校長ブログ
部活動頑張っています!
各運動部で春季の地区大会支部大会がスタートしています。
本日は職員朝会で、テニス部と剣道部から県大会出場の報告がありました。詳細等は、各部のHPやインスタで報告があるかと思いますので、ぜひ、そちらもご覧ください。
また、昨日(4/19)は、男子ハンドボール部の関東大会県予選の2回戦を観戦してきました。本校は第4シードということでこれが初戦でした。大宮開成高校相手に、前半開始早々から得点を重ね、10分過ぎまで相手に得点を許さない素晴らしい立ち上がり。前半を18対4、後半を18対6、計36対10と勝利しました。女子も1回戦勝利し、関東大会出場を目指し、引き続き健闘を期待しています。
PTA・後援会 新旧本部会ならびに理事会
本日4月18日(土) PTA・後援会の新旧本部会ならびに理事会を開催しました。
まず、本部会におきまして、新旧の本部役員の皆さまにお集まりいただき、理事会における議事進行等について確認しました。
続いて、この春入学された53期生の新理事の皆さまを新たにお迎えし、3月に卒業した50期生の理事の皆さんからの世代交代となる令和8年度の理事会組織などについて議論しました。
新理事となりました1年生の保護者の皆さま方におかれましては、様々なご事情がある中、本校PTAの理事をご受諾いただき、心より感謝申し上げます。上級生の理事の皆さまとともに、可能な限りPTA活動を楽しみながら、無理のない範囲で本校の教育活動にご協力いただければ幸いでございます。
理事会では、約100名の保護者等の皆さまにご出席いただき、5月9日(土)に開催を予定している総会の議案についてご審議いただきました。
議事では、令和7年度の事業報告・決算報告、令和8年度役員改選、令和8年度の事業計画・予算案などについてご審議いただき、無事にすべての議案が承認され、本日の審議結果のとおり総会に提案される運びとなりました。
理事会に続いて学年委員会と専門委員会が行われ、それぞれ委員会ごとに本年度の活動について情報共有と意見交換がなされました。
高等学校では、保護者やご家族の皆さまのご理解とご支援無くしては決して満足できる教育環境を提供することはできません。そのような意味でも、PTA・後援会の活動を通じて、本校の教育活動に対しましてご理解を深めていただくことは、より効果的に本校の学びに向かわせるために大変大きな意味合いを持っていると考えています。
ご多忙の折かとは存じますが、5月9日(土)の総会にぜひご参加いただけますと幸いです。
学校といたしましては、こうした機を捉え、保護者の皆さまと連携・協力しながら、校訓である「文武両道」の理念のもと、すべての生徒が良き学習者へと成長し、自己の夢や目標を実現することができるよう、教職員一同全力で支援してまいります。
本日は大切な休日にもかかわらずご出席いただき、心より感謝申し上げます。今後とも、本校の教育活動に対しましてご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
第53回入学式(式辞も併せて)
始業式が終了し、2・3年生は大掃除と、旧クラスから新クラスへとHRを実施。その後、2年1・2組の生徒の皆さんが入学式の会場準備を担当してくれました。準備開始後30分ほどして体育館をのぞいてみると、なんとほぼ完了間近。手際よくメジャーを使って椅子の並びの最後の微調整を手際よく行っていました。無駄のない動き、全員協力の姿勢、またしても越南生の素晴らしさを見せつけられました。いや本当にすごい。おかげで滞りなく新入生を迎えることができました。この場を借りて2年1・2組の生徒の皆さんにお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。
式では、新たに「南の風」の仲間となる新入生359名の入学を許可し、いよいよ明日から全校生徒そろっての学校生活がスタートします。新入生の皆さんには、新入生代表の飯塚君の「誓いの言葉」にあったとおり、文武両道を目指し何事にも全力で取り組んでくれることを期待します。
(以下、式辞を掲載します。)
式 辞
花も盛りの、まさに春爛漫のこの良き日に、PTA会長 藤田 千鶴子(ふじた ちづこ)様をはじめ、御来賓の皆さまの御臨席と保護者の皆さまの御列席を賜り、第53回入学式を挙行できますことは、本校関係者一同この上ない喜びであり、心より感謝申し上げます。
ただ今、入学を許可いたしました359名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。在校生、教職員一同、心から歓迎いたします。
皆さんが厳しい受験を乗り越え、今、この晴れの舞台で、これから始まる高校生活に対して夢や希望に胸を膨らませることができるのは、皆さんの、たゆまぬ努力によることは言うまでもありませんが、いつも、温かく支えて下さったご家族の方々、そして中学校の先生方や友人など、周囲の支援があったことを、忘れてはなりません。
本日の入学式に当たり、これまでお世話になった方々に素直に感謝し、これからは、越谷南高校の生徒として、更に一層精進する事を、心に誓って欲しいと思います。
また、これまで深い愛情をもってお子様を育んでこられた保護者の皆様方におかれましては、お喜びもひとしおのこととご拝察いたします。お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げますとともに、大切な高校三年間の学びを本校に託していただきましたことを併せて感謝申し上げます。お子様が大人へと成長する手助けを、教職員一同、精一杯努めさせていただきます。
本校は昭和49年の開校以来、50年余りの歴史を持つ、普通科と外国語科を設置する学校です。ICT環境の充実、国際理解教育の推進など、特色ある教育活動を展開し、高いレベルでの進路実現を目指すとともに、部活動では、県外にも強豪校として名をはせる部活動が数多くあります。新入生の皆さんは、新たな学友と共に、校訓でもある「文武両道」のもと、人間性を磨き、進路実現に向けて努力してください。私たちは皆さんの夢を全力で支援していきます。
さて、今日から晴れて高校生活をスタートさせる新入生の皆さんに、高校三年間を通じて意識してほしいことを二つお話しします。
一つ目は、「将来を見据えた目標を自分で立てる」ということです。
高校生活は、忙しいです。日々の授業、部活動に集中して取り組んでいると、瞬く間に一日が終わってしまい、ともすればその忙しさに追われ、将来をイメージできないまま日々が過ぎ去ってしまうことがあります。
将来自分がどのような進路に向かい、どのような人生を送りたいか、それをしっかりと見据え、そのためには、今、何をすべきかということを「常に自分で考えて」ください。
二つ目は、「失敗を恐れず常に挑戦し続ける」ということです。
皆さんは「この越谷南高校でやってみたいこと」が沢山あると思います。しかし、全てが自分の思い通りにうまくいくとは限りません。むしろ、うまくいかないことが多いかもしれません。大切なのは、うまくいかない時こそ、なぜ、うまくいかないのか原因を考え、新たな目標を立て、新たな角度から挑戦し、課題を解決していく姿勢を持ち続けることです。失敗はむしろ成長へのチャンスです。「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。」本田 宗一郎は、この言葉を胸に、世界的自動車メーカーの「ホンダ」の創業者となりました。
次に、保護者の皆様にお願いがあります。
それは、「お子様の良き相談相手になってください」ということです。高校時代は親離れを遂げ、自立への歩みを強める時代です。しかし、その中で夢を追い求め、悩み、迷う時代でもあります。お子様が迷っている時には、「自分も同じだったよ」とお子様に寄り添い、「自分はこうしたよ」とヒントを与えてください。結論は出す必要はありません。お子様が自分の人生に自分で結論を出す手助けをしてください。
本校の教職員は、豊かな経験と、各教科科目における高い専門性、卓越した指導力を兼ね備えています。本校のすべての教職員が力を結集して、お子様の教育に使命感と情熱を傾けて、一人一人を成長させるとともに進路希望を実現させることに全力を注いでまいります。
保護者の皆様方におかれましては、越谷南高校を信頼し、連携を図っていただくとともに、力強いご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆様方の益々のご健勝、ご発展をご祈念申し上げ、式辞といたします。
令和8年4月8日
埼玉県立越谷南高等学校
校長 福島 聡
着任式・第1学期始業式(校長講話)
昨夜来の風がまだ収まらないながらも、気持ちの良い晴天に恵まれました。いよいよ令和8年度の本格的なスタートです。元気そうな2・3年生の皆さんの顔を見て、ほっとする一方で気が引き締まる思いです。
着任式では、私も含め新着任者一同、「南の風」の一員となり、生徒の皆さんの学校生活を支えていけるよう努めていきたいと改めて心に誓いました。
始業式では、この一年、成長し続けてほしいとの思いを込めて話をしました。失敗を恐れず挑戦し続けてほしいと思います。
初対面の生徒の皆さんの印象は「素敵な高校生」でした。姿勢を正して話に聞き入る姿、一方で担任団発表で一喜一憂する姿、胸を張って大きな声で校歌を歌う姿。なんと素直で規律正しく爽やかなことか。校長としてとても幸せなひと時でした。
(以下、始業式の校長講話を掲載します。)
皆さん改めましておはようございます。
相原校長先生の後任として、4月1日付で越谷南高校の校長として着任しました福島聡です。今日このように皆さんとお会いできるのを楽しみにしていました。よろしくお願いします。
さて、新年度のスタートの第1学期の始業式にあたり、まず私から、皆さんに次の問いを投げかけます。
それは、「あなたは、なぜ今、ここにいるのでしょうか。」という問いです。
皆さんはそれぞれ越谷南高校の2年生あるいは3年生として、今ここにいます。
「なぜここにいるのか。」おそらく皆さんは1年前あるいは2年前、「文武両道」を理念とする越谷南高校で、「こんなことをやってみたい、あんなこともやってみたい」という様々な希望を抱いて入学をしました。だから、今ここにいるのだと思います。
皆さんは「ここでやりたかったこと」があるので、今、ここにいます。では、その「やりたかったこと」を精一杯やれていますか。思い描いていた越谷南高校での高校生活、思い通りに過ごせていますか。万事すべて順調、と言い切ることができますか。
もし、不安にさせてしまったならば申し訳ないです。なかなか思い通りにいかないことが多いのが現実でしょう。でも、考えてみてください。なかなか思い通りにいかないことが多いからこそ、人間は成長することができるのではないでしょうか。思いをかなえるため、できなかったことができるようになるために人間は、目標を持ち、努力をするからこそ、思いをかなえ、できるようになることが増えていくのです。
新年度のスタートの第1学期の始業式の今、入学したころを思い出し、やりたかったけどできていないことをすべて洗い出しましょう。そして、できるようになるための目標を立てて直ちに実行しましょう。そして、できることをどんどん増やしましょう。
「できなかったことが多いな」という人も絶対にあきらめないでください。どんな小さなことでもいいです、まず、今日から実行できることを毎日一つ一つ積み上げていきましょう。あきらめさえしなければ必ず成長できます。逆にあきらめて何もしなければいつまでもこのままです。もしも今、壁にぶつかっている人には、本田宗一郎が残した「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。」という言葉を送ります。
「万事すべて順調」と言い切れる人は、今の自分で満足するのはもったいないです。もっともっと上を目指しましょう。自分の可能性を信じて一回りも二回りも大きく成長していきましょう。
「南の風」は皆さんの明日に向かって吹き続けています。これからの1年間、その「南の風」に乗って、晴れ渡った大空をどこまでも高く羽ばたいていってくれることを期待しています。
継承
HPの整理をしていたところ、前任の相原校長先生が書かれた「校長挨拶」の文章がありました。
本校の概要そして校長としての決意が記されています。
私自身の今後の学校運営方針の礎としてしっかりと引き継いでいきます。
(以下 相原前校長先生の令和7年度「校長挨拶」の全文です)
~志高く「文武両道」に挑戦し、自己実現を目指す。~
本校は、昭和49年(1974年)に開校し、今年創立52年目を迎える男女共学の普通科と外国語科併設校です。校訓に「知・徳・体 文武両道」を掲げ、学習活動にも部活動にも高い志を持って取り組ませることにより、知・徳・体の調和のとれた社会に貢献できる生徒の育成に取り組んできました。特に部活動は県内でも有数の部活動推進校であり、全校生徒の90%を超える生徒が3年間部活動に所属して自身の個性を磨き、夢を追いかけており、運動部・文化部を問わず多くの部活動が全国大会や関東大会に出場するなど優秀な成績を収め続けています。
卒業生は1万8千人を超え、多くの卒業生が国内外の様々な分野で活躍しています。在校生徒たちは、そうした先輩たちが築いてきた良き伝統を継承し、学習活動はもとより、部活動や学校行事などに全力で取り組むことによって自己肯定感を高め、自己実現の可能性を広げるべく、日々情熱を持って努力を積み重ねています。
現代の社会は、AI開発をはじめとした急速な技術革新により加速度的に変化し、様々なイノベーションが創出されています。これからの未来を担う皆さんには、そうした変化に柔軟に対応するとともに、科学的視点を持って物事を分析・思考し、論理的に判断・決断して課題を解決する力が求められています。
高等学校は、義務教育課程で身に付けた様々なスキルを伸長し、生徒の夢や希望の実現に必要となる高度で専門的な知識や技能の修得と逞しく且つしなやかに社会を生き抜く人格の形成を目指し、生徒一人ひとりにしっかりと向き合い、個別最適な学びの機会を提供することが使命であると考えています。
本校は、生徒の学びをより有意義なものとするため、開校以来半世紀にわたり積み重ねてきた越南スタイルである「文武両道」の理念のもと、多くの生徒が学習活動だけでなく部活動にも全力で取り組むことにより「知・徳・体」の調和の実現に取り組んでいます。
また、現代の若者たちがグローバルな社会で活躍するために必須であるとされるスキルを向上するために、本校が開発した教科「PISAタイム」による読解力の育成や国際理解教育の推進など、生徒が主体的・対話的に学びを追求し、「良き学習者」へと成長していく仕組みを構築しています。
一方で、校訓でもある「文武両道」を具現化し、学習活動と部活動の両立を実現するために、生徒には「自走」を求め、自らの意志で可処分時間を有効活用し、高い志を持って自己実現を目指す意識と姿勢を育んでいます。
これらの新たな学びに学校全体でこだわりを持って取り組むことにより、自ら学びに向かう力を育み、学習理解度や学習到達度の向上を図っています。
さらに、前向きに取り組む生徒一人一人に真摯に向き合い、情熱をもって支え続ける教職員の存在が本校の最も大きな強みでもあります。
本校は、これまで半世紀の歴史と伝統を継承し、次の半世紀に向かって更なる飛躍を遂げるための新たな挑戦がスタートしました。今後も、自らの意志で未来を切り拓き、様々な舞台で活躍しうる人材の育成に取り組み、地域から愛され、信頼され続ける高等学校を目指して、教職員一丸となって取り組んでまいります。
着任のご挨拶
本日付けで着任いたしました校長の福島でございます。前任の相原校長先生よりバトンを引き継ぎ、このブログも随時更新してまいります。
今朝は年度初めということで、新たに本校に着任されました先生方に辞令を交付し、「校訓である『文武両道』の理念のもと、高い志を持って自己実現を目指す本校生徒の学校生活をしっかりと支えていきましょう」と、決意を新たにしたところです。
また、職員会議の冒頭で、「私立無償化や学びの場の多様化の影響で、公立高校離れが加速化する昨今、本校の進むべき道について、生徒、保護者、地域の皆様方のご要望にお応えしながら、改めて学校全体で将来の展望を考えていきたいのでご協力をお願いします」と先生方にお話をしました。
今後も、地域から愛され信頼され続ける「越南」として職員一丸となって取り組んでまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
令和8年4月1日
埼玉県立越谷南高等学校
校長 福島 聡
~略歴(自己紹介に代えて)~
平成 4年4月 三郷高校着任(新卒新採用・国語科教諭)
平成14年4月 浦和高校着任
平成20年4月 三郷北高校着任
平成26年4月 三郷高校着任(主幹)
平成27年4月 川口特別支援学校着任(教頭)
平成29年4月 浦和南高校着任(教頭)
令和 2年4月 浦和東高校着任(教頭)
令和 4年4月 吉川美南高校Ⅱ部定時制着任(副校長)
令和 6年4月 八潮南高校着任(校長)
令和 8年4月 越谷南高校着任(校長)勤続36年目
令和7年度納め(ご報告)
本日3月31日(火)をもって暦の上では令和7年度が終了し、明日4月1日(水)から新たな年度を迎えます。と同時に、本日をもって、令和7年度における本校の教育活動がすべて無事に終了しますことをご報告申し上げます。
保護者の皆さま並びに地域の皆さまには、本校の教育諸活動に対しまして、格別のご理解とご協力、そして甚大なるご支援を賜りましたことに、心より深く感謝申し上げます。
そして、生徒諸君には、今年1年間「南の風」の一員として恥じることなく、本校の校訓である「文武両道」を高いレベルで実現することを目指して、「南の風」の合言葉のもと、時に思いどおりにならないジレンマに振り回されながらも、日々切磋琢磨を繰り返しながら、「なりたい自分の姿」に近づくための努力を積み重ねる姿を見せ続けてくれたことによって、皆さんの誇りである越谷南高校の新たな歴史と伝統を積み重ねることができたことに心から感謝しています。
皆さんが見せる日常の姿は、将来に向かって高みを目指す高校生としてまさに理想的とも言うべき姿であり、皆さんを取り巻くすべての人の心を動かす力を持ったとても立派な姿でした。越谷南高校が現在県下有数の人気を誇ることができるのは、皆さんが自己実現に向かって努力を重ね、思い切り青春を謳歌し、高校生らしくキラキラと輝く学校生活を送っているからです。これからもずっと、飽くなき向上心を忘れずに、更なるブラッシュアップを重ねて、全力で自分磨きに取り組んでほしいと願っています。
南の風の皆さん、修了式の講話でも話したとおり、人生は成功体験や嬉しい楽しい体験ばかりではなく、辛いこともあれば苦しいことにも必ず遭遇するのが現実であり、皆さん自身も十分理解しているはずです。しかし、そうしたネガティブな感情に向き合っている今この時間は、皆さんにとって新たな経験を重ね、大人に向かって確実に成長している必要不可欠で大切な時間でもあります。そして、そうした葛藤や苦しい挑戦を積み重ねた分だけ、皆さん自身の今後の生き様を支える大切な財産となっていくのであり、皆さんにも、やがていつか「あの時妥協せずに頑張って良かった」と思える日が必ずやって来るはずです。
掴める結果は必ずしも理想の形になるとは限りませんが、自分の心に嘘をつかずに、自分自身に打ち勝つために立ち向かった経験は、皆さんを「他者から求められる」立派な大人へと導いてくれるはずです。困難に怯まず、困難に屈せず、困難を諦めずに、その眼で未来をしっかりと見据えて「あと一歩先」に進んでほしいと願います。皆さんの活躍と飛躍を心から応援し、期待しています。
結びに、私ごとで大変恐縮でございますが、保護者の皆さま並びに南の風の皆さんに直接お伝えすることができないため、本ブログを借りてご報告させていただきます。
本日の新聞報道等により既に皆さまご承知のことと存じますが、本日をもって異動となりましたことをご報告させていただきます。2年という短い期間ではありましたが、皆さまのあたたかなご支援を賜りましたおかげで、生徒たちとともに素晴らしい日々を過ごすことができ、無事に任を全うすることができましたこと、心より深く感謝申し上げます。
併せて、本ブログにつきましても、永きにわたりご愛読いただきましたことを重ねて感謝申し上げます。次年度以降も、陰ながら越谷南高校の、そして南の風の仲間たちの活躍を祈念しております。本当にありがとうございました。
後任には、現八潮南高等学校長の福島校長先生をお迎えし、明日4月1日から新たなスタートを切ることとなります。次年度も、変らぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
令和8年3月31日
埼玉県立越谷南高等学校長 相原 博和
「あと一歩」人生の分岐点とは(3学期修了式)
3月24日(火)朝から澄み渡るような青空が広がり、心地よい暖かな日差しが降り注ぐ中、令和7年度の教育活動の最終日を迎えました。元気よく生徒たちが登校し、朝のSHRを済ませたあと、全校生徒を体育館に集めて今年1年間の締めくくりとなる修了式を実施しました。
校長講話では、令和8年度を迎えるに当たり、生徒たちがこれから直面するであろう「辛い」「苦しい」と感じる人生の壁を、どのように乗り越えて行くのかということについて生徒たちと一緒に考えてみました。
講話の冒頭では、私自身が幼少のころから現在に至るまでずっと信念として大切にしてきた「今、自分に与えられた場所で花を咲かせることができなければ、どんな場所に身を置いても花を咲かすことはできない」という考えに触れ、自分を取り巻く外的要素ではなく、自分の内面に目を向けて、その時に自分がすべき最善の努力を積み重ねることによって他者から認められ、必要とされる存在となることが、やがては理想の自分の姿に近づくことに繋がるのだと伝えました。そして、辛く苦しい時こそ、視点や捉え方を変えて「あと一歩」前に進むことで、厚く大きな壁を乗り越える突破口を見い出し、その先にある喜びや幸せを手にできるのだと話しました。
更に、松岡修造氏や平野歩夢選手、松下幸之助氏などのエピソードに触れながら、誰もが必ず遭遇するであろうネガティブな場面で感じる「辛い」「苦しい」という思いを、如何に「成長のチャンス」と置き換えるのかという、「視点を変えた物事の捉え方」ができるか否かが人生の分岐点であり、目の前に立ちはだかる困難な壁に苦しみながら向き合っているその瞬間こそが、実は人として大きく成長している瞬間なのだと伝えました。
その上で、在校生の全員が1学年先輩となり、新たな後輩を迎えるこの4月こそ、新たな夢や目標をしっかりと見据え、着実に自己実現につなげるためにも、「あと一歩」「もう一歩」という前向きな考え方を大切にしながら、諦めることなく努力を積み重ね続けてほしいと願っています。「あと一歩」「もう一歩」を乗り越えた先には、そこで感じた「辛い」「苦しい」の大きさに見合った「喜び」や「幸せ」が必ず待っているはずです。
皆さん一人ひとりの思考が「南の風」に新たな歴史や伝統を吹き込み、そうした「南の風」のマインドがここに居るすべての越南生の追い風となって、更に力強く皆さんを輝く舞台に導いてくれることを期待しています。
頑張れ、越南生!頑張れ、南の風!
「南の風」仲間入り第二の儀(入学許可候補者説明会)
本日3月19日(木)午後から本校体育館において、4月に新たな「南の風」の仲間たちを迎えるために、入学許可候補者説明会を実施しました。このところ春の訪れを感じさせるような暖かな日が多くなる中で、本日は、気温は低くないものの、朝からどんよりとした雲が空を覆うハッキリしない天候でしたが、過日行われた入学者選抜を見事に突破した359名の入学許可候補者の皆さんが、保護者の方々に付き添われながら笑顔で来校してくれました。
説明会の開始予定時刻は12時40分としていたものの、事前にご対応いただいた受付での提出書類の確認に予想以上に時間を要してしまったため、開会が10分程度遅延することとなり、定刻には会場にてお待ちいただいていた皆さまには、開会までの間、更にお待たせすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。
説明会の冒頭では、本校教頭より入学手続き関係書類に関する事項、入学式の案内、タブレット端末の購入、欠席連絡の方法、通学定期券の購入に関する事項などの説明を含めた挨拶がありました。
その後、教務部、進路指導部、生徒指導部、学年の各主任及び事務長から高校生活に関する様々な決まり事や留意事項、意識してほしいことなどについて説明がありました。
続いて、期間中の課題や部活動への参加など、入学式までに取り組んでほしいことに関する連絡などがあり、不安と期待に溢れる高校生活をイメージし、いよいよ意識は「南の風」の一員へと少しずつ高まってきたのではないでしょうか。
最後に、本校PTA会長から保護者の皆さまに向けて、PTAへの加入と役員活動への積極的な参加についてお願いがありました。
本校PTAは、会長も話していたとおり、様々な課題が話題となっている義務教育諸学校のPTA活動とは異なり、保護者の皆さまが無理をせず可能な範囲でPTA活動を通じてお子様の活動を身近に感じながら取り組んでいけるのが特徴です。どの役員の方も、ネガティブな負担をあまり感じずに、むしろ楽しみながら取り組んでいるようですので、入学許可候補者の保護者の皆さまも、不安に感じることなくご参加いただけるのではないでしょうか。
説明会終了後には、会場内に設置された各部活動の体験参加に関するリーフレットを求めて、多くの入学許可候補者たちが集まりましたが、予想された説明会の内容に関する質疑も僅かで、概ね混乱なく無事に終了することができました。
入学許可候補者の皆さんは、現在はまだ「候補者」ではありますが、4月から始まる高校生活を有意義なものとするため、思考や生活のモードを高校生モードに切り替えて、「南の風」の一員になるのだというイメージを膨らませながら入学式を迎えてほしいと願います。皆さんが、本校での3年間で着実に自分を磨き、様々な場面で輝いてくれることを大いに楽しみにしています。
頑張れ、越南生!頑張れ、入学許可候補者たち!
もう一つの旅立ちの日(第50回卒業証書授与式)
本日3月17日(火)午前11時30分より本校会議室において、諸般の事情により11日(水)に挙行した第50回卒業証書授与式に出席することができなかった生徒4名の卒業証書授与式を挙行し、これで普通科308名、外国語科40名、合計348名全員が無事に卒業証書を手にして新たなステージへと巣立っていきました。
保護者の皆さまにおかれましては、年度末のご多忙の折、また平日の日中にもかかわらずご列席を賜り、深く感謝申し上げます。
学校全体で卒業を祝う式は既に終了しているため、本日の次第は大幅に簡略化されたものとなりましたが、それでもなお当該4名の卒業生たちにとっては、人生で1度しかない思い出多き高校生活からの卒業式であるため、可能な限り生徒たちの想いに寄り添った形での卒業式となるように、こちらも想いを持って式に臨みました。
この日の学校は、他の校務と並行しながらの卒業式実施となったため、教職員全員が式に参加することは叶いませんでしたが、会場後方には3学年団の先生方を中心に多くの教員が着席し、4人の晴れの門出を見届けました。
定刻を過ぎ、司会の「卒業生入場」の言葉に続いて、4名に卒業生たちが拍手とともに緊張した面持ちで扉の向こうから姿を現し、中央に配置された座席に座りました。
教頭による「開式の辞」に続いて行った卒業証書授与では、本番当日はクラス代表のみが登壇して手交で卒業証書を授与したのですが、本日は4名のみということもあり、全員に対して卒業証書全文を読み上げて授与しました。手交する際に目が合うと、緊張の中にも安堵の表情を浮かべ、4人すべての生徒が立派な立ち振る舞いで証書を受け取っていました。
校長式辞では、同じ学校の卒業式、同じ年の卒業生なのだから、伝えるメッセージも同じものを伝えたいとの考えから、本番当日に用意した式辞を再度読み上げました。「生涯学び続けよ」と「他者から必要とされる人材となれ」のメッセージは、一足先に卒業して行った仲間たちと同様に、本日卒業証書を手にした4名にもしっかりと伝わったようでした。
その後、教頭により「閉式の辞」が述べられ、静かに卒業証書授与式は終了しました。
本校からの巣立ちが約1週間遅れましたが、4名の卒業生たちには、それぞれのステージで多様な経験を重ね、人生の勝者となるべく飛躍してほしいと願います。皆さんも「南の風」の一員であったのですから、必ず飛躍できると信じています。
頑張れ、越南生!頑張れ、卒業生!