課題曲Ⅲのマーチ「メモリーズ・リフレイン」の演奏が始まりました。マーチと題されたとおりリズミカルな曲調で、演奏に合わせて部員たちの身体が揺れるタイミングがしっかりと揃っており、部員たちのメンタルが充実し、気持ち良く演奏できているのが伝わってきました。
続く自由曲には、交響曲第3番からⅠ、Ⅱ、Ⅲを選びました。この曲は、静けさの中でのソロパートが散りばめられており、演奏スキルが際立つ構成で、序盤は穏やかに美しく、中盤は全体での重厚感と迫力ある曲調で、終盤は再び美しいソロパートから徐々に一体感のある演奏となり、最後は山を駆け上がるように一気に盛り上がってエンディングを迎える特徴的な曲でした。
演奏終了後、一斉に起立した部員たちの顔は清々しく満足感に溢れ、自分たちの目指す「最高の音楽」に近づけたのだと感じました。
午後5時45分からの結果発表と表彰に参加できるのは出演者のみに限定されているため、ネットで結果を確認すると、金賞の受賞と県大会への出場権を無事に獲得することができました。
部員たちが最低条件としている西関東大会出場権獲得を賭けて行われる県大会は、8月10日(日)に同じさいたま市文化センターにて行われます。県大会まであと3日、悔いなく準備して万全の体制で県大会に向かってほしいと願います。
本日は、突然の激しい雷雨となる足元の悪い中、たくさんの保護者の皆さま、OBOGの皆さんにご来場いただき、誠にありがとうございました。皆さまのあたたかなご支援のおかげで無事に県大会出場権を獲得することができました。県大会では、本日の反省を活かしてこれまでで最高の音楽を奏で、西関東大会出場を決めてくれることと信じています。今後とも変わらねご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、吹奏楽部!